バトンタッチした話

加速・D・歩

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・本編

140 戻ってきたぜ(ルーレット使用)

 入学する時と同じく朝にみんな揃って見送られながら俺達は【馬車】に乗った。
 
『手紙また書かなきゃ、ね』
『んだな、まイベントはあるしネタには困んないだろ』
『だね、楽しみ』
『んだなー、行きは【王都】に寄るんだろ』
『うん。だからちょっと余裕を持って出発してみたよ』

 って事がありつつ、行きも帰りもちゃんと護衛さんに守ってもらいながら、何事もなく【王都】に着いて一泊してから【BL学園】帰ってきた。

 
「ただもー!」
「お、帰ってきたか。」
「おかえりー、久しぶりだね~」
「ん、ワーチャンはまだ帰ってきてない?」
「うん、5日帰ってるんだって」
「そっかー、マルが寂しがるな」
「あー、だね。」

【部屋】にはヌヌくんとメイチャンが居て久しぶりの顔に少し懐かしさを感じる。
 ワーチャンはまだ帰省中らしくて、マルが早く帰ってきたのに会えないのは可哀想だなぁ……と思ったり。
 ってもまだまだ夏休み時期はあってワーチャンが帰ってきたらメメちゃんに誘われた話言ってみるかな? と思ったり。


「あ、僕友達の所に行ってくるね、今日は友達のところで泊まるから気にしなくていいよー」
「え、あ、気遣ってくれたの? 良いのに」
「ううん、元から予定はあったから。んじゃあね!」
「おー、ありがとな」

 ヌヌくんがお着替えとかの荷物を持ちながら【部屋】を出ていく。絶対に気を遣われたなぁ……と思ったけど、メイチャンと二人っきりになってしまった。

「とりあえず座れよ」
「うん。そういえば、メイチャンは帰った? それとも帰る予定とかってある?」
「んにゃ、今回は帰る予定はないな。去年帰ったし毎年はな」
「そうなんだ。……俺はともかく、マルが毎年帰らないのは家族が寂しがるだろうな」
「ん、お前は違うのか」
「んー、……寂しがってくれるかな、うん。」
「なら良いじゃねぇか」

 メイチャンの言い方、なんか寂しそうだった……?
 俺は養子だからどーなんだろって考えたけど、やっぱなんだかんだ寂しがってくれるのかなって思った。
 横に座ってるメイチャンに寄りかかってみる。
 ふと少し視線を上げると彼と目が合って気恥ずかしぃ、と下を向うとしたら顎を触られそのまま口を合わせる──……

「んふ、……ぁん、はあ……っふ」
「少しの時間なのに1日すら離れてる時しんどかった。」
「お、れも……めいちゃ、と、離れてて、んっ、おなにーしたし」
「へぇ、どんな風に?」

 見せてよって視線で言われて、ズボンとパンツを脱いで枕の上にタオルを乗せてから跨って、メイチャンにお尻の穴を見せながら指を入れて気持ちいい所をコスコスする。

「【便器】の蓋に跨りながら、こうやって、あん、ああっ、メイチャン挿れてぇ……っ、切ない奥ぅ、欲しいよお」
「エロいな、……分かった。分かった。ほら、ケツあげろ」
「んっ、──っぁ、ぁあっ、めいちゃあんっ!」
「全然キツくねぇな。俺以外とヤッてねぇだろうな?」
「ヤッてない! メイチャン以外指しか入れてないからぁ!」

 奥にグイッと入ってきたメイチャンのおちんちんに俺のナカが喜び踊る。 
 ガツガツピストンされて身体を揺さぶられながら、耳元で「誰かとヤッて」なんて言われて頭を振る。
 メイチャンと出来なくてオナニーしかしてないのにそんな疑われ方をされるなんて……少し涙目になるとチュと目尻を吸われ「ごめんごめん。疑って悪かった。お前が俺以外に取られたら──なんて思っちゃってさ」って嫉妬だと告げられる。

 シーツを両手で掴み、ピストンされる度に身体が動いて、身体の下にある[枕]におちんちんを擦ってしまう、それが気持ちよくて……イ、くぅ……はあはあ、まだピストンされて出したばっかりの敏感になってる先っぽが[タオル]の毛先で刺激されてまたイッた。


「何度見ても、ヤッたあとケツの中から精液が垂れてくるの見飽きないな。」
「は、恥ずいからぁ」
「ほぉら、ケツ振るなよ。また挿れたくなるだろうが」
「ぁんっ、……いっぱいシテいいのにぃ」

 3回ぐらい中出しされた後にズルリとメイチャンのが俺のナカから出たあと俺の金玉裏にお尻の穴から出たメイチャンのせーしが垂れてくるのが分かって、恥ずかしいから見ないで~と動いてたら軽く尻タブをペシンと叩かれてそれが気持ちよくて、またお強請り。
 だって、二人っきりなんだよ? もっとシタいじゃん。


 少し休憩というか、軽食を食べに【食堂】に行って、帰省で生徒が少ないのかいつもより少しだけ静かになってる所で[サンドイッチセット]を頼んだ。
 
[たまごサンド][ハムサンド][野菜多めサンド][スイーツサンド]ピンが付いた小さめのサンドだからパクパクいけちゃう。

「そういえば、メイチャンって兄弟居るの?」
「いや、一人っ子」
「へぇ、そうなんだ。下の子が多いイメージがあったよ」
「そうなんだ? 親戚は多いからまぁチビの面倒はみたりするけど」
「へー、親戚多いの良いね」
「貴族だと一概に良いとは言えないな」
「そうなん?」
「誰がやらかした時にとばっちりになるだろ」
「あー、……そっか。」

 にしてもメイチャン一人っ子なんだ。兄弟が居ると思ってたから……将来を考えると、うーん……完全に跡取りだもんね。自分が女性だったりもしくは爵位が上の家系なら良いんだろうけど。
・・・学生の恋で終わりになっちゃうのかな。

「おーい、どうした? ぼーっとして。」
「え、あ、ううん。まだ帰ってきてから疲れたのかな、はは」
「んじゃ、【部屋】に戻って休むか。」
「うん、そうだね」

 でも、それならその期間楽しむのが良いよね。メイチャンに手を引かれながら【部屋】に戻った。
 行く前に《生活魔法》で綺麗にした【ベッド】に体が沈む。メイチャンも添い寝してくれて、そのまますやぁ。


──帰ってきたか。まあ、【アッチマル実家】に行ってた時に《模倣体》もついて行ってたんだがよ。
──ほら飲め。


 んっ、ふあっ、……んー……あれ、もう朝?! 
 メイチャンとイチャイチャしたのが1回しか無かったんだが!! ガーン。

「お。起きたか。めっちゃ熟睡してたぞ」
「先に起きてたんなら起こしてよ、もっとえっちしたかったのに」
「あわわ……」
「あれ、ヌヌくんおはよ」
「お、おはよ……てか、もう昼間だよ、僕お邪魔だったよね」
「そんなこと無いよ! てか、【自分の部屋】なんだから気にしなくていいのに」
「……俺に縋るような目を向けんな、諦めろ」
「うん……ケースってこういう子だよね」
「うん? なに?」

 なんか、あわあわしながら顔が真っ赤になってるヌヌくんが居てどうしたんだろう? と首を傾げる。
 朝だと思ったらもう昼過ぎで本当に熟睡だったんだなぁと。
 夕方にはワーチャンも帰ってきて、揃って【食堂】へ。
 
「あ、マル! こっちこっち!」
「こんばんは~、ワグーッツンおかえりなさい」
「プキュ!」
「ああ。ただいま」

 マル達も来てたのが見えて手招きをして呼ぶとワーチャンに気づいたマルの顔が明るくなる。かわいいー!
 プキュギはマルの所に居たから俺の方にダイブしてきた。

 8人と1匹で広い【テーブル席】に移動してから食事を頼んだ。
 俺が頼んだのは──

「やっぱ夏は[冷やし中華]だよな、もしくは[そうめん]!」
「それサッパリしてて美味しいよね」
「冷たい料理って少ないから私もよく頼むよ」

 ワイワイガヤガヤしながら、胡麻ダレ系の[冷やし中華]を食べる。スイカみたいなのも付いてる!
 味も……あ、意外とスイカに似てる。コレはびっくり。
 いやだってさ、この【世界】の食べ物主に果物とか野菜ってアベコベなのが多いからさぁ。
 大昔に来た稀人が拘った一品ってやつか……?
 スイカのひと欠片をプキュギに与えてみたら美味しそうに食べる。
 プキュギの好物ってなんだろ。ウサギみたいな見た目だからつい野菜ばっかあげてるけど。

「プキュギの好きな食べ物って知ってる人居ない?」
「今まで知らなかったんですか?」
「あー、見た目的に野菜なのかなぁって」
「そういえば、この前[カード]を使って~……」

 飼い主なのに? みたいな視線が痛いです。
 ヌヌくんがこの前、プキュギの性別を聞いた時に[カード]を使って聞けたから~って事でメモ紙に[野菜][果物][肉][全部][他]を描いて彼女前に出すと「プキュ」とひと声鳴いて直ぐに[野菜]を選んだ。
 ヌヌくんはその後に[葉茎菜類][果菜類][根菜類][キノコ類][豆類]を描いて出すと──……


「葉茎菜類・果菜類が好みなんだね。」
「普段と同じで良いってことか。はあ、良かった」
「もっと面白い結果になるかと思ったのにっ」
「だね~でも野菜をモグモグしてる姿が可愛いから良いか」

 みんなして、サラダに入ってる葉物野菜をプキュギに渡しては器用に口の部分だけモシャモシャと動かす彼女を眺める時間──


 それからワーチャンとマルを二人っきりにさせ俺達は先に帰って、ヌヌくんは【大浴場】へ。俺らは【風呂場】に入った。


「野菜といえば」
「んっう、な、にい?」
「お前もウサギの格好してココに挿れてみろよ、尻尾みたいになるぜ?」
「も、もうっ、恥ずかしいたらっ、そ、そんなことしないもんっ!」
「お前なら喜んでしそうなのに」
「お尻の中に入れるのは、メイチャンのだけで良いんだもん……」
「お前なぁ、……そうやって可愛いことどこで覚えてくるんだ?」
「あっ、激しっ!! あっア゙ッ!」

 想像して赤面してしまう、たまにメイチャンって変態臭いこと言うよね。
 俺はそもそも、メイチャン専用なのにそれ以外は要らないんだけど……って! って言ったら乱暴に頭を撫でられてからバックでお尻をガツガツピストンされて腰が立たなくなるほど、セックスした。

『プキュキュ!』

 あ、プキュギの声──メイチャンも気づいたのか最後の1回は一番奥に挿れられてそのまま中出しされたあと、《生活魔法》と簡単に体を洗い流してから戻ると2人が帰ってきてた。

「プキュギ教えてくれてありがとうな」
「プップ!」
「プキュギが居てくれて助かる」
「ププン!」

 俺の腕にプキュギが飛び込んできて抱っこをする。
 あ、そういえば。

「メメちゃんから、彼の所有する【小さい島?】に遊びに来ない? って聞かれたんだけどどうする? ちな、マルは行くよ」
「行く。いつだ?」
「明後日から5日間ぐらいの予定だって」
「僕も行く! 楽しみ~」
「うんうん、俺も!」

 って事でメメちゃんにこっちの4人と1匹は行く事を伝えて、必要な物を鞄に詰める作業をちょっとした。
 旅行なんて珍しいから楽しみだなぁ。

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