バトンタッチした話

加速・D・歩

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・本編

113 7回目 あんたの番になりたい、けど──

本編外∶オメガバース、ワグーッツン×マルゥメ
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 何処から話せばいいのか──……まず、【オメガバースの世界】になるからそれはワクワクしてた。エロい事は大好きだし。
 なのに始まった──と思ったら、俺は、透明な膜の中に閉じ込められていた。
 それを壊そうとしても壊れないし、声を出してもただ自分の声が反響するだけだった。

 次第に周りの状況がぼやぁ~とだけど分かってきた。俺の意識は無いのに、マルが動いてて、ワーチャンの番になろうと奮闘する日々。
 っても、あのマルも俺の《模倣体》の一人なんだろうけど、さ。それでも健気に、元のマルみたいに頑張る姿は応援したくなって、膜の中から『頑張れ!』って言ってた。
《模倣体》なのに、俺の《淫魔法》を全然使わないからヤキモキしながらさ、まあ……ほぼチート級だからいわゆる使いすぎるとルートから外れるんだろうけど、だから俺が閉じ込められてる、理由で。

 で、先輩がマルの運命の番だって知って、マルには悪いけど、彼の番になりたかった。
 でも、マルの事を考えたらワーチャンが良いわけで──なんて考えてたら。

──2つアンロック解除されました──と聴こえた。

《セーブロード》…過去の人生を《保存した》所から呼び出せる
《加筆修正》…自身や登場人物の人生を書き直せる

 マジか。てか、《淫魔法》関係ねぇ……って思うけどこの言い方してるのも自称というか……そんな事より!
《セーブロード》は良いな、前に【エロダンジョン】作ってた人生あの頃とか、その前の【学園】生活時代とかまだ見たかったのがあったから、落ち着いたらやってみようかな。
《加筆修正》は今回のマルのルートは彼の本懐にはならなさそうだ。だけど、コレがあれば、物語を書くように修正出来る、修正というか【IF世界】が正しいんだろうけどさ、でも、これでマルを少しでも幸せに出来るはず!

 また【隕石】でやってきた稀人──花房はなぶさ華蓮かれんは《月魔法》を持っていた。
 前に、……先輩を殺した井上いのうえ勇気ゆうきは《太陽魔法》だった。
 太陽と月、その《魔法》を持つ稀人とは……まだ何も分からないな。だけど、なんか引っかかるんだよなぁ……まだ何がありそうで。

 


『ゔ、ぉん、先輩の……番に、なります。して、ください……』
『よし、条件は揃ったな──出てこいケースケ』

 マルが『ヴォン先輩の番になる』と宣言したら、俺を閉じ込めてた膜が消えて外に出れた。やっとシャバだー、と喜び先輩を抱きしめる、ああ、生きてる。
 前に見かけた時はどんな顔で会えばいいか分からなくて気配を消しちゃった事もあったけど、さ。
 その横で不安そうにしてるマルを見て、彼は俺を『誰?』聞いてきた。いや、俺はお前(模倣体)だが? と思いつつもアレか、名乗らないとってやつか! って思って、名前を言うと俺の名を呟く。

 そんなマルに『今は休んどけ。』って言えば目を閉じて俺に体を預けた。
 

「んー、まぁ色々言いたいことはあるけど──……ヴォン先輩、俺あんたに再び出会えて嬉しいです。本当は、あなたの番になりたい。けど、俺……」
「わーってるよ。オメガバースを楽しみたいんだろ」
「そーなんですよ! やっぱ、オープンに乱交を楽しみたいってか、」
「で、どうするんだ? また《やり直す》のか?」
「……まー、……そうなっちゃいます、かね。」

「なあ! あんた! いきなり出てきて誰だよ、てか、マルゥメは?!」
「あー、今ヴォン先輩と話してるんで邪魔しないで《認識阻害》」

 せっかくヴォン先輩と話してるのに稀人が話しかけてくるから、俺達を《認識》出来なくさせて、移動する。
 歩きながら、先輩に「まだ楽しみたいから」というと俺の事を分かってる彼は──

「《やり直した》後、俺が番になる。したら性奴隷として扱ってやるよ」
「わあ、それ最高」

 じゃあ、と俺は《加筆修正》を使う。もちろんマルが、ワーチャンとちゃんと番になって幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし、ってね。




《任意やり直し・スタート》を使って──新たな人生が始まった。


 意識が戻って──……目を開けると、ヴォン様がいた。

「んっ、あ……アッ、ヴォン様ぁ」
「ケースケ起きたか。」
「は、ぁい、ねぇ、コレ……」
「お前が寝てる間に飾り付けしといたぞ」

 乳首には彼の眼の色の黄色い宝石がついた性器ピアスがぶら下がってて、おちんちんには[フラット貞操帯]が! 久しぶり!
 
「ああ、俺のおちんちんが無いっ!」
「オメガなんだから使わねぇだろ?」
「うんっ! ヴォン様さいこー!」

 嬉しさのあまり放尿する。[フラット貞操帯]の穴から黄色い液体が漏れ出るのが見えた。
 お尻にも2本の[バイブ]が刺さってて、違う振動で中の肉が揺れるのが分かる。
 てか、オメガの身体ってこんななんだ……常にナカは大量のローション入れた時みたいにドロドロで体液が分泌されてる。
 俺の項には、先輩に噛まれた噛み跡があった。
 本来なら、番以外の臭いとか分かんなくなるらしいけど、《加筆修正》でルール変更して、と。

 乱交するならみんなラリパッパの方が良いでしょ?

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