31 / 86
第30話『作戦の名は。』
しおりを挟む
――今日は犯人捜しを行なう。見つけられなかったら、警察に通報する。
東雲先生がそう提案する。何かあったときの責任は全て取ってくれるとまで言ってくれるのは、覚悟があっていいと思うけれど。
「……東雲先生」
「何だ? 藤堂」
「結局、犯人捜しは行うのですか! それに向けた方法も思いついていない中で!」
「ああ、そうだ。犯人を捕まえることができる可能性が少しでもあるなら、それを追求して損はないだろう。朝倉の言うように、目の前の問題を一つ一つ解決する考えも納得できる。それに、警察沙汰になるのは何かと面倒だし」
何か東雲先生の本音が垣間見ることができた気がする。特に最後の一言。警察沙汰になるのは面倒だし、学校内で事が収まるならそっちの方がいいよね。
「ただ、藤堂の言うとおり、盗撮は歴とした犯罪だ。証拠がある以上、通報すれば警察も動いてくれるだろう。だから、2人の考えを汲み取って、今日は犯人捜しを行い、もし犯人を捕まえることや特定することができなかったら、今日中に職員会議を開いて警察に通報するかどうか判断するよ」
沙耶先輩、千晴先輩の両方の意見を取り入れるなら、それが一番いい方法だよね。
「……ただ、これは風紀委員会とは関係のない一般教師からの提案だ。判断は風紀委員のメンバーと担当教師である恵に委ねたい。もちろん、この提案が採用されたら、発案者として私が責任を取るつもりだから安心してくれ」
爽やかな笑みを浮かべながらそう言ってくれるので安心する。東雲先生、とても頼りになるなぁ。秋川先生はこういうところに惹かれて付き合おうと思ったのかな。
「真衣子さんはこう言っているけど、みんなはどうかな? まずは藤堂さん」
「……まだ考えるべき点はありますが、早急に何か手を打たなければならない今の状況を考えれば、今日に限っては私達が動く必要があるでしょう。なので、私は東雲先生の提案に賛成です」
「私も同じです。今日、やるべきことをきちんとやって、それで駄目だったらあとは職員や警察の方にお世話になりたいと思います」
「沙耶ちゃんも同じ意見ね。成田さんは?」
「私も東雲先生の意見に賛成です」
「うん。折笠さんは?」
「3年の先輩方の考えはどちらも取り入れるべきだと思っていましたので、東雲先生の提案に賛成です」
風紀委員のメンバーは東雲先生の提案に満場一致の賛成。ただ、担当教師である秋川先生の判断で、どうしていくのか変わっていくけど。
「みんなの意思を尊重するよ。もし、沙奈ちゃんを盗撮した人がうちの生徒なら、校内で事を収めてあげたい気持ちもある。でも、盗撮は犯罪だから、今日の放課後であまり進展がなかったら警察の力を借りましょう」
「……風紀委員会の関係者全員が私の提案に賛成か。よし、分かった。そうとなれば、今日は恵と私が風紀委員会の指揮を執ることにしよう」
「真衣子さんがいると心強いです」
秋川先生、とても嬉しそうだな。でも、東雲先生がいれば犯人が分かり次第、すぐに捕まえてくれそうな気がする。
「とりあえず、今はこの放課後の時間にどうしていくのかを早急に決める。とりあえず、目標は朝倉を盗撮した犯人を捕まえることにしよう。後々のことを考えると、考慮すべきことも色々とあるだろうが、まずは盗撮した犯人を捕まえることに集中しよう」
「東雲先生」
「何だ、藤堂」
「先ほど、私が言ったことなのですが、考えるべき点……それはどのようにして朝倉さんを盗撮した人物をおびき出すか、ということです」
捕まえるなら、私達の前に沙耶先輩のことを盗撮した人をおびき出さないとないといけないんだよね。
「なるほど。でも、盗撮した人物が誰であるか分かっていない。特定できなくとも、朝倉を盗撮した可能性のある怪しい人物の心当たりがあるか?」
「盗撮されたことを知ってから、スマホを使って調べましたが……例の写真がネット上にアップされていませんでしたし、私を盗撮したことを思わせるような発言の投稿は一切ありませんでした。ダブル・ブレッドについても、白布女学院に存在する変態集団ということだけで」
「つまり、今回の盗撮に関する手がかりは一切ないのか」
「はい」
沙耶先輩、いつの間にそんなことを調べていたんだろう。まさか、授業中に? まあ、盗撮されたらそっちばかり気になっちゃうか。
「確かに、Twitterにもダブル・ブレッドのアカウントはあるけど、これはツールを使って定期的に呟いているようだ。女子高生の穿くパンツは最高……か。ダブル・ブレッドだからパンツってか」
ははっ、と国語教師の東雲先生はスマートフォンを見ながら面白そうに笑っている。それとは対称的に、英語教師の秋川先生は苦笑い。
「つまり、あの集団が朝倉さんの盗撮に関わっているかどうかは分からないということですね?」
「そうだね、藤堂さん。手分けして情報収集というのもありだけれど、時間もあまりないから盗撮した人物をおびき出したいと思っている」
「……あの、沙耶先輩。犯人は隠れてこっそりと先輩のことを撮影したんです。もしかしたら、これまでの会話を、盗聴器などを使ってこっそりと聞かれているんじゃ……」
「その心配は多分ないよ、琴実ちゃん。その可能性も考えて、さっきここに来たときに盗聴器や小型カメラが仕掛けられているかどうか調べたけれど、そんなものは見つからなかった。まあ、実はこの中に共犯者がいて、スマートフォンを使ってこっそりと誰かと通話状態にしていたら話は別だけど。まあ、いないって信じてるよ、私は」
そう言って沙耶先輩は爽やかな笑みを浮かべる。もちろん、私だってこの中に共犯者がいるとは思っていない。
「例の写真をこの部屋の扉に挟んでいたことからして、盗撮した人物はおそらく風紀委員の反応を伺うはずだ。だから、今も校内にいる可能性は高い。私のパンツ好きは校内でも有名だから、きっとパンツ絡みの私の写真を今日もこっそりと撮影するかもしれないね」
「その行動を逆手に取るということですか?」
「その通りだよ、藤堂さん。もちろん、上手くいくっていう保証はないけど、今日中に盗撮した人物を捕まえるなら、これが一番手っ取り早く捕まえられる方法だと思うんだ。どうかな?」
「確かに、そうですわね……」
沙耶先輩の話を聞くと、上手くいきそうな感じではあるけれど、相手は写真をわざわざこの活動室に置くような人。風紀委員会が何か対策を練っていると絶対に考えていると思う。
「でも、沙耶ちゃん。こっちが策を練っているように、向こうも風紀委員会に捕まえられないように対策を練っているんじゃない? しかも、その背後にダブル・ブレッドが関わっているとしたら……」
「恵の言うとおりだ。犯人も人間。捕まえられないための策を練っていると考えていいだろう。朝倉の提案には賛成だが、犯人をより捕まえやすくするためには細かいことも考えていく必要がある」
「はい。詳細はこれから考えるつもりです。さっそくですが……」
盗撮した人物を捕まえるための作戦を、沙耶先輩を中心にして考えていく。今日中に決行する予定なので短い時間の中で。
「……この方法で行くか。今日中にやるなら、これが最善の策か」
「そうでしょうね、真衣子さん。みんな、くれぐれも無理はしないで。危険だと思ったら、その場から逃げること。私と真衣子さんで何とかします」
「すっかりと一人前の教師の顔してるじゃないか、恵。頼もしくなったな。もちろん、私も協力する」
「ありがとうございます。……それじゃ、せっかくだから、琴実ちゃん。この作戦に名前を付けてくれるかな」
「えっ?」
突然言われても困るんですけど。というか、作戦名なんて必要ないんじゃない?
そうだなぁ、コソコソしている相手にはコソコソするのが一番っていう考えの基で立てていった作戦だから、
「……コソコソ作戦というのはどうでしょうか」
「ははっ、可愛らしいね」
「でも、馴染みやすくていいと思いますよ。琴実ちゃんみたいに可愛い名前ですし」
沙耶先輩に笑われた、恥ずかしい。だって、上手い名前なんてすぐに思いつかないもん。ひより先輩がすぐにフォローしてくれたけれど。
「まあ、コソコソしている人間を捕まえに行くからいいかも。コソコソにはコソコソを、っていう考えから立てた作戦だもんね。じゃあ、コソコソ作戦を始めましょう!」
そして、私達はコソコソ作戦実行のために動き出す。
果たして、この作戦が上手くいくのかどうか。個人的には五分五分かな。少しでも成功する確率が上がるように、与えられた役目を果たすことにしよう。
東雲先生がそう提案する。何かあったときの責任は全て取ってくれるとまで言ってくれるのは、覚悟があっていいと思うけれど。
「……東雲先生」
「何だ? 藤堂」
「結局、犯人捜しは行うのですか! それに向けた方法も思いついていない中で!」
「ああ、そうだ。犯人を捕まえることができる可能性が少しでもあるなら、それを追求して損はないだろう。朝倉の言うように、目の前の問題を一つ一つ解決する考えも納得できる。それに、警察沙汰になるのは何かと面倒だし」
何か東雲先生の本音が垣間見ることができた気がする。特に最後の一言。警察沙汰になるのは面倒だし、学校内で事が収まるならそっちの方がいいよね。
「ただ、藤堂の言うとおり、盗撮は歴とした犯罪だ。証拠がある以上、通報すれば警察も動いてくれるだろう。だから、2人の考えを汲み取って、今日は犯人捜しを行い、もし犯人を捕まえることや特定することができなかったら、今日中に職員会議を開いて警察に通報するかどうか判断するよ」
沙耶先輩、千晴先輩の両方の意見を取り入れるなら、それが一番いい方法だよね。
「……ただ、これは風紀委員会とは関係のない一般教師からの提案だ。判断は風紀委員のメンバーと担当教師である恵に委ねたい。もちろん、この提案が採用されたら、発案者として私が責任を取るつもりだから安心してくれ」
爽やかな笑みを浮かべながらそう言ってくれるので安心する。東雲先生、とても頼りになるなぁ。秋川先生はこういうところに惹かれて付き合おうと思ったのかな。
「真衣子さんはこう言っているけど、みんなはどうかな? まずは藤堂さん」
「……まだ考えるべき点はありますが、早急に何か手を打たなければならない今の状況を考えれば、今日に限っては私達が動く必要があるでしょう。なので、私は東雲先生の提案に賛成です」
「私も同じです。今日、やるべきことをきちんとやって、それで駄目だったらあとは職員や警察の方にお世話になりたいと思います」
「沙耶ちゃんも同じ意見ね。成田さんは?」
「私も東雲先生の意見に賛成です」
「うん。折笠さんは?」
「3年の先輩方の考えはどちらも取り入れるべきだと思っていましたので、東雲先生の提案に賛成です」
風紀委員のメンバーは東雲先生の提案に満場一致の賛成。ただ、担当教師である秋川先生の判断で、どうしていくのか変わっていくけど。
「みんなの意思を尊重するよ。もし、沙奈ちゃんを盗撮した人がうちの生徒なら、校内で事を収めてあげたい気持ちもある。でも、盗撮は犯罪だから、今日の放課後であまり進展がなかったら警察の力を借りましょう」
「……風紀委員会の関係者全員が私の提案に賛成か。よし、分かった。そうとなれば、今日は恵と私が風紀委員会の指揮を執ることにしよう」
「真衣子さんがいると心強いです」
秋川先生、とても嬉しそうだな。でも、東雲先生がいれば犯人が分かり次第、すぐに捕まえてくれそうな気がする。
「とりあえず、今はこの放課後の時間にどうしていくのかを早急に決める。とりあえず、目標は朝倉を盗撮した犯人を捕まえることにしよう。後々のことを考えると、考慮すべきことも色々とあるだろうが、まずは盗撮した犯人を捕まえることに集中しよう」
「東雲先生」
「何だ、藤堂」
「先ほど、私が言ったことなのですが、考えるべき点……それはどのようにして朝倉さんを盗撮した人物をおびき出すか、ということです」
捕まえるなら、私達の前に沙耶先輩のことを盗撮した人をおびき出さないとないといけないんだよね。
「なるほど。でも、盗撮した人物が誰であるか分かっていない。特定できなくとも、朝倉を盗撮した可能性のある怪しい人物の心当たりがあるか?」
「盗撮されたことを知ってから、スマホを使って調べましたが……例の写真がネット上にアップされていませんでしたし、私を盗撮したことを思わせるような発言の投稿は一切ありませんでした。ダブル・ブレッドについても、白布女学院に存在する変態集団ということだけで」
「つまり、今回の盗撮に関する手がかりは一切ないのか」
「はい」
沙耶先輩、いつの間にそんなことを調べていたんだろう。まさか、授業中に? まあ、盗撮されたらそっちばかり気になっちゃうか。
「確かに、Twitterにもダブル・ブレッドのアカウントはあるけど、これはツールを使って定期的に呟いているようだ。女子高生の穿くパンツは最高……か。ダブル・ブレッドだからパンツってか」
ははっ、と国語教師の東雲先生はスマートフォンを見ながら面白そうに笑っている。それとは対称的に、英語教師の秋川先生は苦笑い。
「つまり、あの集団が朝倉さんの盗撮に関わっているかどうかは分からないということですね?」
「そうだね、藤堂さん。手分けして情報収集というのもありだけれど、時間もあまりないから盗撮した人物をおびき出したいと思っている」
「……あの、沙耶先輩。犯人は隠れてこっそりと先輩のことを撮影したんです。もしかしたら、これまでの会話を、盗聴器などを使ってこっそりと聞かれているんじゃ……」
「その心配は多分ないよ、琴実ちゃん。その可能性も考えて、さっきここに来たときに盗聴器や小型カメラが仕掛けられているかどうか調べたけれど、そんなものは見つからなかった。まあ、実はこの中に共犯者がいて、スマートフォンを使ってこっそりと誰かと通話状態にしていたら話は別だけど。まあ、いないって信じてるよ、私は」
そう言って沙耶先輩は爽やかな笑みを浮かべる。もちろん、私だってこの中に共犯者がいるとは思っていない。
「例の写真をこの部屋の扉に挟んでいたことからして、盗撮した人物はおそらく風紀委員の反応を伺うはずだ。だから、今も校内にいる可能性は高い。私のパンツ好きは校内でも有名だから、きっとパンツ絡みの私の写真を今日もこっそりと撮影するかもしれないね」
「その行動を逆手に取るということですか?」
「その通りだよ、藤堂さん。もちろん、上手くいくっていう保証はないけど、今日中に盗撮した人物を捕まえるなら、これが一番手っ取り早く捕まえられる方法だと思うんだ。どうかな?」
「確かに、そうですわね……」
沙耶先輩の話を聞くと、上手くいきそうな感じではあるけれど、相手は写真をわざわざこの活動室に置くような人。風紀委員会が何か対策を練っていると絶対に考えていると思う。
「でも、沙耶ちゃん。こっちが策を練っているように、向こうも風紀委員会に捕まえられないように対策を練っているんじゃない? しかも、その背後にダブル・ブレッドが関わっているとしたら……」
「恵の言うとおりだ。犯人も人間。捕まえられないための策を練っていると考えていいだろう。朝倉の提案には賛成だが、犯人をより捕まえやすくするためには細かいことも考えていく必要がある」
「はい。詳細はこれから考えるつもりです。さっそくですが……」
盗撮した人物を捕まえるための作戦を、沙耶先輩を中心にして考えていく。今日中に決行する予定なので短い時間の中で。
「……この方法で行くか。今日中にやるなら、これが最善の策か」
「そうでしょうね、真衣子さん。みんな、くれぐれも無理はしないで。危険だと思ったら、その場から逃げること。私と真衣子さんで何とかします」
「すっかりと一人前の教師の顔してるじゃないか、恵。頼もしくなったな。もちろん、私も協力する」
「ありがとうございます。……それじゃ、せっかくだから、琴実ちゃん。この作戦に名前を付けてくれるかな」
「えっ?」
突然言われても困るんですけど。というか、作戦名なんて必要ないんじゃない?
そうだなぁ、コソコソしている相手にはコソコソするのが一番っていう考えの基で立てていった作戦だから、
「……コソコソ作戦というのはどうでしょうか」
「ははっ、可愛らしいね」
「でも、馴染みやすくていいと思いますよ。琴実ちゃんみたいに可愛い名前ですし」
沙耶先輩に笑われた、恥ずかしい。だって、上手い名前なんてすぐに思いつかないもん。ひより先輩がすぐにフォローしてくれたけれど。
「まあ、コソコソしている人間を捕まえに行くからいいかも。コソコソにはコソコソを、っていう考えから立てた作戦だもんね。じゃあ、コソコソ作戦を始めましょう!」
そして、私達はコソコソ作戦実行のために動き出す。
果たして、この作戦が上手くいくのかどうか。個人的には五分五分かな。少しでも成功する確率が上がるように、与えられた役目を果たすことにしよう。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サクラブストーリー
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
ルピナス
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の藍沢直人は後輩の宮原彩花と一緒に、学校の寮の2人部屋で暮らしている。彩花にとって直人は不良達から救ってくれた大好きな先輩。しかし、直人にとって彩花は不良達から救ったことを機に一緒に住んでいる後輩の女の子。直人が一定の距離を保とうとすることに耐えられなくなった彩花は、ある日の夜、手錠を使って直人を束縛しようとする。
そして、直人のクラスメイトである吉岡渚からの告白をきっかけに直人、彩花、渚の恋物語が激しく動き始める。
物語の鍵は、人の心とルピナスの花。たくさんの人達の気持ちが温かく、甘く、そして切なく交錯する青春ラブストーリーシリーズ。
※特別編-入れ替わりの夏-は『ハナノカオリ』のキャラクターが登場しています。
※1日3話ずつ更新する予定です。
管理人さんといっしょ。
桜庭かなめ
恋愛
桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。
しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。
風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、
「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」
高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。
ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!
※特別編11が完結しました!(2025.6.20)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
∞
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なため一匹狼として高校生活を送っている。
入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだった。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。
しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではない。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。
抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かい青春ラブストーリー。
※タイトルは「むげん」と読みます。
※完結しました!(2020.7.29)
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる