お姉様といっしょ

菫川ヒイロ

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11話

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 大きな広間に出たら大量のゾンビが出て来た。
 
 
「みどり、今よ。撃って」


 お姉様の指示で私はバズーカを撃った
 
 
 ドガーン!!!
 
 
 見事にバズーカは私達が来た道を塞ぐ
 どうやら前にではなく、後ろに発射したようだ。
 
 
「え? 」


 お姉様も予想していなかった事が起きて驚いている。
 
 
「え! 」


 そして撃った私が一番驚いていた。
 お姉様のお役に立てるせっかくのチャンスにまさかである。
 すぐに取り返そうと思っても、弾は一発しかない。
 
 
「みどりはそこに居なさい」


 そう言ってお姉様はゾンビの群れの方へと行ってしまった。
 
 
 バババッ バババッ バババッ
 
 
 銃声が響く中で、私はただお姉様がゾンビを倒していく姿を見ていた。
 
 
 バババッ バババッ バババッ
 
 パンッ パンッ パンッ パンッ
 
 ザスッ ザスッ ザスッ ザスッ
 
 
 お姉様がゾンビを倒し終わるまでの間、ずっと考えていた。
 どうしてお姉様は私を妹にしたのだろうと。
 そして部屋を見つけた。
 




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