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二
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――己の輪郭さえ溶けてしまった闇の中。
宗右衛門は徒広い座敷でひとり、化野に打ち捨てられた数知れぬ屍を想い――震えていた。
折り重なり融け崩れてひとつになった女たちが、目ばかりくっきりと瞠り、いっせいに自分を見るのだ。
この震えは怯えではなく悦びだ。
期待しているのだ。
見られることに。
沢山の死んだ目に。腐れた目に。蕩けた目に――。
宗右衛門は、叫びだしたくなる衝動を歯を食いしばってこらえた。
――そんなことになったら、おれはどうなってしまうのだ。きっと気が違ってしまうに違いない――。
それとも既に狂っているのか。
その時、襖がすうと開いた。
宗右衛門は我に返って振り向いた。下女が、一人の男を連れていた。男の顔は闇につぶれてわからない。
「――何者か」
宗右衛門は掠れた声で問うた。
耳が痛いほどの静寂の後――男は染みとおる声で名乗った。何のことはない、検分の際いつも同伴する小物であった。
「お調書のための草子、お持ちいたしました――」
小物は、深く頭を垂れた。
そうか――と宗右衛門は息を吐いて、小物が畳に置いた綴じ本に目を落とした。掌が汗で滑る。
いつの間にか脇に立っていた下女が、行灯に火を入れた。塗りこめられた闇が僅かに遠ざかり、見慣れた小物の顔が朧に浮かび上がった。宗右衛門の心の闇も少し晴れたように思い、何故だか安堵した。
下女が退がった頃を見はからって、宗右衛門は小物に言った。
「京の、化野に行くことになってな」
――あだし野の露消ゆることなく鳥辺野の烟立ち去らで――小物は呟くように詠った。
「おぬし、徒然草を知っておるのか」
「へぇ。幼きころに読み聞かせてもらったことがごぜえます。――化野は、京の無常所でございましょう」
そうだ、よく知っておるな――宗右衛門は言った。
「先程まで、それを思うておったのだ。供養もされず打ち捨てられた名も無き数多の骸を――」
――そしてあの黒い眼を。
あれを想うと頭の芯が痺れたようになる。からだが熱くなる。やまぬ耳鳴りが、鐘のごとくわんわんと頭の中で鳴り響く。
――想うて震えておったのだ。焦がれておったのだ。
「お――おかしいか」
「おかしいことなどありましょうか。幾千の無縁仏に想いを馳せる……さすがは山崎様。慈悲深いことでございまする」
そうではない、そうではないのだ。本当は――。
――震えておりますね。
不意に耳鳴りがやみ、静かな声音が耳朶にするりと入り込んできた。
「違う、骸怖ろしさに震えておるのではない。武士たるもの、そのようなものを怖れては……」
――わかっております。悦んでらっしゃるんですね。
宗右衛門は身動ぎした。
わかるのか、この悦びが。おぬし、わかってくれるのか――宗右衛門は顔を上げた。
ところが、目の前にあったのは小物の不審げな顔だった。
「どうかなさったんでぇ」
おずおずと見あげてくる小物の暗い顔を、宗右衛門は見返した。
「どうしたも何も、今、おぬしと――」
宗右衛門ははたと口を噤んだ。
――あれは、本当に小物の声だったろうか。
微妙に違っている気もする。思い出そうとしても今となってはひどく曖昧模糊としているが、こんなはっきりとした声などではなく、もっと薄ぼんやりとした――己の身の内から聞こえてきたような気もする。
――なれば誰と話をしていたのか。
闇が、一層に濃くなった気がした。
「しかしながら、相当に凄まじかったと聞きますねぇ」
「何のことか」
「何って――京の無常所のことでございますよ」
話が戻り、宗右衛門は顔を上げた。
「そんなに凄まじかったのか」
「へぇ。送る数多かる日はあれど送らぬ日はなし――京の人の数も多くなってきた頃にございます。野辺送りは相当の数であったそうで」
「そ、そんなに沢山か」
――そんなに沢山の目が。
小物は嫌そうに眉根を寄せた。
「そりゃあもう、夥しい数でさぁ。――して、屍臭は風に運ばれ二里三里。蛆集れころろく肉叢のうえを飢えた禽獣跳梁跋扈せる様まっこと凄まじき。朽ちた白帷子を纏わせたしゃれこうべは草木に――」
宗右衛門は唾を飲み込んだ。
「み――見て来たように言うではないか」
見てきたのか、と問う宗右衛門に、小物は――否、まさか――と諸手をあげた。
「そんなおっかねぇもんわざわざ見にゆく酔狂じゃぁありませんよぅ」
――見に行くのではない、見られにゆくのだ。
それに――小物は、つ、と目を上げた。
「此、徒然草は――時は平安のころの御咄。手前は種さえ出来ちゃおりません。昔噺でございますよ」
何――宗右衛門は、小物の昏い目を見た。
「化野はもう――きれいに片付けられていやす」
「何だとっ」
突如声を荒げた上役にも動じることなく、小物は――ですから、と続けた。
「弘法大師様が菩提を弔って、打ち捨てられた仏は念仏寺八千の石塔の下に安らかに眠っております――有難ぇこった」
宗右衛門はその場にへたり込んだ。
「骸は――ないのか」
「へぇ、ありません――」
――と、云い乍ら、小物は黒々とした眼をくるりと向けた。
宗右衛門は慄然とした。
小物の双眸には、恋焦がれた死のいろがあったのだ。
「そ――そなたは――」
その時、行灯のあかりが――ふ、と消えた。
了
宗右衛門は徒広い座敷でひとり、化野に打ち捨てられた数知れぬ屍を想い――震えていた。
折り重なり融け崩れてひとつになった女たちが、目ばかりくっきりと瞠り、いっせいに自分を見るのだ。
この震えは怯えではなく悦びだ。
期待しているのだ。
見られることに。
沢山の死んだ目に。腐れた目に。蕩けた目に――。
宗右衛門は、叫びだしたくなる衝動を歯を食いしばってこらえた。
――そんなことになったら、おれはどうなってしまうのだ。きっと気が違ってしまうに違いない――。
それとも既に狂っているのか。
その時、襖がすうと開いた。
宗右衛門は我に返って振り向いた。下女が、一人の男を連れていた。男の顔は闇につぶれてわからない。
「――何者か」
宗右衛門は掠れた声で問うた。
耳が痛いほどの静寂の後――男は染みとおる声で名乗った。何のことはない、検分の際いつも同伴する小物であった。
「お調書のための草子、お持ちいたしました――」
小物は、深く頭を垂れた。
そうか――と宗右衛門は息を吐いて、小物が畳に置いた綴じ本に目を落とした。掌が汗で滑る。
いつの間にか脇に立っていた下女が、行灯に火を入れた。塗りこめられた闇が僅かに遠ざかり、見慣れた小物の顔が朧に浮かび上がった。宗右衛門の心の闇も少し晴れたように思い、何故だか安堵した。
下女が退がった頃を見はからって、宗右衛門は小物に言った。
「京の、化野に行くことになってな」
――あだし野の露消ゆることなく鳥辺野の烟立ち去らで――小物は呟くように詠った。
「おぬし、徒然草を知っておるのか」
「へぇ。幼きころに読み聞かせてもらったことがごぜえます。――化野は、京の無常所でございましょう」
そうだ、よく知っておるな――宗右衛門は言った。
「先程まで、それを思うておったのだ。供養もされず打ち捨てられた名も無き数多の骸を――」
――そしてあの黒い眼を。
あれを想うと頭の芯が痺れたようになる。からだが熱くなる。やまぬ耳鳴りが、鐘のごとくわんわんと頭の中で鳴り響く。
――想うて震えておったのだ。焦がれておったのだ。
「お――おかしいか」
「おかしいことなどありましょうか。幾千の無縁仏に想いを馳せる……さすがは山崎様。慈悲深いことでございまする」
そうではない、そうではないのだ。本当は――。
――震えておりますね。
不意に耳鳴りがやみ、静かな声音が耳朶にするりと入り込んできた。
「違う、骸怖ろしさに震えておるのではない。武士たるもの、そのようなものを怖れては……」
――わかっております。悦んでらっしゃるんですね。
宗右衛門は身動ぎした。
わかるのか、この悦びが。おぬし、わかってくれるのか――宗右衛門は顔を上げた。
ところが、目の前にあったのは小物の不審げな顔だった。
「どうかなさったんでぇ」
おずおずと見あげてくる小物の暗い顔を、宗右衛門は見返した。
「どうしたも何も、今、おぬしと――」
宗右衛門ははたと口を噤んだ。
――あれは、本当に小物の声だったろうか。
微妙に違っている気もする。思い出そうとしても今となってはひどく曖昧模糊としているが、こんなはっきりとした声などではなく、もっと薄ぼんやりとした――己の身の内から聞こえてきたような気もする。
――なれば誰と話をしていたのか。
闇が、一層に濃くなった気がした。
「しかしながら、相当に凄まじかったと聞きますねぇ」
「何のことか」
「何って――京の無常所のことでございますよ」
話が戻り、宗右衛門は顔を上げた。
「そんなに凄まじかったのか」
「へぇ。送る数多かる日はあれど送らぬ日はなし――京の人の数も多くなってきた頃にございます。野辺送りは相当の数であったそうで」
「そ、そんなに沢山か」
――そんなに沢山の目が。
小物は嫌そうに眉根を寄せた。
「そりゃあもう、夥しい数でさぁ。――して、屍臭は風に運ばれ二里三里。蛆集れころろく肉叢のうえを飢えた禽獣跳梁跋扈せる様まっこと凄まじき。朽ちた白帷子を纏わせたしゃれこうべは草木に――」
宗右衛門は唾を飲み込んだ。
「み――見て来たように言うではないか」
見てきたのか、と問う宗右衛門に、小物は――否、まさか――と諸手をあげた。
「そんなおっかねぇもんわざわざ見にゆく酔狂じゃぁありませんよぅ」
――見に行くのではない、見られにゆくのだ。
それに――小物は、つ、と目を上げた。
「此、徒然草は――時は平安のころの御咄。手前は種さえ出来ちゃおりません。昔噺でございますよ」
何――宗右衛門は、小物の昏い目を見た。
「化野はもう――きれいに片付けられていやす」
「何だとっ」
突如声を荒げた上役にも動じることなく、小物は――ですから、と続けた。
「弘法大師様が菩提を弔って、打ち捨てられた仏は念仏寺八千の石塔の下に安らかに眠っております――有難ぇこった」
宗右衛門はその場にへたり込んだ。
「骸は――ないのか」
「へぇ、ありません――」
――と、云い乍ら、小物は黒々とした眼をくるりと向けた。
宗右衛門は慄然とした。
小物の双眸には、恋焦がれた死のいろがあったのだ。
「そ――そなたは――」
その時、行灯のあかりが――ふ、と消えた。
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