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七色爆発断
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しおりを挟むオラ! オラ! オラ! オラ! オラ!
よし、いくぞみんな!
「レインボーアタック!!!! 」
そこで全てが終わるはずだった。
でも……
「おい、どうしたんだピンク! 」
「やっぱり私には無理よ! 」
「どうして? 」
「どうしてですって!? よくそんな事言えるわね! 」
「何だ、あの事か……。 でも今はこっちが重要だって事ぐらい分かるだろ? 」
「ええ、そうね。分かったわ。集中する」
そしてもう一度
オラ! オラ! オラ! オラ! オラ!
よし、いくぞみんな!
「レインボーアタック!!!! 」
結局揃わなかった。
「おい、ピンク! 」
「ちょっとやめなよレッド」
「何だよイエロー。お前には関係ないだろ! 」
「はあ? 誰の所為でこうなってんのか分かっての?
全部、アンタの所為じゃないのよ! 」
「もう、よくない? 」
「何がいいのよグリーン」
「何がって、もう無理っしょこんなの。時間の無駄。私もう帰りたいんですけど」
「それはダメよ。ちゃんとやる事やってからじゃないと! 」
「でもさ~」
「私も無理だと思う」
「ブルー」
「だから、もうここはブラックを呼んでどうにかしてもうおうよ! 」
「はあ、ブラック? マジで言ってんの」
「何よ、いいじゃないブラック」
「まあ、アンタの好みは知らないけどさ。でもブラックはないわ~」
「そうは言うけど、じゃあどうするのよ! 」
沈黙が流れる。
「そもそもさ、レッドが悪いんでしょ! アンタがどうにかしなさいよ! 」
「俺、一人でどうにかするなんて無理だろ! どうして俺達が5人集まっているの
か忘れたのか? 」
「そんな事言ったらメンバー同士の恋愛禁止じゃなかったの! 」
「恋愛って、俺とピンクは婚約したんだからそれは問題ないって事になったじゃ
ないか! 」
「でもそれっておかしくない? 」
「みんなあの時納得したじゃないか! 」
「そもそもピンクさんはどうして婚約破棄されないといけなかったのでしょうか?」
「それはだな。まあいろいろとあったんだよ」
「いろいろ? 」
「レッドにはね、他に女が居るのよ! 」
「おい、ちょっと待てよレッド! いくらなんでもそれは無いだろう! 」
「うわ、最低~ 」
「近寄らないで下さい」
「おい、ピンク! それは今言う事じゃないだろ! 」
「だって私。もう、何がなんだか……」
「あの~、すいません。お取込み中だとは思うのですが私の事、忘れていませんか
ね? 」
そう、今彼らは私と戦闘中なのである。
だと言うのにこんな状況は一体どうすればいいのだろうか私は?
「ああ、ごめん。もうちょっと待ってくれる? 」
「でもですね、私にも事情がありましてね……」
「もう今日はよくない? 」
「それよりもブラックさんを! 」
「みんなでやれば出来るだろ! 」
「私には無理よ! 」
「お前は意見するなよ! 」
「ほんと、キモイんですけど~」
「海に沈んでみます? 」
「何なのよ、あの女は! 」
「落ち着けよピンク」
私は一体、何の為にここ居るのでしょうか?
怪人としてやって来た今までの努力は無駄だったのでしょうか?
せっかく総統様から頂いたチャンスを私は上手く活かす事が出来ませんでした。
嗚呼、総統様。私はこれから貴女の為にこの命を捧げます。
ドカーーーーン!!!!!!
こうして私は自爆してヒーロー達を巻き込む事に成功しました。
総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳!
総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳!
総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳!
総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳! 総統様万歳!
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