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第6話 忍び寄る不穏な空気
今日は定例会議があり、エルガーは団長と共に王宮に来ていた。アルマは、いつものように遠くから彼の姿を見ていた。今夜には会える予定なのに習慣化した行為を止めることは出来なかった。
一頻り彼の姿を堪能すると、彼女は仕事に戻るべく踵を返し庭園奥の倉庫に向かった。垣根に沿って歩き椿の木の先を左に曲がろうとした時だった。
不意に後ろから手を引かれ驚きのあまり悲鳴を上げそうになるが顔ごと何かにぶつかり身動きが取れなくなる。嗅ぎなれたビターな柑橘系の匂いと厚い胸板、包み込む腕の感触で自分が今誰に抱き締められているかがわかった。
そっと顔を上げると琥珀の瞳がこちらを見つめている。アルマは木の後ろに隠れるように抱き締められていた。
「エルガー様、どうしたのですか?」
「アルマ、すまない。今夜は行けなくなってしまった。会議の後、酒席が用意されたみたいで抜けることが出来ないんだ。本当に申し訳ない」
気落ちした彼の様子が僅かにアルマの自尊心をくすぐった。
「そんな、謝らないでください。酒席も大切なお仕事です。私は構いませんから、楽しんできてくださいね」
エルガーは堪らないというように彼女を抱き締める腕に力をこめた。
「それを伝えるために追いかけて来てくれたのですか?」
「ああ、来ない俺をひたすら待たせる訳にはいかないからな。そんなの切ないだろ」
『こんなに幸せならばセフレでも構わない。例え、いつか終わる関係だとしても』
アルマは幸福感に包まれながら彼の背に腕を回し抱き締め返した。互いの視線が絡むとアルマは背伸びをしてキスをねだるように頬を寄せる。それに応えようとエルガーは柔らかな唇を啄んだ。キスはすぐに深くなり、くちゅくちゅと甘い水音が耳をくすぐる。力が抜け立っていられなくなる彼女を逞しい腕が支えていた。
濡れた唇が離れると言いようのない寂しさが込み上げる。いつまでも続けていたかったが彼には重要な会議が待っている。アルマは体を離すと、名残惜しそうに去っていく彼の後ろ姿を見送った。
自分の後ろ姿を見つめる人物に気付くこともなく。
◆
「アルマさん、ちょっと良いかしら?」
思わぬ人物から声をかけられ緊張が走る。黒髪にアメジストの瞳が輝く美しい人。エルガーの元カノ、ソレーヌだった。
「はい」
「実はね、今日のお客様をお迎えする準備なのだけれど……客室の準備をあなた一人に頼めないかしら」
目を丸くすると彼女は申し訳なさそうに眉を下げた。
「もう一人の担当者が怪我をしてしまって急遽休むことになったそうなの。他の者達も其々準備に追われていて代わりの者が見つからないらしくて。メイド長が困っていたものだから、お節介にも私から声をかけさせてもらったの。申し訳ないのだけれど、お願いできるかしら」
本来なら命令しても良い立場の方なのに丁寧に状況を説明し、お願いするという態度に恐縮した。彼女の奥ゆかしさや優しさは噂以上だ。
「承知いたしました。皆様がいらっしゃる夕刻までにどうにか終わらせます」
「ありがとう、アルマさん。あなたは頼りになるわ」
その日、アルマは昼食も取らず、ぶっ通しで働き続けた。いくら年若いアルマとはいえ流石に体力の限界だった。全ての客室の清掃と準備を終え疲れ切ったアルマは食事をする気力もなく早々に部屋に戻りベッドに倒れ込むように眠ってしまった。
翌朝、アルマはいつものように清掃用具を取りに倉庫へと向かった。そこには既にメイド何人かが集まり各々の仕事の準備を始めていた。
「でもさ、そこまで必要ある?」
「そうそう、疲れているのは皆一緒よ。アルマも大変だったのはわかるけれど、自分やってますアピールとか信じられないわ」
「なんだか、いつも私達がサボっているみたいに思われるわよね」
数人がお喋りをしている中で自分の名前が出てきたことにびっくりして声をかける。
「……おはよう。あの、何かあったの?」
ピタリと話をやめるとメイド達は話しかけるアルマに対し冷たい視線を向けて出て行った。いつもは明るい同僚も困ったような顔をする。
「じゃあ、私達は先に行くから……」
と倉庫から出ていくと、残ったのはアルマより年上の先輩メイドだった。
「ごめんなさいね。昨日は宿泊棟の準備を押し付けたみたいで」
棘のある言い方にアルマは慌てた。
「皆も各々の仕事があるし、私一人でもどうにかなると判断しただけです。押し付けられたなんて……」
「そうよね。真面目で優秀なメイドですものね。その割には疲れていますアピールが過ぎるんじゃない? 昨日、大変な仕事でお疲れのあなたには休みが必要よね?」
「何ですか? 休みって……」
「あら、上からの配慮だそうよ。彼女はとても頑張り屋で努力家、人一倍仕事が出来るってね。無理をさせてしまった可哀想なアルマには今日は特別に体を休めてもらいましょうってね」
「そんな……」
言葉に詰まると、先輩メイドは怒りを表すように乱暴にドアを閉め出て行った。
その日、アルマは部屋に返され一人で悶々としていた。
自分は休養を望んでいないし、お願いもしていない。
いつも以上に頑張ったのは確かだが皆も同じように頑張って仕事をしている。自分だけが高く評価されれば納得行かないのも理解できるし、ずば抜けて素晴らしいことをした自覚もない。
特別な配慮を受けるような評価に繋がるとはアルマ自身が考えてもおかしいことだ。かと言って、配慮をしてくれた上の方々に対してアルマが意見をする立場でもなかった。
この出来事以降、アルマの職場内での立場はどんどん微妙なものになっていった。
皆が、揃ってアルマに仕事を与えないように動いていた。あなたは疲れているんだからここは良いからと追い払われる。掃除を始めると、数人のメイドがやって来て他の仕事を手伝に行けと言われ、向かった先では、もう手伝いは必要ないと返された。
アルマは次第に孤立するようになっていた。
◆
辛い日々が続いていたアルマだったが、久し振りに明るさを取り戻していた。任務で王都を離れていたエルガーが、一か月ぶりに戻って来る。しかも、手紙には、その日の夜に会いに行くと書いてあり彼女の心は躍った。
早々に、準備を整え待っていたアルマだが約束の時間を過ぎてもエルガーが現れない。いつも時間に正確な彼が珍しい。
暫く部屋で待っていたが、どうにも落ち着かず寮の外に出て辺りを見回した。しかし、彼の姿は見えない。もしかしたら、急な仕事が入ったのかもしれない。彼が忙しい役職にいることは十分わかっているつもりだったが楽しみにしていた分、落胆も大きかった。
肩を落とし部屋に戻ろうとしたアルマの視界に美しい女性の横顔が入り、思わず足を止めた。
そこにいたのは侍女ソレーヌだった。彼女は木の陰にいる誰かに話しかけているようだ。
話している相手が、これから自分の元にやって来ようとしていた彼女の元彼エルガーではないかと不安が頭をもたげる。急に速くなる鼓動を感じながら、アルマは足音を潜ませ垣根の後ろに身を潜めた。
だが、最悪の状況は免れた。
そこにエルガーはいなかった。ホッとしたアルマの視線の先には、茶トラの大きな猫に何かを話しかけるソレーヌの姿があった。何を話しかけているのかまでは聞こえてこない。
『ソレーヌ様は猫好きだったのかしら』
猫が苦手なアルマの顔が自然と曇る。子供の頃は平気だった気がするのだが、いつからか猫をみると足がすくみ悪寒が走るようになった。
エルガーでなくて安堵したアルマだったが、猫の所為で寒気が走ると直ぐにその場を立ち去った。
部屋に戻ると、程なくしてノックの音が聞こえる。慌てて扉を開けると、いつものようにエルガーが入ってきた。
だが、いつもと様子が違う。顔半分を覆っていた髭はなくなり、綺麗なつるりとした肌を顕にしていた。
アルマはぽかんと口を開けたまま、そんな彼に見惚れた。髭のない彼は世間一般で言う美丈夫という奴だ。近衛騎士の眉目秀麗な方々と並んでも引けを取らない。寧ろ抜きん出ている。
「アルマ?」
「すいません……思わず見惚れてしまって。その……お髭がない姿も、素敵です。年相応に見えて、なんだか新鮮です」
見惚れたという言葉に軽く目を見開いた彼は恥ずかしそうに視線を泳がせた。
「君が、傷痕を怖いとは思わないし隠す必要などないと言ってくれたのが嬉しくて……剃ってみたんだが、本当に大丈夫か? 怖くはない?」
「全く怖くないです」
エルガーの右頬には涙が流れた跡のように目尻から口元に向かって緩やかな弧を描いた傷痕があった。彼が以前話してくれた傷なのだと思い、そっと指でなぞった。
指でなぞると、アルマの体中に流れる血がどくりと大きく波打った。びっくりし思わず手を引っ込めた。
「アルマ? やっぱり怖いのか?」
「いいえ! 全く!怖くなどありません。久し振りに会えたので緊張してしまって」
動揺を隠すように曖昧な作り笑いを浮かべ、必死に話を変えた。
「そういえば初めてですね、エルガー様が予定の時刻に遅れるなんて。もしかしてお仕事が忙しかったのではありませんか?」
エルガーの眉間にはうっすらと皺が寄せられた。
「ちょっと人に捕まってしまってな……遅れて、すまなかった」
「遅れたことを責めている訳ではないのですよ! ただ、疲れているのに無理をなさっているのかと思って」
「無理なんてしていない。早く君に会って抱き締めたくて仕方なかった。アルマを抱き締めれば疲れも吹き飛ぶ」
会えて嬉しい筈なのに、何気ない彼の言葉に思い知らされる。セフレである自分のお役目は抱かれることなのだと。
「アルマ、君に聞きたいことがある。一か月会えなかった間…アルマ、君の周辺で最近変わったことや困ったことはなかったか?」
いつになく真剣な顔で問われてドキリとした。
もしかして、彼は知っているのだろうか自分が疎まれている今の状況を。アルマはエルガーの瞳を探るように見つめ返したがわかる筈もない。任務で王都を離れていた彼が王宮の中のメイド達の人間関係を知ることはないだろう。
だが、アルマは迷った。正直に、話すべきなのだろうか。しかし、これは自分の言動が誤解され、上層部の配慮が皆の目に悪く捉えられてしまった結果であり自分自身の問題だ。エルガーに頼る問題ではない気がした。
視線を伏せたアルマにエルガーは動揺した。
「あるんだな。何があったか話してくれないか? 酷い目にあっているのではないのか?」
彼の必死な形相にたじろぎながらも首を振った。
「何もありません。急にどうなさったのですか?」
「アルマ、何かあるなら話してくれ。俺はそんなに頼りない男か? 今度こそ、アルマを守りたいんだ。君を辛い目に合わせたくない」
「エルガー様、落ち着いてください。もし、何かあれば直ぐにエルガー様にお話します。今は……大丈夫です」
この時のアルマは、まだ自分でどうにか関係改善に努めようと考えていた。
エルガーは苦しそうに顔を歪める。
「……そうか。アルマにとって俺はまだ頼れる男ではなかったのかもしれないな」
「エルガー様?」
「ごめん、今日はもう失礼するよ」
そう言うとエルガーは振り向きもせず部屋を出て行ってしまった。
エルガーを怒らせてしまった。一人、部屋に残されたアルマは胸を締め付けられた。彼の優しい配慮を無下にし傷つけてしまった。最近の辛い日々もエルガーに会えることで帳消しになると思えるくらい楽しみにしていたのに。
酷く動揺したアルマの瞳からは涙が溢れていた。
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