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寮に戻って ※
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寮まで送ってもらう車の中で、義母さんとはるみさんにお礼を言って、相談をしなかったことを謝った。2人は涙ぐみながらも俺の無事を喜んでくれて、なんだか安心した。
義母さんたちはこのまま家に帰り、事後処理などを行うと言って、笑顔で帰って行った。
「パワフルなご両親だな。だが本当に、道が今のご両親に愛されていると知って嬉しかった。お二人は、道のことを本当に大切に想ってくれているんだな」
「……うん。俺、2人の息子にしてもらえて本当よかった」
「結局、まだちゃんと挨拶していないから、落ち着いたら道の実家に伺わせてもらっても良いか」
「っ、うん。もちろん。俺も、先輩のご両親にお礼を言いに行きたい」
「道が来てくれたら、2人とも喜ぶ」
そうして俺は、昼間にもう二度と帰ってこないつもりで出てきた先輩の部屋に戻った。
「道。今日は本当に疲れたな」
「うん」
疲れたな、と言いつつ、俺を熱っぽい目で見つめる先輩のせいで、俺はドキドキと心臓が鳴って、ヒートはもう終わったのに発情しそうな気持ちになった。
「道……。その。ずっと思ってたんだが、それは彼シャツというやつだろう?」
「え?」
先輩に言われて自分の服装を思い出した。
そういえば、少しでも勇気をもらおうと思って、先輩のシャツを勝手に拝借していたんだった。
「これは、その。もう先輩と会えなくなると思って、それで」
「道。俺は怒っているわけじゃない。むしろ、嬉しい。俺のシャツを着てぶかぶかなところが、可愛い」
「んっ……」
シャツの下から手を差し込まれて、さわりと肌を撫でられた。
先輩の手は優しくて暖かくて気持ちがいい。
ほんの少しの刺激なのに脳が痺れて、疲れたと思っていた体は、そんなことを少しも感じさせないほどに熱が高まっていく。
「道……、可愛い。無事でよかった。好き……愛してる」
「ふ、んっぁあっ、せんぱっ、みみもと、で、んっ……はぁ、やめっ」
先輩がやたら腰に響く声で俺への愛を囁くので、腰から背中にかけてジンジンと疼いて、当たり前の様に俺の窄まりからは蜜が溢れ出してくる。ズボンの中に入り込んできた先輩の手が、そのことにいち早く気がついて、「ふっ」と息を漏らした。
「濡れてる……」
「やっ、ぁあっ」
グチュ、グチュリ
そっと差し込まれた指が、俺の良いところを刺激する。
元はセフレから始まった関係だ。先輩には俺の良いところなんて全てバレてしまっている。
コリュコリュとしこりの感触を楽しむかの様に触られ揉まれ、擦られてビクビクと勝手に腰が跳ねてしまう。
ヌチュ、グチュ
「気持ち良いか?」
「んぁ、きもち……、ぁっせんぱいもっ、もう」
「ん。もう少し」
優しい声音だが、俺の思い通りに入れてくれる気はないらしい。
優しくそっと広げる様にしながら刺激されて、もどかしかった。
「はっぁ、ぁっ……ひゃぁ、せんぱっ、おねが……ぁっ」
「かわいい。もっとグチャグチャに甘やかしてドロドロに溶かしてしまいたいけど、今日は道も疲れているだろうし我慢しよう」
甘やかしという名の拷問をする宣言をされた気がしたが、とりあえず俺は先輩が早く欲しかったのでコクコクと頷いた。
「入れるぞ」
「んっ、ぁあっっ、きたぁ……っ」
「はっ……気持ちいい。道……」
やっと繋がれて嬉しい。先輩が俺で感じてくれているのが嬉しい。
俺からしたらセックスにおいて気持ちの部分が大きかったのかもしれない。
ヒートの時はともかく、セフレだった頃と比べたら今のセックスの方が死ぬほど気持ちがよかった。
「道……、道っ」
先輩が俺の名を呼んで必死な顔をしているのも嬉しくて、キュンキュンと勝手に先輩を締め付ける。
「はぁ……、道の中、最高に気持ちいい」
「っっ、ぁあああっっ!!!」
ブシャーーーーーッ
先輩が低くささやいて、その言葉を理解した瞬間、俺の中心のそれから、精液でも尿でもない、透明な水の様なものが大量に飛び出し、先輩のお腹や自分のお腹を濡らした。
ブシュ……ブシュ……チョロチョロ
止まることなくゆるく出続けるそれにおれは何が起こったのか分からなかった。
「っ!? なに……、なに……ぁっ、んんぁっっ」
「潮だ……。道がとても感じてくれている証拠」
「そ、なの? はぁ、んんっ、病気じゃない……?」
「ああ。もちろん」
先輩は嬉しそうだし、本当に病気じゃないのだろう。
確かに先輩の言う通り今までにないくらい気持ちが良かった気がする。
パチュッパチュッ
「ぁっ、せんぱっ、んんっ、きもちっ……きもちいいっ」
「俺もっ……道……イクッ」
「ぁあっっ」
ギュッと抱きこまれて、動きを止めた先輩が、ビュルリとゴム越しに出すのと同時に、俺の中心からもピュっと出た。
しばらくそうして息を整えて、俺から出ていった先輩は、汗拭きシートを取り出して俺の全身を拭いてくれた。
「気持ちよかった」
「俺も」
「全身ドロドロベタベタだな」
「ふふ。だね」
その会話がなんだか間抜けに感じて面白かった。
「風呂を溜めてくるから、それまでちょっと我慢してくれ」
「……うん、ありがとう」
もう全身クタクタで疲れてしまって、先輩が風呂を貯めに行くのを見送るだけしか出来なかった。一応は全身先輩が拭いてくれたので、気持ち悪さは軽減されている。それでも、クタクタな体を押してでも風呂に入りたいくらいには汚れている。
風呂場からお湯を溜め始めた音が聞こえてきてウトウトと微睡んでいた俺は、いつの間にか眠っていたけど、しばらくして先輩に抱き抱えられて起きた。
「寝てていいぞ? 俺がきれいにしておくから」
「ゃ……そんな、わけには……」
「ふっ、そうは言ってももうほとんど寝てるよなぁ。本当、可愛い」
先輩はやたら嬉しそうで、結局俺は眠さに負けて眠ってしまって、翌朝起きた時には全身きれいになっていたし、ベットもきれいなシーツに代えられていた。
義母さんたちはこのまま家に帰り、事後処理などを行うと言って、笑顔で帰って行った。
「パワフルなご両親だな。だが本当に、道が今のご両親に愛されていると知って嬉しかった。お二人は、道のことを本当に大切に想ってくれているんだな」
「……うん。俺、2人の息子にしてもらえて本当よかった」
「結局、まだちゃんと挨拶していないから、落ち着いたら道の実家に伺わせてもらっても良いか」
「っ、うん。もちろん。俺も、先輩のご両親にお礼を言いに行きたい」
「道が来てくれたら、2人とも喜ぶ」
そうして俺は、昼間にもう二度と帰ってこないつもりで出てきた先輩の部屋に戻った。
「道。今日は本当に疲れたな」
「うん」
疲れたな、と言いつつ、俺を熱っぽい目で見つめる先輩のせいで、俺はドキドキと心臓が鳴って、ヒートはもう終わったのに発情しそうな気持ちになった。
「道……。その。ずっと思ってたんだが、それは彼シャツというやつだろう?」
「え?」
先輩に言われて自分の服装を思い出した。
そういえば、少しでも勇気をもらおうと思って、先輩のシャツを勝手に拝借していたんだった。
「これは、その。もう先輩と会えなくなると思って、それで」
「道。俺は怒っているわけじゃない。むしろ、嬉しい。俺のシャツを着てぶかぶかなところが、可愛い」
「んっ……」
シャツの下から手を差し込まれて、さわりと肌を撫でられた。
先輩の手は優しくて暖かくて気持ちがいい。
ほんの少しの刺激なのに脳が痺れて、疲れたと思っていた体は、そんなことを少しも感じさせないほどに熱が高まっていく。
「道……、可愛い。無事でよかった。好き……愛してる」
「ふ、んっぁあっ、せんぱっ、みみもと、で、んっ……はぁ、やめっ」
先輩がやたら腰に響く声で俺への愛を囁くので、腰から背中にかけてジンジンと疼いて、当たり前の様に俺の窄まりからは蜜が溢れ出してくる。ズボンの中に入り込んできた先輩の手が、そのことにいち早く気がついて、「ふっ」と息を漏らした。
「濡れてる……」
「やっ、ぁあっ」
グチュ、グチュリ
そっと差し込まれた指が、俺の良いところを刺激する。
元はセフレから始まった関係だ。先輩には俺の良いところなんて全てバレてしまっている。
コリュコリュとしこりの感触を楽しむかの様に触られ揉まれ、擦られてビクビクと勝手に腰が跳ねてしまう。
ヌチュ、グチュ
「気持ち良いか?」
「んぁ、きもち……、ぁっせんぱいもっ、もう」
「ん。もう少し」
優しい声音だが、俺の思い通りに入れてくれる気はないらしい。
優しくそっと広げる様にしながら刺激されて、もどかしかった。
「はっぁ、ぁっ……ひゃぁ、せんぱっ、おねが……ぁっ」
「かわいい。もっとグチャグチャに甘やかしてドロドロに溶かしてしまいたいけど、今日は道も疲れているだろうし我慢しよう」
甘やかしという名の拷問をする宣言をされた気がしたが、とりあえず俺は先輩が早く欲しかったのでコクコクと頷いた。
「入れるぞ」
「んっ、ぁあっっ、きたぁ……っ」
「はっ……気持ちいい。道……」
やっと繋がれて嬉しい。先輩が俺で感じてくれているのが嬉しい。
俺からしたらセックスにおいて気持ちの部分が大きかったのかもしれない。
ヒートの時はともかく、セフレだった頃と比べたら今のセックスの方が死ぬほど気持ちがよかった。
「道……、道っ」
先輩が俺の名を呼んで必死な顔をしているのも嬉しくて、キュンキュンと勝手に先輩を締め付ける。
「はぁ……、道の中、最高に気持ちいい」
「っっ、ぁあああっっ!!!」
ブシャーーーーーッ
先輩が低くささやいて、その言葉を理解した瞬間、俺の中心のそれから、精液でも尿でもない、透明な水の様なものが大量に飛び出し、先輩のお腹や自分のお腹を濡らした。
ブシュ……ブシュ……チョロチョロ
止まることなくゆるく出続けるそれにおれは何が起こったのか分からなかった。
「っ!? なに……、なに……ぁっ、んんぁっっ」
「潮だ……。道がとても感じてくれている証拠」
「そ、なの? はぁ、んんっ、病気じゃない……?」
「ああ。もちろん」
先輩は嬉しそうだし、本当に病気じゃないのだろう。
確かに先輩の言う通り今までにないくらい気持ちが良かった気がする。
パチュッパチュッ
「ぁっ、せんぱっ、んんっ、きもちっ……きもちいいっ」
「俺もっ……道……イクッ」
「ぁあっっ」
ギュッと抱きこまれて、動きを止めた先輩が、ビュルリとゴム越しに出すのと同時に、俺の中心からもピュっと出た。
しばらくそうして息を整えて、俺から出ていった先輩は、汗拭きシートを取り出して俺の全身を拭いてくれた。
「気持ちよかった」
「俺も」
「全身ドロドロベタベタだな」
「ふふ。だね」
その会話がなんだか間抜けに感じて面白かった。
「風呂を溜めてくるから、それまでちょっと我慢してくれ」
「……うん、ありがとう」
もう全身クタクタで疲れてしまって、先輩が風呂を貯めに行くのを見送るだけしか出来なかった。一応は全身先輩が拭いてくれたので、気持ち悪さは軽減されている。それでも、クタクタな体を押してでも風呂に入りたいくらいには汚れている。
風呂場からお湯を溜め始めた音が聞こえてきてウトウトと微睡んでいた俺は、いつの間にか眠っていたけど、しばらくして先輩に抱き抱えられて起きた。
「寝てていいぞ? 俺がきれいにしておくから」
「ゃ……そんな、わけには……」
「ふっ、そうは言ってももうほとんど寝てるよなぁ。本当、可愛い」
先輩はやたら嬉しそうで、結局俺は眠さに負けて眠ってしまって、翌朝起きた時には全身きれいになっていたし、ベットもきれいなシーツに代えられていた。
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