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二章
笑み
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「リュカ、体調に変わったところはあるか?」
仕事へ出かける父様を見送った後、兄様が僕の顔を覗き込むようにして聞いてきた。
「特に何も変わったところはないです!」
「……そうか」
僕が兄様を安心させたくて元気に返事をすると、兄様はいつもと同じ無表情で答えた。でも、なぜかその時、兄様が少しだけ、ほっとしたみたいに笑った気がした。
「今日は、何か予定があるのか?」
「休みは昨日までだったから、もうすぐフェリコ先生が来ると思います」
「……そうか」
僕が疑問に思いながら答えると、兄様はさっきと同じ言葉、同じ表情で頷いた。それなのに今度は、なぜかほんの少しだけ、兄様ががっかりしたように見えた。
(……あれ?)
兄様の顔は、いつもと同じで、何一つ変わっていない。それなのに、兄様が今、何を思っているのかが、なぜか、なんとなく伝わってきた。
(……どうして分かるんだろう?)
そんな疑問を胸に抱いたまま兄様の予定を尋ねると、学院は今日も休みらしく、いつも通り書庫で過ごすのだと言った。そして、廊下の途中で別れる時も、兄様の背中が、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。
(……気のせいじゃない気がする)
そう思いながら、僕はフェリコ先生が待っている場所へと向かった。
「オルフェ様の表情…ですか?」
「はい!フェリコ先生なら、分かりますか!?」
フェリコ先生が授業を始めるよりも先に、僕は真っ先に兄様の話をした。
前までは、兄様が無表情なのは、何にも興味がないからだと思っていたけれど、それが違うと分かってからは、意識して兄様の顔を見るようになった。それでも今日は、昨日よりも、もっと分かる気がする。
それが何だかすごいことのように思えて、僕はフェリコ先生に伝えた。するとフェリコ先生は、いつも僕の質問に答える時と同じような、穏やかな調子で言った。
「オルフェ様は、表情に出ないだけで、感情が乏しいわけではありません。ですから……何となく分かりますよ」
「父様や母様も?」
「ええ。お二人とも、分かっていらっしゃいます」
(……つまり。兄様のことが分かっていなかったのは、僕だけだったんだ……)
気落ちした僕の様子に気づいたのか、それを紛らわすように、今度はフェリコ先生が逆に問いかけてきた。
「でも、急に分かるようになったんですよね? 前日の件は伺いましたが、それ以外に何かありましたか?」
「……っ」
ラスクであった件については、すでに聞いているらしく、フェリコ先生はそれを知っているようだった。けれど、それだけで兄様の表情まで急に分かるようになるものだろうかと、他にも何かあったのではないかと尋ねてくる。実際、それ以外のことは、あった。
(父様から、その件は周りには秘密にするよう言われているし……)
フェリコ先生なら話してもいい気がする。でも、口止めされている以上、それを話していいのかどうかは分からない。僕が黙り込んでしまうと、フェリコ先生が心配そうに声をかけてきた。
「どうかしましたか?」
「な、何でもないよ!! 何もなかったよ!!」
「……そうですか」
フェリコ先生は、僕の嘘に気づいているようだった。それでも何か理由があるのだろうと、それ以上は何も聞いてこなかった。
(……ありがたいな)
フェリコ先生のことをそう感じつつ、僕は兄様の右手に現れた紋について考えていた。少なからず兄様に迷惑をかけているのは確かなため、兄様がそれをどう思っているのかは分からない。それでも、もしあの紋が現れたことで、兄様のことが分かるようになったのだとしたら、悪いことばかりではなかったのかもしれないと、僕は思ってしまう。
そんなことを考えながらその日の授業を終え、夕食の席でも兄様の様子をそっと窺ってみた。すると、兄様は無表情ながらも、どこか楽しそうにしているようで、どこか空気が柔らかい。そして、その空気につられたのか、僕もいつもよりたくさん話していた気がする。
(……嬉しい)
兄様と一緒に過ごせる事に、そんな気持ちを感じながら、その日の夜は過ぎていった。
次の日。朝食を終えた僕は、書庫へ向かう兄様の後を追いかけた。
「兄様!」
「どうした?」
呼び止めると、兄様はちゃんと立ち止まって、僕を待っていてくれる。
「この後、何か予定はありますか?」
「特にないが?」
まだ長期休みが明けていない兄様に声を掛ければ、どうしたのかというように、こちらを見てきた。だから僕は、思い切って、昨日から考えていた提案を口にした。
「じゃあ、今日、僕のピアノを聴きに来ませんか? 今日の授業で弾くんです!」
「……いいのか?」
兄様が様子を確かめるように聞いてきたので、僕はこくりと頷いて答えた。
「はい!それに、この前、ピアノを聴かせるって約束したじゃないですか!」
「……そうだったな。では、邪魔でなければ……行こうか」
「はい!!」
本当に約束したことが果たされるとは思っていなかったのか、兄様はどこか遠慮した様子を見せながらも、最後には頷いてくれた。僕は誘いを断られなかったことが嬉しくて、僕は思わず声を弾ませるけど、なぜか、兄様のほうが僕よりも嬉しそうに見えた。
そうして僕達は一緒に並びながら、フェリコ先生が来る前に、少し胸を弾ませながら部屋へと向かった。
「今日は、オルフェ様もご一緒なのですね?」
「……」
兄様がいることに気づいたフェリコ先生が、兄様に向けて一言声をかけたけれど、兄様は照れくさいのか、聞かれても黙ったままだった。だから、僕が代わりに説明することにした。
「兄様は、僕のピアノを聞きに来てくれたんですよ!」
「素直なオルフェ様なんて、珍しいですね?」
「……煩い」
フェリコ先生にそう指摘されると、兄様はそっぽを向いて短く答えていた。けれど、その様子を気にすることもなく、フェリコ先生は僕のほうへ声をかけてくる。
「それにしても、良かったですね。リュカ様」
「はい!!」
そんな僕達のやり取りを聞いていても、兄様は相変わらず無言のままだった。
授業が始まってからも、兄様は何も言わず、目を閉じて僕のピアノに耳を傾けている。それでも、なんとなく、楽しそうなのが分かる。それが嬉しくて、僕の指は、いつもより軽く鍵盤の上を跳ねていた。
「兄様! どうでしたか!?」
演奏が終わるなりそう聞くと、兄様は閉じていた目を開けて答えた。
「……リュカらしくて、良かった」
「……!!?」
その言葉も嬉しかったけれど、それと違う要因が大き過ぎて、僕はその場で固まってしまった。すると兄様が、少し戸惑ったような声を出す。
「どうした?」
「おそらく、オルフェ様が笑ったからだと思いますよ?」
驚きで言葉が出てこない僕の代わりに、フェリコ先生が苦笑まじりにそう言うと、兄様は不満そうに答えた。
「……私だって、笑うことはある」
「それが表情に出ることは、少ないですけどね」
フェリコ先生の言う通り、普段の兄様の表情はほとんど動かない。そのはずの兄様の表情が、ほんの少しだけだけど、他の人が見ても分かるくらいには、口元を緩めて、僕に向かって笑っていたのだ。
(もっと見たい!)
そう思った僕は、思い切って兄様にお願いしてみた。
「兄様! もっと笑って!!」
「え……いや……急に笑えと言われても……」
何もない状況で笑うのは難しいのか、兄様は戸惑ったように目尻を下げていた。でも、そんな表情も新鮮で楽しくて、僕はつい、何度もお願いしてしまう。
「オルフェ様、良かったですね。リュカ様に懐いてもらって」
そんな様子を見ていたフェリコ先生が、どこか楽しげに言うと、兄様はからかわれていると思ったのか、不満が滲んだ声で返した。
「……余計なお世話だ」
「途中から、口元が緩んでいましたね」
「え!?見たかった!」
「……見なくていい」
そう言い残すと兄様は、これ以上ここにはいられないと言わんばかりに、照れを隠すように足早に部屋を出ていった。その背中を見送りながら、僕はフェリコ先生と顔を見合わせて、思わず笑ってしまう。
これからは、兄様の笑った顔がもっと見られる気がしていた。
仕事へ出かける父様を見送った後、兄様が僕の顔を覗き込むようにして聞いてきた。
「特に何も変わったところはないです!」
「……そうか」
僕が兄様を安心させたくて元気に返事をすると、兄様はいつもと同じ無表情で答えた。でも、なぜかその時、兄様が少しだけ、ほっとしたみたいに笑った気がした。
「今日は、何か予定があるのか?」
「休みは昨日までだったから、もうすぐフェリコ先生が来ると思います」
「……そうか」
僕が疑問に思いながら答えると、兄様はさっきと同じ言葉、同じ表情で頷いた。それなのに今度は、なぜかほんの少しだけ、兄様ががっかりしたように見えた。
(……あれ?)
兄様の顔は、いつもと同じで、何一つ変わっていない。それなのに、兄様が今、何を思っているのかが、なぜか、なんとなく伝わってきた。
(……どうして分かるんだろう?)
そんな疑問を胸に抱いたまま兄様の予定を尋ねると、学院は今日も休みらしく、いつも通り書庫で過ごすのだと言った。そして、廊下の途中で別れる時も、兄様の背中が、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。
(……気のせいじゃない気がする)
そう思いながら、僕はフェリコ先生が待っている場所へと向かった。
「オルフェ様の表情…ですか?」
「はい!フェリコ先生なら、分かりますか!?」
フェリコ先生が授業を始めるよりも先に、僕は真っ先に兄様の話をした。
前までは、兄様が無表情なのは、何にも興味がないからだと思っていたけれど、それが違うと分かってからは、意識して兄様の顔を見るようになった。それでも今日は、昨日よりも、もっと分かる気がする。
それが何だかすごいことのように思えて、僕はフェリコ先生に伝えた。するとフェリコ先生は、いつも僕の質問に答える時と同じような、穏やかな調子で言った。
「オルフェ様は、表情に出ないだけで、感情が乏しいわけではありません。ですから……何となく分かりますよ」
「父様や母様も?」
「ええ。お二人とも、分かっていらっしゃいます」
(……つまり。兄様のことが分かっていなかったのは、僕だけだったんだ……)
気落ちした僕の様子に気づいたのか、それを紛らわすように、今度はフェリコ先生が逆に問いかけてきた。
「でも、急に分かるようになったんですよね? 前日の件は伺いましたが、それ以外に何かありましたか?」
「……っ」
ラスクであった件については、すでに聞いているらしく、フェリコ先生はそれを知っているようだった。けれど、それだけで兄様の表情まで急に分かるようになるものだろうかと、他にも何かあったのではないかと尋ねてくる。実際、それ以外のことは、あった。
(父様から、その件は周りには秘密にするよう言われているし……)
フェリコ先生なら話してもいい気がする。でも、口止めされている以上、それを話していいのかどうかは分からない。僕が黙り込んでしまうと、フェリコ先生が心配そうに声をかけてきた。
「どうかしましたか?」
「な、何でもないよ!! 何もなかったよ!!」
「……そうですか」
フェリコ先生は、僕の嘘に気づいているようだった。それでも何か理由があるのだろうと、それ以上は何も聞いてこなかった。
(……ありがたいな)
フェリコ先生のことをそう感じつつ、僕は兄様の右手に現れた紋について考えていた。少なからず兄様に迷惑をかけているのは確かなため、兄様がそれをどう思っているのかは分からない。それでも、もしあの紋が現れたことで、兄様のことが分かるようになったのだとしたら、悪いことばかりではなかったのかもしれないと、僕は思ってしまう。
そんなことを考えながらその日の授業を終え、夕食の席でも兄様の様子をそっと窺ってみた。すると、兄様は無表情ながらも、どこか楽しそうにしているようで、どこか空気が柔らかい。そして、その空気につられたのか、僕もいつもよりたくさん話していた気がする。
(……嬉しい)
兄様と一緒に過ごせる事に、そんな気持ちを感じながら、その日の夜は過ぎていった。
次の日。朝食を終えた僕は、書庫へ向かう兄様の後を追いかけた。
「兄様!」
「どうした?」
呼び止めると、兄様はちゃんと立ち止まって、僕を待っていてくれる。
「この後、何か予定はありますか?」
「特にないが?」
まだ長期休みが明けていない兄様に声を掛ければ、どうしたのかというように、こちらを見てきた。だから僕は、思い切って、昨日から考えていた提案を口にした。
「じゃあ、今日、僕のピアノを聴きに来ませんか? 今日の授業で弾くんです!」
「……いいのか?」
兄様が様子を確かめるように聞いてきたので、僕はこくりと頷いて答えた。
「はい!それに、この前、ピアノを聴かせるって約束したじゃないですか!」
「……そうだったな。では、邪魔でなければ……行こうか」
「はい!!」
本当に約束したことが果たされるとは思っていなかったのか、兄様はどこか遠慮した様子を見せながらも、最後には頷いてくれた。僕は誘いを断られなかったことが嬉しくて、僕は思わず声を弾ませるけど、なぜか、兄様のほうが僕よりも嬉しそうに見えた。
そうして僕達は一緒に並びながら、フェリコ先生が来る前に、少し胸を弾ませながら部屋へと向かった。
「今日は、オルフェ様もご一緒なのですね?」
「……」
兄様がいることに気づいたフェリコ先生が、兄様に向けて一言声をかけたけれど、兄様は照れくさいのか、聞かれても黙ったままだった。だから、僕が代わりに説明することにした。
「兄様は、僕のピアノを聞きに来てくれたんですよ!」
「素直なオルフェ様なんて、珍しいですね?」
「……煩い」
フェリコ先生にそう指摘されると、兄様はそっぽを向いて短く答えていた。けれど、その様子を気にすることもなく、フェリコ先生は僕のほうへ声をかけてくる。
「それにしても、良かったですね。リュカ様」
「はい!!」
そんな僕達のやり取りを聞いていても、兄様は相変わらず無言のままだった。
授業が始まってからも、兄様は何も言わず、目を閉じて僕のピアノに耳を傾けている。それでも、なんとなく、楽しそうなのが分かる。それが嬉しくて、僕の指は、いつもより軽く鍵盤の上を跳ねていた。
「兄様! どうでしたか!?」
演奏が終わるなりそう聞くと、兄様は閉じていた目を開けて答えた。
「……リュカらしくて、良かった」
「……!!?」
その言葉も嬉しかったけれど、それと違う要因が大き過ぎて、僕はその場で固まってしまった。すると兄様が、少し戸惑ったような声を出す。
「どうした?」
「おそらく、オルフェ様が笑ったからだと思いますよ?」
驚きで言葉が出てこない僕の代わりに、フェリコ先生が苦笑まじりにそう言うと、兄様は不満そうに答えた。
「……私だって、笑うことはある」
「それが表情に出ることは、少ないですけどね」
フェリコ先生の言う通り、普段の兄様の表情はほとんど動かない。そのはずの兄様の表情が、ほんの少しだけだけど、他の人が見ても分かるくらいには、口元を緩めて、僕に向かって笑っていたのだ。
(もっと見たい!)
そう思った僕は、思い切って兄様にお願いしてみた。
「兄様! もっと笑って!!」
「え……いや……急に笑えと言われても……」
何もない状況で笑うのは難しいのか、兄様は戸惑ったように目尻を下げていた。でも、そんな表情も新鮮で楽しくて、僕はつい、何度もお願いしてしまう。
「オルフェ様、良かったですね。リュカ様に懐いてもらって」
そんな様子を見ていたフェリコ先生が、どこか楽しげに言うと、兄様はからかわれていると思ったのか、不満が滲んだ声で返した。
「……余計なお世話だ」
「途中から、口元が緩んでいましたね」
「え!?見たかった!」
「……見なくていい」
そう言い残すと兄様は、これ以上ここにはいられないと言わんばかりに、照れを隠すように足早に部屋を出ていった。その背中を見送りながら、僕はフェリコ先生と顔を見合わせて、思わず笑ってしまう。
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