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特別編-沙奈会長は言わせたい-
『あの言葉を』
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特別編-沙奈会長は言わせたい-
6月20日、水曜日。
今週に入ってから、生徒会の活動は金曜日に行なわれる生徒総会に向けての準備を行なっている。もちろん、授業を受けた後の活動なので大変だけれど、エアコンが効いている部屋の中で、いつでも好きなコーヒーを飲むことができるのが幸いだ。
「あぁ、これで一段落ですね、樹里先輩、玲人君」
「そうね、沙奈ちゃん。今日は生徒会の活動を始めてからずっとやっていたから、ちょっと長めの休憩を入れようか」
「そうですね。お二人に何か飲み物を出しましょうか?」
「ありがとう。私は冷たい麦茶がいいな」
「沙奈ちゃんと同じで。私、ちょっとお手洗いに行ってくる。その流れで購買部にも」
「分かりました。いってらっしゃい」
副会長さんは生徒会室を後にする。
僕は冷蔵庫からペットボトルの麦茶を取り出して、2つのコップに注いでいく。梅雨の真っ只中で、段々と蒸し暑くなってきた。なので、冷たい飲み物は本当に美味しい季節になってきたなと思う。
沙奈会長と副会長さんの席の前に麦茶を入れたコップを置く。
「ありがとう、玲人君」
「いえいえ。冷たい飲み物が欲しい季節になりましたよね。生徒会室にエアコンや冷蔵庫があって良かったです」
「中学にはなかったの?」
「生徒会メンバーにはならなかったので生徒会室は分かりませんけど、教室にはありませんでした。職員室には入っているので先生が羨ましかったです。あと、パソコン室にもあったので、コンピューターの内容もやる技術の授業が楽しみでした」
「なるほどね。私が卒業した中学はどの部屋にもエアコンがついていたなぁ。もちろん、使える時期は限られているけれど、真夏や真冬はエアコンのおかげで快適だったよ」
「羨ましいです」
夏は窓を全開にして風を通していたな。ただ、そうすると当然虫が入ってきて。だから、教室には虫除けスプレーや殺虫剤が常備してあった。
月野学園高校は生徒会室だけでなく、教室などにもエアコンがついている。今月に入ってからエアコンを使えるようになったので、快適な空間の中で授業を受けることができている。初めてエアコンを使ったときには感激したな。
「ねえねえ、玲人君。訊きたいことがあるんだけど」
「……何を訊こうとしているんですか?」
2人きりの状態で、僕のすぐ側まで席を動かして座っているときは大抵変なことになる。おまけに、やけにニッコリとしているし。生徒会に入って2ヶ月ほど経って分かったことの一つだ。
「別に変なことじゃないよ? ただ、暑い時期に気を付けないといけないことって何だったかなぁって」
「猛暑だと特に命の危険がありますからね」
「そうだよね! それを何て言うんだったっけ? ド忘れしちゃった! だから、ゆっくりと、そしてはっきり言ってほしいなぁ」
沙奈会長は僕のことをじっと見つめながらそう言ってくる。
命に関わるほどの、暑い時期に気を付けなきゃいけないことって言ったら……ああ、そういうことか。だから、沙奈会長はゆっくりと、そしてはっきり言ってほしいと言ったんだ。やっぱり、変なことを考えていたな。
「脱水症状ですか? 暑いと汗を掻き過ぎちゃいますから」
「……そんな体調不良もあったね。他にあるでしょ!」
「そういう風に言うってことは、僕に言ってほしい言葉が何なのか分かっていますよね。正直にどんな言葉なのかを言えば、その言葉をゆっくりとはっきり言おうと思ったんですけどね」
「熱中症って言ってください」
「……やっぱり」
すると、沙奈会長はテーブルに置いてあるスマートフォンを手にとって、僕の方に向ける。画面を見てみると、録音アプリのようだ。
「……何をしようとしているんですか?」
「玲人君の素敵な声に乗せられた言葉を録音しようと思って! 季節を問わず使えそうな気がするから。さあ、熱中症って言ってみよう! ゆっくり、はっきりとね! できれば艶っぽく!」
「つ、艶っぽく?」
2人きりだからまだしも、録音されると思うと凄く恥ずかしいな。ただ、恋人のワクワクとした表情を見てしまってはその期待に応えないわけにはいかない。
沙奈会長が録音ボタンをタップしたので、彼女のスマートフォンに顔を近づけて、
「ねぇ……ちゅう……しよう……」
と言った。ゆっくり言うと「熱中症」という単語ではなく「ねえ、チュウしよう」という文章になっちゃうな。ただ、沙奈会長の狙いはこれで合っているようで、停止ボタンをタップすると右手でサムズアップした。
「期待以上の声だよ、玲人君! だから、全身が熱くなっちゃった。熱中症になっちゃうかも。どれどれ、聴いてみようっと」
『ねぇ……ちゅう……しよう……』
「うん、これはいいね! 部屋とかでたくさん聴こっと」
「部屋で聴くのはいいですけど、人前で流すのは止めてくださいよ。あと、僕の前で流すのも。恥ずかしいので」
「分かってるよ。それに、玲人君の前では流す必要ないもん。だって、本人に言わせればいいんだから」
「いや、言うのも恥ずかしいんですけど」
「そうなの? 玲人君がそんな反応をするのは珍しいから、もっと言わせたくなっちゃった」
えへへっ、と沙奈会長は厭らしく笑う。
沙奈会長の希望なんて叶えさせなければ良かったと後悔する。5分くらい前にタイプスリップしたい。
「冗談だって。家で1人きりのときにしか再生しないから。玲人君にも言わせないよ。録音したんだし」
「約束ですよ」
「うん! ……それにしても、録音した玲人君の言葉を聴いたら、私も口づけしたくなって来ちゃった」
「じゃあ、沙奈会長も僕と同じ言葉を言ったら口づけしてあげますよ」
「いいよ、分かった。録音させてくれたお礼をしないといけないし。……でも、いざ言おうとすると恥ずかしいね」
ふふっ、と沙奈会長は頬を赤くしながら言う。少しでも僕が抱いた感情を分かってくれたら嬉しい限りである。
沙奈会長と向き合うと、彼女は僕のことを見つめながらはにかむ。
「……ねえ、チュウしよう?」
「……いいですよ」
僕がゆっくりと両手を広げると、沙奈会長は僕のことをぎゅっと抱きしめて口づけをしてきた。そのことで今日の疲れがすっと抜けていく。
唇を離すと沙奈会長は可愛らしく笑う。
「……口づけすると、何だか心の熱中症になっちゃいそう」
「もしなったとしても、沙奈会長だったら死なないでしょう」
「もう、玲人君ったら。実際になってみないと分からないじゃない」
「ならなくていいですって。心身共に健康でいましょう。そうじゃないと、口づけも楽しませませんから」
「それもそうだね。じゃあ、樹里先輩が帰ってくるまで口づけしていたい」
「分かりました」
すると、さっき以上に僕のことを強く抱きしめて沙奈会長は口づけをしてきた。しかも、今度は舌を絡ませてくる。その際に声を漏らす沙奈会長が可愛らしい。
沙奈会長と口づけしていたら、体がとても熱くなってきた。生徒会室がエアコンで涼しくなっている部屋で良かったな。熱中症を心配せずに口づけできるから。そう思いながら両手を沙奈会長の背中に回すのであった。
特別編-沙奈会長は言わせたい- おわり
6月20日、水曜日。
今週に入ってから、生徒会の活動は金曜日に行なわれる生徒総会に向けての準備を行なっている。もちろん、授業を受けた後の活動なので大変だけれど、エアコンが効いている部屋の中で、いつでも好きなコーヒーを飲むことができるのが幸いだ。
「あぁ、これで一段落ですね、樹里先輩、玲人君」
「そうね、沙奈ちゃん。今日は生徒会の活動を始めてからずっとやっていたから、ちょっと長めの休憩を入れようか」
「そうですね。お二人に何か飲み物を出しましょうか?」
「ありがとう。私は冷たい麦茶がいいな」
「沙奈ちゃんと同じで。私、ちょっとお手洗いに行ってくる。その流れで購買部にも」
「分かりました。いってらっしゃい」
副会長さんは生徒会室を後にする。
僕は冷蔵庫からペットボトルの麦茶を取り出して、2つのコップに注いでいく。梅雨の真っ只中で、段々と蒸し暑くなってきた。なので、冷たい飲み物は本当に美味しい季節になってきたなと思う。
沙奈会長と副会長さんの席の前に麦茶を入れたコップを置く。
「ありがとう、玲人君」
「いえいえ。冷たい飲み物が欲しい季節になりましたよね。生徒会室にエアコンや冷蔵庫があって良かったです」
「中学にはなかったの?」
「生徒会メンバーにはならなかったので生徒会室は分かりませんけど、教室にはありませんでした。職員室には入っているので先生が羨ましかったです。あと、パソコン室にもあったので、コンピューターの内容もやる技術の授業が楽しみでした」
「なるほどね。私が卒業した中学はどの部屋にもエアコンがついていたなぁ。もちろん、使える時期は限られているけれど、真夏や真冬はエアコンのおかげで快適だったよ」
「羨ましいです」
夏は窓を全開にして風を通していたな。ただ、そうすると当然虫が入ってきて。だから、教室には虫除けスプレーや殺虫剤が常備してあった。
月野学園高校は生徒会室だけでなく、教室などにもエアコンがついている。今月に入ってからエアコンを使えるようになったので、快適な空間の中で授業を受けることができている。初めてエアコンを使ったときには感激したな。
「ねえねえ、玲人君。訊きたいことがあるんだけど」
「……何を訊こうとしているんですか?」
2人きりの状態で、僕のすぐ側まで席を動かして座っているときは大抵変なことになる。おまけに、やけにニッコリとしているし。生徒会に入って2ヶ月ほど経って分かったことの一つだ。
「別に変なことじゃないよ? ただ、暑い時期に気を付けないといけないことって何だったかなぁって」
「猛暑だと特に命の危険がありますからね」
「そうだよね! それを何て言うんだったっけ? ド忘れしちゃった! だから、ゆっくりと、そしてはっきり言ってほしいなぁ」
沙奈会長は僕のことをじっと見つめながらそう言ってくる。
命に関わるほどの、暑い時期に気を付けなきゃいけないことって言ったら……ああ、そういうことか。だから、沙奈会長はゆっくりと、そしてはっきり言ってほしいと言ったんだ。やっぱり、変なことを考えていたな。
「脱水症状ですか? 暑いと汗を掻き過ぎちゃいますから」
「……そんな体調不良もあったね。他にあるでしょ!」
「そういう風に言うってことは、僕に言ってほしい言葉が何なのか分かっていますよね。正直にどんな言葉なのかを言えば、その言葉をゆっくりとはっきり言おうと思ったんですけどね」
「熱中症って言ってください」
「……やっぱり」
すると、沙奈会長はテーブルに置いてあるスマートフォンを手にとって、僕の方に向ける。画面を見てみると、録音アプリのようだ。
「……何をしようとしているんですか?」
「玲人君の素敵な声に乗せられた言葉を録音しようと思って! 季節を問わず使えそうな気がするから。さあ、熱中症って言ってみよう! ゆっくり、はっきりとね! できれば艶っぽく!」
「つ、艶っぽく?」
2人きりだからまだしも、録音されると思うと凄く恥ずかしいな。ただ、恋人のワクワクとした表情を見てしまってはその期待に応えないわけにはいかない。
沙奈会長が録音ボタンをタップしたので、彼女のスマートフォンに顔を近づけて、
「ねぇ……ちゅう……しよう……」
と言った。ゆっくり言うと「熱中症」という単語ではなく「ねえ、チュウしよう」という文章になっちゃうな。ただ、沙奈会長の狙いはこれで合っているようで、停止ボタンをタップすると右手でサムズアップした。
「期待以上の声だよ、玲人君! だから、全身が熱くなっちゃった。熱中症になっちゃうかも。どれどれ、聴いてみようっと」
『ねぇ……ちゅう……しよう……』
「うん、これはいいね! 部屋とかでたくさん聴こっと」
「部屋で聴くのはいいですけど、人前で流すのは止めてくださいよ。あと、僕の前で流すのも。恥ずかしいので」
「分かってるよ。それに、玲人君の前では流す必要ないもん。だって、本人に言わせればいいんだから」
「いや、言うのも恥ずかしいんですけど」
「そうなの? 玲人君がそんな反応をするのは珍しいから、もっと言わせたくなっちゃった」
えへへっ、と沙奈会長は厭らしく笑う。
沙奈会長の希望なんて叶えさせなければ良かったと後悔する。5分くらい前にタイプスリップしたい。
「冗談だって。家で1人きりのときにしか再生しないから。玲人君にも言わせないよ。録音したんだし」
「約束ですよ」
「うん! ……それにしても、録音した玲人君の言葉を聴いたら、私も口づけしたくなって来ちゃった」
「じゃあ、沙奈会長も僕と同じ言葉を言ったら口づけしてあげますよ」
「いいよ、分かった。録音させてくれたお礼をしないといけないし。……でも、いざ言おうとすると恥ずかしいね」
ふふっ、と沙奈会長は頬を赤くしながら言う。少しでも僕が抱いた感情を分かってくれたら嬉しい限りである。
沙奈会長と向き合うと、彼女は僕のことを見つめながらはにかむ。
「……ねえ、チュウしよう?」
「……いいですよ」
僕がゆっくりと両手を広げると、沙奈会長は僕のことをぎゅっと抱きしめて口づけをしてきた。そのことで今日の疲れがすっと抜けていく。
唇を離すと沙奈会長は可愛らしく笑う。
「……口づけすると、何だか心の熱中症になっちゃいそう」
「もしなったとしても、沙奈会長だったら死なないでしょう」
「もう、玲人君ったら。実際になってみないと分からないじゃない」
「ならなくていいですって。心身共に健康でいましょう。そうじゃないと、口づけも楽しませませんから」
「それもそうだね。じゃあ、樹里先輩が帰ってくるまで口づけしていたい」
「分かりました」
すると、さっき以上に僕のことを強く抱きしめて沙奈会長は口づけをしてきた。しかも、今度は舌を絡ませてくる。その際に声を漏らす沙奈会長が可愛らしい。
沙奈会長と口づけしていたら、体がとても熱くなってきた。生徒会室がエアコンで涼しくなっている部屋で良かったな。熱中症を心配せずに口づけできるから。そう思いながら両手を沙奈会長の背中に回すのであった。
特別編-沙奈会長は言わせたい- おわり
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