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・本編
208 9月行事──【総合体育祭】午後の部──【借り物競争:運命の引き寄せ】
9月行事──【総合体育祭】午後の部──【借り物競争:運命の引き寄せ】
【借り物競争:運命の引き寄せ】
2年∶草光∶拳∶人間∶ゲットメラ・ドンゲット∶ゲッタン
3年∶闇∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ
1年∶光雷∶杖∶ゴブリン∶ミラくん∶ベベルティニ・ミッラ
3年∶炎∶剣∶犬獣人∶リィちゃん∶グリィ・タンリィ
3年∶聖∶弓∶人間∶マル∶ワィーレ・マルゥメ
1年∶雷∶体∶魔造人形∶ギャルン∶ギ・マ・ル
2年∶光炎∶棒∶猿獣人∶コウ・テンゲ∶テンちゃん
3年∶炎∶杖∶狐獣人∶リーナ∶ラゲ・キリィナ
1年∶土∶爪∶犬獣人∶ポチくん∶タヌァカ・ポチチ
お題箱の中に入ってる一部、難題かつ変な内容を手に走者達は一斉に走り出す!
【ゲッタンのお題∶『全属性の魔力がこもったお弁当の残り』】
ゲッタンは即座に観客席へ走り、モチくんとメレくんを確保。二人が配っていた[属性変化マカロン]のクズをサッと回収し、「これで全属性網羅です!」とクールにゴール。審判も「……まあ、理屈は通っている」と合格!
【カッチャンのお題:『この世で一番禍々しいもの』】
カッチャンは「フハハ! そんなもの簡単、我の存在そのものよ!」と自信満々に自分を指すが審判に「お前は本人だろ」と却下され焦ったカッチャンは、近くで燃え尽きていた眼鏡君の[没になった同人誌のネーム]を強奪。
「あああ! それは某の『黒歴史』でござる! 見てはならぬぅぅ!!」
審判が中身をチラ見した瞬間、あまりの業の深さに顔を青くして「……確かに禍々しい(精神的に)。合格」と判定したとか。
【ミラくんのお題:『自分を一番怖がらせるもの』】
ビクビクしながら引いたミラくん。お題を見た瞬間、泣きながら走った先は──特等席で見守っていたヴォン先輩。
「ひぃぃ! 先輩、ごめんなさい、ちょっとだけゴールまで来てくださいぃ!」
ヴォン先輩は無言で立ち上がり、威圧感MAXでミラくんの後ろを歩いていく──……追いかけられる恐怖でミラくんが新記録を叩き出し、ぶっちぎりの1位ゴール。あれ、午前の部で既視感が……?
ミラくんヴォン先輩と相性良い「やめてくださいっ!」──おっと、俺の感想に言ってくるなんてやるねぇ。もしかしたら特異点の素質あるかもよ。
【リィちゃんのお題:『猫の手』】
「そんなの簡単だ!」と、1年生のレックン∶猫獣人を抱きかかえてダッシュ。
しかし、レックンが「オレ、手だけじゃなくて全身持っていかれてる!」と暴れたため、ゴール前で二人で転んでしまい、ポチくんに抜かれるという珍プレーに。
【マルのお題∶『一番大切な人』】
会場が一番静まり返り、そして爆発した瞬間です。
お題を見たマルは、一瞬だけケースの方を見た。けど、ケースもマルに頷き彼を見送る。
マルが駆け寄ったのは、実況席の下で警備をしていたワーチャン。
「ワグーッツン一緒に来て! 僕の『一番』になって!」
一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした後、この上なく優しい、でも少し得意げな顔で笑います。
「……光栄だな。最高のゴールを見せてやるよ」
ワーチャンがマルをひょいとお姫様抱っこし、《水龍》に乗ってゴール! 会場に居る女性陣達から羨ましそうな声が聴こえたなー!
【ギャルンのお題∶『使いかけの醤油』】
ただの醤油ではなく使いかけ……そんなよく分からないものがあるのか、ギャルンは【会場内】を見渡しながら《サーチ》を始める。
「アッチ アル」
足からエネルギーを噴射して《サーチ》が引っかかった方へ飛ぶ、そこには不思議な仮面をつけた少年が懐から『使いかけの醤油』を出してた所だった。
「ソレ カシテ ホシイ」
「いいよ、はい。頑張ってきてね」
「『ヒナタ』また醤油持ってきたのかよ」
「ダメだった?」
「んまぁ、今回は役に立ったから良いのか……?」
そんな彼らのやり取りを背にゴールに向かったギャルンだった。
【テンちゃんのお題∶『ギャルのパンティー』】
「ウキキ、困ったな、確かに女子は多いけどー!」
まさかの下着を要求で固まるテンちゃん。
【会場内】の女性陣もこのお題には引いてる。
『そこのキミー!』
『ウチラのならあげるよー?』
少し遠目にキャイキャイはしゃぐ二人のギャルに会場中が色んな反応を見せる。
テンちゃんはとりあえずその二人に来てもらって、ゴールしてから審判に彼女達の脱ぎたての下着を渡す事に。
ちなみに、輪っかになった【カーテン内】で脱いでもらって渡す形式、昔そんな番組があったとかなんとか。
判定の結果合格!
【リーナのお題∶『今大好きな人』】
それを見たリーナは全身の毛を逆立てる!
「居ないわよ! そんな相手!!」
【会場内】に響く彼の悲痛な? 叫びがこだました。そんな時──「俺が一緒にゴールしてやるぜっ!」とゴールに居たリィちゃんが尻尾をパタパタさせながら笑顔でリーナを引っ張る!
「あ、アンタ、ちょっと、勝手に!」
「俺はリーナのこと好きだぜ!」
「アンタ……意味分かってないわね?!」
そんな微笑ましいやり取りが行われながらもゴールし、判定は合格!
リィちゃんは友達として大好きと思ってきた、リーナは恋人の大好きだと思ってたけど、友達の大好きでもオッケーとなって、リーナの頭からプスプスと湯気が出ていた。それをみたリィちゃんはバカっぽい笑顔でリーナを見るがリーナはそっぽ向いてしまったとか。
【ポチくん∶『最高級魔石』】
「匂いを嗅ぐワン!」
空気中に漂う微細なマナを感じ取ってポチくんが向かった先には──
「くんくん、ココから匂うワンッ!」
「わ、可愛いワンちゃんですよ!」
「ほんとだね。君どうしたの?」
【校庭】から出て【講堂】近くの露店をみていた男性二人のもとにポチくんは居た。来た理由を話すと背の高い方の男性は少し驚きながら鞄から[魔石]を一つ取り出してポチくんに渡した。
お礼を行って猛ダッシュするポチくんはゴール手前で転んだリィちゃん達を抜いて判定でも合格!
さて、順位結果は──……
1【マルのお題∶『一番大切な人』】
2【ミラくんのお題:『自分を一番怖がらせるもの』】
3【カッチャンのお題:『この世で一番禍々しいもの』】
4【ポチくん∶『最高級魔石』】
5【リィちゃんのお題:『猫の手』】
6【ギャルンのお題∶『使いかけの醤油』】
7【リーナのお題∶『今大好きな人』】
8【テンちゃんのお題∶『ギャルのパンティー』】
9【ゲッタンのお題∶『全属性の魔力がこもったお弁当の残り』】
となった、にしても変なお題が多かったな……また『あの人』達が入れたんじゃ……
【借り物競争:運命の引き寄せ】
2年∶草光∶拳∶人間∶ゲットメラ・ドンゲット∶ゲッタン
3年∶闇∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ
1年∶光雷∶杖∶ゴブリン∶ミラくん∶ベベルティニ・ミッラ
3年∶炎∶剣∶犬獣人∶リィちゃん∶グリィ・タンリィ
3年∶聖∶弓∶人間∶マル∶ワィーレ・マルゥメ
1年∶雷∶体∶魔造人形∶ギャルン∶ギ・マ・ル
2年∶光炎∶棒∶猿獣人∶コウ・テンゲ∶テンちゃん
3年∶炎∶杖∶狐獣人∶リーナ∶ラゲ・キリィナ
1年∶土∶爪∶犬獣人∶ポチくん∶タヌァカ・ポチチ
お題箱の中に入ってる一部、難題かつ変な内容を手に走者達は一斉に走り出す!
【ゲッタンのお題∶『全属性の魔力がこもったお弁当の残り』】
ゲッタンは即座に観客席へ走り、モチくんとメレくんを確保。二人が配っていた[属性変化マカロン]のクズをサッと回収し、「これで全属性網羅です!」とクールにゴール。審判も「……まあ、理屈は通っている」と合格!
【カッチャンのお題:『この世で一番禍々しいもの』】
カッチャンは「フハハ! そんなもの簡単、我の存在そのものよ!」と自信満々に自分を指すが審判に「お前は本人だろ」と却下され焦ったカッチャンは、近くで燃え尽きていた眼鏡君の[没になった同人誌のネーム]を強奪。
「あああ! それは某の『黒歴史』でござる! 見てはならぬぅぅ!!」
審判が中身をチラ見した瞬間、あまりの業の深さに顔を青くして「……確かに禍々しい(精神的に)。合格」と判定したとか。
【ミラくんのお題:『自分を一番怖がらせるもの』】
ビクビクしながら引いたミラくん。お題を見た瞬間、泣きながら走った先は──特等席で見守っていたヴォン先輩。
「ひぃぃ! 先輩、ごめんなさい、ちょっとだけゴールまで来てくださいぃ!」
ヴォン先輩は無言で立ち上がり、威圧感MAXでミラくんの後ろを歩いていく──……追いかけられる恐怖でミラくんが新記録を叩き出し、ぶっちぎりの1位ゴール。あれ、午前の部で既視感が……?
ミラくんヴォン先輩と相性良い「やめてくださいっ!」──おっと、俺の感想に言ってくるなんてやるねぇ。もしかしたら特異点の素質あるかもよ。
【リィちゃんのお題:『猫の手』】
「そんなの簡単だ!」と、1年生のレックン∶猫獣人を抱きかかえてダッシュ。
しかし、レックンが「オレ、手だけじゃなくて全身持っていかれてる!」と暴れたため、ゴール前で二人で転んでしまい、ポチくんに抜かれるという珍プレーに。
【マルのお題∶『一番大切な人』】
会場が一番静まり返り、そして爆発した瞬間です。
お題を見たマルは、一瞬だけケースの方を見た。けど、ケースもマルに頷き彼を見送る。
マルが駆け寄ったのは、実況席の下で警備をしていたワーチャン。
「ワグーッツン一緒に来て! 僕の『一番』になって!」
一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした後、この上なく優しい、でも少し得意げな顔で笑います。
「……光栄だな。最高のゴールを見せてやるよ」
ワーチャンがマルをひょいとお姫様抱っこし、《水龍》に乗ってゴール! 会場に居る女性陣達から羨ましそうな声が聴こえたなー!
【ギャルンのお題∶『使いかけの醤油』】
ただの醤油ではなく使いかけ……そんなよく分からないものがあるのか、ギャルンは【会場内】を見渡しながら《サーチ》を始める。
「アッチ アル」
足からエネルギーを噴射して《サーチ》が引っかかった方へ飛ぶ、そこには不思議な仮面をつけた少年が懐から『使いかけの醤油』を出してた所だった。
「ソレ カシテ ホシイ」
「いいよ、はい。頑張ってきてね」
「『ヒナタ』また醤油持ってきたのかよ」
「ダメだった?」
「んまぁ、今回は役に立ったから良いのか……?」
そんな彼らのやり取りを背にゴールに向かったギャルンだった。
【テンちゃんのお題∶『ギャルのパンティー』】
「ウキキ、困ったな、確かに女子は多いけどー!」
まさかの下着を要求で固まるテンちゃん。
【会場内】の女性陣もこのお題には引いてる。
『そこのキミー!』
『ウチラのならあげるよー?』
少し遠目にキャイキャイはしゃぐ二人のギャルに会場中が色んな反応を見せる。
テンちゃんはとりあえずその二人に来てもらって、ゴールしてから審判に彼女達の脱ぎたての下着を渡す事に。
ちなみに、輪っかになった【カーテン内】で脱いでもらって渡す形式、昔そんな番組があったとかなんとか。
判定の結果合格!
【リーナのお題∶『今大好きな人』】
それを見たリーナは全身の毛を逆立てる!
「居ないわよ! そんな相手!!」
【会場内】に響く彼の悲痛な? 叫びがこだました。そんな時──「俺が一緒にゴールしてやるぜっ!」とゴールに居たリィちゃんが尻尾をパタパタさせながら笑顔でリーナを引っ張る!
「あ、アンタ、ちょっと、勝手に!」
「俺はリーナのこと好きだぜ!」
「アンタ……意味分かってないわね?!」
そんな微笑ましいやり取りが行われながらもゴールし、判定は合格!
リィちゃんは友達として大好きと思ってきた、リーナは恋人の大好きだと思ってたけど、友達の大好きでもオッケーとなって、リーナの頭からプスプスと湯気が出ていた。それをみたリィちゃんはバカっぽい笑顔でリーナを見るがリーナはそっぽ向いてしまったとか。
【ポチくん∶『最高級魔石』】
「匂いを嗅ぐワン!」
空気中に漂う微細なマナを感じ取ってポチくんが向かった先には──
「くんくん、ココから匂うワンッ!」
「わ、可愛いワンちゃんですよ!」
「ほんとだね。君どうしたの?」
【校庭】から出て【講堂】近くの露店をみていた男性二人のもとにポチくんは居た。来た理由を話すと背の高い方の男性は少し驚きながら鞄から[魔石]を一つ取り出してポチくんに渡した。
お礼を行って猛ダッシュするポチくんはゴール手前で転んだリィちゃん達を抜いて判定でも合格!
さて、順位結果は──……
1【マルのお題∶『一番大切な人』】
2【ミラくんのお題:『自分を一番怖がらせるもの』】
3【カッチャンのお題:『この世で一番禍々しいもの』】
4【ポチくん∶『最高級魔石』】
5【リィちゃんのお題:『猫の手』】
6【ギャルンのお題∶『使いかけの醤油』】
7【リーナのお題∶『今大好きな人』】
8【テンちゃんのお題∶『ギャルのパンティー』】
9【ゲッタンのお題∶『全属性の魔力がこもったお弁当の残り』】
となった、にしても変なお題が多かったな……また『あの人』達が入れたんじゃ……
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※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。