バトンタッチした話

加速・D・歩

文字の大きさ
215 / 378
・本編

188 5月行事──【校外演習】後半(ルーレット使用)

(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)技は新技1と2にて
+

【廃都∶6班担当エリア】──

 街の外から見た感じでは特には──ゼス達から話を聞くと俺達の前に調査団達からの連絡は途絶えてるらしい。他のエリアでも似たような感じらしく帰ってきた人達は【各場所】にボスクラスのモンスターが居ると言ってたらしい。
 俺ら学生でも行けんのか? って思うけどヴォン先輩とカッチャン達がゴーサインを出してるとか。

 ま、危険がないなら良いけどさ!

「ボスクラス以外の魔物の報告もされてるから──気を抜かないようにね!」
「「はいっ!」」

 1番年長で経験豊かなゼスが6班のリーダーをする。
 彼女の指示のもと壊れて半壊してる建物の影から気配は感じる……

「にしても、建物の中は結構、保ってますね、あ、人形」
「こっちも料理中に逃げ出した……みたいな」
「この【街】で一体なにが、」

 物資補給した街でも、【廃都】は昔、王都並みの都市だったらしい。
 魔王が大暴れしてた時代にこの【都市】に住んでた司祭を狙って襲撃した──と言い伝えられてるらしい。
 その司祭の力は凄まじいものだったらしく、例えば何千の兵士で魔王討伐に行って死にをしてもその司祭が彼ら兵士を復活させてしまう……とか。
 魔王からしたら超面倒くさい相手というか、まぁ、当時の魔王に味方はしないけどさ。
 その司祭についてもなんか変な噂があってさ、もしかしたら偽の司祭だったんじゃないか、って説。
 

──敵影! 各自警戒!《ウォール・リス》!
──行くぜ!《シールド・リス》斬り込め!《バーン・リス》!
──切り裂け《リーフ》!
──《ストーム・リス》!

 俺も皆に《補助魔法》をかけて、スライムみたいなモンスターや影から出てくるモンスター達を倒そうとしたら──

「もう、いねーじゃん!」
「前衛さんたちがみんな倒しちゃったね、ルギなんかあんなにはしゃいじゃって……もう!」
「ワーチャンの《水蛇》とかもすげーよな」
「ほんと、的確に敵の居場所がわかってちゃんと仕留めてるなんて……あたしもそういう《魔法》欲しいわ」

 ヤヤと後衛達が暇で雑談してると前衛、中衛達が周囲の瓦礫の中に調査団の遺体があったって言われて俺は祈る為に向かう。

「ここです、お願いします」
「はい……」

 この【世界】の宗教──聖塔教の祈りのポーズをしながら目を閉じる。
 犠牲になった彼らが【天国】に行けますように──……と。


──ケースさんッ、危ないッ!!

 え、ミーちゃんの声が聴こえて目を開けた瞬間──ワーチャンの《防御魔法》と《水龍》が視界を遮る。

「あ、ありがとう、ワーチャン……」
「ふん、お前が怪我をすればマルゥメが悲しむだけだからな。」
「ふふ、ありがとう、マルにも感謝だな」
「次、来るぞ」
「うん。」

 弓を構えて、警戒。
 さっきのは近くの瓦礫の中から影系のモンスターが現れて俺を狙ったらしい。
 近くにいたミーちゃんが俺を守る前に、《預言・未来視の祝福》持ちのワーチャンが俺を護ったと。
 ミーちゃんにも改めてお礼を言ってから、ずっと地響きがゴゴゴ──……と鳴り響いてる。


──現れる! 武器を構えろ!
──皆、戦闘準備開始!

 ワーチャンとゼスの声に各々動く。

──戦う力を《ブレイブ・リス》《プロテクト・リス》!
──《ストーン・スキン》《ブライト》よし!
──よし行くぞ《シールド・リス》!
──《ヴェイル・リス》!

 地面から出てきたのはガレキのゴーレムみたいなモンスターだった。
 近くの瓦礫から鉄製の物がゴーレムに向かってくっついていく。

「あれは鉄屑キメラ……何故あんな魔物が……」
「知ってるのか、ゼス」
「ええ、私達冒険者の中では有名なのよ。特に前衛とは、ねッ!」
「なっ、」

──あっ! 俺の剣が!
──僕の盾も……!
──俺の短剣が!

 特に前衛達の武器がゴーレムに向かって張り付いていく。
 確かに前衛冒険者達とは相性が悪そうだ。
 けど、俺らには《魔法》がある……!

「撃て!」

──俺達の技を受けてみろ! あと剣返せ《ボルカ・ヴァル》!!
──動かないで!《バインド・リス》
──《クレイ・リス》くっ、これでも動くの?!

 ルギとミーちゃんの《ボルカ・ヴァル》は地面から巨大な火柱が突き上げるバランスを崩した所に、《草魔法》の《バインド・リス》でゴーレム体の動きをとめて、ゼスが火柱が出てきた場所に《クレイ・リス》って地面を泥濘化させて脚を動かなくさせた──はずだった。けど、敵は自分の腕を振り回すとそこにくっついてた調理器具がコッチに飛んできて、ワーチャンやゼスの《防御》で弾く。

「うお、コッチにお玉飛んできたぞ!」
「こっちにはコップが!」

 どんだけ溜め込んでるんだ……! 
《リフレッシュ・リス》を唱えて皆の疲労を回復させる。
 もしかしたら、長期戦になるのかもって。
《フォース・ヴァル》!
 メイチャンが使う《ブレイブ・オーラ・ヴァル》と似た効果でみんなのステータスを光の鎧を《付与》してあげる。

「俺も攻撃を──《クロノ・アロー》! あ、あれ……効かない?!」

 普段なら止まる筈なのに、目の前に居るゴーレムはそのまま胴体をグルグルと高速回転させると──拳ぐらいある瓦礫と刃物系を飛ばしてくる!

──《ミラー・ヴァル》弾くわよ!
──かいふく!《ライフ・ヴァル》!

 激しい攻撃に《ステイシス・ヴァル》を唱えて数秒間だけダメージ無効化を《付与》して皆で《防御》や《回復》をする!

──ケース、僕と合わせて!

「分かった!」
「「焼き切れろ《コロ奈・バスター・ヴァル》!」《フォトン・イレイザー・ヴァル》!!」


《フォトン・イレイザー・ヴァル》はこの前の【ヴァル授業】でなんか頭の中に出てきたやつ!
 即興だけど、ユーキくんの技に合わせて撃つと《光・聖》のマナエネルギーがモンスターの核を撃ち抜いた!

 途端動かなくなるゴーレム。
 ゼスとワーチャンが確認して討伐成功!

「はぁ~疲れたぜ」
「皆お疲れ。でも【街】まで無事に帰るまで気を抜かないでね」
「「はいっ!」」

 ふと、壊れたゴーレムの中から1冊の本が見えて手に取る。金具が付いててそれで巻き込まれたのか。
 しかも日本語で書いてあるじゃん!
 なになに……え、司祭の日記じゃんこれ。

 名前は分かんないけど、内容は自分がこの【世界】に喚ばれて、女神セリァナラから《ギフト》を貰って《召喚》された当時のこの【都市】に歓迎された。
 けど、色々と経て司祭になった時には、自身の力はほとんど無くて魔王と戦う時には兵士達の魂と街の孤児達の魂をくっつけて、蘇生してたらしい。
 あの頃は、どこの地域も魔王被害が多くて孤児が多かったらしい。

・・・うーん……この日記は処分した方が良さそうだ。

 停めてた【馬車】に乗り込んで【街】に戻る。
 ふう、疲れたなぁ。

 もう夜になってて帰ってきてる班もあるけど、まだ戦ってる所もあるらしい。

──ワグーッツンくん、君筋がいいね。将来が楽しみだよ
──《水狼》も凄かったのよ!
──な! 今度また会ったら手合わせしろよ!

──昔の人達の姿を見たんだよ
──へえ! いいな、俺の所はとにかく酷かったよ……
──場所によって色々ありそうだな
──《浄化魔法》持ってる先輩の所に行ってくるわ

──まだクラクラする? そこに安静になってて
──はい、ありがとうございます……
──大量に血が抜けたって報告書に書いてあったからね。ゆっくり休んでね

──お、凄いじゃん! これ全部書いたの?
──おお、キラっち氏! そうですぞ、なかなか廃墟に来ることも無いので5冊分でござる、フヒヒ
──それまとめるだけで本できるじゃん……!

──それで『飲める洗剤』だっけ、
──そう書いてあったね
──変なチラシだったな

──もうお風呂に住みます
──俺達出れないです
──もう帰ってからいち、に、さん、し……何回入ってるんだ……
──臭いが取れた気がしねぇ
──僕も《水魔法》の中に暮らせるようになりたい
──《浄化魔法》プリーズ!!


 みんなから聴いていた感じ──……

・ガーゴイル・スタチュー(廃れた守護者)
1モチくん、マル、トゥメくん、ヤマ、カレーくん
・ルナ・シャドウ(月明かりの影)
2トワちゃん、ニュー、ラフくん、ガドー、メメちゃん
・コラプト・ミミック(宝箱の成れの果て)
3スルート、メイチャン、ヤァヤ、ヒナチャン、ジュリ
・ラスト・アーカイブ・ブック(狂った魔導書)
4レキィくん、リパ、フィー、フライ、マーくん
・フェイタル・ベルタワー(弔いの鐘)
5キラっち、ヤイ、ルナ、ロマくん、ライ、プキュギ
・スクラップ・キメラ(鉄屑の合成獣)
6ミーちゃん、ウーくん、ワーチャン、ユーキくん、ケース
・下水道のウーズ・ブロブ(都市の老廃物)
7エリちゃん、リィちゃん、サクラちゃん、イデチャン、ソラクン
・ガーデン・リーパー(庭師の死神)
8ルイ、ユーくん、ニンニン、ミラくん、ルン
・カースド・マリオネット(糸の切れた人形)
9ワッチン、リーナ、リーリン、ヌヌくん、ダダくん
・ゴースト・アーマー(空っぽの衛兵)
10メレくん、エマ、ナッタ、レックン、カッチャン


・1ガーゴイル・スタチュー(廃れた守護者)
崩れかけた教会や王城の屋根に同化している石像。かつては都市を守る精霊だったが、魔力の枯渇と風化により、近づく生存者を無差別に排除する「動く石像」と化した。
3年∶火草∶魔石∶妖精∶モチくん∶ラリレ・レベィモチャ
3年∶聖∶弓∶人間∶マル∶ワィーレ・マルゥメ
3年∶草∶槍∶馬獣人∶トゥメくん∶ペラシャルル・トゥメンバ
2年∶闇∶ペンダント∶人間?∶ヤマ∶ユガゥヤマ
3年∶月∶魔銃∶人間∶カレーくん∶ハブーサ・カレー

【教会】の装飾として立派な獅子の形をしたガーゴイルが襲って来たらしい。
 ヤマの《防御》でみんなを護って、トゥメくんとモチくんの《デバフ攻撃》にカレーくんの《月魔法》による攻撃とマルの《補助・治療》や他の冒険者達と今回組んだ人達とのおかげで最後の1体まで倒しきったって、元々その【教会】が大昔すぎて? 聖塔教じゃないシンボルだったって。
 さすがに建物は朽ち果ててどんな名称だったのか分からないけどって。
 あとマルがヤマに話しかけると、頭を押さえながら頭痛に悩んでたから《治療》しようとしたら『大丈夫、っ、大丈夫ですからっ!』って言って逃げちゃったらしい。
 不思議なやり取り……だな、普段のヤマなら大人しく受け入れると思うけど、また《闇属性》達の難しい中二病やつが発動したとか?

・2ルナ・シャドウ(月明かりの影)
人通りの絶えた大通りに現れる、持ち主のいない「影」だけの魔物。壁や地面に張り付いて移動し、生存者の影に触れることで、その者の体力を吸い取る。
1年∶水∶盾∶人間∶トワちゃん∶ツッハ・トワート
3年∶土∶杖∶ドワーフ∶ニュー∶アャヤサ・ニューデラ
3年∶炎∶鎚∶獅子獣人∶ラフくん∶ペギィイ・ラファク
2年∶土∶鎧∶犰狳アルマジロ獣人∶ガドー∶ガバェマ・ガ・ドレッジ
3年∶水血∶魔石∶吸血鬼∶メメちゃん∶マ・ゲィマァメメ

 俺達の方でも影系モンスターは結構出たけど、この教えてもらったやつ報告書読んだけどヤバいな。
 生きてる相手の体力を奪ってくるんだろ、調査団が犠牲になったの分かるな。
 最初に廃墟近くを歩いてた子達がドンドン倒れていってその異常に気づいたらしい。
 暗かったから、ラフくんの《炎》で辺りを照らしたら動く影を発見したと。
 トワちゃんが《水》を使った《防御》で影が自分達に向かってくるのを止めて、戦って、最後にはメメちゃんの《水・血》で倒したって。倒れた子たちもメメちゃんの輸血の《治療》でみんな回復してよかった。

・3コラプト・ミミック(宝箱の成れの果て)
宝物庫に取り残された箱が、飢えすぎて凶暴化したもの。もはや宝を装うことすら忘れ、木の板が剥き出しの牙のように変形し、不気味な鳴き声で廃墟を駆け回る。
1年∶土炎草水∶杖∶ノーム∶スルート∶スルゥリ・メ・トマリァ
3年∶光∶聖剣∶人間∶メイチャン∶コ・カメイメ
1年∶光闇∶魔銃∶エルフ∶ヤァヤ∶ヤァヤメル・ソム
1年∶氷∶杖∶妖精∶ヒナチャン∶ナナップ・ヒカナール
3年∶土草∶槍∶エルフ∶ジュリ∶シュンリ・ジュリーワ

【元王城】の中を探索してると【宝物庫】からなんか音がして壊れかけのドアから中を覗くと何かがドッタンバッタンしてて、冒険者達と一旦他の場所を見てから──と思ったらドアがボロボロでその板が床に落ちた音で気づかれて戦闘開始になった。
 メイチャンやヤァヤと数人が前衛としてミミックの前に行く、けど中から変な音を出して《混乱付与》してくるから、メイチャンとヤァヤは《光属性》の《浄化魔法》で抵抗しながら耐える。
 メイチャンが『ずっと俺の聖剣を狙ってきてた』って言ってて、宝になるものを探してたのかな?
 その後は他の皆で《攻撃》して、スルートなんか4属性持ちでド派手にミミックを木っ端微塵にしてたって。
 ちな、音の正体は[壊れてるオルゴール]だったって。

・4ラスト・アーカイブ・ブック(狂った魔導書)
廃墟となった図書館を漂う、ひとりでに動く古い本。書かれた知識が魔力を持って実体化したもので、紙のページを刃のように飛ばしたり、記述された魔法を勝手に放ったりして襲ってくる。
1年∶雷炎∶槍∶竜人∶レキィくん∶ラッマミ・ト・レキィド
2年∶草∶鎚∶ドワーフ∶リパ∶トドッ・リパャゼ
2年∶草土∶魔石∶ノーム∶フィー∶レコッタ・フフィ
1年∶風雷∶杖∶妖精∶フライ∶フージァン・ライラュノ
3年∶氷土∶鎚∶ドワーフ∶マーくん∶ラカッド・インャマ

 大きな【図書館】にてソイツは誰かが来るのを待ってたかの様に浮いていたらしい。
 最初、誰かがその魔導書に触れた──『こ、これはとても質の良い紙……!』事によって、魔導書が目覚めて? 中に書いてある《魔法》を撃ってきたらしい。

『フヒヒ! 某の紙へのこだわりを舐めてもらっては困るでござる。 これぞ最高級の厚塗りコート紙防御壁! 物理攻撃など入稿不備も同然、全て弾き返してやるでござるよ! ぬおぉ、尊い……!』

 なんか1人テンション爆上げの子がいたって。でも彼が皆に当たりそうになってた《攻撃》を全て《防御》したって聞いて凄い! ってなったよ。
【図書館】に到着するまでも色んなところでスケッチしてたみたいだし。
 ああ、それで、ドワーフの2人や妖精族フライも魔導書が打つ《攻撃》には背が小さかったからかそんなに被害は少なく、レキィくんが《炎》で焼こうとしたらそのえーっと、キャラが濃い子が止めに入ったらしい。
 レキィくんって少しワガママな所があるから魔導書そっちのけでその子と喧嘩? しちゃって、最終的にキャラ濃い子が魔導書を自分の《草魔法》で《封印》しちゃって戦闘終了!
 でもコッチに戻ってきた時に先生に取り上げられちゃったらしい。どんまい!

・5フェイタル・ベルタワー(弔いの鐘)
時計塔そのものが魔物化した超大型個体。決まった時間になると鳴り響くその鐘の音は、聞いた者の精神を狂わせ、廃都から出られなくする呪いを振りまく。
3年∶光水∶杖∶妖精∶キラっち∶フリアャラト・キラキラ
2年∶草∶ペンダント∶人間?∶ヤイ∶レュヤイ
2年∶光∶ペンダント∶人間?∶ルナ∶アィーンルナ
1年∶闇水草∶杖∶鹿獣人∶ロマくん∶ハイディル・ロマリィ
2年∶草光∶杖∶人間∶ライ∶ライラッイ・ツメッド
3年∶聖∶黄色いリボン∶聖獣∶プキュギ

 さっき帰ってきた所で話を聴くと、12時の鐘の音でその一帯が廃墟だった筈なのに、どこかしらから人々の生活音や会話が聴こえて、徐々に昔住んでた人達の生活が再現する様に──露店に集まる人、走り回る子供達、食事処から聴こえてくる活気のある声や人達……そんな中元凶の時計台からは立つのもしんどくなるぐらいの音で鳴り響く──
 でも、プキュギとルナが《緩和》してプキュギは特にソレを別物にする技もあって、確か煩い音を小鳥の囀りか、なんかにして、リラックス《付与》しながら《草属性》達が時計台を雁字搦め、秒針を動かなくしてキラっちとルナで《攻撃》して倒したって。
 したら周りの賑やかだった風景が元の廃墟に戻っていった、不思議な体験をしたみたい。

・6スクラップ・キメラ(鉄屑の合成獣)
壊れた馬車、武具、調理器具などが磁力のような魔力で寄り集まって形を成した怪物。足りないパーツを補うために、冒険者の武器や防具を奪おうとする
1年∶炎∶剣∶人間∶ミーちゃん∶ネゥ゙ーナ・メョンミ
3年∶土∶短剣∶ダークエルフ∶ウーくん∶リ・ウェディ
3年∶水∶剣∶エルフ∶ワーチャン∶トィン・ヌルィニ・ワグーッツン
3年∶太陽∶盾∶人間∶ユーキくん∶イノー・ユーキ
3年∶聖∶弓∶人間∶ケース∶ワィーレ・ケース
冒険者∶炎∶剣∶ルギ∶ユーグラ・ルギルス
冒険者∶水∶杖∶ヤヤ∶リンァ・ヤヤーマァ
冒険者∶土光∶鎚∶ゼス∶マ・リア・ゼスァリ

 俺達の所は最初は前衛達の武器を取られたのにはビックリしたけど、調理器具が飛んできたり、鉄製ならなんでも来たよな、あと足止め系の技が効きづらくて困った。
 みんなの報告聴いてると、俺達結構、苦戦してた方かも……
 それでもユーキくんの《太陽魔法》との合わせ技でゴーレムに風穴を空けてちゃんと倒せたのはよかった。
 あの時脳裏にみた・・・アレのユーキくんはあり得ないと思う、確かに雰囲気は似てたけど、顔も違うし……うーん。それに《魔法》だって普段も優しいのはマナの感じで分かるし!

・7下水道のウーズ・ブロブ(都市の老廃物)
都市の排水路に溜まった汚物や魔法の残留物が、長い年月を経て意思を持った不定形生物。廃都のゴミや死骸を飲み込み、酸で溶かしながら肥大化し続けている。
2年∶雷∶脚∶兎獣人∶エリちゃん∶ラスクール・ギエリ
3年∶炎∶剣∶犬獣人∶リィちゃん∶グリィ・タンリィ
2年∶水∶魔石∶金魚人∶サクラちゃん∶サクリァン・ラッタッタ
3年∶雷∶拳∶豚獣人∶イデチャン∶ヨヲ・ワ・ゲェイデ
3年∶風∶爪∶鳥獣人∶ソラクン∶ソラ・ラッサッレ

 そういや、エリちゃんっめイデチャンを師匠と呼んでる一人なんだよね。今回同じ班になれて嬉しかったんじゃないかな?
【地下水路】を探索するメンバーで、サクラちゃんって金魚の魚人なんだよね。
 魔石から出した水の中でフヨフヨ浮きながら過ごしてて、人魚のワッチンも同じ感じ、水生種族はみんなこんな感じなのかな?

 スライムの親玉を探すってことでリィちゃんが張り切ってたらしいけど、長年色んなものを溜め込んでた【地下水路】だから、悪臭が凄くてリィちゃんの心が折れてた。
 それでも頑張ったらしいけど!
 探索はソラクンの《風魔法》とイデチャン達の《雷魔法》で走り抜けて【都市】の真ん中にある大きな空間に居たらしい。
 最近、調査団の人達を取り込んでて彼らの溶けた遺体が見えてたらしい。
 それをみたエリちゃんが遺体回収としてイデチャンがとめる前に向かって雷をまとった蹴りをしたけど、スライム系は物理が効きづらいから、いくら属性乗せてもデカいその親玉には突撃した所でむしろ取り込まれそうになった所をイデチャンが救出!
 イデチャンは1番落ち着きながら周りにいる皆、冒険者達にも説明して戦って見事勝利!
 その後は皆でお風呂に入りに行ってたよ。
 リィちゃんも自前の《浄化魔法》でもまだ臭いが気になる……とかで。

・8ガーデン・リーパー(庭師の死神)
手入れのされなくなった庭園を支配する植物系モンスター。剪定バサミのような鎌を持ち、美しく咲き誇る「人食い花」に肥料人間を与えるために徘徊している。
2年∶炎∶ペンダント∶人間?∶ルイ∶ユゥールルイ
3年∶風∶爪∶鴉獣人∶ユーくん∶ガラ・ユーラタ
3年∶闇∶目∶魔族∶ニンニン∶ニンネ・ゲ・ソーモ
1年∶光雷∶杖∶ゴブリン∶ミラくん∶ベベルティニ・ミッラ
1年∶炎水∶魔石∶魔族∶ルン∶トッヒヒ・ルンナ

 すごい速さで刃物を操るモンスターにルイが《炎防御》して相手に攻撃しながらも防御で攻撃を防ぎ、ルンの《炎》とユーくんの《風》で辺りを焼き、《水》で消火してニンニンが1番大きな核を見つけたらミラくんの《雷》で倒したって!
 結構、連携が取れてるな!

・9カースド・マリオネット(糸の切れた人形)
貴族の住居や劇場に残された等身大の人形。持ち主の残留思念を吸い込み、ギチギチと音を立てて動き回る。死者の服を剥ぎ取って自分の着せ替えを楽しんでいる。
3年∶水∶杖∶人魚∶ワッチン∶サラッナ・ワッドレ
3年∶炎∶杖∶狐獣人∶リーナ∶ラゲ・キリィナ
1年∶草水∶香∶淫魔∶リーリン∶トキッグワ・シリーリ
3年∶光∶太鼓∶豚獣人∶ヌヌくん∶オィエモ・ハ・ヌヌ
3年∶土∶鎚∶ドワーフ∶ダダくん∶ドーンガ・デァダダ

 とある【屋敷の中】で大量の人形達が襲ってきたらしい。リーナの《浄化攻撃》とヌヌくんの《演奏》でしのぎつつ、【屋敷の外】に出るとその屋敷自体が人形に変化? 操り人形みたいな動きをしながら襲ってきたらしい。
 単純な攻撃ながらも物量があるから一撃が重い。
《水魔法》で攻撃が来るところに置いてクッション代りにして衝撃を減らしたり、なんやかんやで倒して最後はヌヌくんが太鼓を叩きながら、リーナの《炎》で焼いて供養したみたい。

・10ゴースト・アーマー(空っぽの衛兵)
主を失い、中身が空になったまま巡回を続ける鎧。足音だけが響き、侵入者を見つけると「通行許可証」を求めるように襲いかかってくる。
3年∶水雷∶魔石∶妖精∶メレくん∶ラリレ・チャィメレベ
2年∶水∶ペンダント∶人間?∶エマ∶トルーェマ
2年∶光∶笛∶鳥獣人∶ナッタ∶ナルッタ・レッテミ
1年∶草∶短剣∶猫獣人∶レックン∶ブェラレ・レッカラ
3年∶闇∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ

【街の中】の至る所で大量の動体にチラシ? を貼った鎧が動いてて動くものに寄ってきてたって。
 メレくんの《罠》で動けなくしたり、ナッタの笛で行進させたり? カッチャンの鎖で広範囲に居る鎧達を捕まえたり、とせっせと駆除して終わったみたい。あとエマが大量の《水魔法》で洗い流した……って?
 んで、先生いわく一番早く帰ってきたのがカッチャンの所だったって! すごいな!

あなたにおすすめの小説

創作BL短編集

さるやま
BL
短編まとめました。 美形×平凡、ヤンデレ、執着・溺愛攻め多め

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

ふたなり治験棟 企画12月31公開

ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。 男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!

BL短編まとめ(異)

よしゆき
BL
短編のBLをまとめました。 冒頭にあらすじがあります。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。