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第58話『本音はお手洗いの中で』
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梢さんと会長さんが作ったミートソースパスタはとても美味しかった。私はお腹がいっぱいになったけど、秋川先生のパンツを前菜として堪能していた沙耶先輩はお腹いっぱいになったのかな。
隣に座っている沙耶先輩の方をチラッと見てみると、先輩もパスタを完食していた。
「ごちそうさまでした。美味しかったよ」
「お粗末様でした、沙耶」
会長さん、とても嬉しそうだ。自分が作った料理を美味しそうに食べて、完食してくれたら嬉しいよね。私も会長さんの立場だったら嬉しくなっていると思う。
「いやー、食った食った」
「美味しかったですね、真衣子さん」
「ああ。恵に負けないくらいに美味しかった。……昼飯代も浮いたし、一石二鳥だな」
「もう、真衣子さんったら。生徒の前でそういうことを言うんじゃありません」
どっちが年上なんだか。秋川先生の方がしっかりとしたお姉さんに見えてきた。
「ははっ、そうだな。生徒の前で言うべきじゃなかったな。すまんすまん。それにしても、朝倉姉さんと生駒は料理がとても上手なんだな」
「いえいえ。ささっと作っただけですって。ミートソースも缶詰ですし」
そう言いながらも、梢さんは嬉しそうに笑っている。あと、今は姉妹が揃っているからか、梢さんのことを朝倉姉さんって言っているんだ。
「すまない、お手洗いを借りたいのだが……」
「それなら、私がご案内しましょう。お手洗いの中まで……」
「折笠、場所を教えてくれないか」
「分かりました」
何で私なんだろう。この家の住人である梢さんでもいいのに。
それにしても沙耶先輩、馬鹿だなぁ。お手洗いに行くということはパンツを下ろすわけだから、それが東雲先生のチャンスだと思ったんだ。
「お手洗いの中にカメラを仕込んでおけば……いや、それじゃパンツを見られても、堪能はできないか……」
「そんなことをしたら犯罪よ、沙耶」
「いてっ!」
会長さんが沙耶先輩の頭を軽く叩いた。こういったことができるのも梢さんを除けば、会長さんなのくらいかも。
「今のうちに行ってきてください」
「分かった。じゃあ、頼む、折笠」
「はい」
私は東雲先生を連れてリビングを後にする。
「あいつのパンツへの執着心には頭を抱えるときがあるな」
「……分かっていただけましたか」
「ははっ、私はずっと前から分かっていたことさ。何だかんだ彼女とは2年間の付き合いがあるからな」
「そうです……よね。あっ、お手洗いはそこです」
「ありがとう。折笠はここにいてくれ」
「……はい」
東雲先生はお手洗いの中に入っていった。
別に私はリビングに戻っていてもいいと思うけれど、まさか……東雲先生ってかなり重度な方向音痴なのかな。
『私は方向音痴ではない』
「えっ、じゃあ、どうして……」
『見張りだ。朝倉は何をしてくるか分からないからな。このお手洗いの扉、緊急時のことを考えてか、道具を使えば外からも鍵を開けられる作りになっているし』
「そうですか。さすがにそこまではしないと私は信じていますが……」
緊急時のことも考えて、お手洗いとかお風呂の扉の鍵を外から解錠できる作りになっていると聞いたことがある。
リビングの方を見てみると、沙耶先輩と秋川先生がこっちの方をじっと見ている。2人とも東雲先生のことが気になっていると思うけれど、それぞれ気になる箇所が違うと思われる。
『まあ、さすがの朝倉も法に触れるようなことはしないと信じてはいる。だからこそ、恵のパンツを堪能することを許しているんだ』
「自分のパンツは頑なに見せないのに?」
『あれは、朝倉に何でもかんでもパンツを見せてくれると思ったら大間違いであることを教えるためだ。それに、その……私のパンツを堪能していいのは恵だけだから』
「東雲先生にも可愛いところ、あるんですね」
『か、可愛いって……私のこと舐めてるのか?』
今頃、お手洗いの中で1人、赤面しているかも。
「そんなことないですよ。素直な気持ちを口にしただけです」
『……それにしても、可愛いってなぁ。30歳を過ぎたから、段々と可愛いって言葉は似合わなくなるんじゃないかな……』
はあっ、とため息とも受け取れる声が聞こえる。東雲先生、かっこいいしさっぱりしている性格だから、可愛いって言われても爽やかに笑うだけかと思ったよ。
付き合っている秋川先生だけにパンツを堪能してもいいと思うのはいいけど、それなら秋川先生のパンツを沙耶先輩から守ってあげてもいいんじゃないのかな。ただ、秋川先生が特に嫌がっている様子を見せたことはこれまでに一度もないから、東雲先生は許したのかな。
『パンツのことについては……秘密だからな。折笠』
「分かりました」
私がそう言うと、トイレの中から大きな水の流れる音が。あぁ、これ……本当に流しているんじゃなくて音消しの方かな。
『なあ、折笠』
「何ですか?」
『正直、どう思っている? 今回のこと……』
「どう思っているって……早く事が収まってほしいなって思っていますよ。自分がやったって名乗り出てくれればさらにいいですけど……」
『まあ、そう思うよな。質問を変えよう。ダブル・ブレッドのリーダーであるブラン、誰だと思う?』
「……見当すらつかないですね」
白布女学院の関係者であることは間違いなさそうだけれど、それが生徒なのか、職員なのか、OGなのか。
『……私はブランが近くにいると思っている』
ブランは近くにいる……か。
それって、やっぱり、金曜日に掛布さんがTwitterでのブランのアカウントを見せようとしたら消えていたのが根拠だよね。状況をすぐ把握できたところにいるから、そういった動きがあったと。
「ダブル・ブレッドは白布女学院の生徒で構成されている変態集団って言われていますもんね。私達の近くにいる可能性は十分にありそうですよね」
『ああ』
「生徒ではなく教職員の可能性ってあるんですか?」
『……生徒は女子だけだが、教職員は男性もいる。こういうことはあまり言いたくないが……教職員の可能性も否めないな。特に男性は』
「……そうですか」
今までは男性の方が変態だっていうイメージが強かったけど、沙耶先輩っていう強烈な変態女子の相棒になってからは、女性の方が変態なんじゃないかと思うようになった。性別でそういったことを判断しちゃいけないのかも。
「まあ、まずは生徒の安全を第一に考えよう」
気付いたら、東雲先生がお手洗いから出てきていた。普段のように凛とした笑みを浮かべている。
「折笠さん! 真衣子さんとどんな話をしたの?」
「琴実ちゃん! 東雲先生のパンツはどうだった?」
東雲先生の姿が見えたからなのか、沙耶先輩と秋川先生がこちらに駈け寄ってきてそんなことを訊いてきた。
「折笠とは世間話をしただけさ。それに、2人ならきっと折笠がお手洗いの扉の前にいたのは知っているだろう? 私のパンツを知る術はない」
「そ、そうですか……」
「琴実ちゃんには許したと思ったんだけどなぁ……」
秋川先生はともかく、沙耶先輩……そこまでして東雲先生のパンツを堪能したいんだ。呆れるなぁ。
「朝倉。求めるものがあるというのはいいことだ。ただ、何でもすぐに手に入ると思ったら大間違いだ。それに、執着しすぎると、本当に求めているものが永遠に手に入らなくなるかもしれない。よく考えるんだな」
東雲先生、真面目な表情をしていいことを言っているのは間違いないけど、沙耶先輩が執着しているのがパンツだからねぇ。
「まあ、それは朝倉よりもダブル・ブレッドのメンバーに言うべきことなのかもな。どうも、あの集団は朝倉と折笠に執着している。もっと言えば、風紀委員会か。ダブル・ブレッドとは真逆の立場だから」
「今までのことを考えたら、東雲先生の言う通りかもしれませんね」
「ああ。明日、私と恵の方から話すつもりだが、朝倉……藤堂と桃田に職員会議での話をざっくりでいいから伝えておいてくれ」
「分かりました。後で2人に伝えておきます」
「よろしく。生徒会には……まだいい。今は会長である生駒が知っていれば。まだ、被害届を提出して警察の対応がどうなるか分からないから」
「分かりました」
私達はこうやって動き始めたけど、ダブル・ブレッドの方も当然、そのことは想定済みだと思う。
「よし、これから被害届を作るために情報を書き出していくか。実際の被害届は交番や警察署で、警察官と一緒に作るんだが……こっちである程度情報を書き出して纏めた方がスムーズに進むからな。恵、資料作成を頼む。私達が随時チェックするから、落ち着いてやってほしい」
「分かりました」
すると、秋川先生は持ってきたバッグの中からノートパソコンを取り出した。
「今ここで2人分の資料を作ろう。朝倉については朝倉姉さんに内容を了承してもらい、折笠については自宅に行って、御両親に内容を確認してもらおう。それで、了承をいただいたら私と恵、朝倉と折笠の4人で警察署に行き、被害届を作成して提出するって流れでやっていこう」
被害届は重要だから、きちんと手順を踏んでいかないといけないよね。
それから、資料の作成、梢さんや私の両親に内容の確認、そして、沙耶先輩や先生方と一緒に警察署に行って被害届を作成し提出。全てのことが終わったときには、陽もだいぶ傾いていたのであった。
隣に座っている沙耶先輩の方をチラッと見てみると、先輩もパスタを完食していた。
「ごちそうさまでした。美味しかったよ」
「お粗末様でした、沙耶」
会長さん、とても嬉しそうだ。自分が作った料理を美味しそうに食べて、完食してくれたら嬉しいよね。私も会長さんの立場だったら嬉しくなっていると思う。
「いやー、食った食った」
「美味しかったですね、真衣子さん」
「ああ。恵に負けないくらいに美味しかった。……昼飯代も浮いたし、一石二鳥だな」
「もう、真衣子さんったら。生徒の前でそういうことを言うんじゃありません」
どっちが年上なんだか。秋川先生の方がしっかりとしたお姉さんに見えてきた。
「ははっ、そうだな。生徒の前で言うべきじゃなかったな。すまんすまん。それにしても、朝倉姉さんと生駒は料理がとても上手なんだな」
「いえいえ。ささっと作っただけですって。ミートソースも缶詰ですし」
そう言いながらも、梢さんは嬉しそうに笑っている。あと、今は姉妹が揃っているからか、梢さんのことを朝倉姉さんって言っているんだ。
「すまない、お手洗いを借りたいのだが……」
「それなら、私がご案内しましょう。お手洗いの中まで……」
「折笠、場所を教えてくれないか」
「分かりました」
何で私なんだろう。この家の住人である梢さんでもいいのに。
それにしても沙耶先輩、馬鹿だなぁ。お手洗いに行くということはパンツを下ろすわけだから、それが東雲先生のチャンスだと思ったんだ。
「お手洗いの中にカメラを仕込んでおけば……いや、それじゃパンツを見られても、堪能はできないか……」
「そんなことをしたら犯罪よ、沙耶」
「いてっ!」
会長さんが沙耶先輩の頭を軽く叩いた。こういったことができるのも梢さんを除けば、会長さんなのくらいかも。
「今のうちに行ってきてください」
「分かった。じゃあ、頼む、折笠」
「はい」
私は東雲先生を連れてリビングを後にする。
「あいつのパンツへの執着心には頭を抱えるときがあるな」
「……分かっていただけましたか」
「ははっ、私はずっと前から分かっていたことさ。何だかんだ彼女とは2年間の付き合いがあるからな」
「そうです……よね。あっ、お手洗いはそこです」
「ありがとう。折笠はここにいてくれ」
「……はい」
東雲先生はお手洗いの中に入っていった。
別に私はリビングに戻っていてもいいと思うけれど、まさか……東雲先生ってかなり重度な方向音痴なのかな。
『私は方向音痴ではない』
「えっ、じゃあ、どうして……」
『見張りだ。朝倉は何をしてくるか分からないからな。このお手洗いの扉、緊急時のことを考えてか、道具を使えば外からも鍵を開けられる作りになっているし』
「そうですか。さすがにそこまではしないと私は信じていますが……」
緊急時のことも考えて、お手洗いとかお風呂の扉の鍵を外から解錠できる作りになっていると聞いたことがある。
リビングの方を見てみると、沙耶先輩と秋川先生がこっちの方をじっと見ている。2人とも東雲先生のことが気になっていると思うけれど、それぞれ気になる箇所が違うと思われる。
『まあ、さすがの朝倉も法に触れるようなことはしないと信じてはいる。だからこそ、恵のパンツを堪能することを許しているんだ』
「自分のパンツは頑なに見せないのに?」
『あれは、朝倉に何でもかんでもパンツを見せてくれると思ったら大間違いであることを教えるためだ。それに、その……私のパンツを堪能していいのは恵だけだから』
「東雲先生にも可愛いところ、あるんですね」
『か、可愛いって……私のこと舐めてるのか?』
今頃、お手洗いの中で1人、赤面しているかも。
「そんなことないですよ。素直な気持ちを口にしただけです」
『……それにしても、可愛いってなぁ。30歳を過ぎたから、段々と可愛いって言葉は似合わなくなるんじゃないかな……』
はあっ、とため息とも受け取れる声が聞こえる。東雲先生、かっこいいしさっぱりしている性格だから、可愛いって言われても爽やかに笑うだけかと思ったよ。
付き合っている秋川先生だけにパンツを堪能してもいいと思うのはいいけど、それなら秋川先生のパンツを沙耶先輩から守ってあげてもいいんじゃないのかな。ただ、秋川先生が特に嫌がっている様子を見せたことはこれまでに一度もないから、東雲先生は許したのかな。
『パンツのことについては……秘密だからな。折笠』
「分かりました」
私がそう言うと、トイレの中から大きな水の流れる音が。あぁ、これ……本当に流しているんじゃなくて音消しの方かな。
『なあ、折笠』
「何ですか?」
『正直、どう思っている? 今回のこと……』
「どう思っているって……早く事が収まってほしいなって思っていますよ。自分がやったって名乗り出てくれればさらにいいですけど……」
『まあ、そう思うよな。質問を変えよう。ダブル・ブレッドのリーダーであるブラン、誰だと思う?』
「……見当すらつかないですね」
白布女学院の関係者であることは間違いなさそうだけれど、それが生徒なのか、職員なのか、OGなのか。
『……私はブランが近くにいると思っている』
ブランは近くにいる……か。
それって、やっぱり、金曜日に掛布さんがTwitterでのブランのアカウントを見せようとしたら消えていたのが根拠だよね。状況をすぐ把握できたところにいるから、そういった動きがあったと。
「ダブル・ブレッドは白布女学院の生徒で構成されている変態集団って言われていますもんね。私達の近くにいる可能性は十分にありそうですよね」
『ああ』
「生徒ではなく教職員の可能性ってあるんですか?」
『……生徒は女子だけだが、教職員は男性もいる。こういうことはあまり言いたくないが……教職員の可能性も否めないな。特に男性は』
「……そうですか」
今までは男性の方が変態だっていうイメージが強かったけど、沙耶先輩っていう強烈な変態女子の相棒になってからは、女性の方が変態なんじゃないかと思うようになった。性別でそういったことを判断しちゃいけないのかも。
「まあ、まずは生徒の安全を第一に考えよう」
気付いたら、東雲先生がお手洗いから出てきていた。普段のように凛とした笑みを浮かべている。
「折笠さん! 真衣子さんとどんな話をしたの?」
「琴実ちゃん! 東雲先生のパンツはどうだった?」
東雲先生の姿が見えたからなのか、沙耶先輩と秋川先生がこちらに駈け寄ってきてそんなことを訊いてきた。
「折笠とは世間話をしただけさ。それに、2人ならきっと折笠がお手洗いの扉の前にいたのは知っているだろう? 私のパンツを知る術はない」
「そ、そうですか……」
「琴実ちゃんには許したと思ったんだけどなぁ……」
秋川先生はともかく、沙耶先輩……そこまでして東雲先生のパンツを堪能したいんだ。呆れるなぁ。
「朝倉。求めるものがあるというのはいいことだ。ただ、何でもすぐに手に入ると思ったら大間違いだ。それに、執着しすぎると、本当に求めているものが永遠に手に入らなくなるかもしれない。よく考えるんだな」
東雲先生、真面目な表情をしていいことを言っているのは間違いないけど、沙耶先輩が執着しているのがパンツだからねぇ。
「まあ、それは朝倉よりもダブル・ブレッドのメンバーに言うべきことなのかもな。どうも、あの集団は朝倉と折笠に執着している。もっと言えば、風紀委員会か。ダブル・ブレッドとは真逆の立場だから」
「今までのことを考えたら、東雲先生の言う通りかもしれませんね」
「ああ。明日、私と恵の方から話すつもりだが、朝倉……藤堂と桃田に職員会議での話をざっくりでいいから伝えておいてくれ」
「分かりました。後で2人に伝えておきます」
「よろしく。生徒会には……まだいい。今は会長である生駒が知っていれば。まだ、被害届を提出して警察の対応がどうなるか分からないから」
「分かりました」
私達はこうやって動き始めたけど、ダブル・ブレッドの方も当然、そのことは想定済みだと思う。
「よし、これから被害届を作るために情報を書き出していくか。実際の被害届は交番や警察署で、警察官と一緒に作るんだが……こっちである程度情報を書き出して纏めた方がスムーズに進むからな。恵、資料作成を頼む。私達が随時チェックするから、落ち着いてやってほしい」
「分かりました」
すると、秋川先生は持ってきたバッグの中からノートパソコンを取り出した。
「今ここで2人分の資料を作ろう。朝倉については朝倉姉さんに内容を了承してもらい、折笠については自宅に行って、御両親に内容を確認してもらおう。それで、了承をいただいたら私と恵、朝倉と折笠の4人で警察署に行き、被害届を作成して提出するって流れでやっていこう」
被害届は重要だから、きちんと手順を踏んでいかないといけないよね。
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