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189 6月行事──【結界共有──雨天の儀】

189 6月行事──【水上魔球大会】【結界共有──雨天の儀】

【水上魔球大会】今年も夏前にこのスポーツがやってきた!
 今回は【各属性クラス対抗】だったのである意味普段通りのメンバー!
 
火∶6+8+8+23+22+10+22+7∶106
水∶3+6+7+22+22+30+5+21∶116
草∶3+6+21+7+10+7+23+4∶81
土∶8+6+21+8+7+4+21+22∶97
雷∶4+30+22+7+22+8+21+6∶120
闇∶21+7+6+8+4+7+4+6∶63
光∶10+3+10+8+23+5+10+23∶92
特別∶23+22+23+3+21+8+7+6∶113

 って結果にダントツで優勝したのはイデチャンが率いる【雷属性クラス】運動神経が良いヒトが多いのと、イデチャンが皆を引っ張っていったから!
 
1位【雷属性クラス】
2位【水属性クラス】
3位【特別属性クラス】
4位【火属性クラス】
5位【土属性クラス】
6位【光属性クラス】
7位【草属性クラス】
8位【闇属性クラス】

 で、闇が最下位になったのは途中で変にカッコつけて隙を出したりと……まー、あのヒト達はしょうがないね。
 プキュギの技が反則過ぎるってことで前半だけ使って後半は使わないでユーキくんとカレーくん達が頑張ってた!


【結界共有──雨天の儀】毎年各地に行って《結界》を貼りに行ってるんだけど今年は全生徒で【BL学園】に外から悪いものを防ぐ為に掛け直すって事で、これもマナの使い方──上級や極級の練習にもなるって事で生徒達のやる気は凄いある、んで【、各エリアごと】例えば【図書館】【工房】みたいな場所ごとと大部分は【校庭】にある魔法陣を囲って張るんだけどね。
 いつもより膨大なマナを使うから全生徒達にはその日に向けてコンデションを整えてもらって──《ヴァル・シェル・テリトリー》を唱える事になってる。


「お前ら、ケース様達はコッチだ」
「? 俺【図書館】担当だったと思うんですけど」

 司書と後衛って事で【図書館エリア】担当になったから向かおうとしたらテック先生に呼び止められた。後ろにはマルやワーチャン達も居て──その後はメイチャンも合流のあと、他の恋人が居る生徒達はテック先生が用意してる【恋人達の部屋】に、あ、察し。


「にしても、この詠唱……行為中に言えるかな、噛みそう」
「時間をかけていいって、言われたんだしゆっくりヤろうぜ」
「ん、そうだね」

 テック先生から渡された詠唱はコレ
『我らの鼓動を一つに。高鳴る熱をマナの糧に。触れ合う肌より溢れ出す光よ、天を衝き、世界を愛の檻で満たせ。《ヴァル・シェル・テリトリー:双子星の抱擁》』

 なんとも、は、恥ずかしい……感じが……行為中に詠唱って絶対喘いじゃうよ……!
 メイチャンは涼しい顔で言ってるけどさぁ。
 ま、中1の時に山小屋でマナを練り上げてた時みたいに──


【ベッドの上】で、お互い裸になってくっつく、毎日、特に中3になって【二人部屋】になってからはもう朝から晩までヤリまくってた。
 お互いに少しでも離れるのがつらくてこの前の廃都あとも1日休んでずっとシテたし。
 そんな俺らは相変わらず、俺の身体をメイチャンが優しくも的確にどこが弱いのか知ってるから愛撫がうまい。
 それですぐイッちゃって、ナカにメイチャンのが入ってきて、俺の身体を突き上げる。
 俺もメイチャンの身体に抱きつきながら彼のおちんちんを感じるように──……

「っ、ふ、そろそろ、詠唱始めとくか……っ、」
「そう、んっ、だね……みんなも、はじめてるっ、だろうしぃ、」

 5回ぐらいヤッたあとに少しだけ落ち着いてきたから2人でキスしながら詠唱をする。

「「我らの、鼓動を……っ、ひとつに、高鳴る、熱を! マナのかてに! ああっ、ふれあう、肌より溢れ出すんっう、光よぉ、天を衝き……ふうふう! せかいを、あいの檻で、みたせ!《ヴァル・シェル・テリトリー:双子星の抱擁》!!!!」」

 めっちゃ俺喘いでたかも……でもメイチャンが俺のマナを一緒に練り上げてくれて、最後は凄い激しくイッちゃた……!

 テック先生から時間いっぱいまで居て良いのと、詠唱は何度でもしていいって言われてて──


「ああんっ、高鳴るぅねつお! まって、やばああっ」
「いつもより身体が熱いな」
「立ってして、あし、力がはいらないよぉ」
「んじゃ、抱き上げてシテやる、マナの糧に!」
「ん~~っ、ふうっ、触れ合う肌よりぃ……!」


 立ってシタあとは、椅子に跨るようにって言われて脚を広げるとメイチャンの出した精液がボタボタと垂れ落ちて勿体ない。
 でもすぐにメイチャンのおちんちんが栓になって挿入! ガタガタと椅子を揺らしながら俺達は激しくも詠唱行為に浸った。




【図書館エリア──後衛生徒中心】

 代理、はい今ケースくんって人が忙しいみたいなので目黒が任されました。あー、多分今後こういう時は俺が駆り出されると思うんで『あの人達』勝手だし。
 って事で見ていきましょうかね。

 後衛生徒達が集まり、図書館を囲うように座ると教科書を開いて各々マナを練る。
 この【学園】の大事な本が保管されてるから念入りに術式を組んでるらしい。
 幾何学模様の魔法陣が空高く現れる──それが何種類も……

 「「天より降る慈雨を英知の雫と成し、理の防壁をここに編まん。 静止せよ、時は満ちたり。知の殿堂を侵す者、銀の糸にて遮断せん……《ヴァル・シェル・テリトリー:静謐なる書庫》」」

 静かにそれでいてシッカリと生徒達は《結界》を張ることができた。
 まだ立てる者は[魔塩]を舐めてから他のところに移る。立てない人は《光属性》持ちの生徒に《治療》をしてもらってる。


──君大丈夫……?
──ぁ、はい、大丈夫です……ぅ、
──コッチで休んでね、そこの君も!

──リーナはまだ大丈夫?
──ええ、まだやれるわ
──じゃ、他の所も手伝いに行こう!

──ワッドレくん皆移動してるけどどうする?
──私はちょっと《水膜》が減ってきてるから少し休んでいきます。チャィメレベ先輩は?
──ぼくは兄ぃの所見に行ってくるかな。またあとでね!


【工房エリア──前衛中心】

 普段から武具を作ったり修理したりしてる子達が中心になってやってるみたいだね。

「「鉄打つ響きをマナに変え、鋼の如き天蓋を打ち出さん。 降りしきる雨は砥石となり、我らが城壁をさらに鋭く磨き上げん! 逃がさぬ、通さぬ、壊させぬ!《ヴァル・シェル・テリトリー:不壊の鍛冶場》」」

 マナの熱さ、《結界》も鋼様に硬くしなやかなイメージで物理攻撃には強そうなイメージになってるね。

──次に向かう奴はオレについてこい!
──はい! 師匠!!

──イデチャンがあっちなら俺達はコッチだー!
──あ、待ってください、リィちゃんパイセン!

──えーっと僕達はどうしよう?
──ソムくんも先輩と行っちゃったしね、んー、あれ何か聴こえない?
──アッチの方から楽しげな音楽が聴こえるね、行こう!

 前衛たちも各々分かれて移動していく──マナの消費は激しいはずなのに元気だな。


【学生寮──中衛や他】

「「家路を照らす灯火よ、雨音を子守唄に変えて世界を包め。 穢れを払い、安らぎを紡ぐ光の帳。我らの日常を、この盾にて永遠のものとせん。《ヴァル・シェル・テリトリー:安息の灯火》」」

 温かな光のマナが【寮】を包むように《結界》を張る。
 
──どうしたの、きみ
──おやおや、あの一帯から芳醇なピンクなマナの香りが漂ってくるでござるな……デュフフ、実にけしからん、もっとやれ!
──確かに、あの階層ピンク色のモヤ? が出てきてるね

──ケース達みないね
──あー、アレじゃない
──あー……アレだわ

──ある意味凄いよね、先輩達
──うんうん、凄い
──あんなに濃いマナを練り上げてるなんて……

【寮】から漏れ出す胸焼けするようなマナに周囲に居る生徒達は困惑や、むしろ感心してる人達まで様々だ。
『あの人』達が好きそうなマナだな。


【練習場】

「刻は満ちた……漆黒の雨に紛れし偽りの静寂を、我が魔弾が撃ち抜く!」
「ククク、我が深淵なる魔力、天蓋の檻となりて世界を平伏させん……。唱えよ後輩!終焉の幕開けだ!」
「「《ヴァル・シェル・テリトリー:虚空を断つ断罪の境界──ヴォイド・ジャッジメント》!!」」

 黒い服を着た集団が各々のカッコイイポーズをしながら独特の……あー、中二病台詞を言ってる。てか、『あの人』達も紛れ込んでるし! 
 まー、ただ楽しんでるだけっぽいから放っといてもいいか……?

『楽しいね!』
『色んなポーズ試そうぜ!』
──む、これならどうだ! 深遠なるポージング……決まった!
『俺ならこうするぜ!』

・・・延々とやってそうだから次に行こう。


【校庭】

「見ろ、師匠の練り上げられたマナの密度……まさに不動の山だ!」
「……フン、集中しろ。マナは力ではなく、そこにある『意志』だ。揺らぐな。己が軸を中心であることを忘れるな」
「「はい、師匠!!」」
「「《ヴァル・シェル・テリトリー:泰山鳴動の聖域》!!」」

 熱い男──イデチャンという人に集まった彼を尊敬する後輩達が彼の意志を継いで彼のあとに続くように詠唱する。
 拳を上げると彼の《雷属性》のマナが《雷龍》となって轟、その拳に落ちて《結界》が作られた。
 みな、イデチャンに歓声の声をあげた。

【校舎】

「みんな! 特に後輩達たち、腰が引けてるって! 降りかかる雨を全部跳ね返すくらいの気合を見せるぞ! みんなのマナは、誰かを守るためにあるんだろ!束ねるよ、俺に付いてきな!」
「「お、おう!!」」リィちゃんパイセンカッケー!
「「《ヴァル・シェル・テリトリー:不屈の咆哮》!!!!」」

 コッチも黒柴の子が皆に笑顔を向けながら鼓舞する。
 リィちゃんと呼ばれてる彼は一声吠え、詠唱を始めると彼の《炎鳥》が皆のマナを纏い空高く登り、さっきイデチャンが《雷龍》を出した時に雨でも降りそうだった雲を祓い除け晴天にさせた。


【講堂】

「~♫ 雨の音はメロディ、僕らの鼓動はリズム。怖がらなくていいよ。僕らの音が、みんなを包む盾になるから……~♪」
「~♪~~♬旋律よ、空を駆け、光のベールを織りなして!~♫」
「「~♪《ヴァル・シェル・テリトリー:光の三重奏》~~♫」」

 数十人の生徒達が各々楽器を持ちながら、演奏を始める。
 それを聴きつけた他の生徒達も歌うのに同調していく。
 他のエリアから全生徒が集まって合唱する──……


──はあはあ、やり終えたね!
──いい汗かいたよ!
──つ、疲れたぁ~!

──お疲れ様でしたー、はい[魔塩]です!
──ありがとう、ふう、一息つかないと動けないね
──ホントですよね、でも皆と何かするのって楽しいですね
──ほんとほんと。

──カカッハ師、先ほど居た我々とポージングしてた生徒達は?
──む、いつの間にか消えた……だと、まだあのポーズも見せてないというのに!

 そんなこんなで『クロくん』達も帰って行ったし、俺もそろそろ帰るかな。
 ん、ああ、忘れてた。


【塔】

──それで、あの方は……
──[コレの種]を蒔くようにと
──外からの結界──くくく、我らはもう中に居るというのに
──あの方の為に!
──ああ、彼らを駒として使い再来年の為に!

 変なローブを着た奴らが暗躍してたけど、『あの人』達はほっとけって言ってたしいいかな。俺は実体がないし、何も手出し出来ないしね。よし、帰ろうと。

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