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・本編
187 5月行事──【校外演習】前半(ルーレット使用)
5月行事──【空中新緑祭】【精霊祭】【校外演習】
去年の【空中新緑祭】の時にヤイが《草魔法》で大きな木みたいなのを出して【浮島群】の中に伸ばしてそれで登り降り出来るようになったのを【草属性クラス】の子達がヤイと同じ様な《魔法》をそれぞれ詠唱して俺らはそれを使って上に登った!
【精霊祭】も兼ねてるから、妖精族やノーム族達と一緒にいっぱい楽しむ!
【草属性クラス】
前衛
3年∶草∶槍∶馬獣人∶トゥメくん∶ペラシャルル・トゥメンバ
2年∶草∶鎚∶ドワーフ∶リパ∶トドッ・リパャゼ
中衛
2年∶草∶ペンダント∶人間?∶ヤイ∶レュヤイ
1年∶草∶短剣∶猫獣人∶レックン∶ブェラレ・レッカラ
1年∶草水∶香∶淫魔∶リーリン∶トキッグワ・シリーリ
後衛
2年∶草土∶魔石∶ノーム∶フィー∶レコッタ・フフィ
2年∶草光∶杖∶人間∶ライ∶ライラッイ・ツメッド
《草魔法》の所も20人ぐらい居るんだよね。先輩にはゲッちゃんパイセンも居るしみんなしてクセが有るタイプというか……
「先輩、せんぱーい」
「へ、俺?」
「そうですよ。この“花”の匂いどうですか?」
ヤイと同級生のリーリンからピンクとオレンジの色が混ざった花に鼻を近づけて匂いを──と思ったらメイチャンから首根っこを引っ張られてそのまま抱きしめられる。
「その悪戯、ケースやマルにやったらどうなるか分かってんのか?」
「勇者様こわーい顔ですよぉ。良いじゃないですかぁ、恋人がいつもよりエッチな気分になるだけですよお」
「……俺はコイツの匂いだけで十分だ、」
俺の首に鼻をくっつけるから、擽ったくて悶えてると、メイチャンがリーリンに向かって手を下から振ってシッシと追い払う。
「んっ、メイチャン、くすぐったいよ、」
「お前も警戒心なしで臭いを嗅ぎにいくなよ、心配になる」
「ええっと……?」
「アイツは、淫魔で香りを武器にする、この前言ってただろ、んで、さっきのは花に見せかけて悪戯だったけど……はあ、ちょっとこっち、」
メイチャンに手を引かれながら、【浮島の上】に草属性の子達が出した【迷路】の誰もこなさそうな場所──まあ、【イチャイチャスポット】でメイチャンから身体を弄られて俺もどんどんエッチな気分になる。
【迷路の中】では、精霊達と遊んでる生徒達の声が聴こえて、声を我慢するのに、メイチャンの胸に顔を埋める。
「俺もメイチャンの男らしい匂い好きぃ」
「はは、ありがとな、俺はお前の匂いしか好きにならない」
──なあ、あそこからピンクなムードが漂ってきてないか?
──あの先輩達やばいよねー
──今回は一応隠れていちゃついてるけど、この前なんかさー……
──わー、楽しい! 待てー!
──蝶々を追いかけるのはアンタぐらいよ、去年もそれで落ちそうになってたんだから、気をつけなさいよね
──リーナは追いかけないのか? たのしーぞ!
──アタシは……ってメメ、アンタもタンリィと一緒になって! もうっ!
──ね、精霊王達呼んだら他の精霊達緊張してるね
──うん、そうだよね、でも本人達は『無礼講だ!』なんていってはしゃいじゃってるよね!
──ぼく達も行こう兄
──うん、行こう!
──へぇ、カレーに弟居たんだ。
──うん、私にそっくりでオレァカーレって名前なんだ
──カーレくんに会ってみたいね
──再来年、中等部に入ってくるかも
──うんうん、楽しみだね!
──音楽隊?
──あそこで楽しそうに演奏してるね、僕も入ろうかな
──精霊達も嬉しそう!
──マルゥメ
──ありがとう、似合うかな、
──ああ、去年お前があの花をくれたお礼だ
──えへへ、ありがとう。ワグーッツン
皆楽しく【空中新緑祭】を終えたみたいだ。
帰る時も精霊達にまた来年と手を振る!
──【ヴァル魔法授業】──
《ホーリー・ヴァル》…聖属性の萌芽 ──聖なる光の柱が立ち昇り、重傷者さえも一瞬で戦線復帰させる。
《ルミナス・ヴァル》…強い浄化の光。身体に染み付いた呪いや悪魔の憑依を強制的に焼き切る。
《フォース・ヴァル》…全身に光の鎧を具現化させる。全ステータスを大幅に向上させる。
《ヘイスト・ヴァル》…時間の流れを光で加速させ、行動速度を劇的に高める。
そういや、ヴァル魔法の授業が前の月から始まった。
基礎を何度もやって、みんな《ヴァル魔法》を覚えるのを楽しみにしてる!
『それでは【光属性クラス】はこの[呪われし王族の秘宝]と呼ばれてるコレを浄化してもらいます。皆、コレを囲うように輪になって、各々手を向けて光属性マナを当てるように──』
『『はいっ!』』
約15人が[秘宝]を囲んで俺も前に両手を出して《聖属性》マナを浴びせるように──……見るからに黒や紫の瘴気が出てるそれにあたる。
15人のマナを浴びても一向に浄化されない。こっそり《ルミナス・ヴァル》でも使っちゃおうかな、と思ったぐらい。
──俺達には、まだ早いのか…?!
──で、でも、他のクラスの子達もやってるんだよね
──水属性クラスは海に行ったって、
──各クラス適正のある【場所】に向かってるんだね、僕達も頑張ろうよ
──だね!
みんな、諦めないし、頑張ろうと励まし合う!
ヌヌくんとナッタが太鼓と笛を取り出して演奏する。
場の雰囲気だけじゃなくて彼らが使う《補助魔法》によって俺達も[ステータス]が上昇する。
~~♪ ~♫~~♪ ~~♬ ~♪
この前の【空中新緑祭】でも即興で他のクラスの子達とも音楽を奏でたり歌を精霊達と歌ってて盛り上がってたな!
──みんな、ファイト!《アクセル・ビート・リス》
──だな、俺達ならやれる《リフレッシュ・リス》!
──疲れならへっちゃらさ!《ライト・リス》
よし、皆で頑張るぞ! って再開して先生から『自信がある子は[秘宝]に向けて技を撃ってみて』と言われて俺の正面側に居た、メイチャンとユーキくんが合わせ技で[秘宝]に向かって──その時眩い光が一帯を包む──
──涙がボロボロでて、それを見た他のクラスの子が俺を見てギョッとしてる。拭いても拭いても涙が止まらない、前にもこんな事あったけど、なに、もー……って思ったらマルとメイチャンが俺を抱きしめた。
『ケースくん、具合が悪いなら無理しなくてもいいからそこで休んでなさい』
『はい……』
マルとメイチャンに連れられて皆が頑張ってるのを横目に見る。
俺も参加しないといけないのに、情けないな……
『どうした、俺達の光が痛かったのか、』
『ううん』
『ケース、“何か”思い出したの、』
『……分かんない、でも、凄く悲しくて……俺、マル、どうしたら』
メイチャンには両手を握ってもらって、マルには背中を擦ってもらう。
マルは後ろに居るから表情は分かんないけど、多分困ってるかも、こんな事言われても、って。
『また変な事考えてるね、ケースは。でも大丈夫、ケースはいつだって乗り越えてきてる、もしそれをちゃんと思い出したとしても──君は君のままだから、安心して』
『俺にはケースの“何か”ってのはわからねぇ。でも、俺達はいつだってお前の味方だから、だから心配しなくていい、ちゃんと守るから。』
『うん、ありがとう、二人とも』
『ケースは笑ってた方が可愛いんだから』
『だな、その方が安心する』
『うん、』
『戻ろう』
『ありがとう』
その後はみんなの所に戻って再びマナを注入して《反射・同調》させて威力を何倍にも膨らませる共鳴訓練をして──無事《ヴァル魔法》をみんなが習得する事になった! 良かった……!
でも、あの光は──……ユーキくんに似た人がヴォン先輩を殺した……? いやいや、そんな訳、だいたいヴォン先輩ピンピンしてるし!
【校外演習】
「今年は、【魔物討伐】で、北の廃都地区に住み着いてる魔物達を駆除してもらう!」
「今日はクラスは関係なくランダムで振り分けられる、いついかなる時も即興であたれるようにな!」
冒険者達と一緒に10班に分かれて【各廃都地区】に向かう。大昔は栄えてたらしいけど、魔王との戦いで荒れ果ててしまったらしい。
1モチくん、マル、トゥメくん、ヤマ、カレーくん
2トワちゃん、ニュー、ラフくん、ガドー、メメちゃん
3スルート、メイチャン、ヤァヤ、ヒナチャン、ジュリ
4レキィくん、リパ、フィー、フライ、マーくん
5キラっち、ヤイ、ルナ、ロマくん、ライ、プキュギ
6ミーちゃん、ウーくん、ワーチャン、ユーキくん、ケース
7エリちゃん、リィちゃん、サクラちゃん、イデチャン、ソラクン
8ルイ、ユーくん、ニンニン、ミラくん、ルン
9ワッチン、リーナ、リーリン、ヌヌくん、ダダくん
10メレくん、エマ、ナッタ、レックン、カッチャン
仲良しな人達とはこんな分かれ方になった。俺は6班のワーチャン達と一緒だ!
6班ミーちゃん、ウーくん、ワーチャン、ユーキくん、ケース
1年∶炎∶剣∶人間∶ミーちゃん∶ネゥ゙ーナ・メョンミ
3年∶土∶短剣∶ダークエルフ∶ウーくん∶リ・ウェディ
3年∶水∶剣∶エルフ∶ワーチャン∶トィン・ヌルィニ・ワグーッツン
3年∶太陽∶盾∶人間∶ユーキくん∶イノー・ユーキ
3年∶聖∶弓∶人間∶ケース∶ワィーレ・ケース
他にも数人居るけど、3年生多いな。
「ね、ミーちゃん、先輩だらけだけど気にしなくて良いからね、ガンガン言っちゃて!」
「あ、はい、ありがとうございます……」
「俺達の行く場所は【北東エリア】だって討伐頑張ろうねー!」
ミーちゃんに声をかけたらまだ緊張してるのかな、ともかく今回一緒に行動する冒険者達と会うためその廃都に一番近い【街】に向かう。
「貴方達が私達と一緒に行動をする子ね、私の名前はマ・リア・ゼスァリよ、コッチは、「ユーグラ・ルギルス! よろしくな!」「ちょっと、もう! あたしはリンァ・ヤヤーマァ、よろしくね」改めて今回は宜しくね」
「「はいっ!」」
メイチャンの色をもうちょっと薄めにした女性──ゼスは見た目エルフかと思ったら魔族の人だった。武器は鎚で《土魔法》《光魔法》を使うガッツリ前衛、ルギとヤヤは同じ歳でルギは剣に《炎魔法》でミーちゃんと気が合いそう!
ヤヤは女の子で杖で《水魔法》を使うんだって!
補給物資を持ったら【馬車】に詰め込んで、各エリアに向かう。
メイチャンとギュをしてから、彼と離れて6班に合流するとルギが、
「なあ、さっきのって」
「俺の婚約者のメイチャンだよ、今さっきのは元気充電!」
「へー! ラブラブだな!」
「そーだよ! ルギには恋人居ないの?」
「俺も作りたいけどまだ冒険者としてはやっと慣れてきたぐらいだからなぁ」
ヤヤが見てるけどルギ全然気づいてないなー、ゼスはそんな2人を微笑ましそうに見てるし、仲良いんだな。
──俺も剣と《炎》なんだ! よろしくな!
──はい、よろしくお願いします!
──あ、あの、《水》おなじですね、よろしくお願いします!
──ああ
──あ、あの……?
「ヤヤ、ワーチャンはマルっていう恋人と離れてるから不機嫌なんだ、気にしないでね!」
「あ、ええ、わ、分かったわ」
「ケース、お前はいらない事をいうな」
「だって事実だし、早く終わらせてマル達と合流しようぜ!」
「分かってる」
【街】からガタゴトと【馬車】に揺られて昼頃にやっと【廃都∶6班担当エリア】に着いた。
+メモ
名前:ユーグラ・ルギルス∶ルギ
性別:男
種族:人間
見た目:赤髪オレンジ目
一人称:俺
二人称:お前
背:163
歳:15
武器:剣
《剣》《炎魔法》
名前:リンァ・ヤヤーマァ∶ヤヤ
性別:女
種族:人間
見た目:紫髪青目(肩までの髪)
一人称:あたし
二人称:あんた
背:160
歳:15
武器:杖
《杖》《水魔法》
名前:マ・リア・ゼスァリ∶ゼス
性別:女
種族:魔族
見た目:薄い金髪碧眼
一人称:私
二人称:貴方
背:178
歳:見た目20代後半
武器:鎚
《鎚》《土魔法》《光魔法》
58∶迷宮仲間の冒険者
去年の【空中新緑祭】の時にヤイが《草魔法》で大きな木みたいなのを出して【浮島群】の中に伸ばしてそれで登り降り出来るようになったのを【草属性クラス】の子達がヤイと同じ様な《魔法》をそれぞれ詠唱して俺らはそれを使って上に登った!
【精霊祭】も兼ねてるから、妖精族やノーム族達と一緒にいっぱい楽しむ!
【草属性クラス】
前衛
3年∶草∶槍∶馬獣人∶トゥメくん∶ペラシャルル・トゥメンバ
2年∶草∶鎚∶ドワーフ∶リパ∶トドッ・リパャゼ
中衛
2年∶草∶ペンダント∶人間?∶ヤイ∶レュヤイ
1年∶草∶短剣∶猫獣人∶レックン∶ブェラレ・レッカラ
1年∶草水∶香∶淫魔∶リーリン∶トキッグワ・シリーリ
後衛
2年∶草土∶魔石∶ノーム∶フィー∶レコッタ・フフィ
2年∶草光∶杖∶人間∶ライ∶ライラッイ・ツメッド
《草魔法》の所も20人ぐらい居るんだよね。先輩にはゲッちゃんパイセンも居るしみんなしてクセが有るタイプというか……
「先輩、せんぱーい」
「へ、俺?」
「そうですよ。この“花”の匂いどうですか?」
ヤイと同級生のリーリンからピンクとオレンジの色が混ざった花に鼻を近づけて匂いを──と思ったらメイチャンから首根っこを引っ張られてそのまま抱きしめられる。
「その悪戯、ケースやマルにやったらどうなるか分かってんのか?」
「勇者様こわーい顔ですよぉ。良いじゃないですかぁ、恋人がいつもよりエッチな気分になるだけですよお」
「……俺はコイツの匂いだけで十分だ、」
俺の首に鼻をくっつけるから、擽ったくて悶えてると、メイチャンがリーリンに向かって手を下から振ってシッシと追い払う。
「んっ、メイチャン、くすぐったいよ、」
「お前も警戒心なしで臭いを嗅ぎにいくなよ、心配になる」
「ええっと……?」
「アイツは、淫魔で香りを武器にする、この前言ってただろ、んで、さっきのは花に見せかけて悪戯だったけど……はあ、ちょっとこっち、」
メイチャンに手を引かれながら、【浮島の上】に草属性の子達が出した【迷路】の誰もこなさそうな場所──まあ、【イチャイチャスポット】でメイチャンから身体を弄られて俺もどんどんエッチな気分になる。
【迷路の中】では、精霊達と遊んでる生徒達の声が聴こえて、声を我慢するのに、メイチャンの胸に顔を埋める。
「俺もメイチャンの男らしい匂い好きぃ」
「はは、ありがとな、俺はお前の匂いしか好きにならない」
──なあ、あそこからピンクなムードが漂ってきてないか?
──あの先輩達やばいよねー
──今回は一応隠れていちゃついてるけど、この前なんかさー……
──わー、楽しい! 待てー!
──蝶々を追いかけるのはアンタぐらいよ、去年もそれで落ちそうになってたんだから、気をつけなさいよね
──リーナは追いかけないのか? たのしーぞ!
──アタシは……ってメメ、アンタもタンリィと一緒になって! もうっ!
──ね、精霊王達呼んだら他の精霊達緊張してるね
──うん、そうだよね、でも本人達は『無礼講だ!』なんていってはしゃいじゃってるよね!
──ぼく達も行こう兄
──うん、行こう!
──へぇ、カレーに弟居たんだ。
──うん、私にそっくりでオレァカーレって名前なんだ
──カーレくんに会ってみたいね
──再来年、中等部に入ってくるかも
──うんうん、楽しみだね!
──音楽隊?
──あそこで楽しそうに演奏してるね、僕も入ろうかな
──精霊達も嬉しそう!
──マルゥメ
──ありがとう、似合うかな、
──ああ、去年お前があの花をくれたお礼だ
──えへへ、ありがとう。ワグーッツン
皆楽しく【空中新緑祭】を終えたみたいだ。
帰る時も精霊達にまた来年と手を振る!
──【ヴァル魔法授業】──
《ホーリー・ヴァル》…聖属性の萌芽 ──聖なる光の柱が立ち昇り、重傷者さえも一瞬で戦線復帰させる。
《ルミナス・ヴァル》…強い浄化の光。身体に染み付いた呪いや悪魔の憑依を強制的に焼き切る。
《フォース・ヴァル》…全身に光の鎧を具現化させる。全ステータスを大幅に向上させる。
《ヘイスト・ヴァル》…時間の流れを光で加速させ、行動速度を劇的に高める。
そういや、ヴァル魔法の授業が前の月から始まった。
基礎を何度もやって、みんな《ヴァル魔法》を覚えるのを楽しみにしてる!
『それでは【光属性クラス】はこの[呪われし王族の秘宝]と呼ばれてるコレを浄化してもらいます。皆、コレを囲うように輪になって、各々手を向けて光属性マナを当てるように──』
『『はいっ!』』
約15人が[秘宝]を囲んで俺も前に両手を出して《聖属性》マナを浴びせるように──……見るからに黒や紫の瘴気が出てるそれにあたる。
15人のマナを浴びても一向に浄化されない。こっそり《ルミナス・ヴァル》でも使っちゃおうかな、と思ったぐらい。
──俺達には、まだ早いのか…?!
──で、でも、他のクラスの子達もやってるんだよね
──水属性クラスは海に行ったって、
──各クラス適正のある【場所】に向かってるんだね、僕達も頑張ろうよ
──だね!
みんな、諦めないし、頑張ろうと励まし合う!
ヌヌくんとナッタが太鼓と笛を取り出して演奏する。
場の雰囲気だけじゃなくて彼らが使う《補助魔法》によって俺達も[ステータス]が上昇する。
~~♪ ~♫~~♪ ~~♬ ~♪
この前の【空中新緑祭】でも即興で他のクラスの子達とも音楽を奏でたり歌を精霊達と歌ってて盛り上がってたな!
──みんな、ファイト!《アクセル・ビート・リス》
──だな、俺達ならやれる《リフレッシュ・リス》!
──疲れならへっちゃらさ!《ライト・リス》
よし、皆で頑張るぞ! って再開して先生から『自信がある子は[秘宝]に向けて技を撃ってみて』と言われて俺の正面側に居た、メイチャンとユーキくんが合わせ技で[秘宝]に向かって──その時眩い光が一帯を包む──
──涙がボロボロでて、それを見た他のクラスの子が俺を見てギョッとしてる。拭いても拭いても涙が止まらない、前にもこんな事あったけど、なに、もー……って思ったらマルとメイチャンが俺を抱きしめた。
『ケースくん、具合が悪いなら無理しなくてもいいからそこで休んでなさい』
『はい……』
マルとメイチャンに連れられて皆が頑張ってるのを横目に見る。
俺も参加しないといけないのに、情けないな……
『どうした、俺達の光が痛かったのか、』
『ううん』
『ケース、“何か”思い出したの、』
『……分かんない、でも、凄く悲しくて……俺、マル、どうしたら』
メイチャンには両手を握ってもらって、マルには背中を擦ってもらう。
マルは後ろに居るから表情は分かんないけど、多分困ってるかも、こんな事言われても、って。
『また変な事考えてるね、ケースは。でも大丈夫、ケースはいつだって乗り越えてきてる、もしそれをちゃんと思い出したとしても──君は君のままだから、安心して』
『俺にはケースの“何か”ってのはわからねぇ。でも、俺達はいつだってお前の味方だから、だから心配しなくていい、ちゃんと守るから。』
『うん、ありがとう、二人とも』
『ケースは笑ってた方が可愛いんだから』
『だな、その方が安心する』
『うん、』
『戻ろう』
『ありがとう』
その後はみんなの所に戻って再びマナを注入して《反射・同調》させて威力を何倍にも膨らませる共鳴訓練をして──無事《ヴァル魔法》をみんなが習得する事になった! 良かった……!
でも、あの光は──……ユーキくんに似た人がヴォン先輩を殺した……? いやいや、そんな訳、だいたいヴォン先輩ピンピンしてるし!
【校外演習】
「今年は、【魔物討伐】で、北の廃都地区に住み着いてる魔物達を駆除してもらう!」
「今日はクラスは関係なくランダムで振り分けられる、いついかなる時も即興であたれるようにな!」
冒険者達と一緒に10班に分かれて【各廃都地区】に向かう。大昔は栄えてたらしいけど、魔王との戦いで荒れ果ててしまったらしい。
1モチくん、マル、トゥメくん、ヤマ、カレーくん
2トワちゃん、ニュー、ラフくん、ガドー、メメちゃん
3スルート、メイチャン、ヤァヤ、ヒナチャン、ジュリ
4レキィくん、リパ、フィー、フライ、マーくん
5キラっち、ヤイ、ルナ、ロマくん、ライ、プキュギ
6ミーちゃん、ウーくん、ワーチャン、ユーキくん、ケース
7エリちゃん、リィちゃん、サクラちゃん、イデチャン、ソラクン
8ルイ、ユーくん、ニンニン、ミラくん、ルン
9ワッチン、リーナ、リーリン、ヌヌくん、ダダくん
10メレくん、エマ、ナッタ、レックン、カッチャン
仲良しな人達とはこんな分かれ方になった。俺は6班のワーチャン達と一緒だ!
6班ミーちゃん、ウーくん、ワーチャン、ユーキくん、ケース
1年∶炎∶剣∶人間∶ミーちゃん∶ネゥ゙ーナ・メョンミ
3年∶土∶短剣∶ダークエルフ∶ウーくん∶リ・ウェディ
3年∶水∶剣∶エルフ∶ワーチャン∶トィン・ヌルィニ・ワグーッツン
3年∶太陽∶盾∶人間∶ユーキくん∶イノー・ユーキ
3年∶聖∶弓∶人間∶ケース∶ワィーレ・ケース
他にも数人居るけど、3年生多いな。
「ね、ミーちゃん、先輩だらけだけど気にしなくて良いからね、ガンガン言っちゃて!」
「あ、はい、ありがとうございます……」
「俺達の行く場所は【北東エリア】だって討伐頑張ろうねー!」
ミーちゃんに声をかけたらまだ緊張してるのかな、ともかく今回一緒に行動する冒険者達と会うためその廃都に一番近い【街】に向かう。
「貴方達が私達と一緒に行動をする子ね、私の名前はマ・リア・ゼスァリよ、コッチは、「ユーグラ・ルギルス! よろしくな!」「ちょっと、もう! あたしはリンァ・ヤヤーマァ、よろしくね」改めて今回は宜しくね」
「「はいっ!」」
メイチャンの色をもうちょっと薄めにした女性──ゼスは見た目エルフかと思ったら魔族の人だった。武器は鎚で《土魔法》《光魔法》を使うガッツリ前衛、ルギとヤヤは同じ歳でルギは剣に《炎魔法》でミーちゃんと気が合いそう!
ヤヤは女の子で杖で《水魔法》を使うんだって!
補給物資を持ったら【馬車】に詰め込んで、各エリアに向かう。
メイチャンとギュをしてから、彼と離れて6班に合流するとルギが、
「なあ、さっきのって」
「俺の婚約者のメイチャンだよ、今さっきのは元気充電!」
「へー! ラブラブだな!」
「そーだよ! ルギには恋人居ないの?」
「俺も作りたいけどまだ冒険者としてはやっと慣れてきたぐらいだからなぁ」
ヤヤが見てるけどルギ全然気づいてないなー、ゼスはそんな2人を微笑ましそうに見てるし、仲良いんだな。
──俺も剣と《炎》なんだ! よろしくな!
──はい、よろしくお願いします!
──あ、あの、《水》おなじですね、よろしくお願いします!
──ああ
──あ、あの……?
「ヤヤ、ワーチャンはマルっていう恋人と離れてるから不機嫌なんだ、気にしないでね!」
「あ、ええ、わ、分かったわ」
「ケース、お前はいらない事をいうな」
「だって事実だし、早く終わらせてマル達と合流しようぜ!」
「分かってる」
【街】からガタゴトと【馬車】に揺られて昼頃にやっと【廃都∶6班担当エリア】に着いた。
+メモ
名前:ユーグラ・ルギルス∶ルギ
性別:男
種族:人間
見た目:赤髪オレンジ目
一人称:俺
二人称:お前
背:163
歳:15
武器:剣
《剣》《炎魔法》
名前:リンァ・ヤヤーマァ∶ヤヤ
性別:女
種族:人間
見た目:紫髪青目(肩までの髪)
一人称:あたし
二人称:あんた
背:160
歳:15
武器:杖
《杖》《水魔法》
名前:マ・リア・ゼスァリ∶ゼス
性別:女
種族:魔族
見た目:薄い金髪碧眼
一人称:私
二人称:貴方
背:178
歳:見た目20代後半
武器:鎚
《鎚》《土魔法》《光魔法》
58∶迷宮仲間の冒険者
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登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。