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・本編
121 ラリパッパ
せりぁならさまぁ! ああっ、せりぁならさまっ!
──ああ、頭が割れるように痛い。
もっと、もっとお、ちょうだい、ああ!
──全てが霧がかかったように、思考が散る。
産ませて、もっと、注いで!
──俺は、だれだ、この声は、だれだ、
せりぁならさまのこが欲しい!
──欲しくない、欲しくない、俺はせんぱ──……
・・・
「貴方本当に口だけね。私の子供を欲しがるくせに一向に孕まないじゃない。」
「カーレはもう5人産んだのよ? はやく産みなさいこのビッチが!」
「ああっ、」
目の前には俺の愛しいヒトが怒ってる。俺はオメガなのに、彼女の子供を作れない、出来損ない。もう一人のカレンは彼女の子を産んだのに。
今日も彼女から青い花を食べさせられる。「これを食べればすぐに妊娠する」って、この花も貴重なのに……はあ。
「そんなに落ち込むなよ! オレの子達の相手をしてたら気が紛れるって!」
「カレンに似て可愛いけど」
「そうだろ! アンナ、ユイ、トーマ、ユーマ、レイ、まだ産み足りねぇんだよなぁ。またセリァナラ様種付けしてくれねぇかな」
「ごめん、俺のせいで……」
「いやいや! 責めてるわけじゃねぇから! セリァナラ様直々に声がかかるオメガは珍しいんだからさ、ケースケだってその時点で自信もてよ、な?」
「う、うん、そうだね。」
【ベッド】でセリァナラ様が来るのを待つ。
今日こそは、と思って挑んでるのに毎回うんともすんともいわなくて、いつもダメだった。今日はメイド達に身体を綺麗にしてもらったし、側近の人達から青い花をいっぱい貰ってきた。彼女が来る前に、いっぱい食べとこう。
「あら、凄い臭い……出来上がちゃってるわね。」
「せりあならさまあっ!」
ふあふあした感覚の中、彼女の声が聴こえて、名前を呼ぶ。
おまたが暖かくて下をみれば黄色い水たまりが出来ていた。
「嬉ションね、でも汚れるのは嫌いなの」
「ごめんなさい、」
「ほら、自分で片付けて」
「はひ、……ん、んっ、」
「ちゃんとシーツも口に含んで」
苦いのが口の中に広がる、でも彼女は綺麗好きだから綺麗にしないと。
「ふふ、滑稽な姿ね」
「今日は青い花は貴方が先に摂取したから──[コレ]を使うわ。」
彼女の手にはビビッドピンク色の[小さな瓶]だった。それを俺の尻の中に全部注ぎ込んだ。その瞬間──身体が熱くてたまらない、何が何でも彼女の子供を産むんだ! そう身体が欲していた。
「効き目は十分ね。[恋慕の秘薬]これであとはケースケに子供を産ませるだけだわ。」
綺麗にされた後、[青い花のオイル]を熱を帯びた身体に塗りたくられ、セリァナラさまに全身を愛撫される、どこを触られても甘い声がでちゃう、はあはあ、と荒い息を吐きながら、自分で穴を両指を挿れて広げるようにして、彼女を待った。
「セリァナラさまあ、俺のナカで、いっぱい、注いで……っ、」
「さすがに、これで駄目だったら貴方、覚悟しなさい」
「なんでも、なんでもしますからぁ、見捨てないで!」
彼女にしがみつきながら懇願する。結合部から外へあふれ出すマナが勿体なくて、自分からも腰を深く彼女のを包むようにして離さない。
何時間経っただろう、俺達は抱き合ったまま動かずに居たから……
でも、なんか、なんか……
「せりぁなら、さまぁ、おなか、変」
「あら、出来たのね! 良くやったわ!」
「ほんと、俺のお腹……せりぁならさまの、子……っ」
お腹の中で蠢く生命体に戸惑いながら彼女を見ると凄く喜んでくれて、……ああ、良かった。と、ホッとした。
その後はカレンが【部屋】に来てくれて、出来た事を報告すると泣きながらハグしてくれて、嬉しかった。
それから──2カ月も経つとボテ腹になって、お腹が重たくなって、少し動くだけでもかなりしんどい。
母乳も出てきてカレンの子供達の世話を手伝いながら──……青い花の摂取も少なめになって──……
あ、れ……おれ、自分の腹をみると、でかくて、こんなの、まるで、にんしん、してる、
だれが、だれに……おれは、なんて、こと、を────
──ああ、頭が割れるように痛い。
もっと、もっとお、ちょうだい、ああ!
──全てが霧がかかったように、思考が散る。
産ませて、もっと、注いで!
──俺は、だれだ、この声は、だれだ、
せりぁならさまのこが欲しい!
──欲しくない、欲しくない、俺はせんぱ──……
・・・
「貴方本当に口だけね。私の子供を欲しがるくせに一向に孕まないじゃない。」
「カーレはもう5人産んだのよ? はやく産みなさいこのビッチが!」
「ああっ、」
目の前には俺の愛しいヒトが怒ってる。俺はオメガなのに、彼女の子供を作れない、出来損ない。もう一人のカレンは彼女の子を産んだのに。
今日も彼女から青い花を食べさせられる。「これを食べればすぐに妊娠する」って、この花も貴重なのに……はあ。
「そんなに落ち込むなよ! オレの子達の相手をしてたら気が紛れるって!」
「カレンに似て可愛いけど」
「そうだろ! アンナ、ユイ、トーマ、ユーマ、レイ、まだ産み足りねぇんだよなぁ。またセリァナラ様種付けしてくれねぇかな」
「ごめん、俺のせいで……」
「いやいや! 責めてるわけじゃねぇから! セリァナラ様直々に声がかかるオメガは珍しいんだからさ、ケースケだってその時点で自信もてよ、な?」
「う、うん、そうだね。」
【ベッド】でセリァナラ様が来るのを待つ。
今日こそは、と思って挑んでるのに毎回うんともすんともいわなくて、いつもダメだった。今日はメイド達に身体を綺麗にしてもらったし、側近の人達から青い花をいっぱい貰ってきた。彼女が来る前に、いっぱい食べとこう。
「あら、凄い臭い……出来上がちゃってるわね。」
「せりあならさまあっ!」
ふあふあした感覚の中、彼女の声が聴こえて、名前を呼ぶ。
おまたが暖かくて下をみれば黄色い水たまりが出来ていた。
「嬉ションね、でも汚れるのは嫌いなの」
「ごめんなさい、」
「ほら、自分で片付けて」
「はひ、……ん、んっ、」
「ちゃんとシーツも口に含んで」
苦いのが口の中に広がる、でも彼女は綺麗好きだから綺麗にしないと。
「ふふ、滑稽な姿ね」
「今日は青い花は貴方が先に摂取したから──[コレ]を使うわ。」
彼女の手にはビビッドピンク色の[小さな瓶]だった。それを俺の尻の中に全部注ぎ込んだ。その瞬間──身体が熱くてたまらない、何が何でも彼女の子供を産むんだ! そう身体が欲していた。
「効き目は十分ね。[恋慕の秘薬]これであとはケースケに子供を産ませるだけだわ。」
綺麗にされた後、[青い花のオイル]を熱を帯びた身体に塗りたくられ、セリァナラさまに全身を愛撫される、どこを触られても甘い声がでちゃう、はあはあ、と荒い息を吐きながら、自分で穴を両指を挿れて広げるようにして、彼女を待った。
「セリァナラさまあ、俺のナカで、いっぱい、注いで……っ、」
「さすがに、これで駄目だったら貴方、覚悟しなさい」
「なんでも、なんでもしますからぁ、見捨てないで!」
彼女にしがみつきながら懇願する。結合部から外へあふれ出すマナが勿体なくて、自分からも腰を深く彼女のを包むようにして離さない。
何時間経っただろう、俺達は抱き合ったまま動かずに居たから……
でも、なんか、なんか……
「せりぁなら、さまぁ、おなか、変」
「あら、出来たのね! 良くやったわ!」
「ほんと、俺のお腹……せりぁならさまの、子……っ」
お腹の中で蠢く生命体に戸惑いながら彼女を見ると凄く喜んでくれて、……ああ、良かった。と、ホッとした。
その後はカレンが【部屋】に来てくれて、出来た事を報告すると泣きながらハグしてくれて、嬉しかった。
それから──2カ月も経つとボテ腹になって、お腹が重たくなって、少し動くだけでもかなりしんどい。
母乳も出てきてカレンの子供達の世話を手伝いながら──……青い花の摂取も少なめになって──……
あ、れ……おれ、自分の腹をみると、でかくて、こんなの、まるで、にんしん、してる、
だれが、だれに……おれは、なんて、こと、を────
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