30 / 31
その後
その後:どっちに似るか
しおりを挟む「よ、よしよし……」
戸惑いながらも愛おしそうに、俺とよく似た赤子を抱き、一生懸命あやすフィリス。一生懸命あやしているが、かわいい赤子はむずむずとぐずり、困り抜いてるフィリスはかわいそうで可愛い。
――しかし、フィリスが抱くこの赤子は残念ながら俺の子ではない。
「フィリスさんごめんね、大丈夫?」
「セルジュ、代わってやれ」
「……申し訳ありません……想像より小さくて柔らかくて、驚いてしまって……」
やんわりとした戦力外通告を受けたことも、普段ならすぐ気づくだろうに。今はテンパりすぎて全く気づいていない。
緊張でガチガチのフィリスから受け取ったぐずり始めの赤子。首はまだ座っていないけど、結構ふくふくがっしりしている。
俺にそっくりなのに俺の子ではないこの赤子。
何とびっくり俺の弟である。
魔王討伐後の婚約関係のあれこれの時に、王子様が立てたフラグのまさかの回収。高齢出産というほどではないけど、やはり俺の時に比べて体力や仕事やなんやかんやあって、母からのヘルプという名の父の脅しに応えた形である。
久々……どころか、よくよく考えたら12で王都に体よく放り出されてから1回も帰ってなかった実家に、フィリスを連れて帰ってきたというわけである。
俺が帰るのは久しぶりだし、故郷に凱旋だし、いいんじゃないか!って雰囲気だったけど、意外にも一緒に帰るのを散々渋られたのはフィリスである。
王子様が不在の間、王様の補佐をしたり諸々の代行したり、弟王子様達に勉強を教えたり……単純に文官としての能力も高いから、いなくなればその穴はとても大きい。
城でも公子に泣かれ、文官たちに泣かれ、反対に実家では諸手を挙げて大歓迎され……これらは全てフィリスの話で、もしかしなくても俺はただのオマケである。
俺だって騎士団のみんなにはちょっと泣かれたけど、どちらかというと故郷でゆっくりしてこいよって空気の方が強かったし、今は平和だから、騎士団自体がちょっと暇だからな。
まあ、騎士団みたいな軍的な団体が暇なのはいいことだ。特に勇者の出番なんて、本当は一生に一度もなくていい。決して負け惜しみではない。
「――ん? 私だけでは無理だとでも? どいつもこいつも、世界を救った勇者に伴侶を連れての故郷への凱旋もさせてやれないだなんて情けない。大体、領運営を担うセルジュのお母上に助けがいるとなれば、セルジュだけでは心許ない。フィリスが行くのが一番だろうが」
若干「俺だけでは無理だ」とディスられていた気がするけど、事実なので特に文句はない。むしろ王子様が多方面を、そうやってにっこり笑って叱ってくれたおかげで、フィリスがそれほど後ろ髪引かれずに一緒に帰郷できたので、大変ありがたい話である。
ただ「何かあったら妻の背に乗ってそちらに行くからな」というのはちょっと……竜の移動速度だと辺境とはいえ、王都からすぐに来れてしまう。王子様達が来るとなると、歓待接待でみんなの仕事が増えるから、わがままなのは重々承知で、できれば来るのはやめて欲しい。何かあったら手紙かなんか寄越していただきたい。
「よし、いいこ、いいこ……」
そんな勝手な事を思いながら、ナゼルと名付けられた弟の背をそうっと叩いていると、グズっていたのはぴたりと止んだ。けふっとかわいいゲップをして、すぐにうとうとし始めた。
「な、何故……」
「多分だけど……フィリスが緊張してガチガチだから、それを感じ取ってしまったのかなと」
「う……」
「すぐに慣れますよ」
「そ、そうか……」
ただ本音を言うと、フィリスがショックを受けているのでそう慰めはしたものの、フィリスが慣れるより先に、弟の首が座る方が早い気がすると思ってしまったのは内緒である。
そんなことは露知らず、腕の中の弟はふにゃふにゃと口を動かし大人しくなった。自分の子どもと言っても差し支えない年の差の弟に若干胸中は複雑だけど、とても可愛い。
そしてそれをおっかなびっくり戸惑いながらあやすフィリスもとても可愛かった。可愛いの2乗だ。慣れて赤子と戯れるフィリスもきっと可愛いだろうけど、不慣れな姿はきっと今しか見られないので、出来るだけ目に焼き付けておきたい所存である。
「……寝た。しかしナゼルはいい匂いするなぁ」
「確かに。赤子とはみんなこんな匂いなんだろうか」
赤ちゃん独特の甘くて柔らかい匂い。まさにミルクのような匂いだ。
「いや、個人差があると思うが。セルジュが赤子の頃は……何と言うかもっと、こう……濡れた犬の半乾きのような匂いだった」
「例えが酷すぎる」
親まで犬に例えるのやめてくれないかな。でも母が否定しないということは、どうやら匂いに関しては事実っぽくて悲しい。
まあ赤ちゃんによって匂いの差があるとか、特に男の子と女の子では匂いが全然違うというのは聞いたことがある。男しかいない世界なら、線の細い男はいい匂いとか普通にありそう。というか幼い頃の記憶では母はいい匂いだった気がするし、フィリスは普通にいい匂いがするから、実際そうなんだろう。
「しかし、お前、意外と子どもの扱いが上手いな」
「失礼な」
「でも嬉しい誤算かも。セルジュがナゼルの面倒見てくれるなら、フィリスさんに仕事の手伝いをお願いできるよね」
「確かに妙に手慣れてはいるが、お前大丈夫か」
「大丈夫、俺いもぅ……」
――危ない。
「芋?」
「……いえ、俺、子ども好きなので大丈夫です。騎士団の慰問で子どもの相手もよくしていましたし」
「ああ、なるほど」
危ない危ない、「妹」って言いそうになった。女性のいない世界でつい最近まで一人っ子だった俺が「妹がいる」なんて言い出したら、完全に頭のおかしいやつである。
……妹か。
妹……幸せに暮らしているといいな。
小さい頃は妹もこんな感じだったよな。年齢的にはこんな風に子どもを抱いててもおかしくない年だったはず。ああでも、あいつは俺とは違い、しっかりして頭が良かったから、バリバリ働いていそうな気もするな。
もうだいぶ記憶も薄くなってきたけど、前世に思いを馳せられるくらいに、平和なのはいいことだと思うしかない。
「……正直父上が面倒見るより、俺の方が絶対マシだと思うし」
「それはそうだね」
感傷を振り払うように父に話を振れば、母がうんうんと頷く。
「何を。私とて子の面倒は見られるし、適正くらい分かる」
「それで俺の育て方あれですか」
母に即答されて拗ねてるみたいだけど、父より俺が面倒見た方がいいのは間違いないだろう。俺がイクメンになればいいだけなので、いけるいける。
「……セルジュ、頼むね」
「任せてください母上」
「あ、おい……」
「旦那さまは普段どおりのお仕事をしてくださいね。私はフィリスさんと仕事してきますので」
今度は父が戦力外通告を受け、一旦解散だ。弟が寝たので俺もデスクワークを手伝おうとしたら、「勉強しながらナゼルを見ていろ」と宿題を出されてしまった。
あれ。これ、俺も戦力外通告じゃない?
まあでも領の仕事をするにしても、勉強のし直しは必要ではある。戦いに明け暮れていた間のことをアップデートしなきゃ……そう考えると王子様は一緒に旅に出ていたのに、何も問題なく、すぐに仕事してるんだけど……スペックが違いすぎやしないか? 俺、一応主人公のはずなのに。
できないものは仕方がない。なので誰に言うでもない文句を内心で言いながら、寝ている弟の横で真面目に勉強を始め――
「思ったよりも頭に入っているではないか」
「失礼な」
それぞれ仕事と育児と勉強が終わり、みんなで食事をとったあと、俺とフィリスは部屋に戻って、のんびりいちゃいちゃ……とはならず、勉強の進捗確認をされていた。色気も何もなく、雰囲気は完全に業務である。
「ここ数年の情報が抜けてるだけで、フィリスのおかげで基礎はありますから」
「フィリスのおかげで」という部分に照れたのか、少し目線を逸らしている。可愛い。
いや、正直基礎も怪しくて、魔王討伐後に大人しくしてろと課題を出されまくったから、何とか思い出したという方が正しいけども、フィリスのおかげには違いない。
「――うん。これならすぐ、私と交代交代で母上の手伝いができるな」
「ん? 交代して母を手伝うのは全然かまわないんですが、大丈夫ですか?」
「どういう意味だ」
いや、だって。
使用人も一応いるし、そのうち慣れるとは思うけど、あのガチガチ具合で日がな子どもの相手はちょっと厳しくないかな。
その心の内を読まれたのか、フィリスはじとりとこちらを睨んだあと、へにょりと眉を下げた。
「……私だって、子どもに早く慣れておきたい……子が、いつできてもいいように……」
消え入るような声でそう言ったフィリスは、またふいっと目線を逸らして、じわじわと頬や目元を紅く染めはじめる。
慣れない環境で疲れてるだろうし、俺は勉強と弟の世話しかしていないしと、色々考えた結果、しばらくは我慢しようとしていた理性を一撃で吹っ飛ばそうとする、この攻撃力。本当に本っ当に、タチが悪い。
「……なら、子どもができるようなことを、しましょうか」
「……や、あの、ちが……っ……まだ全然慣れていないだろうが……!」
ついエロ親父みたいなことを言ってしまった。でもこっちからすれば誘っている以外の何者でもないんだけど、本人にその自覚はないんだなぁ。多少の期待はあるんだろうけども。
いや、もう決めた。
明日は俺が弟見ながら仕事しよう。
「習うより慣れろ、かなぁと。一緒に育てるわけですし。お互い親としては赤ちゃんですし、一緒に成長していきましょうよ」
「何だそれは――」
反論はキスで塞いで押し倒せば、特に抵抗はない。それをいいことに眼鏡を外して薄い舌を食べるように軽く噛んで、舐めて啜れば、氷のような綺麗な顔はすぐに溶けた。そのまま肌を舐めれば、子どもとは違う甘い香りと味がする。肌ってちょっとしょっぱいくらいのイメージしかなかったんだけど、フィリスの肌は甘くて、つい舌を這わせてしまう。
「……っふ……」
我ながら慣れたもんだなと、香油を手に垂らして温め、孔に馴染ませていく。すぐに柔らかくなって潤むフィリスの中もまた慣れたもの。こっちの方面も学習能力が高い。でも、変わらず前戯の最中は恥ずかしそうに赤い顔で声を殺して、本当に……本当に何なのかな。色々試されている気がする。
挿入の瞬間まではちょっと息を詰め気味だけど、それからあとは俺の形に拓かれてぐずぐずと溶けるだけ。セックス中の反応はとても素直で、気持ちがよければうごめいて締め付けるし、動きに合わせて自然に強弱がついて、気持ちがいい。
「……んっ、あ、あっ、んゃっ……」
「も、少し入れるよ……」
「ぅ、んっ――」
下の毛が肌につくくらい全部入れると、まるで俺のものも境がなく、溶けたみたいな感覚になる。全部は抜ききらずに一気に擦れば、普段からは想像がつかないくらいフィリスは乱れて、俺も馬鹿みたいに気持ちがいい。
最初は半分しか入らなかった狭い孔に薄い腹。今は触ると自分のものが収まっているのがよく分かる。隙間なく俺でいっぱいになっていて、腹越しに自分のものを撫でると、ふたりしてイッてしまった。
息を整えながら震えて熱を吐き出すと、その熱を引き受けてくれているかのように、白い肌が耳も首も赤く染まって、にじんだ目尻も同じようにほんのり紅く染まる。とても綺麗だ。
「煽られてしまった……」
「っ、ふ……できるかなぁ……」
「……~~!」
フィリスは薄い腹をさすって愛おしそうに笑う。これも反則じゃない?
挿入したまま抱えて起こせば腰を進めなくても自重で沈み込み、それだけでフィリスはまたイッた。
「――っ……せ、るじゅッ……ふ、か……ぃ」
玉がぺとりと下腹にくっついてひしゃげて、綺麗な陰茎は目元や肌と同じ色に染まってぽたぽたと控えめに潮を垂らしている。小さいわけではないんだけど、こんなところまでやっぱり綺麗で、俺のと全然別物だなぁと改めてしみじみ思う。俺のはそれなりにデカくて格好良い色形をしている……と、思う。
「……っ……フィー、辛い?」
問うと左右に銀髪が揺れて、息をするだけできゅっと締め付けて小さく身体を震わせている。その震えで肉壁はぐにょりと動いて、俺のものを奥へ奥へと吸いこもうとする。
最初の夜這い時は騎乗位で半分も入っていなかったけど、今は奥までしっかり咥えこめるようになった。自分のものにならないはずだった人が、こうして自分のかたちに変わっていっているという事実に毎度毎度滾ってしまう。
辛いかの問いには答えず、フィリスは返事の代わりに力の入らない手で俺を押す。本当なら倒されるはずない力だけど、相手の意図に乗って後ろに倒れた。
「……だいじょうぶ」
とろりとした目で見下ろされるとゾクゾクする。初体験のせいか何か騎乗位は無駄に興奮してしまうんだけど、でも以前と違って奥は解けるように熱くやわい。
「――っ、あ……!」
「~~……ごめんなさい……!」
ゆるゆると動くのがもどかしくて、軽く突き上げると、フィリスはびくんと跳ねて達し、俺もそのあとを追うように達した。
胸に倒れ込んできた拍子に入っていたものが抜けて、自分の出したものが肌を伝う感覚がする。すぐに拭いたい気持ちはあるけれど、フィリスが落ち着くまで待とうかな。背を撫で額にキスをすると、一息整えるごとに溶けたのが戻ってくるような感覚がする。
しかし子ども、子どもかぁ……。
「……子ども……俺、子どもはできたらフィーに似て欲しいんですよねぇ」
「……えっ……私は、セルジュに似て欲しい……」
「俺に似てるのは弟で間に合ってるし。いやまぁ、どちらに似ててもいいんですけどね」
正直うちの家系、血が強そうだから俺に似る可能性が高いんじゃないかとは薄々思っている。
でも出来ればやっぱりフィリスに似て欲しいよなぁという願望を口にしてみたんだけど、何故かフィリスがもごもごしている。それでも俺に似てる方がいいって言うかな?
「……べつ、に……」
「ん?」
「……別に、子が……ひとりだけでないと、いけないわけでは、ないだろう……」
あぁ、ほら、もう。
まだ呼吸が戻り切ってない、ほんのり紅い顔でまたそんなこと言うでしょ。
一旦落ち着いていたのに、堪えて顔を顰めるのと同時に、ぐぐっと下半身が熱を持ってしまう。でもどうやらこれはお誘いも含んでいたようで、恥ずかしそうにしながらも、そっと顔を寄せてくる。
「……じゃあ、頑張らなくちゃ、ね」
「んっ……がんばる……」
ならと耳元で囁けば、舌っ足らずにみたび煽られて。
ぐぷぐぷぬちゅぬちゅと自分の出したものを音を立てて掻き分けて、あとは温いぬかるみにはまっていくだけだった。
翌日、当然のごとく起きられなくなったフィリスの代わりに、白い目で見られながら仕事をして、それを何度か繰り返すうちにフィリスの妊娠が判明するわけなんだけど。
「王都に戻れなくなりました」と報告してすぐ遊びにやってきた王子様に、「こうなるだろうと思っていた」と、したり顔で笑われ、なんとも言えない顔で祝いの言葉を受け取る羽目になったのだった。
211
あなたにおすすめの小説
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
姉の代わりに舞踏会に行ったら呪われた第三王子の初恋を奪ってしまった
近井とお
BL
幼少期、ユーリは姉によく似ていることから彼女の代わりに社交の場に出席することが多々あった。ある舞踏会の夜、中庭に姿を眩ませたユーリに誰かがぶつかってくる。その正体は呪われていると噂の第三王子であったが、ぶつかられたことに腹を立てたユーリは強気に接し、ダンスを踊った後、彼を捜している気配を感じてからかいながら立ち去る。
それから数年後、第三王子は初恋の令嬢を探し始めたが、それはユーリに違いなく……。
初恋の相手を捜す第三王子×軽口令息
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
本当に悪役なんですか?
メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。
状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて…
ムーンライトノベルズ にも掲載中です。
【完結】悪役に転生したので、皇太子を推して生き延びる
ざっしゅ
BL
気づけば、男の婚約者がいる悪役として転生してしまったソウタ。
この小説は、主人公である皇太子ルースが、悪役たちの陰謀によって記憶を失い、最終的に復讐を遂げるという残酷な物語だった。ソウタは、自分の命を守るため、原作の悪役としての行動を改め、記憶を失ったルースを友人として大切にする。
ソウタの献身的な行動は周囲に「ルースへの深い愛」だと噂され、ルース自身もその噂に満更でもない様子を見せ始める。
婚約破棄で追放された悪役令息の俺、実はオメガだと隠していたら辺境で出会った無骨な傭兵が隣国の皇太子で運命の番でした
水凪しおん
BL
「今この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」
公爵令息レオンは、王子アルベルトとその寵愛する聖女リリアによって、身に覚えのない罪で断罪され、全てを奪われた。
婚約、地位、家族からの愛――そして、痩せ衰えた最果ての辺境地へと追放される。
しかし、それは新たな人生の始まりだった。
前世の知識というチート能力を秘めたレオンは、絶望の地を希望の楽園へと変えていく。
そんな彼の前に現れたのは、ミステリアスな傭兵カイ。
共に困難を乗り越えるうち、二人の間には強い絆が芽生え始める。
だがレオンには、誰にも言えない秘密があった。
彼は、この世界で蔑まれる存在――「オメガ」なのだ。
一方、レオンを追放した王国は、彼の不在によって崩壊の一途を辿っていた。
これは、どん底から這い上がる悪役令息が、運命の番と出会い、真実の愛と幸福を手に入れるまでの物語。
痛快な逆転劇と、とろけるほど甘い溺愛が織りなす、異世界やり直しロマンス!
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる