なにがどうしてこうなった?!

織原深雪

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時間もなにも、想いの前では意味を無くす

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買った飲み物と財布を持って歩き出すとすぐにシャルを見つけた。

シャルの金髪はこういう所では目立って探しやすい。
何しろスタイルもよく、そこにいるだけで目を引くのだ。

今もそんな感じで見ている女子大生っぽい若い女の子のグループが声を掛けないかとか話しているのを耳にしつつ歩いていった。

「シャル、お待たせ。」

そうニコッと声をかけるとシャルは満面の笑みを浮べて立ち上がり飲み物を受け取りテーブルに載せ私の方の椅子を引き座らせてくれる。

その流れはとてもスムーズ。
このレディーファーストのエスコートにもだいぶ慣れた。


「ありがとう。はい、こっちがシャルのだよ。」

そう言って渡すと


「ありがとう綾乃。」

そう言うと渡した手を掴み手の甲にキスをするシャル


「ひゃー、ラブラブだよ!下手に声かけなくて良かった。あのイケメンの外人さん彼女に夢中だね。」

「ほんと、甘いわ!羨ましい!目の毒だ!買い物に戻ろ!!」

「うんうん、彼女さんも可愛らしい人だねぇ。目の保養だけど自分らが切なくなるから行こうねぇ。」


そんな会話をして女子大生グループはお店から出ていった。

あはは、甘いよね、ですよね。

されてるこっちも他人事ならそんな感じで立ち去ってます。

当人なので無理ですけどね・・・


恥ずかしいぃぃ~


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