私と鬱

みい

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私の過去

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    私は母子家庭で育ちました。同じ地元に祖父母と、叔父夫婦、叔父夫婦の子供で三姉妹の従姉妹がいました。
従姉妹は3人とも才色兼備で、私はいつも比べられて育ちました。
頭も顔も良くなかった私は、幼い頃から家族たちから
「みいちゃんだけだね、ブサイクは」
「頭も悪いよね」
と言われてきました。
確かに頭も悪く、顔も良くなかった私は言い返すかもできず、受け入れる事しか出来ませんでした。

   小学生になってからは、同級生の子達から雑巾や紙くずを投げられることもありましたし
「お前、鼻デカ女だよな、こっち来る  
    な」と言われる事もありました。
中学では、陸上部に入り短距離をしてきました。
そこでもイジメはありました。
体を慣らすアップをするのですが
みんなで一緒に走らなくてはいけなかったので走っていると
「ロバがくる」
「ロバついてくるなよ」
と言われ始めました。部員でない子にも
「あいつロバって言われてるから
    ロバって呼んでやって」

このことを思い出すと今でも
怖くなります。

   もともと人間関係が上手くいかない方で、もちろん高校でも上手くいきませんでした。これだけではありませんが、これが一番辛く心に残ってるものです。

    今思うと、幼い頃から「自分はダメ人間」「何してもダメなやつ」そんな考えしか出来なくなっていたんだなと、常にネガティブ思考な私でした。
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