77 / 204
続編
第23話『体育祭当日』
しおりを挟む
6月8日、火曜日。
いよいよ体育祭当日になった。
天気予報によると、今日の東京は曇りでたまに日が差す時間があるとのこと。雨が降る心配はないそうなので、体育祭を実施するには最高の気候じゃないだろうか。
いつも通り、自転車で待ち合わせ場所である高架下まで行くと、そこには氷織の姿があった。氷織曰く、昨日は普段よりも早めに寝たので体調は万全とのこと。体育祭当日だから、それを聞いてほっとしている。ちなみに、俺もよく眠れたから元気だ。
「明斗さん。おはようのキスをしましょうか」
「ああ。しよう」
「今日はちょっと長めにしませんか? 体育祭を頑張るためにも」
「そうだな。今日は頑張ろう」
「はいっ」
俺からおはようのキスをする。
外にいるため、いつもなら数秒ほどだ。ただ、今日は氷織からのお願いがあるので、いつもより長い時間唇を重ねる。
唇から氷織の唇の感触と温もりを感じると、元気な体がより元気になっていく。
俺から唇を離すと、そこには頬を赤らめて俺を見つめる氷織がいた。凄く可愛い。
「ありがとうございます、明斗さん。今日の体育祭を頑張れそうです」
「俺もだよ。じゃあ、学校へ行こうか」
「行きましょう」
俺達は高架下を出発する。
「いよいよ体育祭当日ですね」
「そうだな。去年はお祭り気分で勝ちへのこだわりはあまりなかったけど、今年は中学までの体育祭みたいに勝ちたい気持ちになってる。初めてチーム対抗リレーに出るし、リレーと二人三脚の練習を結構やったからかな」
「私も勝ちたい気持ちになっていますね。あと、去年は100m走と玉入れでしたので、事前の練習は全くせずに体育祭を迎えました。なので、お祭りという感じでしたね。自分の出番以外は沙綾さんなどの文芸部の友人達と話すことが多かったですし」
「そうだったんだ。俺も去年の体育祭では、自分の出番以外だと……和男やクラスメイトの友達と漫画やアニメの話ばかりしていたかも。もちろん、友達が出ているときは応援したけど。緩い感じだったな」
「ふふっ、そうだったんですね」
中学の体育祭までとは違って、高校の体育祭は緩い雰囲気だなぁ……というのは覚えている。あとは、徒競走系の競技中心にたくさん出て、1位を取りまくる和男が凄いと。和男が出るときは恋人の清水さんやクラスのみんなと一緒に盛り上がったな。
「今日の体育祭は、青チームが優勝できるように頑張りましょうね。もちろん、楽しみましょう」
「そうだね、氷織」
氷織達と同じチームだから、去年よりも体育祭を楽しめるのは確実だろう。青チームの優勝に貢献できるように、自分の出場する二人三脚と借り物競走、そしてチーム対抗の混合リレーを頑張ろう。
気づけば、俺達は学校近くの道を歩いていた。今日は体育祭だからか、一部の生徒はジャージ姿で登校している。ジャージ登校許可の話は先生から聞いていないけど。まあ、体育祭当日だから、多少の注意で済むんじゃないだろうか。
学校に到着すると、教室A棟の入口に、会議室が男子の特設更衣室で、別フロアにある視聴覚室が女子の特設更衣室であるという紙が貼られているのを見つける。
氷織と話し、特設更衣室で体操着に着替えてから、一緒に教室に行くと決めた。
氷織と一旦別れて、俺は男子の特設更衣室である会議室へ。
全校生徒が使う更衣室なので、中にいる男子生徒達は知らない人ばかりだ。ただ、俺のことを見てくる生徒達は何人もいる。おそらく、氷織と付き合っていることが影響しているのだろう。
周りからの視線を感じつつ、俺は制服から体操着に着替える。ジャージは上着だけ羽織る形に。
待ち合わせ場所に決めた教室A棟の昇降口に行くと……まだ氷織はいないか。俺は結構早く着替え終わったし、男子の特設更衣室の方が近いからな。
スマホを取り出し、ソシャゲの連日ログインボーナスを回収していると、
「お待たせしました、明斗さん」
すぐ近くから氷織の声が聞こえた。
スマホをバッグにしまって、声がした方に向くと……そこには俺と同じく、体操着の上にジャージの上着を羽織った氷織の姿が。氷織は青いヘアゴムを使って、長い銀髪をポニーテールの形に纏めていた。
「……凄く可愛いよ、氷織。ジャージ姿とポニーテールの組み合わせが最高だ」
気づけばサムズアップしているくらいに最高だ。そんな俺の反応に、氷織は嬉しそうに笑う。
「ありがとうございます、明斗さん。こうして髪を結んだ方が競技に集中しやすいので。今日はずっとこの髪型でいようと思います」
「そうか。凄くいいと思う」
普段とは違う氷織の姿を見て、体育祭のやる気がより上がってきた。あと、火村さんもこの姿を見たら興奮するんじゃないだろうか。
氷織にお願いをして、ジャージ姿のポニーテール氷織の写真をスマホで撮らせてもらった。その後に氷織にジャージ姿の俺と、俺とのツーショット写真を撮られる。ツーショットの方はLIMEで送ってもらった。
氷織と一緒に2年2組の教室へ向かう。普段とは違う格好だからか、氷織を見てくる生徒が普段よりも多い。
教室に入ると、教室にいる生徒はみんな体操着姿やジャージ姿になっていた。その光景を見て、今日は体育祭なんだなと実感する。
服装は違っても、俺と氷織の席のところにはいつも通り、和男達4人が談笑していた。
「みんな、おはよう」
「おはようございます、みなさん」
俺達がそう声を掛けると、和男達は笑顔で朝の挨拶をしてくれる。
「あぁ、ジャージ姿でポニーテールの氷織も可愛いわぁ!」
興奮した様子でそう言うと、火村さんは氷織のことをぎゅっと抱きしめる。俺の予想を裏切らないな、火村さんは。お揃いねお揃い、と自分と同じポニーテールの髪型になっていることがとても嬉しそうだ。
「今年も体育祭の日になったな! 燃えてきたぜ!」
テンション高めに、普段よりも大きな声でそう言う和男。種目決めをするときから凄く楽しそうにしていたからな。ちなみに、和男は先日行われた陸上の都大会で、100m、200m共に優勝し、南関東大会への出場が決定している。
「都大会優勝の勢いで、今年も大活躍するのを期待しているよ、和男」
「かっこいい和男君をたくさん見せてね!」
「おう! 見ててくれよ! 青チームが優勝できるように頑張るぜ!」
白い歯を見せながらニッコリ笑い、俺達にサムズアップしてくる和男。……うん、この様子なら今年も大活躍間違いなしだな。勝ちたい気持ちがあるので、和男が同じチームなのは心強い。
「いやぁ、ひおりんと倉木君がいる青チームは強そうッスね」
「そうね、沙綾。2人が味方で良かったと思っているわ」
「ふふっ。体育祭はお祭りの側面もあるので楽しむッス。でも、チーム対抗の闘いでもあるッス。青チームには負けないッスよ!」
葉月さんはとても元気良く俺達に宣戦布告をしてきた。一緒にいることの多い葉月さんだけど、今日は緑チームで敵同士。こうして「負けない!」と宣言されると、自然と士気が上がってくる。
「私達も楽しみながら、青チームの優勝を目指します。緑チームには負けませんよ」
葉月さんの親友の氷織が、俺達を代表してそう言った。葉月さんを見る氷織もいい笑顔をになっていて。親友だけどライバルって感じがして胸が熱くなる。
葉月さんは氷織を見ながら小さく頷き、
「了解ッス。では、また後でッス!」
そう言い、2年2組の教室を後にした。ちなみに、葉月さんは部活動対抗リレーとチーム別対抗の女子リレーの他に、パン食い競走にも出るそうだ。リレーについてはどちらもアンカーとのこと。足が速いので、かなりの強敵になるだろう。
それから数分ほどして、ジャージ姿の高橋先生がやってきて朝礼が行なわれる。その中で、自分達が青チームの生徒であると示すための青いハチマキが配布された。和男はさっそくハチマキを頭に巻いていた。
朝礼が終わると、俺達は青いハチマキを頭に巻き、スマホやタオル、飲み物などを持って体育祭の会場である校庭へ向かう。
「体育祭が始まりますね、明斗さん」
「そうだね、氷織。頑張ろう」
「はいっ!」
ついに、高校2年の体育祭が始まる。
いよいよ体育祭当日になった。
天気予報によると、今日の東京は曇りでたまに日が差す時間があるとのこと。雨が降る心配はないそうなので、体育祭を実施するには最高の気候じゃないだろうか。
いつも通り、自転車で待ち合わせ場所である高架下まで行くと、そこには氷織の姿があった。氷織曰く、昨日は普段よりも早めに寝たので体調は万全とのこと。体育祭当日だから、それを聞いてほっとしている。ちなみに、俺もよく眠れたから元気だ。
「明斗さん。おはようのキスをしましょうか」
「ああ。しよう」
「今日はちょっと長めにしませんか? 体育祭を頑張るためにも」
「そうだな。今日は頑張ろう」
「はいっ」
俺からおはようのキスをする。
外にいるため、いつもなら数秒ほどだ。ただ、今日は氷織からのお願いがあるので、いつもより長い時間唇を重ねる。
唇から氷織の唇の感触と温もりを感じると、元気な体がより元気になっていく。
俺から唇を離すと、そこには頬を赤らめて俺を見つめる氷織がいた。凄く可愛い。
「ありがとうございます、明斗さん。今日の体育祭を頑張れそうです」
「俺もだよ。じゃあ、学校へ行こうか」
「行きましょう」
俺達は高架下を出発する。
「いよいよ体育祭当日ですね」
「そうだな。去年はお祭り気分で勝ちへのこだわりはあまりなかったけど、今年は中学までの体育祭みたいに勝ちたい気持ちになってる。初めてチーム対抗リレーに出るし、リレーと二人三脚の練習を結構やったからかな」
「私も勝ちたい気持ちになっていますね。あと、去年は100m走と玉入れでしたので、事前の練習は全くせずに体育祭を迎えました。なので、お祭りという感じでしたね。自分の出番以外は沙綾さんなどの文芸部の友人達と話すことが多かったですし」
「そうだったんだ。俺も去年の体育祭では、自分の出番以外だと……和男やクラスメイトの友達と漫画やアニメの話ばかりしていたかも。もちろん、友達が出ているときは応援したけど。緩い感じだったな」
「ふふっ、そうだったんですね」
中学の体育祭までとは違って、高校の体育祭は緩い雰囲気だなぁ……というのは覚えている。あとは、徒競走系の競技中心にたくさん出て、1位を取りまくる和男が凄いと。和男が出るときは恋人の清水さんやクラスのみんなと一緒に盛り上がったな。
「今日の体育祭は、青チームが優勝できるように頑張りましょうね。もちろん、楽しみましょう」
「そうだね、氷織」
氷織達と同じチームだから、去年よりも体育祭を楽しめるのは確実だろう。青チームの優勝に貢献できるように、自分の出場する二人三脚と借り物競走、そしてチーム対抗の混合リレーを頑張ろう。
気づけば、俺達は学校近くの道を歩いていた。今日は体育祭だからか、一部の生徒はジャージ姿で登校している。ジャージ登校許可の話は先生から聞いていないけど。まあ、体育祭当日だから、多少の注意で済むんじゃないだろうか。
学校に到着すると、教室A棟の入口に、会議室が男子の特設更衣室で、別フロアにある視聴覚室が女子の特設更衣室であるという紙が貼られているのを見つける。
氷織と話し、特設更衣室で体操着に着替えてから、一緒に教室に行くと決めた。
氷織と一旦別れて、俺は男子の特設更衣室である会議室へ。
全校生徒が使う更衣室なので、中にいる男子生徒達は知らない人ばかりだ。ただ、俺のことを見てくる生徒達は何人もいる。おそらく、氷織と付き合っていることが影響しているのだろう。
周りからの視線を感じつつ、俺は制服から体操着に着替える。ジャージは上着だけ羽織る形に。
待ち合わせ場所に決めた教室A棟の昇降口に行くと……まだ氷織はいないか。俺は結構早く着替え終わったし、男子の特設更衣室の方が近いからな。
スマホを取り出し、ソシャゲの連日ログインボーナスを回収していると、
「お待たせしました、明斗さん」
すぐ近くから氷織の声が聞こえた。
スマホをバッグにしまって、声がした方に向くと……そこには俺と同じく、体操着の上にジャージの上着を羽織った氷織の姿が。氷織は青いヘアゴムを使って、長い銀髪をポニーテールの形に纏めていた。
「……凄く可愛いよ、氷織。ジャージ姿とポニーテールの組み合わせが最高だ」
気づけばサムズアップしているくらいに最高だ。そんな俺の反応に、氷織は嬉しそうに笑う。
「ありがとうございます、明斗さん。こうして髪を結んだ方が競技に集中しやすいので。今日はずっとこの髪型でいようと思います」
「そうか。凄くいいと思う」
普段とは違う氷織の姿を見て、体育祭のやる気がより上がってきた。あと、火村さんもこの姿を見たら興奮するんじゃないだろうか。
氷織にお願いをして、ジャージ姿のポニーテール氷織の写真をスマホで撮らせてもらった。その後に氷織にジャージ姿の俺と、俺とのツーショット写真を撮られる。ツーショットの方はLIMEで送ってもらった。
氷織と一緒に2年2組の教室へ向かう。普段とは違う格好だからか、氷織を見てくる生徒が普段よりも多い。
教室に入ると、教室にいる生徒はみんな体操着姿やジャージ姿になっていた。その光景を見て、今日は体育祭なんだなと実感する。
服装は違っても、俺と氷織の席のところにはいつも通り、和男達4人が談笑していた。
「みんな、おはよう」
「おはようございます、みなさん」
俺達がそう声を掛けると、和男達は笑顔で朝の挨拶をしてくれる。
「あぁ、ジャージ姿でポニーテールの氷織も可愛いわぁ!」
興奮した様子でそう言うと、火村さんは氷織のことをぎゅっと抱きしめる。俺の予想を裏切らないな、火村さんは。お揃いねお揃い、と自分と同じポニーテールの髪型になっていることがとても嬉しそうだ。
「今年も体育祭の日になったな! 燃えてきたぜ!」
テンション高めに、普段よりも大きな声でそう言う和男。種目決めをするときから凄く楽しそうにしていたからな。ちなみに、和男は先日行われた陸上の都大会で、100m、200m共に優勝し、南関東大会への出場が決定している。
「都大会優勝の勢いで、今年も大活躍するのを期待しているよ、和男」
「かっこいい和男君をたくさん見せてね!」
「おう! 見ててくれよ! 青チームが優勝できるように頑張るぜ!」
白い歯を見せながらニッコリ笑い、俺達にサムズアップしてくる和男。……うん、この様子なら今年も大活躍間違いなしだな。勝ちたい気持ちがあるので、和男が同じチームなのは心強い。
「いやぁ、ひおりんと倉木君がいる青チームは強そうッスね」
「そうね、沙綾。2人が味方で良かったと思っているわ」
「ふふっ。体育祭はお祭りの側面もあるので楽しむッス。でも、チーム対抗の闘いでもあるッス。青チームには負けないッスよ!」
葉月さんはとても元気良く俺達に宣戦布告をしてきた。一緒にいることの多い葉月さんだけど、今日は緑チームで敵同士。こうして「負けない!」と宣言されると、自然と士気が上がってくる。
「私達も楽しみながら、青チームの優勝を目指します。緑チームには負けませんよ」
葉月さんの親友の氷織が、俺達を代表してそう言った。葉月さんを見る氷織もいい笑顔をになっていて。親友だけどライバルって感じがして胸が熱くなる。
葉月さんは氷織を見ながら小さく頷き、
「了解ッス。では、また後でッス!」
そう言い、2年2組の教室を後にした。ちなみに、葉月さんは部活動対抗リレーとチーム別対抗の女子リレーの他に、パン食い競走にも出るそうだ。リレーについてはどちらもアンカーとのこと。足が速いので、かなりの強敵になるだろう。
それから数分ほどして、ジャージ姿の高橋先生がやってきて朝礼が行なわれる。その中で、自分達が青チームの生徒であると示すための青いハチマキが配布された。和男はさっそくハチマキを頭に巻いていた。
朝礼が終わると、俺達は青いハチマキを頭に巻き、スマホやタオル、飲み物などを持って体育祭の会場である校庭へ向かう。
「体育祭が始まりますね、明斗さん」
「そうだね、氷織。頑張ろう」
「はいっ!」
ついに、高校2年の体育祭が始まる。
0
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
∞
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なため一匹狼として高校生活を送っている。
入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだった。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。
しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではない。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。
抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かい青春ラブストーリー。
※タイトルは「むげん」と読みます。
※完結しました!(2020.7.29)
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる