15 / 118
本編
第14話『会長が家にやってきた』
しおりを挟む
4月21日、土曜日。
私立月野学園高等学校は週休2日制なので、毎週土曜日と日曜日はお休み。5日も連続で学校に行っていたら、最低は2日連続の休日がないと十分に休めないよね。個人的な希望では3日ほしいけれど。
今週は色々なことがあり過ぎたので、とても久しぶりの休日のような気がする。
昨日、公園で別れてから、沙奈会長から一切連絡が来ていない。一度もないことが怖いくらいに感じるけれど、会長から絡まれることがなくゆっくりとした時間を過ごすことができるそうなのは嬉しい。
午前10時。
俺はリビングで朝食後のコーヒーを作っている。
「玲人。今日って琴葉ちゃんのお見舞いに行くんだっけ?」
「そうだよ、姉さん。昼前くらいに行くつもり」
琴葉というのは俺と同い年の幼なじみの女の子で、2年近く前から入院している。俺は定期的に彼女のお見舞いに行っているのだ。
「分かった。じゃあ、お昼ご飯は外で食べるんだね」
「うん、適当に食べてくるよ」
「了解。ここから病院までの行き方は調べてあるの?」
「昨日の夜に調べた。電車1本で行けるから、前の家よりも行きやすいよ。どっちの最寄り駅も特快列車が停車するし」
「そうなんだ。それなら良かったよ」
「都内に引っ越してきたからね」
家から病院まで小一時間くらい。病院へのお見舞いとしてはちょうどいい距離なんじゃないだろうか。
「あと2時間くらい経ったら行くから、それまでは部屋でコーヒーでも飲みながらゆっくりするかな……」
「じゃあ、お姉ちゃんも玲人の部屋でゆっくりしようかな」
「……ご自由に」
沙奈会長という人と1週間も一緒にいたので、姉さんが俺の部屋にいるのは全然気にならないな。
俺がコーヒーを作り終えて部屋に戻るとき、姉さんが後をついてきた。
部屋の中に入ると、姉さんはさっそく俺のベッドに潜り込んだ。俺はベッドを背もたれ代わりにして、さっき作った温かいコーヒーを飲む。
「玲人、生徒会はどう? やっていけそう?」
「どうだろうね。生徒会に入って全然日も経っていないし。ただ、今週は色々とありすぎたから、この休みはゆっくりとしたい気分だよ」
「ふふっ、そっか」
そう言うと、姉さんは優しい笑みを浮かべながら俺の頭を優しく撫でてくる。
「頑張った玲人にご褒美だよ」
「……どうも」
高校生になっても、姉さんが側にいてくれるのがこんなにも安心できるとは。小さい頃はこれが普通だったからかな。琴葉や姉さんの友達が家に遊びに来たりして。だからなのか、沙奈会長と副会長さんのいる生徒会室の居心地が良かったりする。
その後は姉さんと一緒に録画したテレビ番組を見るなどしてゆっくりと過ごす。
――コンコン。
うん、ノック音が聞こえる。母さんならノックしたらすぐに何か言うから、父さんかな。
「はーい」
「えへへっ、お泊まりに来ちゃった! 玲人君!」
部屋の扉を開けると、目の前には水色のワンピースを着た沙奈会長が立って……いるのか? 母さんの変装にしては背が足りないし。というか、声が沙奈会長そのものだ。何か大きなバッグも持ってるし。
「何で土曜日の午前中に、私服姿の沙奈会長が俺の部屋の前にいるんですか? しかも、俺に連絡もなしにお泊まりに来ちゃったって……」
「だから、お泊まりに来たからここにいるんだよ。今まで何も知らせていなかったのはサプライズだよ、玲人君。玲人君の御両親も快く許してくれた」
「そ、そうなんですか……」
どういう風に言ったのだろうか。沙奈会長はこの美貌だし、月曜日に来たときは母さんがとても嬉しそうだったからなぁ。それに、昔は琴葉や姉さんの友達が遊びに来たり、泊まりに来たりしたので、女の子が家に遊びに来ることに両親は寛容なところがある。
「……次からは事前に言ってくださいね」
俺がそう言うと、沙奈会長はにっこりと笑った。
「そう言うってことは、また来てもいいんだね」
「チャンスさえあれば、何が何でも来るでしょう?」
「うん。むしろ、四六時中、玲人君の側にいたいくらいだよ」
「……そうですか」
呼んでいなくても俺のところに来る性格……まるで犬のようだ。昨日は猫のカチューシャをつけたり、俺が助けた茶トラ猫と張り合ったりしたので、自然と猫のイメージがついていたけれど。
「それにしても、中からコーヒーのいい匂いがするね」
「さっき作ったんで」
「ねえねえ、玲人。知らない女の子の声が聞こえたけど誰なの?」
姉さんはそう言って、俺の横に立った。その瞬間、それまでの温かな空気が一変して張り詰めたものになる。
「……玲人君。パーカーを着たこの可愛い女の子は誰なの?」
静かな笑みを浮かべているけれど、低い声でそう言われると恐い。俺の側に女の子がいるだけで機嫌が悪くなるのか、この人は。
「俺の姉さんですよ。妹に見えるかもしれませんが」
「失礼だな、玲人。私は今年で20歳なんだよ! しかも、女子大生!」
今年で20歳になる女子大生が、率先して休日に高校生の弟の部屋でゆっくりするだろうか。そんな姉を受け入れている俺もどうかしているけれど。
「えっ? 玲人君のお姉さんなの?」
「そうですよ」
「……失礼しますね」
そう言って、会長は姉さんの髪の匂いを嗅いでいる。背も高くてスタイルがいいからか、こうして見てみると、沙奈会長の方が姉さんよりも年上に見える。
「玲人君の制服に付いている匂いと同じだ。……初めまして、私、私立月野学園高等学校2年の如月沙奈と申します。生徒会長を務めています」
俺の姉だと分かって安心したのか、会長は美しい笑みを浮かべて挨拶をする。
「あたしは逢坂麻実。弟がお世話になっています。多摩中央大学文学部の2年生なんだ。よろしくね」
「よろしくお願いします、お姉様。多摩中央大学なら、もしかしたら将来、お姉様の後輩になるかもしれませんね」
「ここからだと行きやすいもんね。そうなったときは案内するよ。それにしても、玲人、凄くいい子が生徒会に誘ってくれたのね」
「色々な意味で凄い人なんだ、姉さん」
あっという間に姉さんの心を掴んでしまった。というか、姉さんに対して丁寧な対応ができるんだから、俺に対してももう少し優しく接してほしかったな。
「あれ、玲人。それじゃ、琴葉ちゃんのお見舞いはどうするの?」
「どうしようかなぁ」
「……琴葉ちゃん?」
会長は俺の両肩を強く掴み、冷たい笑みを浮かべながら俺のことを見つめてくる。琴葉ってどこのどいつだって言いたいんだろう。
「琴葉っていうのは俺の幼なじみの女の子ですよ。恩田琴葉。同い年なんですけど」
「お、同い年の幼なじみ! 思わぬところに強敵がいたか……」
くそっ、と悔しそうな表情をする。幼なじみのことなんだから、琴葉のことを敵呼ばわりしないでほしいな。
「でも、琴葉ちゃんはずっと……」
「姉さん、それは俺から話しておくよ。沙奈会長、俺は昼前になったら琴葉のお見舞いに行くつもりです。定期的に行っていますが、今日じゃなくても大丈夫ですよ」
「ううん、私も一緒に行くわ! その琴葉っていう女の子と話してみたいし。幼なじみなら、小さい頃の玲人君も聞けるだろうから……」
沙奈会長は行く気満々だ。琴葉を敵視しているとはいえ、僕の話を聞けるかもしれないと楽しみにしてくれるのは幼なじみとして嬉しい。
「じゃあ、一緒にお見舞いに行きましょうか。家から病院まで電車を使って小一時間くらいかかりますが」
「全然かまわないよ。お見舞いだからこういうことを言っていいのか分からないけれど、玲人君とお出かけするのは嬉しいし」
「……そうですか」
そういえば、沙奈会長とお出かけするのはこれが初めてか。昨日もあの公園まで一緒だったというだけだし。
「それにしても楽しみだなぁ、玲人君の昔話」
「……彼女から色々と話が聞くことができればいいですね」
俺だって、琴葉と話せるならたくさん話したいよ。昔話に花を咲かせるのもいいけれど、高校に入学してからあったことを琴葉に伝えたい。そんなことを考えながら、俺は沙奈会長と一緒に琴葉の入院する病院に向けて出発するのであった。
私立月野学園高等学校は週休2日制なので、毎週土曜日と日曜日はお休み。5日も連続で学校に行っていたら、最低は2日連続の休日がないと十分に休めないよね。個人的な希望では3日ほしいけれど。
今週は色々なことがあり過ぎたので、とても久しぶりの休日のような気がする。
昨日、公園で別れてから、沙奈会長から一切連絡が来ていない。一度もないことが怖いくらいに感じるけれど、会長から絡まれることがなくゆっくりとした時間を過ごすことができるそうなのは嬉しい。
午前10時。
俺はリビングで朝食後のコーヒーを作っている。
「玲人。今日って琴葉ちゃんのお見舞いに行くんだっけ?」
「そうだよ、姉さん。昼前くらいに行くつもり」
琴葉というのは俺と同い年の幼なじみの女の子で、2年近く前から入院している。俺は定期的に彼女のお見舞いに行っているのだ。
「分かった。じゃあ、お昼ご飯は外で食べるんだね」
「うん、適当に食べてくるよ」
「了解。ここから病院までの行き方は調べてあるの?」
「昨日の夜に調べた。電車1本で行けるから、前の家よりも行きやすいよ。どっちの最寄り駅も特快列車が停車するし」
「そうなんだ。それなら良かったよ」
「都内に引っ越してきたからね」
家から病院まで小一時間くらい。病院へのお見舞いとしてはちょうどいい距離なんじゃないだろうか。
「あと2時間くらい経ったら行くから、それまでは部屋でコーヒーでも飲みながらゆっくりするかな……」
「じゃあ、お姉ちゃんも玲人の部屋でゆっくりしようかな」
「……ご自由に」
沙奈会長という人と1週間も一緒にいたので、姉さんが俺の部屋にいるのは全然気にならないな。
俺がコーヒーを作り終えて部屋に戻るとき、姉さんが後をついてきた。
部屋の中に入ると、姉さんはさっそく俺のベッドに潜り込んだ。俺はベッドを背もたれ代わりにして、さっき作った温かいコーヒーを飲む。
「玲人、生徒会はどう? やっていけそう?」
「どうだろうね。生徒会に入って全然日も経っていないし。ただ、今週は色々とありすぎたから、この休みはゆっくりとしたい気分だよ」
「ふふっ、そっか」
そう言うと、姉さんは優しい笑みを浮かべながら俺の頭を優しく撫でてくる。
「頑張った玲人にご褒美だよ」
「……どうも」
高校生になっても、姉さんが側にいてくれるのがこんなにも安心できるとは。小さい頃はこれが普通だったからかな。琴葉や姉さんの友達が家に遊びに来たりして。だからなのか、沙奈会長と副会長さんのいる生徒会室の居心地が良かったりする。
その後は姉さんと一緒に録画したテレビ番組を見るなどしてゆっくりと過ごす。
――コンコン。
うん、ノック音が聞こえる。母さんならノックしたらすぐに何か言うから、父さんかな。
「はーい」
「えへへっ、お泊まりに来ちゃった! 玲人君!」
部屋の扉を開けると、目の前には水色のワンピースを着た沙奈会長が立って……いるのか? 母さんの変装にしては背が足りないし。というか、声が沙奈会長そのものだ。何か大きなバッグも持ってるし。
「何で土曜日の午前中に、私服姿の沙奈会長が俺の部屋の前にいるんですか? しかも、俺に連絡もなしにお泊まりに来ちゃったって……」
「だから、お泊まりに来たからここにいるんだよ。今まで何も知らせていなかったのはサプライズだよ、玲人君。玲人君の御両親も快く許してくれた」
「そ、そうなんですか……」
どういう風に言ったのだろうか。沙奈会長はこの美貌だし、月曜日に来たときは母さんがとても嬉しそうだったからなぁ。それに、昔は琴葉や姉さんの友達が遊びに来たり、泊まりに来たりしたので、女の子が家に遊びに来ることに両親は寛容なところがある。
「……次からは事前に言ってくださいね」
俺がそう言うと、沙奈会長はにっこりと笑った。
「そう言うってことは、また来てもいいんだね」
「チャンスさえあれば、何が何でも来るでしょう?」
「うん。むしろ、四六時中、玲人君の側にいたいくらいだよ」
「……そうですか」
呼んでいなくても俺のところに来る性格……まるで犬のようだ。昨日は猫のカチューシャをつけたり、俺が助けた茶トラ猫と張り合ったりしたので、自然と猫のイメージがついていたけれど。
「それにしても、中からコーヒーのいい匂いがするね」
「さっき作ったんで」
「ねえねえ、玲人。知らない女の子の声が聞こえたけど誰なの?」
姉さんはそう言って、俺の横に立った。その瞬間、それまでの温かな空気が一変して張り詰めたものになる。
「……玲人君。パーカーを着たこの可愛い女の子は誰なの?」
静かな笑みを浮かべているけれど、低い声でそう言われると恐い。俺の側に女の子がいるだけで機嫌が悪くなるのか、この人は。
「俺の姉さんですよ。妹に見えるかもしれませんが」
「失礼だな、玲人。私は今年で20歳なんだよ! しかも、女子大生!」
今年で20歳になる女子大生が、率先して休日に高校生の弟の部屋でゆっくりするだろうか。そんな姉を受け入れている俺もどうかしているけれど。
「えっ? 玲人君のお姉さんなの?」
「そうですよ」
「……失礼しますね」
そう言って、会長は姉さんの髪の匂いを嗅いでいる。背も高くてスタイルがいいからか、こうして見てみると、沙奈会長の方が姉さんよりも年上に見える。
「玲人君の制服に付いている匂いと同じだ。……初めまして、私、私立月野学園高等学校2年の如月沙奈と申します。生徒会長を務めています」
俺の姉だと分かって安心したのか、会長は美しい笑みを浮かべて挨拶をする。
「あたしは逢坂麻実。弟がお世話になっています。多摩中央大学文学部の2年生なんだ。よろしくね」
「よろしくお願いします、お姉様。多摩中央大学なら、もしかしたら将来、お姉様の後輩になるかもしれませんね」
「ここからだと行きやすいもんね。そうなったときは案内するよ。それにしても、玲人、凄くいい子が生徒会に誘ってくれたのね」
「色々な意味で凄い人なんだ、姉さん」
あっという間に姉さんの心を掴んでしまった。というか、姉さんに対して丁寧な対応ができるんだから、俺に対してももう少し優しく接してほしかったな。
「あれ、玲人。それじゃ、琴葉ちゃんのお見舞いはどうするの?」
「どうしようかなぁ」
「……琴葉ちゃん?」
会長は俺の両肩を強く掴み、冷たい笑みを浮かべながら俺のことを見つめてくる。琴葉ってどこのどいつだって言いたいんだろう。
「琴葉っていうのは俺の幼なじみの女の子ですよ。恩田琴葉。同い年なんですけど」
「お、同い年の幼なじみ! 思わぬところに強敵がいたか……」
くそっ、と悔しそうな表情をする。幼なじみのことなんだから、琴葉のことを敵呼ばわりしないでほしいな。
「でも、琴葉ちゃんはずっと……」
「姉さん、それは俺から話しておくよ。沙奈会長、俺は昼前になったら琴葉のお見舞いに行くつもりです。定期的に行っていますが、今日じゃなくても大丈夫ですよ」
「ううん、私も一緒に行くわ! その琴葉っていう女の子と話してみたいし。幼なじみなら、小さい頃の玲人君も聞けるだろうから……」
沙奈会長は行く気満々だ。琴葉を敵視しているとはいえ、僕の話を聞けるかもしれないと楽しみにしてくれるのは幼なじみとして嬉しい。
「じゃあ、一緒にお見舞いに行きましょうか。家から病院まで電車を使って小一時間くらいかかりますが」
「全然かまわないよ。お見舞いだからこういうことを言っていいのか分からないけれど、玲人君とお出かけするのは嬉しいし」
「……そうですか」
そういえば、沙奈会長とお出かけするのはこれが初めてか。昨日もあの公園まで一緒だったというだけだし。
「それにしても楽しみだなぁ、玲人君の昔話」
「……彼女から色々と話が聞くことができればいいですね」
俺だって、琴葉と話せるならたくさん話したいよ。昔話に花を咲かせるのもいいけれど、高校に入学してからあったことを琴葉に伝えたい。そんなことを考えながら、俺は沙奈会長と一緒に琴葉の入院する病院に向けて出発するのであった。
1
あなたにおすすめの小説
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
サクラブストーリー
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる