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四人用台本
【過激表現注意】Climb Up From Hell【不問=4・ファンタジー・20分程度】
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Climb up from Hell
ジャック(台詞:39) 性別不問
恋人を攫われた怒りのままに、多くの裏の人間を殺し、処刑された。地獄に落ち、赤い毛の狼と人間の姿が混じったような姿となる。まだ生きている恋人に会うために、悪魔へのし上がろうとしている。その為に何でも屋を営む。罵声あり。
リード(台詞:35) 性別不問
クスリ漬けの快楽犯。クスリが効いている時こそが本来の彼。切れると極端に、鬱にふけるか人に当り散らす。黄金の毛の狐と人間の姿が混じった姿。ジャックの何でも屋に混ざっている。罵声あり。
フェイズ(台詞:41) 性別不問
パンセクシャル。男だろうが女だろうが、好みの見た目ならば誘い込み、我がものにしないと気が済まない。桃色の毛をした山羊と人間の姿が混じった姿。ジャックの何でも屋に混ざっている。ある程度のど下ネタあり。
ストラス(台詞:29) 性別不問
地獄の『ゴエティア』の三十六番目。天文学や薬草学、宝石に関する知識に優れている。それらを人間に教える役割を担うが、それ以外の時はジャックらと行動を共にすることに。紫の梟を人型にまで引き伸ばしたような姿。
※ 全員男口調に近いですが、一人称や口調、性別は変えていただいて構いません。アドリブも、世界観を壊さない程度にお願いします。
⚠️ 少々過激気味な下ネタ、罵声あります。苦手な方はお控えください。
リード : あ~、アレが足りない……やべぇ、落ちそう……。
フェイズ : お?今回は落ちる感じ?そういうプレイなら付き合ってもいいけど?
リード : 誰がやるか、このクソビ○チが。
フェイズ : おっと?言うじゃん?おクスリ、買い足して来てやろうかと思ったんだけど。
リード : お前に頼むの、なんか嫌だ……あ~、ダメだ。気持ち悪い、無理、死ぬ、死にたい……なんで俺、地獄なんて来てんだろ……。
ジャック : ただいま、新しい仕事もらって……あ?何だ、リードは落ちてんのか。当たり散らす感じじゃないなら、無視しといてもよさげだろ。
フェイズ : そうだねぇ、買い足しもいらないって言われたし……あ、そうだ、ジャック、今夜一発どう?
ジャック : (遮る)誰がやるか。俺は恋人に一途なんだよ。
フェイズ : アハッ、残念!じゃあ、今夜の相手は外で探そっかな?もしくは、ストラスでもいいんだけど……って、あれ?いない感じ?
ジャック : ん、そういえばそうだな。なんか言ってたか?
フェイズ : さあ?ストラスに聞いたら?
ジャック : いないから聞いてんだけど。リードは?何か知ってるか?
リード : ああ、もう嫌だ、なんで俺がこんな気持ちにならなくちゃいけないんだよ、本当に、消えろ、消えちまえ、いやでも俺が消えればいい話で、あ、でも一人は嫌だ、なんでこんなこと思うんだ俺は、最悪だよな、気持ち悪いなんて分かってるんだよ、でも辞められるわけもないし。
ジャック : おい、リード。勝手に鬱に耽けるのは良いが、話を聞けよ、耳くそ詰まってんのか。聞きやすいように、その耳切り落としてもいいんだぜ?
リード : ……耳、みみ……やっぱ俺なんている意味ないし、死んだ時にちゃんと消えちまえばよかったんだよ。ごめんなさい、地獄になんて落ちて、いやそもそも生まれてきたこと自体が間違いだったんだよな、なんで神様は俺みたいなのを……。
ジャック : (舌打ち)これ以上役立たずに構ってられねぇ。ストラスは後で顔出してくるだろ。一日居ないことなんてほとんどなかったしな。
フェイズ : まあ、そうだね。あ、そういえば、仕事がなんだって言ってたね。今回はどんな仕事なの?
ジャック : よくある殺害の仕事だよ。生前に女に裏切られたから、その憂さ晴らしがしたいんだってよ。下らねぇ。
フェイズ : まあ、女ってそういうもんだからさ。そういうとこも可愛いからオレは好きだけどね。それに、裏切られないように依存させりゃいいんだよ。
ジャック : ……。
フェイズ : ちょっと!そんな目で見ないでよ!違うとでも言いたい訳?
ジャック : 当たり前だろ。恋人にしたいなら、幸せになって欲しいと思うのが普通だ。
フェイズ : 君さぁ?本当に、まとも寄りの考え過ぎて気持ち悪いんだよね。もうちょっと本能のままに生きてみたらどう?せっかくの地獄じゃん?ほら、恋人だってここにいないし、一回やるぐらい。
ジャック : てめぇ……それ以上言ったらぶっ殺すぞ。さっさと退け。
フェイズ : チェッ、はいはい。そんなんだから、ジャックにはイイ相手がいないんだよ。クソ童貞野郎。
ジャック : 五月蝿いぞ。変態野郎。
フェイズ : はぁ!?変態じゃないし!男も女も両方楽しめるお得パックなんだぞ!!掘るのも掘られるのも得意だよ!試してみる?
ジャック : 死ね。一旦死ね、お前にそんな目で見られてると思うだけで気持ちが悪い。
フェイズ : はは、も~、勿体ないなぁ。まあいいや、気持ちよくなれてお金貰える、その辺のやつとやるのも楽しいしね。
リード : はぁ、存在してるだけ無駄だ、ここにいる意味もな…ぁ?ストラ、ズッ……ん、ふ、はぁ……!(口元に無理やり当てられたクスリに恍惚として)
ストラス : ただいま戻ったよ。……リードくんは、やっぱり切れる直前だったみたいだね。帰りに手に入れてきて正解だったみたい。
フェイズ : あ!ストラス、おかえり!突然じゃん!どこ行ってたの?
ストラス : まあ、少し呼ばれていたからね。それに応えていただけだよ。リードくん、どうかな?
リード : ……はぁ、ありがとう、ストラス。助かった。その袋、もう一回、もう一回かして、ほしいんだが?
ストラス : 構わないよ。はい。(手渡し)
リード : ああ、ありがとう。すー、はー(袋の中で深い呼吸を繰り返し)
ジャック : 助かったよ、ストラス。で、アンタはどこにいたんだ?本でも買いに行っていたのか?
フェイズ : それか、イイ相手に股でも開いてきたんじゃないの?
ジャック : フェイズ。
フェイズ : あは、そんな睨まないでよ。こわぁい。そういうプレイ?
ジャック : ああ……もういい。
ストラス : ほほ、股を開くなんてことはしていないがね……人間に呼ばれたから、少々現世の方に顔を出していたんだよ。
ジャック : 成程な。地獄の悪魔様々だな。契約者に何も言わず、他の人間に逢いに行くとは思ってなかった。
ストラス : すまない。君達が寝ていたからね。時間も無くて……すぐ終わると思ったんだけど、思ったよりも手間がかかったんだ。許してくれないかい?
ジャック : ……まあいい。次がなければな。
ストラス : 勿論だよ、ジャック。私は何も、君にそんな顔をして欲しいわけじゃないんだ。機嫌を直してくれないかな?
フェイズ : そんなことより、ストラス~!今夜の相手頼めない?今日はトップの気分なんだよね、天国見せてあげるけど?
ストラス : 天国か、私は地獄しか見た事がないからね。それもそれで面白そうだね。
フェイズ : え!?マジ!?じゃあおっけー!?
ストラス : だけど、今回は遠慮させてもらうよ。またいつか見せておくれ。
リード : はは、なんかよくわからないが、フェイズが振られたのはわかった。良かったじゃないか!
フェイズ : ンも~!!思わせぶりはよくないと思う!!この小悪魔!!
リード : ストラスは本物の悪魔だぞ。認知症には早くないか?
フェイズ : そんなこと分かってるっての!皮肉じゃなくて肉でも売ってなよ。そっちが仕事でしょ。
リード : お前も上々じゃないか。一緒に棚に陳列してやってもいいんだぞ。
フェイズ : 誰が新鮮なお肉だよ。
リード : 使い古した賞味期限切れの肉だろう。過大評価しすぎだ。
フェイズ : ……次やる相手は、リードに似たやつを掘ってやる。絶対ね。そして○○撮り動画を送り付けてやるからね。
リード : 即消去案件だな。俺はトップ専門だ。というか、ジャック、仕事があるとか言ってなかったか?
フェイズ : 何度だって送り付けてやるもんね!と、そういえば、殺しの仕事だっけ?オレは殺すのは専門外なんだけど。
リード : 俺はできるぞ?勿論任せてもらえれば、だけどな。はは、楽しみだ。血が沸騰しそうだ!
ジャック : そもそもだが、リードはあの状態でよく聞けてたな。
リード : なんとなく、仕事って言葉だけ頭に残っていたんだ。まあ正直、やはり俺にはドラッグがないと生きていけないということが分かったな。アイラブドラッグとはまさにこの事だ。
フェイズ : ラブドラッグは薬の別名だけどね。アイラブラブドラッグでしょ。
リード : アイラブラブドラッグだと言いづらいだろう。
ジャック : 突っ込むのはそこじゃねぇだろ。
フェイズ : え、どこに突っ込むって?
ジャック : 黙れ。
ストラス : ほほほ、君たちの会話はすごく面白いね。聞いていて飽きない。ただ、話さないと行けないことがあるんじゃなかったのかい?私からすればどうでもいいけれど、ジャック、君の願いへの一歩だからね。口を出させてもらうよ。
ジャック : ああ、そうだな。忘れてた。ありがとな、ストラス。
ストラス : いいや?私は私の望むままに言葉を紡いだだけだよ。気にしないで。ほら、ジャック。説明を。
ジャック : 分かった。 ……まあ今回の依頼内容は、フェイズに伝えた通り、女の殺しだ。生前に裏切られたっていう負け犬からの依頼だよ。
フェイズ : はいはーい!質問!そいつ、セックス上手そうだった?顔は?
ジャック : 俺が知るか。顔はまあまあ……良くも悪くもない程度だ。依頼者と関係を持とうとするな。
リード : まあ、裏切られてる時点でお察しだ。いい男に弱いものだからな、女は。
ストラス : 物知り顔だね。私は専門的な知識しかないからね、リードくんはそういったことに詳しいのかい?
リード : 当たり前だ。俺は何人もの女をこの手に抱き、泣かせてきた男だぞ。女のことならば俺が一番知っている自負があるぞ!
ストラス : へぇ?それは興味深いな。また今度、ジャックの話が終わってから聞かせてもらうことにしよう。
リード : そうか。それは残念だが、時間がある時にたっぷり聞かせてやるさ!
ストラス : ふふ、楽しみにさせてもらうよ。元の知識外の知識は、持っていて損がない。
ジャック : あー、いいか、話を続けるぞ。とにかく、その女は今、地獄のマフィア組織と繋がりがあるから手を出せなかったらしい。つまり、代わりにマフィア組織と敵対しろとの事だ。どうだ?
リード : へぇ、マフィア組織か。嫌な記憶しか浮かばんな。
フェイズ : あ、リードが死んだのって、マフィア関係だっけ?
リード : うむ、そんな感じだ。時が来たら教える。
ストラス : ああ、そうか。君たちは罪人だからね。一度死んでいるんだったね。忘れていたよ。
リード : 地獄生まれの悪魔様だと、死って概念が無いんだっただろうか。
ストラス : あるにはあるけれど、存在の消滅から復活という形にはなるからね。死……とはまた違うのかもしれないね。
ジャック : 今更だが、悪魔ってどうやって生まれるんだ?人間からの成り上がりとかは無いんだろ?
ストラス : 私は、気が付いた時には既に生まれていたんだよ。どうやって生まれる、なんてことは考えたことがなかったな。
フェイズ : ちなみにだけど、悪魔のセック――
ジャック : (気持ち早めに遮る)黙れ、クソガキ。次そんなこと言い出したら、死なない程度にいたぶって外にほおり出してやるからな。
フェイズ : わぁ、怖い!も~、ストラスにそういう話すると、すぐ怒るんだからさ。何?パパなの?いや、この場合ダディの方が近いのかな?ダディが色々教えてあげるから、他のやつに教えられん、な゛っ!!(ゲンコツを受け)~!!!
ジャック : このまま二度と喋れないように、舌に大穴空けてやろうか?匂いは凄いだろうが、焼かないで肉も食えるようになるだろ。
リード : 銃の火薬で焼けるだろうってことか。少し分かりづらいな。三点。
ストラス : 何点満点中?
リード : 百点だな。俺ならもっと面白い皮肉を言える。
ストラス : ほほ、君たちの会話はいつでも面白いよ。人間というのは、こういうものなのかい?
リード : さあな。だけど、面白い人間は多いさ。特に地獄には。
フェイズ : 痛い痛い!もういいからやめて!!分かったから!!
ジャック : まだ反省はしてないだろ。
フェイズ : ギャーー!!やめて!助けてリード!!!
リード : はぁ、はいはい。落ち着けジャック。
ストラス : じゃあ私はこちらに。ジャック、落ち着いていいよ。私は大丈夫だからね。
フェイズ : う~、血、出てる?
リード : まあ少し。大丈夫だろう。このくらいならば。
フェイズ : も~、オレ、顔が命なのになぁ。どう?まだ人釣れそう?
リード : 大丈夫だろうが、過激なやつが釣れそうな顔はしているな。
フェイズ : え~、痛いのやなんだけど。SMプレイは勘弁だし!鞭よりスプーンが握りたい!
リード : じゃあ傷が治るまでは安静にするんだな。
フェイズ : 最悪……ねぇ、リード、奢るから一緒にバー来ない?
リード : 奢りなら考えてもいいぞ。
フェイズ : よっしゃ!奢る奢る!呑み明かそう!
ストラス : ジャック、そろそろ落ち着いたかな?大丈夫かい?
ジャック : 俺はずっと落ち着いてる。
ストラス : ふふ、わかりやすい嘘をつくね。目がギラギラしているよ。君はどうして、そんな反応をするのかな?
ジャック : そんな反応ってどんなだよ。
ストラス : その……なんて言うんだろうね。フェイズの話に対する反応だよ。
ジャック : 別に。なんでもねぇよ。ストラス、アンタも彼奴の話をまともに取り合うなよ。まともな感性じゃない。
ストラス : ……まあ、ああいった話はよくあることだからね。気にしないさ。安心していいよ。
ジャック : ……。
ストラス : ジャック?ほほほ、ほら、仕事の話を終わらせよう。その後に、一緒にホットミルクを飲もう。
ジャック : ……そうだな。
ストラス : うん。良い子だね。ほら、二人も会話を終わらせて、君の話の続きを待っているよ。
ジャック : ……(咳払い)まあとにかく、マフィア組織全体を潰しにかかるつもりだ。だから、いつも通り全員で行くぞ。
フェイズ : へぇ?オレも居るの?
ジャック : まあ、組織に入るためのチケットとして、花を飾って頂きたくてな。
フェイズ : あ~、なるほど?オレに、体を売ってマフィア組織との繋がりを作れと?へぇ?良いじゃん。
ストラス : そして、私とジャックと、リードで組織を潰すってことだね。
ジャック : そういうことだ。細かい部分はまた後ほどする。で、質問は?
フェイズ : 特にな~し!
リード : 俺も特になしだ!
ストラス : 私も、できるだけ開けておくよ。
ジャック : ありがとう……悪いな、いつも付き合ってもらってる感じで。
フェイズ : 何さ、今更。アンタがやりたいようにやればいいんだよ。好きに、オレたちのこと使ってよ。アンタの目的が面白そうだから、着いて言ってんだし。
リード : そうそう。俺もジャックが悪魔に成り上がるのが見たくているんだ。前代未聞の出来事なら、成し遂げるべきじゃないか?
ストラス : ……私も、君ならば成れると思ったから手を貸しているんだよ。普通の人間では無い、君の執念ならばね。私は何があっても君の手助けをするから。遠慮なく頼っておくれ。
ジャック : 心配するだけ損って奴だな。分かった分かった……じゃあ、約束しろ。俺の野望の為にも手を貸すって。裏切ったら、分かってるよな?
リード : はぁ、君は心配性だな。俺は裏切らないと約束する。心配なら、一緒に一発やるか?頭がスッキリすると思うが。
フェイズ : その言い方だと、別のやる、が出てきそうだけどね。アンタはどうせクスリの方でしょ?ヤク中め。
リード : ラブドラッガーと言ってくれ。
フェイズ : はいはい、シャブ中シャブ中。オレもさ、ある程度好きにできてる今が一番楽しいし。飽きるまでなら手伝うよ。飽きるまでね。
ストラス : 私は君の契約者だ。私の意思で、裏切るようなことはしないよ。人間が悪魔になる方法があるならば、私はそれを知りたいんだ。私の知的欲求の糧となってほしい。
ジャック : ……まあ、今はこれでいいさ。今は。じゃあ、今日は営業終了だ。お前ら、明日は細かい作戦を決めるぞ。そして、いつも通り徹底的に潰してやるんだ。……俺の、願いのために――。
ジャック(台詞:39) 性別不問
恋人を攫われた怒りのままに、多くの裏の人間を殺し、処刑された。地獄に落ち、赤い毛の狼と人間の姿が混じったような姿となる。まだ生きている恋人に会うために、悪魔へのし上がろうとしている。その為に何でも屋を営む。罵声あり。
リード(台詞:35) 性別不問
クスリ漬けの快楽犯。クスリが効いている時こそが本来の彼。切れると極端に、鬱にふけるか人に当り散らす。黄金の毛の狐と人間の姿が混じった姿。ジャックの何でも屋に混ざっている。罵声あり。
フェイズ(台詞:41) 性別不問
パンセクシャル。男だろうが女だろうが、好みの見た目ならば誘い込み、我がものにしないと気が済まない。桃色の毛をした山羊と人間の姿が混じった姿。ジャックの何でも屋に混ざっている。ある程度のど下ネタあり。
ストラス(台詞:29) 性別不問
地獄の『ゴエティア』の三十六番目。天文学や薬草学、宝石に関する知識に優れている。それらを人間に教える役割を担うが、それ以外の時はジャックらと行動を共にすることに。紫の梟を人型にまで引き伸ばしたような姿。
※ 全員男口調に近いですが、一人称や口調、性別は変えていただいて構いません。アドリブも、世界観を壊さない程度にお願いします。
⚠️ 少々過激気味な下ネタ、罵声あります。苦手な方はお控えください。
リード : あ~、アレが足りない……やべぇ、落ちそう……。
フェイズ : お?今回は落ちる感じ?そういうプレイなら付き合ってもいいけど?
リード : 誰がやるか、このクソビ○チが。
フェイズ : おっと?言うじゃん?おクスリ、買い足して来てやろうかと思ったんだけど。
リード : お前に頼むの、なんか嫌だ……あ~、ダメだ。気持ち悪い、無理、死ぬ、死にたい……なんで俺、地獄なんて来てんだろ……。
ジャック : ただいま、新しい仕事もらって……あ?何だ、リードは落ちてんのか。当たり散らす感じじゃないなら、無視しといてもよさげだろ。
フェイズ : そうだねぇ、買い足しもいらないって言われたし……あ、そうだ、ジャック、今夜一発どう?
ジャック : (遮る)誰がやるか。俺は恋人に一途なんだよ。
フェイズ : アハッ、残念!じゃあ、今夜の相手は外で探そっかな?もしくは、ストラスでもいいんだけど……って、あれ?いない感じ?
ジャック : ん、そういえばそうだな。なんか言ってたか?
フェイズ : さあ?ストラスに聞いたら?
ジャック : いないから聞いてんだけど。リードは?何か知ってるか?
リード : ああ、もう嫌だ、なんで俺がこんな気持ちにならなくちゃいけないんだよ、本当に、消えろ、消えちまえ、いやでも俺が消えればいい話で、あ、でも一人は嫌だ、なんでこんなこと思うんだ俺は、最悪だよな、気持ち悪いなんて分かってるんだよ、でも辞められるわけもないし。
ジャック : おい、リード。勝手に鬱に耽けるのは良いが、話を聞けよ、耳くそ詰まってんのか。聞きやすいように、その耳切り落としてもいいんだぜ?
リード : ……耳、みみ……やっぱ俺なんている意味ないし、死んだ時にちゃんと消えちまえばよかったんだよ。ごめんなさい、地獄になんて落ちて、いやそもそも生まれてきたこと自体が間違いだったんだよな、なんで神様は俺みたいなのを……。
ジャック : (舌打ち)これ以上役立たずに構ってられねぇ。ストラスは後で顔出してくるだろ。一日居ないことなんてほとんどなかったしな。
フェイズ : まあ、そうだね。あ、そういえば、仕事がなんだって言ってたね。今回はどんな仕事なの?
ジャック : よくある殺害の仕事だよ。生前に女に裏切られたから、その憂さ晴らしがしたいんだってよ。下らねぇ。
フェイズ : まあ、女ってそういうもんだからさ。そういうとこも可愛いからオレは好きだけどね。それに、裏切られないように依存させりゃいいんだよ。
ジャック : ……。
フェイズ : ちょっと!そんな目で見ないでよ!違うとでも言いたい訳?
ジャック : 当たり前だろ。恋人にしたいなら、幸せになって欲しいと思うのが普通だ。
フェイズ : 君さぁ?本当に、まとも寄りの考え過ぎて気持ち悪いんだよね。もうちょっと本能のままに生きてみたらどう?せっかくの地獄じゃん?ほら、恋人だってここにいないし、一回やるぐらい。
ジャック : てめぇ……それ以上言ったらぶっ殺すぞ。さっさと退け。
フェイズ : チェッ、はいはい。そんなんだから、ジャックにはイイ相手がいないんだよ。クソ童貞野郎。
ジャック : 五月蝿いぞ。変態野郎。
フェイズ : はぁ!?変態じゃないし!男も女も両方楽しめるお得パックなんだぞ!!掘るのも掘られるのも得意だよ!試してみる?
ジャック : 死ね。一旦死ね、お前にそんな目で見られてると思うだけで気持ちが悪い。
フェイズ : はは、も~、勿体ないなぁ。まあいいや、気持ちよくなれてお金貰える、その辺のやつとやるのも楽しいしね。
リード : はぁ、存在してるだけ無駄だ、ここにいる意味もな…ぁ?ストラ、ズッ……ん、ふ、はぁ……!(口元に無理やり当てられたクスリに恍惚として)
ストラス : ただいま戻ったよ。……リードくんは、やっぱり切れる直前だったみたいだね。帰りに手に入れてきて正解だったみたい。
フェイズ : あ!ストラス、おかえり!突然じゃん!どこ行ってたの?
ストラス : まあ、少し呼ばれていたからね。それに応えていただけだよ。リードくん、どうかな?
リード : ……はぁ、ありがとう、ストラス。助かった。その袋、もう一回、もう一回かして、ほしいんだが?
ストラス : 構わないよ。はい。(手渡し)
リード : ああ、ありがとう。すー、はー(袋の中で深い呼吸を繰り返し)
ジャック : 助かったよ、ストラス。で、アンタはどこにいたんだ?本でも買いに行っていたのか?
フェイズ : それか、イイ相手に股でも開いてきたんじゃないの?
ジャック : フェイズ。
フェイズ : あは、そんな睨まないでよ。こわぁい。そういうプレイ?
ジャック : ああ……もういい。
ストラス : ほほ、股を開くなんてことはしていないがね……人間に呼ばれたから、少々現世の方に顔を出していたんだよ。
ジャック : 成程な。地獄の悪魔様々だな。契約者に何も言わず、他の人間に逢いに行くとは思ってなかった。
ストラス : すまない。君達が寝ていたからね。時間も無くて……すぐ終わると思ったんだけど、思ったよりも手間がかかったんだ。許してくれないかい?
ジャック : ……まあいい。次がなければな。
ストラス : 勿論だよ、ジャック。私は何も、君にそんな顔をして欲しいわけじゃないんだ。機嫌を直してくれないかな?
フェイズ : そんなことより、ストラス~!今夜の相手頼めない?今日はトップの気分なんだよね、天国見せてあげるけど?
ストラス : 天国か、私は地獄しか見た事がないからね。それもそれで面白そうだね。
フェイズ : え!?マジ!?じゃあおっけー!?
ストラス : だけど、今回は遠慮させてもらうよ。またいつか見せておくれ。
リード : はは、なんかよくわからないが、フェイズが振られたのはわかった。良かったじゃないか!
フェイズ : ンも~!!思わせぶりはよくないと思う!!この小悪魔!!
リード : ストラスは本物の悪魔だぞ。認知症には早くないか?
フェイズ : そんなこと分かってるっての!皮肉じゃなくて肉でも売ってなよ。そっちが仕事でしょ。
リード : お前も上々じゃないか。一緒に棚に陳列してやってもいいんだぞ。
フェイズ : 誰が新鮮なお肉だよ。
リード : 使い古した賞味期限切れの肉だろう。過大評価しすぎだ。
フェイズ : ……次やる相手は、リードに似たやつを掘ってやる。絶対ね。そして○○撮り動画を送り付けてやるからね。
リード : 即消去案件だな。俺はトップ専門だ。というか、ジャック、仕事があるとか言ってなかったか?
フェイズ : 何度だって送り付けてやるもんね!と、そういえば、殺しの仕事だっけ?オレは殺すのは専門外なんだけど。
リード : 俺はできるぞ?勿論任せてもらえれば、だけどな。はは、楽しみだ。血が沸騰しそうだ!
ジャック : そもそもだが、リードはあの状態でよく聞けてたな。
リード : なんとなく、仕事って言葉だけ頭に残っていたんだ。まあ正直、やはり俺にはドラッグがないと生きていけないということが分かったな。アイラブドラッグとはまさにこの事だ。
フェイズ : ラブドラッグは薬の別名だけどね。アイラブラブドラッグでしょ。
リード : アイラブラブドラッグだと言いづらいだろう。
ジャック : 突っ込むのはそこじゃねぇだろ。
フェイズ : え、どこに突っ込むって?
ジャック : 黙れ。
ストラス : ほほほ、君たちの会話はすごく面白いね。聞いていて飽きない。ただ、話さないと行けないことがあるんじゃなかったのかい?私からすればどうでもいいけれど、ジャック、君の願いへの一歩だからね。口を出させてもらうよ。
ジャック : ああ、そうだな。忘れてた。ありがとな、ストラス。
ストラス : いいや?私は私の望むままに言葉を紡いだだけだよ。気にしないで。ほら、ジャック。説明を。
ジャック : 分かった。 ……まあ今回の依頼内容は、フェイズに伝えた通り、女の殺しだ。生前に裏切られたっていう負け犬からの依頼だよ。
フェイズ : はいはーい!質問!そいつ、セックス上手そうだった?顔は?
ジャック : 俺が知るか。顔はまあまあ……良くも悪くもない程度だ。依頼者と関係を持とうとするな。
リード : まあ、裏切られてる時点でお察しだ。いい男に弱いものだからな、女は。
ストラス : 物知り顔だね。私は専門的な知識しかないからね、リードくんはそういったことに詳しいのかい?
リード : 当たり前だ。俺は何人もの女をこの手に抱き、泣かせてきた男だぞ。女のことならば俺が一番知っている自負があるぞ!
ストラス : へぇ?それは興味深いな。また今度、ジャックの話が終わってから聞かせてもらうことにしよう。
リード : そうか。それは残念だが、時間がある時にたっぷり聞かせてやるさ!
ストラス : ふふ、楽しみにさせてもらうよ。元の知識外の知識は、持っていて損がない。
ジャック : あー、いいか、話を続けるぞ。とにかく、その女は今、地獄のマフィア組織と繋がりがあるから手を出せなかったらしい。つまり、代わりにマフィア組織と敵対しろとの事だ。どうだ?
リード : へぇ、マフィア組織か。嫌な記憶しか浮かばんな。
フェイズ : あ、リードが死んだのって、マフィア関係だっけ?
リード : うむ、そんな感じだ。時が来たら教える。
ストラス : ああ、そうか。君たちは罪人だからね。一度死んでいるんだったね。忘れていたよ。
リード : 地獄生まれの悪魔様だと、死って概念が無いんだっただろうか。
ストラス : あるにはあるけれど、存在の消滅から復活という形にはなるからね。死……とはまた違うのかもしれないね。
ジャック : 今更だが、悪魔ってどうやって生まれるんだ?人間からの成り上がりとかは無いんだろ?
ストラス : 私は、気が付いた時には既に生まれていたんだよ。どうやって生まれる、なんてことは考えたことがなかったな。
フェイズ : ちなみにだけど、悪魔のセック――
ジャック : (気持ち早めに遮る)黙れ、クソガキ。次そんなこと言い出したら、死なない程度にいたぶって外にほおり出してやるからな。
フェイズ : わぁ、怖い!も~、ストラスにそういう話すると、すぐ怒るんだからさ。何?パパなの?いや、この場合ダディの方が近いのかな?ダディが色々教えてあげるから、他のやつに教えられん、な゛っ!!(ゲンコツを受け)~!!!
ジャック : このまま二度と喋れないように、舌に大穴空けてやろうか?匂いは凄いだろうが、焼かないで肉も食えるようになるだろ。
リード : 銃の火薬で焼けるだろうってことか。少し分かりづらいな。三点。
ストラス : 何点満点中?
リード : 百点だな。俺ならもっと面白い皮肉を言える。
ストラス : ほほ、君たちの会話はいつでも面白いよ。人間というのは、こういうものなのかい?
リード : さあな。だけど、面白い人間は多いさ。特に地獄には。
フェイズ : 痛い痛い!もういいからやめて!!分かったから!!
ジャック : まだ反省はしてないだろ。
フェイズ : ギャーー!!やめて!助けてリード!!!
リード : はぁ、はいはい。落ち着けジャック。
ストラス : じゃあ私はこちらに。ジャック、落ち着いていいよ。私は大丈夫だからね。
フェイズ : う~、血、出てる?
リード : まあ少し。大丈夫だろう。このくらいならば。
フェイズ : も~、オレ、顔が命なのになぁ。どう?まだ人釣れそう?
リード : 大丈夫だろうが、過激なやつが釣れそうな顔はしているな。
フェイズ : え~、痛いのやなんだけど。SMプレイは勘弁だし!鞭よりスプーンが握りたい!
リード : じゃあ傷が治るまでは安静にするんだな。
フェイズ : 最悪……ねぇ、リード、奢るから一緒にバー来ない?
リード : 奢りなら考えてもいいぞ。
フェイズ : よっしゃ!奢る奢る!呑み明かそう!
ストラス : ジャック、そろそろ落ち着いたかな?大丈夫かい?
ジャック : 俺はずっと落ち着いてる。
ストラス : ふふ、わかりやすい嘘をつくね。目がギラギラしているよ。君はどうして、そんな反応をするのかな?
ジャック : そんな反応ってどんなだよ。
ストラス : その……なんて言うんだろうね。フェイズの話に対する反応だよ。
ジャック : 別に。なんでもねぇよ。ストラス、アンタも彼奴の話をまともに取り合うなよ。まともな感性じゃない。
ストラス : ……まあ、ああいった話はよくあることだからね。気にしないさ。安心していいよ。
ジャック : ……。
ストラス : ジャック?ほほほ、ほら、仕事の話を終わらせよう。その後に、一緒にホットミルクを飲もう。
ジャック : ……そうだな。
ストラス : うん。良い子だね。ほら、二人も会話を終わらせて、君の話の続きを待っているよ。
ジャック : ……(咳払い)まあとにかく、マフィア組織全体を潰しにかかるつもりだ。だから、いつも通り全員で行くぞ。
フェイズ : へぇ?オレも居るの?
ジャック : まあ、組織に入るためのチケットとして、花を飾って頂きたくてな。
フェイズ : あ~、なるほど?オレに、体を売ってマフィア組織との繋がりを作れと?へぇ?良いじゃん。
ストラス : そして、私とジャックと、リードで組織を潰すってことだね。
ジャック : そういうことだ。細かい部分はまた後ほどする。で、質問は?
フェイズ : 特にな~し!
リード : 俺も特になしだ!
ストラス : 私も、できるだけ開けておくよ。
ジャック : ありがとう……悪いな、いつも付き合ってもらってる感じで。
フェイズ : 何さ、今更。アンタがやりたいようにやればいいんだよ。好きに、オレたちのこと使ってよ。アンタの目的が面白そうだから、着いて言ってんだし。
リード : そうそう。俺もジャックが悪魔に成り上がるのが見たくているんだ。前代未聞の出来事なら、成し遂げるべきじゃないか?
ストラス : ……私も、君ならば成れると思ったから手を貸しているんだよ。普通の人間では無い、君の執念ならばね。私は何があっても君の手助けをするから。遠慮なく頼っておくれ。
ジャック : 心配するだけ損って奴だな。分かった分かった……じゃあ、約束しろ。俺の野望の為にも手を貸すって。裏切ったら、分かってるよな?
リード : はぁ、君は心配性だな。俺は裏切らないと約束する。心配なら、一緒に一発やるか?頭がスッキリすると思うが。
フェイズ : その言い方だと、別のやる、が出てきそうだけどね。アンタはどうせクスリの方でしょ?ヤク中め。
リード : ラブドラッガーと言ってくれ。
フェイズ : はいはい、シャブ中シャブ中。オレもさ、ある程度好きにできてる今が一番楽しいし。飽きるまでなら手伝うよ。飽きるまでね。
ストラス : 私は君の契約者だ。私の意思で、裏切るようなことはしないよ。人間が悪魔になる方法があるならば、私はそれを知りたいんだ。私の知的欲求の糧となってほしい。
ジャック : ……まあ、今はこれでいいさ。今は。じゃあ、今日は営業終了だ。お前ら、明日は細かい作戦を決めるぞ。そして、いつも通り徹底的に潰してやるんだ。……俺の、願いのために――。
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