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・本編
118 選ばれるのは──
「あの……さっきからなんですか、?」
「貴方……項噛まれてる?」
「はい。俺には運命の番が居ますから」
「……運命の、ね。でも、番解約は出来るから大丈夫よ?」
「は、何言って……」
「私、綺麗な物じゃないとする気起きないわ。貴方の項の噛み跡を消したあとは、そうね……1年ぐらい監視下に置いて……それから、番になりましょう。毎日聖水浴をさせてあげますわ」
「頭、イカれてるのか、」
「いいえ、私は本気よ」
じっと見てくるから何かと思えば、番を解約って、そんなバカな事があるか! って怒ると彼女は目が笑ってない微笑みを向ける。
……っ、こんな所に居られるか! と俺はこの場から離れようとしたら彼女の横に立つ男の一人に思いっきり殴られて床に体を打ちつけた。
「や、やめろよ! ケースも、抵抗するな!」
「俺は、先輩の物だ、だから……帰らないと」
先輩はやく、迎えに来て、と思うのにこのまま居たらヤバいことになりそうだと、俺は藻掻く。けど、男から何度も殴られてボロボロにされたあとはまたメイドに押し付けられて綺麗に戻された。
俺達にあてがわれた【部屋】は別々だったけど、隣同士だった。俺は抵抗しまくったせいで全身拘束されて身動きが取れない状態になってしまった。
このまま、性活がないまま1年はつらすぎる。
でも、先輩との番を消すなんて選択は出来ない。
拘束されたままの生活……運ばれてきた料理はどれも豪華だった。上半身起こされてそのまま座らされてメイド達が俺の口にスプーンでせっせと運んで食わせてくれる。
その後はお尻の穴に水を入れられてナカを綺麗にされて、【浴槽】に体を沈められてまた洗われて、拭かれて服着させられて【ベッド】にいれられ就寝すやぁ。
ちな、おしっこの時も強制的に出されるので少し疲れる。
そんなこんなで多分1ヶ月経って、何故かヒートが来た。先輩と一緒に居ないから?
環境が変わってるせい?
メイド達はみんなベータらしくて俺が1人苦しんでいても気にせず“いつもの”をしてくる。
俺は真っ赤な顔で目、鼻、口から体液をこぼしまくってるのに彼女達はたまーに拭くぐらいで何もしてこない。
頑張って寝返りしようとしたけど、両手足固定されてるから無理か。
せめて乳首だけでも……てか、こういう時に《模倣体》とか出せたらいいのに出来ないし!
俺の身代わりになってよ!
改めて《スキル》をみたらほぼグレーになってて、はあ?! ってなった。
前も一部使えない事はあったけど、こんなに……先輩の方は使えるよね?
はあ・・・めちゃくちゃ暇だ。
本来ならもう先輩と【施設】に着いて、我が子達の様子を見てるところだったのに……はやく、貴方の元に帰りたい……
普段から昼間はどっちかの【部屋】にセリァナラ様が来る。
本人が言うには『伴侶になるんだからちゃんと各々の事知らないとね』って。「カレンの方に行って」と言いまくってるから半分以上多分カレン側に行ってると思う。
「今日はね、この紅茶を入れたのよ。近くに咲く青い花でね、とても綺麗なのよ。」
「はあ。」
「貴方達の食事にも花の葉を入れて、香りがいいでしょ?」
「はあ。」
「オメガ達が好む匂いなんですって、だから──でしょう?」
「はあ。」
俺のから相槌にも嫌な顔せず勝手に話していく。
ヒートで辛いのにいくら美形でもマジで無理。
ああ、頭がおかしくなりそう。
なんか……あれ、
俺……は、なん……
「貴方……項噛まれてる?」
「はい。俺には運命の番が居ますから」
「……運命の、ね。でも、番解約は出来るから大丈夫よ?」
「は、何言って……」
「私、綺麗な物じゃないとする気起きないわ。貴方の項の噛み跡を消したあとは、そうね……1年ぐらい監視下に置いて……それから、番になりましょう。毎日聖水浴をさせてあげますわ」
「頭、イカれてるのか、」
「いいえ、私は本気よ」
じっと見てくるから何かと思えば、番を解約って、そんなバカな事があるか! って怒ると彼女は目が笑ってない微笑みを向ける。
……っ、こんな所に居られるか! と俺はこの場から離れようとしたら彼女の横に立つ男の一人に思いっきり殴られて床に体を打ちつけた。
「や、やめろよ! ケースも、抵抗するな!」
「俺は、先輩の物だ、だから……帰らないと」
先輩はやく、迎えに来て、と思うのにこのまま居たらヤバいことになりそうだと、俺は藻掻く。けど、男から何度も殴られてボロボロにされたあとはまたメイドに押し付けられて綺麗に戻された。
俺達にあてがわれた【部屋】は別々だったけど、隣同士だった。俺は抵抗しまくったせいで全身拘束されて身動きが取れない状態になってしまった。
このまま、性活がないまま1年はつらすぎる。
でも、先輩との番を消すなんて選択は出来ない。
拘束されたままの生活……運ばれてきた料理はどれも豪華だった。上半身起こされてそのまま座らされてメイド達が俺の口にスプーンでせっせと運んで食わせてくれる。
その後はお尻の穴に水を入れられてナカを綺麗にされて、【浴槽】に体を沈められてまた洗われて、拭かれて服着させられて【ベッド】にいれられ就寝すやぁ。
ちな、おしっこの時も強制的に出されるので少し疲れる。
そんなこんなで多分1ヶ月経って、何故かヒートが来た。先輩と一緒に居ないから?
環境が変わってるせい?
メイド達はみんなベータらしくて俺が1人苦しんでいても気にせず“いつもの”をしてくる。
俺は真っ赤な顔で目、鼻、口から体液をこぼしまくってるのに彼女達はたまーに拭くぐらいで何もしてこない。
頑張って寝返りしようとしたけど、両手足固定されてるから無理か。
せめて乳首だけでも……てか、こういう時に《模倣体》とか出せたらいいのに出来ないし!
俺の身代わりになってよ!
改めて《スキル》をみたらほぼグレーになってて、はあ?! ってなった。
前も一部使えない事はあったけど、こんなに……先輩の方は使えるよね?
はあ・・・めちゃくちゃ暇だ。
本来ならもう先輩と【施設】に着いて、我が子達の様子を見てるところだったのに……はやく、貴方の元に帰りたい……
普段から昼間はどっちかの【部屋】にセリァナラ様が来る。
本人が言うには『伴侶になるんだからちゃんと各々の事知らないとね』って。「カレンの方に行って」と言いまくってるから半分以上多分カレン側に行ってると思う。
「今日はね、この紅茶を入れたのよ。近くに咲く青い花でね、とても綺麗なのよ。」
「はあ。」
「貴方達の食事にも花の葉を入れて、香りがいいでしょ?」
「はあ。」
「オメガ達が好む匂いなんですって、だから──でしょう?」
「はあ。」
俺のから相槌にも嫌な顔せず勝手に話していく。
ヒートで辛いのにいくら美形でもマジで無理。
ああ、頭がおかしくなりそう。
なんか……あれ、
俺……は、なん……
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