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三章
みんなで
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「親父から補習じゃなければ良いって許可を貰えたぞ!!」
次の日教室に行くと、楽しそうなバルド達の声が聞こえて来た。
「今年こそは何処か遊びに行ける!」
「去年、何処にも行けなかったからか、テンションが高いですね」
「ああ!去年は学院の陰謀で点が足りなかったが、今年こそは絶対に行くぞ!!」
「いや…陰謀じゃなく、ただの自業自得だっただろ…」
みんながいる所まで行くと、より楽しげに聞こえて来て、逆に気分が落ち込んで来る。
「はぁ…」
話しに混ざる気にもならず、自然とため息が溢れた僕に、バルドが不思議そうに聞いて来た。
「ため息なんて付いてどうしたんだよ?」
「うん…」
「何か浮かない顔だな?どうかしたのか?」
「何かありましたか?」
「それがね…」
みんなから聞かれた僕は、昨日の夜の出来事をバルド達に話した。
「なら、リュカも俺達と一緒に行くか?コンラッドとも誘って、一緒に行くつもりだったからな!」
「また勝手に…」
「嫌なのか?」
「嫌じゃ…ないですけど…」
「コンラット。そこは素直に行きたいって言えよ」
「何処に行くの?」
困った奴を見るような顔で笑うバルドに、僕は行き先を聞いてみた。
「親父が近場ならって言ってたから、良い所があればそこにするつもりだ!リュカは色々な所行ってるし、何処か良い所とか知らないか?」
「うーん?去年出掛けた場所は、ちょっと遠いかな…?」
行くまでに片道3日くらい掛かったから、近いとは言い難いと思う。
「近場だと、前まで避暑で毎年行ってた場所はあるけど…そこは…」
夏の楽しかった思い出と、冬の少し苦い思い出を思い出して、少し複雑な気分になる。
「そこの街には、何があるんだ?」
「うーん…大きい湖がある街で、泳いだり魚釣りとかが出来たよ。後は、小さい船とかがあったり、変わったお店とかもあったかな…?」
少し戸惑いながらも、記憶を思い出しながら話していると、バルドは楽しげな笑みを浮かべて言った。
「楽しそうじゃん!そこにしようぜ!リュカがいれば、案内もしてもらえそうだしよ!!」
「そうですね。何も知らない街に行くよりでしたら、ある程度何があるか分かる方が予定も立てやすいですし、良いかもしれませんね」
冬に起こった事を知らないバルド達は、その場所に行く事に乗り気のようだった。僕も、前に行った時の事がなければ、何の問題もなく賛成したんだけど…。
「ネアも行くだろ!」
「はっ?俺?」
全く予想してなかったように、ネアは驚いた表情を浮かべていた。
「当たり前だろ!!此処でお前だけ誘わないわけないだろ!?」
「いや…別に誘わなくていいんだが…」
「何か予定でもあるんですか?」
「……特にはないが」
「なら決まりな!みんなで旅行に出掛けるぞ!!」
バルドの掛け声で、みんなで旅行に行く事が決まった。だけど、僕にはまだ確認する事がある。
「母様とかにも、確認しておくね…」
母様と一緒に行く予定だったから、まずは母様に聞いてみる必要がある。後は、父様がなんて言うなんだよね…。
「楽しみだな!」
「バルド。お願いですから、補習にだけはならないで下さいね…」
「分かってるよ!!」
母様に聞く前に、バルドが補習になるかどうかで決まりそうだ…。まあ、僕も人の事言えないんだけど…。
「母様…今、ちょっと良い…?」
「どうしたの?」
学園から帰った僕は、父様達が城に言っている間、バルド達に誘われた旅行について母様に聞いてみた。
「みんなと一緒に言ってもいいかなぁ?」
「勿論よ。アル達がいなくて、少し寂しい旅行になるかと思ったけれど、ラザリア様と一緒なら、楽しい旅行になりそうね!」
僕の話しを聞いて、楽しそうに笑う母様を見る限り、母様の方は大丈夫そうだ。
「ただ…場所が場所だから、アルがなんて言うかなのよね…。アルは、たまに過保護過ぎる所があるから…」
困ったようなような顔で言う母様に、僕も心の中で頷いた。父様から許可を貰うのには、やっぱり少し苦労しそうだ。
「構わないよ」
「い、良いの?」
父様からは、拍子抜けするほどすんなりと許可が貰えた。
「あの街のギルド長からも、治安状況の報告書は定期的に上がって来ているからね。王都を除けば、あの街が1番安全な街かもしれないね。まあ…そうでなくては困るのだが…」
「と、とうさま…?」
「ん?何かな?」
「…何でもない」
一瞬、父様から怖い雰囲気を感じたような気がけれど、父様は何時も変わらない笑顔を浮かべていて、今はそんな空気も感じない。僕の…気のせいだったかな?
「それに、カレンも一緒に行って貰うつもりだからね」
「まあ!カレン様が!?」
母様の知っている人のようだけど、僕には誰なのか全く分からない。
「誰?」
「リュカは、カレン様にはまだちゃんと会った事はなかったわね。カレン様は陛下の妹君で、今は冒険者として各地を旅していらっしゃる方なのよ」
「だから、滅多に帰って来ないくてね。レクスに頼むと同時に、私の方でも手紙も送ってはいたんだが、居場所が分からなかったからね。正直、届くかどうかも定かではなかったんだよ。だから、レクスの方に連絡が入って、本当に良かったよ」
そういえば、父様がパーティーの時に誰かが帰って来るみたいな話しをしていたけど、もしかしてその人かな?
「ラザリア様がカレン様の遊び相手を務めていたから、学院時代に私も御一緒させて貰って会った事があるけれど、明るくて活発なお方よ」
「規格外…ではあったな…」
「そんな事言って、アルもカレン様にはお世話になったでしょう?」
「それは…そうだが…私が世話してやった方が多いのだが…」
困ったような愛想笑いを浮かべながら、父様達が僕には分からない話しを始めたので、僕は隣にいる兄様にも聞いてみた。
「兄様は、その人に会った事ある?」
「何度かは…ある…」
「どんな人?」
「そうだな…人から駄目だと言われるほどやってみたくなり、周囲の反対など押し切って行動するが、最後にそれが良い結果になるから、周囲もあまり強くは言えない…という感じだ…」
苦手意識があるのか、兄様の反応もあまり良くない。パーティーの時の父様達の様子を思い出しても、似たような反応だっから、周りだけが苦労するって事なのかな…?
「あれ等は、悪運が強いからな…」
物思いに沈むように言った父様に、ふっと思った事を僕は聞いた。
「そういえば、その人に付き添いを頼むために呼んだの?」
前からその人に手紙を送っていたなら、父様は今回一緒に行けない事を知ってた事になる。少し疑わしげな視線を向けるたら、小さな笑みを浮かべながら言った。
「いや、別件を頼む予定だったが、私達の変わりにちょうど良いと思ってね。まあ、別の意味で不安だったが、ベルンハルトも一緒に行くと言うのなら、安心して送り出せる。アレが休みを取るなど珍しいとも思っていたが、リュカの話しを聞いて納得した」
「何で休みを取ったって知ってるの?」
バルドも補習じゃなかったらって言われたって学院で言ってたから、まだ行くと決まったわけじゃないのに?
「私の所に、有給の申請書類が上がって来ていたからね。レクスが、私に仕事を押し付けて羽根を伸ばして来いなどと言うから、少し邪魔してやろうかとも思っていたが、リュカ達と出掛けるならそれは出来ないな」
父様は冗談めかしに言ったけれど、何故か少し本気で言っているような気がした。
「有給取るのは、そんなに珍しいの?」
「そうだね。有給休暇が溜まり過ぎていて、レクスから休みくらい取れと言われるくらいには珍しいね」
「そんなに溜まってるの?父様は?」
「私は、金を払ってでも休むよ」
父様は爽やかな笑顔を浮かべてながら言うけど、それってどうなんだろうか…。
コンラットから聞く父様の話しと、実際に見る父様が違い過ぎて、本当の話し何だろうかと疑問に思えてくる。
「とりあえずは、カレンの件でギルドの方にも使いを送らなくてはいけないな」
「私が行ってきます」
「オルフェが?」
「別件で、ギルドには用事がありますので」
「……なら、オルフェに頼む事にするよ。後で書類も渡すから、部屋に来てくれ」
「分かりました」
父様は、少しの間、兄様の様子を伺うように見ていたけど、最後は何時ものように笑いながら、兄様に答えていた。
次の日教室に行くと、楽しそうなバルド達の声が聞こえて来た。
「今年こそは何処か遊びに行ける!」
「去年、何処にも行けなかったからか、テンションが高いですね」
「ああ!去年は学院の陰謀で点が足りなかったが、今年こそは絶対に行くぞ!!」
「いや…陰謀じゃなく、ただの自業自得だっただろ…」
みんながいる所まで行くと、より楽しげに聞こえて来て、逆に気分が落ち込んで来る。
「はぁ…」
話しに混ざる気にもならず、自然とため息が溢れた僕に、バルドが不思議そうに聞いて来た。
「ため息なんて付いてどうしたんだよ?」
「うん…」
「何か浮かない顔だな?どうかしたのか?」
「何かありましたか?」
「それがね…」
みんなから聞かれた僕は、昨日の夜の出来事をバルド達に話した。
「なら、リュカも俺達と一緒に行くか?コンラッドとも誘って、一緒に行くつもりだったからな!」
「また勝手に…」
「嫌なのか?」
「嫌じゃ…ないですけど…」
「コンラット。そこは素直に行きたいって言えよ」
「何処に行くの?」
困った奴を見るような顔で笑うバルドに、僕は行き先を聞いてみた。
「親父が近場ならって言ってたから、良い所があればそこにするつもりだ!リュカは色々な所行ってるし、何処か良い所とか知らないか?」
「うーん?去年出掛けた場所は、ちょっと遠いかな…?」
行くまでに片道3日くらい掛かったから、近いとは言い難いと思う。
「近場だと、前まで避暑で毎年行ってた場所はあるけど…そこは…」
夏の楽しかった思い出と、冬の少し苦い思い出を思い出して、少し複雑な気分になる。
「そこの街には、何があるんだ?」
「うーん…大きい湖がある街で、泳いだり魚釣りとかが出来たよ。後は、小さい船とかがあったり、変わったお店とかもあったかな…?」
少し戸惑いながらも、記憶を思い出しながら話していると、バルドは楽しげな笑みを浮かべて言った。
「楽しそうじゃん!そこにしようぜ!リュカがいれば、案内もしてもらえそうだしよ!!」
「そうですね。何も知らない街に行くよりでしたら、ある程度何があるか分かる方が予定も立てやすいですし、良いかもしれませんね」
冬に起こった事を知らないバルド達は、その場所に行く事に乗り気のようだった。僕も、前に行った時の事がなければ、何の問題もなく賛成したんだけど…。
「ネアも行くだろ!」
「はっ?俺?」
全く予想してなかったように、ネアは驚いた表情を浮かべていた。
「当たり前だろ!!此処でお前だけ誘わないわけないだろ!?」
「いや…別に誘わなくていいんだが…」
「何か予定でもあるんですか?」
「……特にはないが」
「なら決まりな!みんなで旅行に出掛けるぞ!!」
バルドの掛け声で、みんなで旅行に行く事が決まった。だけど、僕にはまだ確認する事がある。
「母様とかにも、確認しておくね…」
母様と一緒に行く予定だったから、まずは母様に聞いてみる必要がある。後は、父様がなんて言うなんだよね…。
「楽しみだな!」
「バルド。お願いですから、補習にだけはならないで下さいね…」
「分かってるよ!!」
母様に聞く前に、バルドが補習になるかどうかで決まりそうだ…。まあ、僕も人の事言えないんだけど…。
「母様…今、ちょっと良い…?」
「どうしたの?」
学園から帰った僕は、父様達が城に言っている間、バルド達に誘われた旅行について母様に聞いてみた。
「みんなと一緒に言ってもいいかなぁ?」
「勿論よ。アル達がいなくて、少し寂しい旅行になるかと思ったけれど、ラザリア様と一緒なら、楽しい旅行になりそうね!」
僕の話しを聞いて、楽しそうに笑う母様を見る限り、母様の方は大丈夫そうだ。
「ただ…場所が場所だから、アルがなんて言うかなのよね…。アルは、たまに過保護過ぎる所があるから…」
困ったようなような顔で言う母様に、僕も心の中で頷いた。父様から許可を貰うのには、やっぱり少し苦労しそうだ。
「構わないよ」
「い、良いの?」
父様からは、拍子抜けするほどすんなりと許可が貰えた。
「あの街のギルド長からも、治安状況の報告書は定期的に上がって来ているからね。王都を除けば、あの街が1番安全な街かもしれないね。まあ…そうでなくては困るのだが…」
「と、とうさま…?」
「ん?何かな?」
「…何でもない」
一瞬、父様から怖い雰囲気を感じたような気がけれど、父様は何時も変わらない笑顔を浮かべていて、今はそんな空気も感じない。僕の…気のせいだったかな?
「それに、カレンも一緒に行って貰うつもりだからね」
「まあ!カレン様が!?」
母様の知っている人のようだけど、僕には誰なのか全く分からない。
「誰?」
「リュカは、カレン様にはまだちゃんと会った事はなかったわね。カレン様は陛下の妹君で、今は冒険者として各地を旅していらっしゃる方なのよ」
「だから、滅多に帰って来ないくてね。レクスに頼むと同時に、私の方でも手紙も送ってはいたんだが、居場所が分からなかったからね。正直、届くかどうかも定かではなかったんだよ。だから、レクスの方に連絡が入って、本当に良かったよ」
そういえば、父様がパーティーの時に誰かが帰って来るみたいな話しをしていたけど、もしかしてその人かな?
「ラザリア様がカレン様の遊び相手を務めていたから、学院時代に私も御一緒させて貰って会った事があるけれど、明るくて活発なお方よ」
「規格外…ではあったな…」
「そんな事言って、アルもカレン様にはお世話になったでしょう?」
「それは…そうだが…私が世話してやった方が多いのだが…」
困ったような愛想笑いを浮かべながら、父様達が僕には分からない話しを始めたので、僕は隣にいる兄様にも聞いてみた。
「兄様は、その人に会った事ある?」
「何度かは…ある…」
「どんな人?」
「そうだな…人から駄目だと言われるほどやってみたくなり、周囲の反対など押し切って行動するが、最後にそれが良い結果になるから、周囲もあまり強くは言えない…という感じだ…」
苦手意識があるのか、兄様の反応もあまり良くない。パーティーの時の父様達の様子を思い出しても、似たような反応だっから、周りだけが苦労するって事なのかな…?
「あれ等は、悪運が強いからな…」
物思いに沈むように言った父様に、ふっと思った事を僕は聞いた。
「そういえば、その人に付き添いを頼むために呼んだの?」
前からその人に手紙を送っていたなら、父様は今回一緒に行けない事を知ってた事になる。少し疑わしげな視線を向けるたら、小さな笑みを浮かべながら言った。
「いや、別件を頼む予定だったが、私達の変わりにちょうど良いと思ってね。まあ、別の意味で不安だったが、ベルンハルトも一緒に行くと言うのなら、安心して送り出せる。アレが休みを取るなど珍しいとも思っていたが、リュカの話しを聞いて納得した」
「何で休みを取ったって知ってるの?」
バルドも補習じゃなかったらって言われたって学院で言ってたから、まだ行くと決まったわけじゃないのに?
「私の所に、有給の申請書類が上がって来ていたからね。レクスが、私に仕事を押し付けて羽根を伸ばして来いなどと言うから、少し邪魔してやろうかとも思っていたが、リュカ達と出掛けるならそれは出来ないな」
父様は冗談めかしに言ったけれど、何故か少し本気で言っているような気がした。
「有給取るのは、そんなに珍しいの?」
「そうだね。有給休暇が溜まり過ぎていて、レクスから休みくらい取れと言われるくらいには珍しいね」
「そんなに溜まってるの?父様は?」
「私は、金を払ってでも休むよ」
父様は爽やかな笑顔を浮かべてながら言うけど、それってどうなんだろうか…。
コンラットから聞く父様の話しと、実際に見る父様が違い過ぎて、本当の話し何だろうかと疑問に思えてくる。
「とりあえずは、カレンの件でギルドの方にも使いを送らなくてはいけないな」
「私が行ってきます」
「オルフェが?」
「別件で、ギルドには用事がありますので」
「……なら、オルフェに頼む事にするよ。後で書類も渡すから、部屋に来てくれ」
「分かりました」
父様は、少しの間、兄様の様子を伺うように見ていたけど、最後は何時ものように笑いながら、兄様に答えていた。
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