余命半年

橘 夏生

文字の大きさ
2 / 2

幼なじみ

しおりを挟む
来ていない。そういえば来てない。
幼なじみの山下ももが来ていない。ココ最近ずっと来ていないんじゃないか?
「先生、何でももは学校に来ていないんですか?

「…。」
ん?なぜ答えない。まぁいいか。明日から夏休みだからその予定でも帰って早く立てておくとしよう。
家に着くと机にこんなのが置いてあった。
「求人誌?」
親からのメッセージであろう。働けという事だ。仕方ない、こうなるとうちの親は逆らうことが出来なくなる。つまり働くしかないのだ。
「100均のバイトもいいな…」
時給も募集要項も良かったことだしこれに決め早速翌日下見に行くことにした。
「ん?ここが100均か。」
思ったより店内はキレイにされていて、見通しの良い場所だった。
入ってみると店員のいらっしゃいませの声。
「人見知りだから難しいかな…」
関係ない。
「とりあえず、まずは家計簿みたいなのを買うか!」
家計簿目当てにノートコーナーへ行くとそこには、しきりにノートを手に取っては元に戻す選別作業のようなことをしている山下ももの姿があった。
久しぶりに見たものだから話しかけていいのかわからない。
「ああ、どうしよう。困ったなー。」
そう言いながら彼女の顔を見て彼は少し思った。
「あいつ前から思ってたんだけど可愛いんだよなー」
いかんいかん。そんな感情で会ってしまってはいかんのだ。本能的にいかん。
よし!なるべくフランクに
「おお。○○、元気か?最近学校に来てねえけど?」
ジャブ代わりの一言で返事を待つ!

    
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

俺の可愛い幼馴染

SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。 ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。 連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。 感想もご自由にどうぞ。 ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。

【完結】小さなマリーは僕の物

miniko
恋愛
マリーは小柄で胸元も寂しい自分の容姿にコンプレックスを抱いていた。 彼女の子供の頃からの婚約者は、容姿端麗、性格も良く、とても大事にしてくれる完璧な人。 しかし、周囲からの圧力もあり、自分は彼に不釣り合いだと感じて、婚約解消を目指す。 ※マリー視点とアラン視点、同じ内容を交互に書く予定です。(最終話はマリー視点のみ)

幼馴染を溺愛する旦那様の前からは、もう消えてあげることにします

睡蓮
恋愛
「旦那様、もう幼馴染だけを愛されればいいじゃありませんか。私はいらない存在らしいので、静かにいなくなってあげます」

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

抱きしめて

麻実
恋愛
夫の長期に亘る不倫に 女としての自信を失った妻は、新しい出会いに飛び込んでいく。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

処理中です...