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・本編
170 7月3日目──臨海学校とエレメント魔法(ルーレット使用)
「今日は応用・魔法実験で【エレメント魔法】これはラリレ達が《精霊召喚》出来るから任せるぞ」
「はーい! ボク達に任せてよ!」
「うんうん、前より長い時間出せるようになったんだよね」
「「じゃあ、行くよ!」」
今日も朝、瞑想と食事を終えて【浜辺】に行くとモチくんとメレくんの《精霊召喚》で出した精霊達──純粋なマナが感じられるって事で、4グループに分かれて、各精霊1人とスパーリングをする事になった。
「顕現せよ!「顕現して!《エル・サリッド・ジェネシス》!」」
二人が持つ[魔石]が赤く、緑に、青く、黄色に輝くとそこには4人精霊達が立ってた。
「なあ、あれって……」
「ただの精霊じゃない、精霊王だ!」
「「マジか!」」
「「スゲー!」」
え、マジ?! 精霊自体《契約》や《召喚》じゃないとみれないのに、王様って! と、とりあえず拝んどこ。
ゾゾ対
チッチ先輩、ルイ、マル、イデチャン、ワーチャン、ヴォン先輩
サザモ対
メメちゃん、ヤマ、メレくん、リィちゃん、ヤイ、カレーくん
サーシュ対
ユーくん、モチくん、ユーキくん、カッチャン、トマ先輩、プキュギ、エマ
ドンゴ対
ルナ、ゲッちゃんパイセン、ヌヌくん、メイチャン、ケース、リーナ
各精霊王達は独自の【フィールド】で戦う。マグマ、森の中、水の上、岩場……!
手加減はしてもらってるらしい。
俺達の方も3割ぐらいの力加減で、って言われてるけど気合いは本気だ!
火の精霊王の所にヴォン先輩とワーチャンとマルが居るの熱いな! 俺もメイチャンと同じ所になったし頑張らないと……!
にしても班は精霊王達に選んでもらったんだけどすぐにパパっと決められちゃってビックリだった。
まずはゾゾ王対ヴォン先輩達!
精霊王達は純粋なマナ魔法を飛ばしたり防御したりして、ゾゾ王は拳に《炎》を纏わせ《メテオ》みたいな一撃を繰り返してくる。
イデチャンが速さに特化してるけど、彼は一撃タイプなのか?
「炎相手ならオレが!《イグニッション・オーラ・ヴァル》!《バーニング・タリスマン》!! グッ、くッ、なんてパワーだ……ッ?!《プロテクト・フレア・リス》ッッ」
ルイは《炎魔法・防御》タイプだけど、3《防御魔法》つけても相手の一撃、一撃を喰らってキツそうにしてる。
「炎なら、氷のあたしがッ!《フリーズ・バインド・リス》!《ダイヤモンド・ダスト・ヴァル》《クリスタル・ガーディアン・ヴァル》これで動けな──う、嘘よ、そんな……!」
「シッチチ先輩の氷が溶けていく──?!」
チッチ先輩の《氷魔法》って並大抵の炎じゃ溶けないんだよ、だけど相手は精霊王……あんな2人の技を軽々しく受け止めそのまま攻撃を再開する。
ルイとチッチ先輩は皆を守る事を優先したみたい。
あっ、マル、危ない──!!
「俺がマルゥメを護れないなどあり得ない──《ミスティック・ドーム・ヴァル》!」
そういやワーチャンは少し前のことが分かるようになったからこの技を使える様になったんだって、攻撃が来る場所に予め《水壁》を出せてマルに攻撃が当たり前に防ぐ。
マルも火傷した味方に《回復》をしてる。
だから狙われたのかもな。
「《ラスト・バインド・ヴァル》行けお前ら総攻撃だ!《ラッキー・ラッシュ》!!」
「うおおお!!!《プラズマ・チャージ・ヴァル》!《ボルト・ラッシュ・リス》ッッ!!!!」
「行け《アクア・ウルフ》絡みつけ《ハイドロ・サーペント・リス》!!」
「「行けー!!!!」」
──……
総攻撃をしたものの、火精霊王ゾゾの勝ち!
というか皆スタミナ切れを起こして、精霊王はピンピンしてるからヤバいね……俺達もあのメンバーが揃ってる所が勝てなかったのをみて、どうなるんだ……と戦々恐々してる!
次はサザモ王対メメちゃん達!
サザモは両手に持った扇子を器用に使いながら、周りに植物の種を撒いて《状態異常付与》をしてくる。
「これで相手の《状態異常》は無効です!《エターナル・シャドウ・リス》!《アビス・カーテン・ヴァル》!」
「助かるぜ!」
「ビリビリになっちゃえ!《サンダー・ミスト・ヴァル》」
「《ルート・エナジー・リス》《ライフ・トレッド・ヴァル》!」
「スタミナ回復だな! よーし、メメちゃん俺について来いー!」
「うっ、うん!」
ヤマの防御にメレくんの《状態異常》それからヤイの《補助魔法》でリィちゃんとメメちゃんが総攻撃をかける!!
相手の蔦攻撃を掻い潜りリィちゃんが《火の鳥》を背負って──……
「《ルナ・バレット》ッ、後は任せた……!」
「タンリィくん、い、けー!《クリムゾン・ミスト・リス》」
「《エル・フェニックス・ブレイブ》!! 突っ込めー!」
「「行けー!!」」
──……
メメちゃんの霧によって何処から攻撃されるのか分からなかったサザモは突然、カレーの魔銃での攻撃の後に霧の中から現れたリィちゃんに隙を突かれ──……
「やったー! 勝ったー!」
「タンリィくんす、すごい、……!」
「「良くやったな!」」
サザモはイヌの足跡だらけになって降参した。
おお、リィちゃんも皆も連携が取れてて凄かった!
これで頑張れば精霊王に勝てるかも! って希望が見えた……!
サーシュ対
ユーくん、モチくん、ユーキくん、カッチャン、トマ先輩、プキュギ、エマ
ドンゴ対
ルナ、ゲッちゃんパイセン、ヌヌくん、メイチャン、ケース、リーナ
後半戦……俺達は最後だから、サーシュ王対ユーく「トマッバ様!」……トマ先輩!
プキュギも居るからどうなるんだー?
《結界》内の【海の上】で戦うらしい。
最初の日に訓練していたおかげか、各々自分の技を使って立ってたり、海の中から狙う者まで……凄い!
「こんな機会はなかなか無いからな……手合わせ願おう! 闇の螺旋は我が不落の城塞。触れるもの全てを夜の塵と化せ。《シャドウ・スラッシュ・リス》! 上から攻撃する者は我の鎖に掴まれ!」
「深淵に這いずる黒き蛇よ、その牙にて囚われの果実を縛せ。《ダークネス・チェイン》!」
カッチャンの防御と海の中から無数の鎖が出現する。
それに掴まってモチくんとユーキくん達が弾幕のような攻撃を繰り出す!
「《アクセル・フェザー・リス》……それと、《スカイ・ビジョン・ヴァル》!」
「プキュキュ! プキン!《プルキュ・プープ・プキャ》!」
ユーくんとプキュギの補助が皆にかかる。
サーシュが持った水晶玉みたいなものの中には荒れ狂う海が見えてその瞬間──穏やかな海に《大波》現れて皆を飲み込もうとする。けど、トマ先輩の──
「みんなを守る盾!《ダーク・リフレクト・リス》《アビス・サンクチュアリ・ヴァル》!」
「ぼ、僕も!《エル・ヘリオス・リザレクション》」
ザプンッと波にさらわれたように見えたけどみんな、トマ先輩とユーキの《防御》に護られたし、カッチャンの鎖で無事だった!
「エマくん、頑張れ!《スリーピー・アイビー・リス》」
「はいっ! 全力で──《ミスト・ミラージュ・リス》!《サージ・ストライク・ヴァル》ッ《アクア・ニードル》!!!!」
モチくんの《状態異常付与》からのエマの全力《水魔法》攻撃!! サーシュ王も同じぐらいの《水魔法》がぶつかり合うその度に海は大荒れ、見てるコッチも波が来そうになって、《防御》を使える人達で俺達を護ってくれた。
──……そして、勝ったのはトマ先輩達!
エマが攻撃してる間もみんなで押せ! 押せ! って感じでサーシュ王に勝った!
よしっ! 2勝目!
ついに、ドンゴ王対俺らだな……!
岩場がゴツゴツある場所で足元が不安定だな……
「まずは、《補助魔法》から!《アナライズ・レイ》で皆に共有! それから《ミラー・シャイン・リス》!」
「凄い! 相手の弱点分かっちゃった! じゃあ僕も、みんな頑張れ!《アクセル・ビート・リス》♪《アンサンブル・ヴァル》♫」
ルナの《アナライズ・レイ》が相手の弱点の位置──本人じゃなくて持ってる大剣が?! その後はヌヌくんの太鼓のリズムに乗って駆け足!
「迷い込め……《フォレスト・ラビリンス・ヴァル》《アイビー・スネア》! 今のうちだ」
「えい!《クロノ・アロー》よしっ、《エタニティ・ヴァル》にこっちは《ステイシス・ヴァル》!! メイチャン、リーナァ!!」
ゲッちゃんパイセンの迷路とそこに生えるツタによって相手が混乱してるうちに俺も《クロノ・アロー》で止めてから《エタニティ・ヴァル》で相手の《回復不可》にしてからこっちは《ステイシス・ヴァル》でダメージ無効の技が使えるようになった!
後は任せた! 2人とも!
「《フレイム・タリスマン》! これで負けたら許さないんだからっ!《インフェルノ・ゲート・ヴァル》!! あんな剣折っちゃいなさい!!」
リーナの声とともに、《ブレイブ・オーラ・ヴァル》で攻撃力を上げたメイチャンがドンゴ王の弱点だっていう剣に《シャイニング・エッジ》で斬りかかる──けど、ガキンッ!! って大きな音がなってメイチャンの聖剣が弾かれる。
「くっ、硬いな──ならこれならどうだー!!《エル・エクスカリバー・ノヴァ》!!」
メイチャンの必殺技が炸裂して辺りが砂煙で見えない。
──やったのか?
──さすがにあの攻撃を受けて……な?
──カメイメすげーじゃん!
周りは勝利ムードで俺達は勝ったんだとみんなの所へ戻ろうとした瞬間──マルの叫び声が聴こえて。
横を向いた瞬間やったと思ったドンゴ王の拳が俺の目の前まで来てた。
「「圭介!!!!」」
皆が慌てて《防御魔法》《回復魔法》を唱える姿が見える。
メイチャンの手が、──……
ッ、・・・あれ、痛くない……?
恐る恐る目を開けると、マジ目の前にドンゴ王の大きな拳が、鼻の先にあって、彼らの言葉は分からないけど、ニッと笑う彼。
いや、マジ何……ビックリした~……
「ほんとビックリしたんだからねっ! ドンゴのバカバカバカっ!」
「謝っても許してあげないんだからっ!」
モチくんとメレくんに嫌われちゃったドンゴ王は孫に嫌われたおじいちゃんみたいにオロオロしてる。
俺が「怪我してなかったし良いよ」って言ったら2人はまだプンスコしながらもドンゴ王と何回か話して、なんであんな事をしたかと言えば、皆の絆? を試したかったらしい。だとして何で俺? 隙だらけだったから、かなぁ。
+メモ
《エル・サリッド・ジェネシス》…魔石を依代に、四人の精霊王を完全顕現させる。
・ルイ
《バーニング・タリスマン》…ペンダントに宿る炎を鞭のように振るい、敵を焼く。加護の祝福により、自身の体は炎の熱から完全に保護され、燃え盛る火中での格闘も可能。
《プロテクト・フレア・リス》…眩い炎の壁を拡散させ、敵の注意を自分に引きつける(ヘイト集め)。壁に触れた敵の攻撃力を削ぎ落とし、仲間に向けられた刃を自身が肩代わりする。
《イグニッション・オーラ・ヴァル》…仲間全員に「加護の炎」を纏わせる。物理防御を極限まで高めるだけでなく、氷結や石化といったバッドステータスを、外側から焼き払って無効化する。
・チッチ先輩
《フリーズ・バインド・リス》…地面を瞬時に凍らせ、周囲の敵の足を氷に閉じ込める。加護の祝福により、この氷は並大抵の炎では溶けず、敵を完全に固定する。
《クリスタル・ガーディアン・ヴァル》…守るべき対象の周囲に、巨大な氷の結晶体を展開する。あらゆる物理攻撃を跳ね返し、魔法攻撃を屈折させて無効化する「加護」の城壁。
《ダイヤモンド・ダスト・ヴァル》…杖を一振りし、周囲を極低温の世界へと変える。敵の肺さえも凍りつかせる猛烈な吹雪を巻き起こし、自分たちの領域に踏み入る者全てを氷像に変える。
・ワーチャン
《アクア・ウルフ》…水で形成された狼を召喚し、敵に飛びかからせる。未来視で敵の回避先を読み、確実にその喉元を喰らい尽くす。
《ハイドロ・サーペント・リス》…剣の一振りから無数の水の蛇を放つ。蛇たちは自律的に動き、逃げ惑う敵を網の目のように追い詰めて拘束する。
《ミスティック・ドーム・ヴァル》…「数秒後の攻撃」を予知し、その軌道に合わせて超高圧の水壁を展開する。マルや仲間を包み込み、あらゆる物理衝撃を無効化して跳ね返す。
・ヴォン先輩
《ラッキー・ラッシュ》…炎を纏わせた鞭で叩く。幸運の祝福により、相手の防御の隙間に必ず命中し、クリティカルダメージを発生させる。
《ラスト・バインド・ヴァル》…影から這い出る無数の炎の鎖が、標的を絡め取る。絡め取られた敵は精神を汚染され、ヴォン先輩の命令に逆らえない「魅了」状態に陥る。
・イデチャン
《ボルト・ラッシュ・リス》…巨体に似合わぬ速度で踏み込み、雷光のような速さで連打を浴びせる。拳が空気を切り裂くたびに小規模な放電が起き、周囲の敵も巻き込む。
《プラズマ・チャージ・ヴァル》…自身を巨大な雷球と化して突進する。オークの突進力にプラズマの破壊力が加わり、城門や巨大な魔物さえも一瞬で粉砕する。
・ヤマ
《エターナル・シャドウ・リス》…自身の影を仲間の足元に広げる。不老の祝福を分け与えることで、仲間を一定時間「変化(状態異常・老化・弱体化)」から守り、肉体を常に全盛期の状態に保つ。
《アビス・カーテン・ヴァル》…全てを吸い込む闇の帳を戦場に展開する。敵が放つ光属性や高エネルギーの魔法を、その美しき闇で飲み込み、自身の魔力へと変換する「不老不変」の絶対防御。
・メレくん
《サンダー・ミスト・ヴァル》…戦場を激しく放電する濃霧で包む。霧に触れた敵は継続ダメージを受け続け、メレの許可なく動くことができなくなる絶対防御の霧。
・ヤイ
《ルート・エナジー・リス》…地面に触れた足元から瞬時に無数の根を広げる。敵の足を止めるだけでなく、敵のマナを吸収して自身の、あるいは仲間のスタミナへと変換する。
《ライフ・トレッド・ヴァル》…ヤイが歩いた跡に、美しい花々と薬草が咲き乱れる。その香りと輝きに触れた仲間は、深い侵食による精神的ダメージや肉体の疲労から急速に解放される。
・カレー
《ルナ・バレット》…迅速の祝福により、視認不可能な速度で魔力の矢を放つ。音もなく敵を貫き、着弾した瞬間に「沈黙(魔法封じ)」を付与する。
・メメちゃん
《クリムゾン・ミスト・リス》…周囲に赤い霧を散布する。霧に触れた敵は視界を奪われるだけでなく、水の粘性によって動きが鈍る。逆に仲間はこの霧の中で身を隠すことができる。
・リィちゃん
《エル・フェニックス・ブレイブ》…リィちゃんの勇気と浄化の祝福が極限まで高まり、巨大な火の鳥を背負って突進する。この炎は味方の傷を癒やす。
・カッチャン
《ダークネス・チェイン》…影から無数の鎖を伸ばし、敵の動きを封じる。
「深淵に這いずる黒き蛇よ、その牙にて囚われの果実を縛せ。《ダークネス・チェイン》!」
《シャドウ・スラッシュ・リス》…鎖を自らの周囲に高速回転させ、盾としながら敵を切り刻む。
「闇の螺旋は我が不落の城塞。触れるもの全てを夜の塵と化せ。《シャドウ・スラッシュ・リス》!」
《グラビティ・バインド・ヴァル》…加護の祝福を乗せた超重量の闇鎖を召喚。敵の攻撃を地面に引き寄せて無効化し、そのまま敵を押し潰す。
「跪け、愚かなる者よ。星の重圧こそが我の加護。逃れられぬ絶望に沈め。《グラビティ・バインド・ヴァル》!」
《ナイトメア・クロス・ヴァル》…魔刀から放たれる闇の衝撃波が、鎖と連動して十字の処刑場を形成する。
「夢幻と現実の境界を断つ一閃。刻まれし十字の傷跡に、永遠の安らぎを。《ナイトメア・クロス・ヴァル》!」
《エル・カタストロフ・ディメンション》…戦場を「黒の領域」で包み、自分以外の全存在を鎖で固定。神話級の闇の力を刀に凝縮し、次元ごと一刀両断する。
「黎明を拒む虚無の理。我が左腕に封ぜられし終焉の審判、今こそその封印を解かん!世界の終わりを告げる福音を聴け……!《エル・カタストロフ・ディメンション》!!」
・ユーくん
《アクセル・フェザー・リス》…自身の羽を周囲に散らす。その羽に触れた仲間の肉体は風のように軽くなり、移動速度と回避率が大幅に上昇する。
《スカイ・ビジョン・ヴァル》…高い知性で戦況を俯瞰し、風のうねりを通じて仲間の脳内に「敵の死角」を直接送信する。チーム全員の攻撃が必中化する支援技。
・プキュギ
《プリズム・コード・リス》…翻訳・理解の祝福を使い、敵が放った魔法の「属性コード」を読み解いて書き換える。敵の火属性攻撃を無害な光に変えたり、味方の攻撃を敵の弱点属性へ強制変換したりする。
・トマ先輩
《ダーク・リフレクト・リス》…闇の盾を複数展開し、飛来する魔法を吸収する。吸収したエネルギーを即座に闇の刃として拡散・放射し、敵を撃退する。
《アビス・サンクチュアリ・ヴァル》…守護の祝福を最大限に引き出し、周囲一帯を「不可侵の闇」で包み込む。範囲内の仲間はあらゆる物理・魔法ダメージから守られ、同時に精神的な平穏を得る。
・ユーキ
《エル・ヘリオス・リザレクション》…ユーキ自身が太陽そのもののように輝き、戦場全体に「生命の夜明け」をもたらす。味方全員の魔力・体力を全快させ、一時的な不死身状態を与える。
・モチくん
《スリーピー・アイビー・リス》…草のマナを拡散し、触れた敵を「魅了」状態にして動きを鈍らせる。さらに眠りを誘う香りを放ち、敵の「攻撃力」を削ぎ落とす。
・エマ
《アクア・ニードル》…ペンダントから高圧の水の針を連射する。迅速の祝福により、一秒間に百発以上の射出が可能。敵の装甲の隙間を的確に穿つ。
《ミスト・ミラージュ・リス》…自身の周囲に濃い霧を発生させ、屈折を利用した分身を作り出す。敵が幻影を追っている間に、超高速で背後に回り込み致命傷を与える。
《サージ・ストライク・ヴァル》…水の刃を纏い、目にも止まらぬ速さで戦場を駆け抜ける。通り過ぎた後に時間差で巨大な水の爆発(サージ)が起き、敵を粉砕する。
・ルナ
《アナライズ・レイ》…ペンダントから細い光線を放つ。ダメージを与えると同時に、敵の属性耐性や弱点を一瞬で「理解」し、味方全員に共有する。
《ミラー・シャイン・リス》…光の膜を拡散させ、敵の魔法を反射する。翻訳の祝福により、敵の魔法の構造を瞬時に書き換え、威力を倍増させて送り返す。
・ヌヌくん
《アクセル・ビート・リス》…高速のツーバスを刻む。そのリズムを聴いた仲間は「迅速」の加護を受け、心拍数と反応速度が跳ね上がる。
《アンサンブル・ヴァル》…仲間全員の心拍と太鼓の音を完全同期させる。全員の傷が少しずつ回復し、さらに攻撃のタイミングが自動で最適化される「連携特化」バフ。
・ゲッちゃんパイセン
《アイビー・スネア》…足元に目立たない蔦を設置する。敵が踏んだ瞬間に「知性の祝福」が最適なタイミングを計算して締め上げ、長時間拘束する。
《フォレスト・ラビリンス・ヴァル》…瞬時に巨大な茨の壁を形成し、戦場の地形を書き換える。敵の視界と退路を遮断し、「知性」によって計算された迷路へ敵を追い込み、精神的に消耗させる。
・ケース
《クロノ・アロー》…マナの矢を放つ。着弾した部位の時間を一瞬だけ「停止」させ、敵の動きを物理的に阻害する。
《エタニティ・ヴァル》…巨大な光の杭を放つ。この矢に貫かれた敵は、不老の力による「固定」を受け、一定時間一切の回復や自己再生ができなくなる。
《ステイシス・ヴァル》…自身や仲間に光の膜を張る。数秒間だけ「肉体の時間を固定」し、その間に受けたダメージを全て無効化する。
・リーナ
《フレイム・タリスマン》…杖の先に炎の護符を形成し、高速で射出する。着弾時に浄化の炎が爆発し、敵の魔力防御を一時的に低下させる。
《インフェルノ・ゲート・ヴァル》…地面に巨大な炎の鳥居を出現させる。そこから溢れ出す浄化の焔が、範囲内に立ち入る敵を継続的に焼き払い、再生能力を封じる。
・メイチャン
《シャイニング・エッジ》…聖剣に光のマナを凝縮させ、一刀両断する。剛力の祝福により、巨大な岩や鉄門さえも紙のように切り裂く。
《ブレイブ・オーラ・ヴァル》…全身から溢れ出す光のマナを黄金の鎧へと変える。身体能力を限界まで引き上げ、物理・魔法の両面で無敵に近い耐性を得る。
《エル・エクスカリバー・ノヴァ》…勇者の血を沸騰させ、聖剣の真の力を解放する。天まで届く光の柱を剣として振り下ろし、概念ごと敵を消滅させる。この一撃を放つ際、彼の背後には歴代勇者の幻影が浮かぶ。
「はーい! ボク達に任せてよ!」
「うんうん、前より長い時間出せるようになったんだよね」
「「じゃあ、行くよ!」」
今日も朝、瞑想と食事を終えて【浜辺】に行くとモチくんとメレくんの《精霊召喚》で出した精霊達──純粋なマナが感じられるって事で、4グループに分かれて、各精霊1人とスパーリングをする事になった。
「顕現せよ!「顕現して!《エル・サリッド・ジェネシス》!」」
二人が持つ[魔石]が赤く、緑に、青く、黄色に輝くとそこには4人精霊達が立ってた。
「なあ、あれって……」
「ただの精霊じゃない、精霊王だ!」
「「マジか!」」
「「スゲー!」」
え、マジ?! 精霊自体《契約》や《召喚》じゃないとみれないのに、王様って! と、とりあえず拝んどこ。
ゾゾ対
チッチ先輩、ルイ、マル、イデチャン、ワーチャン、ヴォン先輩
サザモ対
メメちゃん、ヤマ、メレくん、リィちゃん、ヤイ、カレーくん
サーシュ対
ユーくん、モチくん、ユーキくん、カッチャン、トマ先輩、プキュギ、エマ
ドンゴ対
ルナ、ゲッちゃんパイセン、ヌヌくん、メイチャン、ケース、リーナ
各精霊王達は独自の【フィールド】で戦う。マグマ、森の中、水の上、岩場……!
手加減はしてもらってるらしい。
俺達の方も3割ぐらいの力加減で、って言われてるけど気合いは本気だ!
火の精霊王の所にヴォン先輩とワーチャンとマルが居るの熱いな! 俺もメイチャンと同じ所になったし頑張らないと……!
にしても班は精霊王達に選んでもらったんだけどすぐにパパっと決められちゃってビックリだった。
まずはゾゾ王対ヴォン先輩達!
精霊王達は純粋なマナ魔法を飛ばしたり防御したりして、ゾゾ王は拳に《炎》を纏わせ《メテオ》みたいな一撃を繰り返してくる。
イデチャンが速さに特化してるけど、彼は一撃タイプなのか?
「炎相手ならオレが!《イグニッション・オーラ・ヴァル》!《バーニング・タリスマン》!! グッ、くッ、なんてパワーだ……ッ?!《プロテクト・フレア・リス》ッッ」
ルイは《炎魔法・防御》タイプだけど、3《防御魔法》つけても相手の一撃、一撃を喰らってキツそうにしてる。
「炎なら、氷のあたしがッ!《フリーズ・バインド・リス》!《ダイヤモンド・ダスト・ヴァル》《クリスタル・ガーディアン・ヴァル》これで動けな──う、嘘よ、そんな……!」
「シッチチ先輩の氷が溶けていく──?!」
チッチ先輩の《氷魔法》って並大抵の炎じゃ溶けないんだよ、だけど相手は精霊王……あんな2人の技を軽々しく受け止めそのまま攻撃を再開する。
ルイとチッチ先輩は皆を守る事を優先したみたい。
あっ、マル、危ない──!!
「俺がマルゥメを護れないなどあり得ない──《ミスティック・ドーム・ヴァル》!」
そういやワーチャンは少し前のことが分かるようになったからこの技を使える様になったんだって、攻撃が来る場所に予め《水壁》を出せてマルに攻撃が当たり前に防ぐ。
マルも火傷した味方に《回復》をしてる。
だから狙われたのかもな。
「《ラスト・バインド・ヴァル》行けお前ら総攻撃だ!《ラッキー・ラッシュ》!!」
「うおおお!!!《プラズマ・チャージ・ヴァル》!《ボルト・ラッシュ・リス》ッッ!!!!」
「行け《アクア・ウルフ》絡みつけ《ハイドロ・サーペント・リス》!!」
「「行けー!!!!」」
──……
総攻撃をしたものの、火精霊王ゾゾの勝ち!
というか皆スタミナ切れを起こして、精霊王はピンピンしてるからヤバいね……俺達もあのメンバーが揃ってる所が勝てなかったのをみて、どうなるんだ……と戦々恐々してる!
次はサザモ王対メメちゃん達!
サザモは両手に持った扇子を器用に使いながら、周りに植物の種を撒いて《状態異常付与》をしてくる。
「これで相手の《状態異常》は無効です!《エターナル・シャドウ・リス》!《アビス・カーテン・ヴァル》!」
「助かるぜ!」
「ビリビリになっちゃえ!《サンダー・ミスト・ヴァル》」
「《ルート・エナジー・リス》《ライフ・トレッド・ヴァル》!」
「スタミナ回復だな! よーし、メメちゃん俺について来いー!」
「うっ、うん!」
ヤマの防御にメレくんの《状態異常》それからヤイの《補助魔法》でリィちゃんとメメちゃんが総攻撃をかける!!
相手の蔦攻撃を掻い潜りリィちゃんが《火の鳥》を背負って──……
「《ルナ・バレット》ッ、後は任せた……!」
「タンリィくん、い、けー!《クリムゾン・ミスト・リス》」
「《エル・フェニックス・ブレイブ》!! 突っ込めー!」
「「行けー!!」」
──……
メメちゃんの霧によって何処から攻撃されるのか分からなかったサザモは突然、カレーの魔銃での攻撃の後に霧の中から現れたリィちゃんに隙を突かれ──……
「やったー! 勝ったー!」
「タンリィくんす、すごい、……!」
「「良くやったな!」」
サザモはイヌの足跡だらけになって降参した。
おお、リィちゃんも皆も連携が取れてて凄かった!
これで頑張れば精霊王に勝てるかも! って希望が見えた……!
サーシュ対
ユーくん、モチくん、ユーキくん、カッチャン、トマ先輩、プキュギ、エマ
ドンゴ対
ルナ、ゲッちゃんパイセン、ヌヌくん、メイチャン、ケース、リーナ
後半戦……俺達は最後だから、サーシュ王対ユーく「トマッバ様!」……トマ先輩!
プキュギも居るからどうなるんだー?
《結界》内の【海の上】で戦うらしい。
最初の日に訓練していたおかげか、各々自分の技を使って立ってたり、海の中から狙う者まで……凄い!
「こんな機会はなかなか無いからな……手合わせ願おう! 闇の螺旋は我が不落の城塞。触れるもの全てを夜の塵と化せ。《シャドウ・スラッシュ・リス》! 上から攻撃する者は我の鎖に掴まれ!」
「深淵に這いずる黒き蛇よ、その牙にて囚われの果実を縛せ。《ダークネス・チェイン》!」
カッチャンの防御と海の中から無数の鎖が出現する。
それに掴まってモチくんとユーキくん達が弾幕のような攻撃を繰り出す!
「《アクセル・フェザー・リス》……それと、《スカイ・ビジョン・ヴァル》!」
「プキュキュ! プキン!《プルキュ・プープ・プキャ》!」
ユーくんとプキュギの補助が皆にかかる。
サーシュが持った水晶玉みたいなものの中には荒れ狂う海が見えてその瞬間──穏やかな海に《大波》現れて皆を飲み込もうとする。けど、トマ先輩の──
「みんなを守る盾!《ダーク・リフレクト・リス》《アビス・サンクチュアリ・ヴァル》!」
「ぼ、僕も!《エル・ヘリオス・リザレクション》」
ザプンッと波にさらわれたように見えたけどみんな、トマ先輩とユーキの《防御》に護られたし、カッチャンの鎖で無事だった!
「エマくん、頑張れ!《スリーピー・アイビー・リス》」
「はいっ! 全力で──《ミスト・ミラージュ・リス》!《サージ・ストライク・ヴァル》ッ《アクア・ニードル》!!!!」
モチくんの《状態異常付与》からのエマの全力《水魔法》攻撃!! サーシュ王も同じぐらいの《水魔法》がぶつかり合うその度に海は大荒れ、見てるコッチも波が来そうになって、《防御》を使える人達で俺達を護ってくれた。
──……そして、勝ったのはトマ先輩達!
エマが攻撃してる間もみんなで押せ! 押せ! って感じでサーシュ王に勝った!
よしっ! 2勝目!
ついに、ドンゴ王対俺らだな……!
岩場がゴツゴツある場所で足元が不安定だな……
「まずは、《補助魔法》から!《アナライズ・レイ》で皆に共有! それから《ミラー・シャイン・リス》!」
「凄い! 相手の弱点分かっちゃった! じゃあ僕も、みんな頑張れ!《アクセル・ビート・リス》♪《アンサンブル・ヴァル》♫」
ルナの《アナライズ・レイ》が相手の弱点の位置──本人じゃなくて持ってる大剣が?! その後はヌヌくんの太鼓のリズムに乗って駆け足!
「迷い込め……《フォレスト・ラビリンス・ヴァル》《アイビー・スネア》! 今のうちだ」
「えい!《クロノ・アロー》よしっ、《エタニティ・ヴァル》にこっちは《ステイシス・ヴァル》!! メイチャン、リーナァ!!」
ゲッちゃんパイセンの迷路とそこに生えるツタによって相手が混乱してるうちに俺も《クロノ・アロー》で止めてから《エタニティ・ヴァル》で相手の《回復不可》にしてからこっちは《ステイシス・ヴァル》でダメージ無効の技が使えるようになった!
後は任せた! 2人とも!
「《フレイム・タリスマン》! これで負けたら許さないんだからっ!《インフェルノ・ゲート・ヴァル》!! あんな剣折っちゃいなさい!!」
リーナの声とともに、《ブレイブ・オーラ・ヴァル》で攻撃力を上げたメイチャンがドンゴ王の弱点だっていう剣に《シャイニング・エッジ》で斬りかかる──けど、ガキンッ!! って大きな音がなってメイチャンの聖剣が弾かれる。
「くっ、硬いな──ならこれならどうだー!!《エル・エクスカリバー・ノヴァ》!!」
メイチャンの必殺技が炸裂して辺りが砂煙で見えない。
──やったのか?
──さすがにあの攻撃を受けて……な?
──カメイメすげーじゃん!
周りは勝利ムードで俺達は勝ったんだとみんなの所へ戻ろうとした瞬間──マルの叫び声が聴こえて。
横を向いた瞬間やったと思ったドンゴ王の拳が俺の目の前まで来てた。
「「圭介!!!!」」
皆が慌てて《防御魔法》《回復魔法》を唱える姿が見える。
メイチャンの手が、──……
ッ、・・・あれ、痛くない……?
恐る恐る目を開けると、マジ目の前にドンゴ王の大きな拳が、鼻の先にあって、彼らの言葉は分からないけど、ニッと笑う彼。
いや、マジ何……ビックリした~……
「ほんとビックリしたんだからねっ! ドンゴのバカバカバカっ!」
「謝っても許してあげないんだからっ!」
モチくんとメレくんに嫌われちゃったドンゴ王は孫に嫌われたおじいちゃんみたいにオロオロしてる。
俺が「怪我してなかったし良いよ」って言ったら2人はまだプンスコしながらもドンゴ王と何回か話して、なんであんな事をしたかと言えば、皆の絆? を試したかったらしい。だとして何で俺? 隙だらけだったから、かなぁ。
+メモ
《エル・サリッド・ジェネシス》…魔石を依代に、四人の精霊王を完全顕現させる。
・ルイ
《バーニング・タリスマン》…ペンダントに宿る炎を鞭のように振るい、敵を焼く。加護の祝福により、自身の体は炎の熱から完全に保護され、燃え盛る火中での格闘も可能。
《プロテクト・フレア・リス》…眩い炎の壁を拡散させ、敵の注意を自分に引きつける(ヘイト集め)。壁に触れた敵の攻撃力を削ぎ落とし、仲間に向けられた刃を自身が肩代わりする。
《イグニッション・オーラ・ヴァル》…仲間全員に「加護の炎」を纏わせる。物理防御を極限まで高めるだけでなく、氷結や石化といったバッドステータスを、外側から焼き払って無効化する。
・チッチ先輩
《フリーズ・バインド・リス》…地面を瞬時に凍らせ、周囲の敵の足を氷に閉じ込める。加護の祝福により、この氷は並大抵の炎では溶けず、敵を完全に固定する。
《クリスタル・ガーディアン・ヴァル》…守るべき対象の周囲に、巨大な氷の結晶体を展開する。あらゆる物理攻撃を跳ね返し、魔法攻撃を屈折させて無効化する「加護」の城壁。
《ダイヤモンド・ダスト・ヴァル》…杖を一振りし、周囲を極低温の世界へと変える。敵の肺さえも凍りつかせる猛烈な吹雪を巻き起こし、自分たちの領域に踏み入る者全てを氷像に変える。
・ワーチャン
《アクア・ウルフ》…水で形成された狼を召喚し、敵に飛びかからせる。未来視で敵の回避先を読み、確実にその喉元を喰らい尽くす。
《ハイドロ・サーペント・リス》…剣の一振りから無数の水の蛇を放つ。蛇たちは自律的に動き、逃げ惑う敵を網の目のように追い詰めて拘束する。
《ミスティック・ドーム・ヴァル》…「数秒後の攻撃」を予知し、その軌道に合わせて超高圧の水壁を展開する。マルや仲間を包み込み、あらゆる物理衝撃を無効化して跳ね返す。
・ヴォン先輩
《ラッキー・ラッシュ》…炎を纏わせた鞭で叩く。幸運の祝福により、相手の防御の隙間に必ず命中し、クリティカルダメージを発生させる。
《ラスト・バインド・ヴァル》…影から這い出る無数の炎の鎖が、標的を絡め取る。絡め取られた敵は精神を汚染され、ヴォン先輩の命令に逆らえない「魅了」状態に陥る。
・イデチャン
《ボルト・ラッシュ・リス》…巨体に似合わぬ速度で踏み込み、雷光のような速さで連打を浴びせる。拳が空気を切り裂くたびに小規模な放電が起き、周囲の敵も巻き込む。
《プラズマ・チャージ・ヴァル》…自身を巨大な雷球と化して突進する。オークの突進力にプラズマの破壊力が加わり、城門や巨大な魔物さえも一瞬で粉砕する。
・ヤマ
《エターナル・シャドウ・リス》…自身の影を仲間の足元に広げる。不老の祝福を分け与えることで、仲間を一定時間「変化(状態異常・老化・弱体化)」から守り、肉体を常に全盛期の状態に保つ。
《アビス・カーテン・ヴァル》…全てを吸い込む闇の帳を戦場に展開する。敵が放つ光属性や高エネルギーの魔法を、その美しき闇で飲み込み、自身の魔力へと変換する「不老不変」の絶対防御。
・メレくん
《サンダー・ミスト・ヴァル》…戦場を激しく放電する濃霧で包む。霧に触れた敵は継続ダメージを受け続け、メレの許可なく動くことができなくなる絶対防御の霧。
・ヤイ
《ルート・エナジー・リス》…地面に触れた足元から瞬時に無数の根を広げる。敵の足を止めるだけでなく、敵のマナを吸収して自身の、あるいは仲間のスタミナへと変換する。
《ライフ・トレッド・ヴァル》…ヤイが歩いた跡に、美しい花々と薬草が咲き乱れる。その香りと輝きに触れた仲間は、深い侵食による精神的ダメージや肉体の疲労から急速に解放される。
・カレー
《ルナ・バレット》…迅速の祝福により、視認不可能な速度で魔力の矢を放つ。音もなく敵を貫き、着弾した瞬間に「沈黙(魔法封じ)」を付与する。
・メメちゃん
《クリムゾン・ミスト・リス》…周囲に赤い霧を散布する。霧に触れた敵は視界を奪われるだけでなく、水の粘性によって動きが鈍る。逆に仲間はこの霧の中で身を隠すことができる。
・リィちゃん
《エル・フェニックス・ブレイブ》…リィちゃんの勇気と浄化の祝福が極限まで高まり、巨大な火の鳥を背負って突進する。この炎は味方の傷を癒やす。
・カッチャン
《ダークネス・チェイン》…影から無数の鎖を伸ばし、敵の動きを封じる。
「深淵に這いずる黒き蛇よ、その牙にて囚われの果実を縛せ。《ダークネス・チェイン》!」
《シャドウ・スラッシュ・リス》…鎖を自らの周囲に高速回転させ、盾としながら敵を切り刻む。
「闇の螺旋は我が不落の城塞。触れるもの全てを夜の塵と化せ。《シャドウ・スラッシュ・リス》!」
《グラビティ・バインド・ヴァル》…加護の祝福を乗せた超重量の闇鎖を召喚。敵の攻撃を地面に引き寄せて無効化し、そのまま敵を押し潰す。
「跪け、愚かなる者よ。星の重圧こそが我の加護。逃れられぬ絶望に沈め。《グラビティ・バインド・ヴァル》!」
《ナイトメア・クロス・ヴァル》…魔刀から放たれる闇の衝撃波が、鎖と連動して十字の処刑場を形成する。
「夢幻と現実の境界を断つ一閃。刻まれし十字の傷跡に、永遠の安らぎを。《ナイトメア・クロス・ヴァル》!」
《エル・カタストロフ・ディメンション》…戦場を「黒の領域」で包み、自分以外の全存在を鎖で固定。神話級の闇の力を刀に凝縮し、次元ごと一刀両断する。
「黎明を拒む虚無の理。我が左腕に封ぜられし終焉の審判、今こそその封印を解かん!世界の終わりを告げる福音を聴け……!《エル・カタストロフ・ディメンション》!!」
・ユーくん
《アクセル・フェザー・リス》…自身の羽を周囲に散らす。その羽に触れた仲間の肉体は風のように軽くなり、移動速度と回避率が大幅に上昇する。
《スカイ・ビジョン・ヴァル》…高い知性で戦況を俯瞰し、風のうねりを通じて仲間の脳内に「敵の死角」を直接送信する。チーム全員の攻撃が必中化する支援技。
・プキュギ
《プリズム・コード・リス》…翻訳・理解の祝福を使い、敵が放った魔法の「属性コード」を読み解いて書き換える。敵の火属性攻撃を無害な光に変えたり、味方の攻撃を敵の弱点属性へ強制変換したりする。
・トマ先輩
《ダーク・リフレクト・リス》…闇の盾を複数展開し、飛来する魔法を吸収する。吸収したエネルギーを即座に闇の刃として拡散・放射し、敵を撃退する。
《アビス・サンクチュアリ・ヴァル》…守護の祝福を最大限に引き出し、周囲一帯を「不可侵の闇」で包み込む。範囲内の仲間はあらゆる物理・魔法ダメージから守られ、同時に精神的な平穏を得る。
・ユーキ
《エル・ヘリオス・リザレクション》…ユーキ自身が太陽そのもののように輝き、戦場全体に「生命の夜明け」をもたらす。味方全員の魔力・体力を全快させ、一時的な不死身状態を与える。
・モチくん
《スリーピー・アイビー・リス》…草のマナを拡散し、触れた敵を「魅了」状態にして動きを鈍らせる。さらに眠りを誘う香りを放ち、敵の「攻撃力」を削ぎ落とす。
・エマ
《アクア・ニードル》…ペンダントから高圧の水の針を連射する。迅速の祝福により、一秒間に百発以上の射出が可能。敵の装甲の隙間を的確に穿つ。
《ミスト・ミラージュ・リス》…自身の周囲に濃い霧を発生させ、屈折を利用した分身を作り出す。敵が幻影を追っている間に、超高速で背後に回り込み致命傷を与える。
《サージ・ストライク・ヴァル》…水の刃を纏い、目にも止まらぬ速さで戦場を駆け抜ける。通り過ぎた後に時間差で巨大な水の爆発(サージ)が起き、敵を粉砕する。
・ルナ
《アナライズ・レイ》…ペンダントから細い光線を放つ。ダメージを与えると同時に、敵の属性耐性や弱点を一瞬で「理解」し、味方全員に共有する。
《ミラー・シャイン・リス》…光の膜を拡散させ、敵の魔法を反射する。翻訳の祝福により、敵の魔法の構造を瞬時に書き換え、威力を倍増させて送り返す。
・ヌヌくん
《アクセル・ビート・リス》…高速のツーバスを刻む。そのリズムを聴いた仲間は「迅速」の加護を受け、心拍数と反応速度が跳ね上がる。
《アンサンブル・ヴァル》…仲間全員の心拍と太鼓の音を完全同期させる。全員の傷が少しずつ回復し、さらに攻撃のタイミングが自動で最適化される「連携特化」バフ。
・ゲッちゃんパイセン
《アイビー・スネア》…足元に目立たない蔦を設置する。敵が踏んだ瞬間に「知性の祝福」が最適なタイミングを計算して締め上げ、長時間拘束する。
《フォレスト・ラビリンス・ヴァル》…瞬時に巨大な茨の壁を形成し、戦場の地形を書き換える。敵の視界と退路を遮断し、「知性」によって計算された迷路へ敵を追い込み、精神的に消耗させる。
・ケース
《クロノ・アロー》…マナの矢を放つ。着弾した部位の時間を一瞬だけ「停止」させ、敵の動きを物理的に阻害する。
《エタニティ・ヴァル》…巨大な光の杭を放つ。この矢に貫かれた敵は、不老の力による「固定」を受け、一定時間一切の回復や自己再生ができなくなる。
《ステイシス・ヴァル》…自身や仲間に光の膜を張る。数秒間だけ「肉体の時間を固定」し、その間に受けたダメージを全て無効化する。
・リーナ
《フレイム・タリスマン》…杖の先に炎の護符を形成し、高速で射出する。着弾時に浄化の炎が爆発し、敵の魔力防御を一時的に低下させる。
《インフェルノ・ゲート・ヴァル》…地面に巨大な炎の鳥居を出現させる。そこから溢れ出す浄化の焔が、範囲内に立ち入る敵を継続的に焼き払い、再生能力を封じる。
・メイチャン
《シャイニング・エッジ》…聖剣に光のマナを凝縮させ、一刀両断する。剛力の祝福により、巨大な岩や鉄門さえも紙のように切り裂く。
《ブレイブ・オーラ・ヴァル》…全身から溢れ出す光のマナを黄金の鎧へと変える。身体能力を限界まで引き上げ、物理・魔法の両面で無敵に近い耐性を得る。
《エル・エクスカリバー・ノヴァ》…勇者の血を沸騰させ、聖剣の真の力を解放する。天まで届く光の柱を剣として振り下ろし、概念ごと敵を消滅させる。この一撃を放つ際、彼の背後には歴代勇者の幻影が浮かぶ。
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登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。