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温泉が好き!
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しおりを挟む「まったく、魔族って奴はどうしてこうも喧嘩っ早いのかね。俺は別にお前を殺す
つもりはなかったのに、流石に攻撃されたら反撃くらいはしないとダメだろう?
やったらやり返される事なんて当たり前なのだから準備は出来ているよな、死ん
でくれるなよ? 殺すとこいつがうるさいんだよ」
何をするつもりなのかは分からない。
ただ命の危機が迫っているという事だけは確かに感じた。
「俺は別に何も言ってないだろ? 」
「おいおい、正気か? もういいよ、お前等ってそういう奴らだもんな。丁度いい、
ちょっと試したい事があったから試してみるか」
天使と人間の会話が終わり急に離された手。手首にはくっきりと手形がついてお
り、それを確認してこいつはヤバいと判断して逃げる事にした。が、逃げれない。
何故だ! 何故これ以上進めない! そこには見えない壁でもあるかのようだ。
一体何が起こっている?
「さて、裸族の者よ。戦いにおいて何が一番大切か知っているか? 」
「誰が裸族だ! こんな所で服を着ている方がおかしいだろうが。そもそもお前も
裸だったのに、いつのまにそんな服を着たんだ。卑怯だぞ! 」
もう訳が分からなくなっていたし、裸族とか言われるし最悪だ。
「服を着るのが卑怯とは、やはり裸族の思考だな。言っておくが俺には羞恥心とい
うものがあってだな……」
「うるさい! 私にだって羞恥心ぐらいあるがもういい。別に人間に裸を見られた
ぐらいでどうってことないんだからね! 」
自分でも何を言っているのかもう分からなくなってきたがそんな事はもう気にし
ているような段階ではない。
「そうか、やっと認めたのだな裸族の者よ。でははじめようか」
「さっさと来い。ぶっ飛ばしてやる! 」
「俺は女だからといって、手加減はしないからな」
「誰が言っている! 来ないならこっちから行くぞ」
さっさと終わらしてやろうと私が飛び掛かろうとすると、それに合わせるかのよ
うに私より先に飛んだ人間。
「右下蹴り」
「きゃあ! 」
私は攻撃をくらう。
「右下蹴り」
「きゃあ! 」
何度も何度も同じ攻撃をされ、逃げる事も出来ない。
このままずっとこんな攻撃をされ続けるなんて最悪な気分だし、そもそもこの人
間は魔法使いではなかったか? だとしらどうして肉弾戦をしてくるかなんて決
まっている。天使の所為だ。
「今なら誰にも負ける気がしないな! 」
糞糞、ふざけやがって。
どうして私がこんな死に方をしないといけないのか。何もかもあの天使の所為に
決まっている。この人間に何かしている……としても結局この人間がヤバい事に
変りがないではないか! と死んでから気が付いても手遅れであった。
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