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探りをいれる
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「休日何してるかって?」
冬夜が不思議そうに聞き返した。
「いや……休日の度に来るから暇なのかと思って……」
あれから何とか冬夜の対抗策を考えたが、結局何も思いつかなかった。
それでもどうにかしなければと思い、取り敢えず相手の事をまず知らなければと思ったのだ。
今日も冬夜はおれが休みだとわかった途端に部屋に来ていた。
「暇って訳じゃないけどね。出来るだけ伊織ちゃんと会いたいから来てるだけ」
「そういうのいいから。じゃあ、それ以外だと何してるんだ?」
何が楽しいのか相変わらず楽しそうにおれに女装させてベッドで色々する。今日も最初は我慢していたのだが、その内我慢出来ず声を漏らしてしまった。
しかも、何度もしているせいでおれの体の感度も良くなっているらしく、少し冬夜に触られただけで反応するようになってきてしまっていて、少し焦る。
「うーん、友達と遊びに行ったり、後はジムに行ったりするかな」
「ジム?そういえばこの間もそんな事言ってたな」
「うん、定期的に体動かしたくなるんだ」
冬夜はそう言いながら、おれの足を撫でる。
「っ……ちょ、もう終わっただろ。触るなよ」
やっと一通り終わってホッとしていたのに、また手を出してくるので慌ててふりはらう。
「だって、最近会えなくて久しぶりだったから」
「久しぶりって、まだこの前から一週間しか経ってないだろ!っちょだから触るなよ」
なんとか手を振り払ったが逆効果だったようで、腰を捕まれ結局引き寄せられる。軽々と持ち上げられ。膝の上に座らせられてしまった。
「だって、本当に伊織ちゃんの触り心地がいいんだもん」
冬夜はそう言って胸を探る。さっきしたばかりだから、服がクシャクシャに乱れていていてあっという間に服の中に手を入れられる。
「っあ……ん……やめ……っなんで胸ばっかり触るんだよ……」
「だってほら、胸を揉んだら大きくなるっていうじゃん。胸が大きくなったら、もっと女の子みたいになれるよ」
「っ……揉んだからって、そんなにでかくなるかよ……っ」
「でも伊織ちゃん、前より敏感になってるよね。乳首もこんなに硬くなっちゃって……」
「っあ……本当に……やめ……」
冬夜は人差し指と親指でクリクリと刺激する。少し痛いくらいなのに、体は快楽を拾ってしまう。たまらず冬夜の腕を掴む。こんなに慣れてきてしまった自分の体が恨めしい。
「あれ?胸しか触ってないのに、こっちまで固くなってるよ?」
そう言って冬夜は足の間にも手を入れる。確かにそこはまた固くなっていて完全に反応してしまっていた。
「ち、違……そんなこと」
頭を振って否定してみたが、自分でも反応していたのは分かっていた。さっきまで散々触られてイッたせいで感じやすくなっているのだ。
「え?そんなこと言うとこっちは触ってあげないよ?ほら、胸ばっかりじゃ辛いでしょ?」
「あ……そ、それは……っ」
「ほら、素直にしてって言ったら、もっと気持ちよくしてあげるよ」
冬夜はそう言いながら指でそこをなぞる。かすかな刺激しかなくてもどかしい。中途半端に高められて辛いのだ。
「し……して……」
たまらずおれはそう言ってしまった。
「しょうがないな、伊織ちゃんにお願いされたら断れないよな……」
「あっ……ああ……っあ」
一気に追い上げるように扱かれて限界が来る。ビクンと体が震えて白濁したものが飛び出た。冬夜は手際よくそれをテッシュで受け止め処理する。全てを吐き出すと、おれはぐったりと冬夜に寄りかかった。
「こっち向いて……」
冬夜はそう言って顎を掴んで、自分の方に向かせると口で口を塞ぐ。
「ん……」
おれは抵抗も出来ずされるがままになる。
ぼんやりしていると舌が当然のように入ってきて、中を探る。イッたばかりで敏感になっているのか舌で少し刺激されただけで気持よくなってしまう。
「そういえば、何であんな事聞いたの?」
「ふぁ……え?なに?」
冬夜がキスをしながらふと思い出したように聞いた。頭がぼんやりしていたおれは、なんの事か分からず聞き返す。
「休みの日のこと聞いたでしょ?俺のことそんなに気になる?」
「ち、違うよ……さっきも言っただろ暇なのかと思って……もっと他にも楽しい事あるだろ?」
探っているのがバレたのかと思って焦る。
「こうしてるのも、楽しいけど?」
冬夜はそう言いながらまた太ももを撫でる。払いのけようと思ったが止めておく。また同じことをさされたら面倒だ。
「もっと他のことした方が有意義だと思うけど……」
「そんな事ないよ」
そう言いながら、冬夜はおでこにキスを落す。
この調子だと冬夜が飽きるのはまだまだかかりそうだ。そこでおれは考えていた作戦を実行してみることにした。
「あーでも、あれだよな……ジムとかいいよな……その……おれも行こうかな……」
これは冬夜を知るための作戦の一環だ。
おれはこれまでにも冬夜の事を知るために、シェアハウスの住人に冬夜のことをさりげなく聞いて回っていた。
しかし、いくら話を聞いても冬夜の弱点は分からなかった。
むしろ冬夜に関しては評判のいい話しか聞けなかったのだ。
冬夜は誰にでも親切で優しいそうで、とてもモテる。モテているのは知っていたがこれほどとは思わなかった。
人望もあるようで、いつだったかシェアハウス内で人を集めて企画のようなものを立てて市内の遊園地に遊びに行ったりしていたようだ。
おれも一応誘われたのだが、あまりにも煌びやかで明るい集まりで、気後れしてしまって仕事があるからと断ってしまった。
仕事も大きな広告代理店に勤めていて、若いのに活躍していて実績もあり、将来も順風満帆らしい。
同年代なのに、ブラック会社でふらふらになりながらも特に目的もなく働いているおれとは大違いだ。
話がずれた。
取り敢えず、冬夜は誰からも好かれていて、隙のないイケメンだという事しか分からなかった。
そんな訳で、このままではなにも分からなくて終わりそうなので、不本意だが自ら冬夜に近づいて探るしことにしたのだ。
「伊織ちゃんもジムに?特に太っているわけじゃないし、筋肉が付くと女装しずらくない?」
「えっと……体力がないから少し体力付けたいだけだから、筋肉付くまでは予定ないし。っていうか女の子になりたい訳じゃないし人に見せる予定もないから、筋肉は付いてもいいんだよ」
「ふーん」
何か変に思われたらどうしようと思いつつ、話を進める。
「だから……その、冬夜の行ってるジムってどんな感じなんだ?」
冬夜は特に疑問に思っていないようだ。質問に答えてくれた。
「俺の行ってるジムは比較的色々な年齢層の人が来てて、プログラムも種類が沢山あるよ」
「おれみたいな運動が全くできなくても大丈夫なのか?」
「そういう人ようのコースもあるよ。よかったら会員の紹介なら初回無料体験とかあるから行ってみる?」
「え?いいのか?」
「うん、もちろん。むしろ紹介したら紹介した方も割引付けてもらえたりするから気にしないで」
こんな風に部屋で会っても、まともに探ることは出来ない。だから、普通に情報収集するなら、男同士の恰好で普通に会話出来る状況がいい。
だからジムに一緒に行きたかったのだ。
探るために口実としてジムに一緒に行こうと色々口実を考えていたのだが、向こうから言ってくれたのはありがたかった。
「じゃあ……お願いしようかな」
そうしておれ達は一緒にジムに行くことになった。
冬夜が不思議そうに聞き返した。
「いや……休日の度に来るから暇なのかと思って……」
あれから何とか冬夜の対抗策を考えたが、結局何も思いつかなかった。
それでもどうにかしなければと思い、取り敢えず相手の事をまず知らなければと思ったのだ。
今日も冬夜はおれが休みだとわかった途端に部屋に来ていた。
「暇って訳じゃないけどね。出来るだけ伊織ちゃんと会いたいから来てるだけ」
「そういうのいいから。じゃあ、それ以外だと何してるんだ?」
何が楽しいのか相変わらず楽しそうにおれに女装させてベッドで色々する。今日も最初は我慢していたのだが、その内我慢出来ず声を漏らしてしまった。
しかも、何度もしているせいでおれの体の感度も良くなっているらしく、少し冬夜に触られただけで反応するようになってきてしまっていて、少し焦る。
「うーん、友達と遊びに行ったり、後はジムに行ったりするかな」
「ジム?そういえばこの間もそんな事言ってたな」
「うん、定期的に体動かしたくなるんだ」
冬夜はそう言いながら、おれの足を撫でる。
「っ……ちょ、もう終わっただろ。触るなよ」
やっと一通り終わってホッとしていたのに、また手を出してくるので慌ててふりはらう。
「だって、最近会えなくて久しぶりだったから」
「久しぶりって、まだこの前から一週間しか経ってないだろ!っちょだから触るなよ」
なんとか手を振り払ったが逆効果だったようで、腰を捕まれ結局引き寄せられる。軽々と持ち上げられ。膝の上に座らせられてしまった。
「だって、本当に伊織ちゃんの触り心地がいいんだもん」
冬夜はそう言って胸を探る。さっきしたばかりだから、服がクシャクシャに乱れていていてあっという間に服の中に手を入れられる。
「っあ……ん……やめ……っなんで胸ばっかり触るんだよ……」
「だってほら、胸を揉んだら大きくなるっていうじゃん。胸が大きくなったら、もっと女の子みたいになれるよ」
「っ……揉んだからって、そんなにでかくなるかよ……っ」
「でも伊織ちゃん、前より敏感になってるよね。乳首もこんなに硬くなっちゃって……」
「っあ……本当に……やめ……」
冬夜は人差し指と親指でクリクリと刺激する。少し痛いくらいなのに、体は快楽を拾ってしまう。たまらず冬夜の腕を掴む。こんなに慣れてきてしまった自分の体が恨めしい。
「あれ?胸しか触ってないのに、こっちまで固くなってるよ?」
そう言って冬夜は足の間にも手を入れる。確かにそこはまた固くなっていて完全に反応してしまっていた。
「ち、違……そんなこと」
頭を振って否定してみたが、自分でも反応していたのは分かっていた。さっきまで散々触られてイッたせいで感じやすくなっているのだ。
「え?そんなこと言うとこっちは触ってあげないよ?ほら、胸ばっかりじゃ辛いでしょ?」
「あ……そ、それは……っ」
「ほら、素直にしてって言ったら、もっと気持ちよくしてあげるよ」
冬夜はそう言いながら指でそこをなぞる。かすかな刺激しかなくてもどかしい。中途半端に高められて辛いのだ。
「し……して……」
たまらずおれはそう言ってしまった。
「しょうがないな、伊織ちゃんにお願いされたら断れないよな……」
「あっ……ああ……っあ」
一気に追い上げるように扱かれて限界が来る。ビクンと体が震えて白濁したものが飛び出た。冬夜は手際よくそれをテッシュで受け止め処理する。全てを吐き出すと、おれはぐったりと冬夜に寄りかかった。
「こっち向いて……」
冬夜はそう言って顎を掴んで、自分の方に向かせると口で口を塞ぐ。
「ん……」
おれは抵抗も出来ずされるがままになる。
ぼんやりしていると舌が当然のように入ってきて、中を探る。イッたばかりで敏感になっているのか舌で少し刺激されただけで気持よくなってしまう。
「そういえば、何であんな事聞いたの?」
「ふぁ……え?なに?」
冬夜がキスをしながらふと思い出したように聞いた。頭がぼんやりしていたおれは、なんの事か分からず聞き返す。
「休みの日のこと聞いたでしょ?俺のことそんなに気になる?」
「ち、違うよ……さっきも言っただろ暇なのかと思って……もっと他にも楽しい事あるだろ?」
探っているのがバレたのかと思って焦る。
「こうしてるのも、楽しいけど?」
冬夜はそう言いながらまた太ももを撫でる。払いのけようと思ったが止めておく。また同じことをさされたら面倒だ。
「もっと他のことした方が有意義だと思うけど……」
「そんな事ないよ」
そう言いながら、冬夜はおでこにキスを落す。
この調子だと冬夜が飽きるのはまだまだかかりそうだ。そこでおれは考えていた作戦を実行してみることにした。
「あーでも、あれだよな……ジムとかいいよな……その……おれも行こうかな……」
これは冬夜を知るための作戦の一環だ。
おれはこれまでにも冬夜の事を知るために、シェアハウスの住人に冬夜のことをさりげなく聞いて回っていた。
しかし、いくら話を聞いても冬夜の弱点は分からなかった。
むしろ冬夜に関しては評判のいい話しか聞けなかったのだ。
冬夜は誰にでも親切で優しいそうで、とてもモテる。モテているのは知っていたがこれほどとは思わなかった。
人望もあるようで、いつだったかシェアハウス内で人を集めて企画のようなものを立てて市内の遊園地に遊びに行ったりしていたようだ。
おれも一応誘われたのだが、あまりにも煌びやかで明るい集まりで、気後れしてしまって仕事があるからと断ってしまった。
仕事も大きな広告代理店に勤めていて、若いのに活躍していて実績もあり、将来も順風満帆らしい。
同年代なのに、ブラック会社でふらふらになりながらも特に目的もなく働いているおれとは大違いだ。
話がずれた。
取り敢えず、冬夜は誰からも好かれていて、隙のないイケメンだという事しか分からなかった。
そんな訳で、このままではなにも分からなくて終わりそうなので、不本意だが自ら冬夜に近づいて探るしことにしたのだ。
「伊織ちゃんもジムに?特に太っているわけじゃないし、筋肉が付くと女装しずらくない?」
「えっと……体力がないから少し体力付けたいだけだから、筋肉付くまでは予定ないし。っていうか女の子になりたい訳じゃないし人に見せる予定もないから、筋肉は付いてもいいんだよ」
「ふーん」
何か変に思われたらどうしようと思いつつ、話を進める。
「だから……その、冬夜の行ってるジムってどんな感じなんだ?」
冬夜は特に疑問に思っていないようだ。質問に答えてくれた。
「俺の行ってるジムは比較的色々な年齢層の人が来てて、プログラムも種類が沢山あるよ」
「おれみたいな運動が全くできなくても大丈夫なのか?」
「そういう人ようのコースもあるよ。よかったら会員の紹介なら初回無料体験とかあるから行ってみる?」
「え?いいのか?」
「うん、もちろん。むしろ紹介したら紹介した方も割引付けてもらえたりするから気にしないで」
こんな風に部屋で会っても、まともに探ることは出来ない。だから、普通に情報収集するなら、男同士の恰好で普通に会話出来る状況がいい。
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