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211 10月行事──【合同軍事演習】1

(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)小隊メンバー数が多いので
https://www.alphapolis.co.jp/novel/348562813/242003161/episode/10873202
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 10月行事──【合同軍事演習】

【総合体育祭】を見に来たお偉いさんからの依頼で国境付近の【忘却の渓谷】って所に大量の魔物が湧いたらしい。
 あ、目黒です。
 んで、【高等部】からはトマ先輩が全体の指揮をするって事で国から集められた騎士や兵士達も集まった。

 まだ【渓谷】に魔物達が来るには1日は掛かるってことで3箇所のうち、両側の2つに沼の罠と《氷》と《土》での壁を作って1箇所に集めて倒す、手筈になった。

 兵士団の人達は【総合体育祭】の事も知らないとかで皆『なんでこんな大変な時に子供達が……?』『俺の子供ぐらいの子達か、守ってやらないとな』と思ってるみたいだったね。

 こっちの各隊はこんな感じ。

【前衛:金剛ユニット】
メンバー: ケース(聖)、イデチャン(雷)、ダダくん(土)、リィちゃん(炎)
 最前線で魔物の突進を食い止める「盾」と「矛」。

【中衛:掃討ユニット】
メンバー: マル(聖/光)、メイチャン(光)、ルイ(炎)、ビビ(雷)
 前衛が漏らした魔物や、空中の敵を魔法射撃で殲滅する。

【後援:治癒・供給ユニット】
メンバー: ワッチン(水)、ポロン(草)、カレー(月)、ミナート(デバッグ/情報)
 負傷者の治療、魔力回復の陣の維持。

【遊撃:隠密・攪乱ユニット】
メンバー: カッチャン(闇)、ゲッタン(草/光)、ヤァヤ(闇/光)、眼鏡君(草)
 敵の指揮官個体を特定し、奇襲・暗殺。


【土・氷属性:工兵小隊(3~4組)】
 役割: 渓谷の出口に「物理的な壁」や「氷の落とし穴」を秒速で構築。
 重要性: 魔物の足を止め、前衛ユニットが戦いやすい土壌を作ります。
【風・音属性:伝令・索敵小隊(2~3組)】
 役割: 風魔法でトマの声を戦場全体に響かせ、上空から敵の増援を監視。
 重要性: 「トマの耳目」となり、情報の遅延をゼロにします。
【聖・水属性:救護・浄化小隊(2~3組)】
 役割: 兵士や生徒が魔物の毒や呪いを受けた際、即座に中和。
 重要性: 前線の「戦線離脱」を防ぎ、持久戦を可能にします。
【無属性・魔導具:物資補給小隊(1~2組)】
 役割: 矢や魔力ポーションを魔法の転送陣で各地点へ送り届ける。

 って事で今回も名前付きモブが増えたらしいよ。全18小隊70名近くって……ま、今回はもふわっと見てくだけって聞いてるから色んな所で戦ってるんだなぁって感じでやっていく、らしいよ。

 
 数十年に一度の「大移動──マイグレーション」により、強力な魔物の群れが人里へ向かって南下中。
 国の正規兵士団と協力し、渓谷の出口で魔物を完全に封じ込める「防衛陣」を構築・維持する。
 今回はエル級が使える者は使っていい、なんせ人命がかかってるからね、バンバン使えって、その為に[高級ポーション][魔塩]などの補給は充実、少しでも怪我したら後ろにさがって《光属性》達に治してもらえる、常に伝令が聴こえる状態で味方、敵の状況把握など、分かりやすくなってる。

 各部隊は各兵士団の近くに配置され、お互いをサポートするようになってる。この時点では大人達は子守だと思ってる人も多いらしい。
 高1のトマ先輩の指示も少し抵抗があるオトナ達も居るみたいだけどね。彼らの上司からちゃんと聞くようにって言われてるから大丈夫だろう。


──《クレイ・リス》
──《キャッスル・ヴァル》
──《ウォール・リス》

──よし、これで大丈夫そうだね。
──壊れたらすぐに直せばいいしね!

──な、こんな完璧な壁を数秒で……
──私達だったら数ヶ月はかかりますよ……

 頑丈な壁を作るだけでも普通は骨組みをいれて、そこに土を入れて外壁を作ってって手間がかかるんだ。それを呪文を唱えるだけで、彼ら生徒たちは余裕といった表情。
 大人達が驚いてるのはそれだけじゃない、本来ヴァル級──上級魔法を唱えるだけでも物凄いマナ消費があって、普通の魔法師なら3人それ以上必要──というのが彼らの常識だった。

【第2小隊】のリーダーエマは他の壁に大量の《水魔法》をぶっかけて、他の人がすぐさま《凍らせて》強度な壁を作る。
2年∶水∶ペンダント∶人間?∶エマ∶トルーェマ
 
【第4小隊】の隊員ポチくんは臭いを嗅いで地盤が丈夫な所とか選んでむしろダメそうな所は敵が来た時に落とし穴として使うように、他の人達に伝えてるね!
1年∶土∶爪∶犬獣人∶ポチくん∶タヌァカ・ポチチ

 
「第1小隊、予定より3秒遅い。第3小隊、右翼の防壁を5%強化しろ」
「「はっ」」

 トマ先輩も各小隊に指示を出しては各兵士団にも同時に飛ばしてる。


──で、伝令っ、伝令!!

「影──影這い系の魔物達がこちらの予想よりはやく、砦から見える位置まで──」
「分かった。こちらの予定通り各自私の指示で動いてもらう!【金剛ユニット】ならび【土・氷:工兵小隊】も敵を足止めしろ!」
『『はいっ!』』


【戦域:忘却の渓谷】
 地形: 巨大なV字型の峡谷。両脇は切り立った断崖絶壁、高さは100m以上。
 広さ: 全長約5km。出口──防衛ラインの幅は約500m。
 特徴: 谷底には強風が吹き荒れ、魔物の咆哮が反響する。出口を抜けると豊かな人里──平原が広がっている、ここが最終絶対防衛線となる。
【『殲滅の格子──キリング・グリッド』布陣】
 トマ先輩は出口付近を3つのエリアに分け、各小隊をパズルをはめるように配置した。
【Aエリア:最前線・V字の出口】
 魔物を直接食い止める、最も過酷で重要なエリア。
 中央:【前衛:金剛ユニット】(第1小隊~第4小隊を統括)
 ケース、イデチャンたちが魔物の突進を正面から受け止める。
 両翼:【土・氷:工兵小隊】(第1~第4小隊)
 断崖のキワに陣取り、土壁や氷の壁で「魔物の通り道」を狭く絞り込む──キルゾーンの形成
【Bエリア:中段・防衛陣地内】
 前衛の頭越しに広域殲滅を行うエリア。
 中央高台:【中衛:掃討ユニット】(トマ先輩の直下)
 マル、メイチャンたちが砲台となり、絞り込まれた魔物を一網打尽にする。
 左右の崖上:【風・音:伝令・索敵小隊】(第5~第7小隊)
 上空から崖を登ろうとする魔物を撃退しつつ、トマ先輩の指示を風に乗せて全戦場へ飛ばす。
【Cエリア:後方・司令部周辺】
 補給と治療、そして「自由組」が控える最終ライン。
 後方広場:【後援:救護・物資ユニット】(第8~第12小隊)
 ミナート、カレー、ワッチンたちが負傷者の治療と弾薬補充を急ぐ。
 遊撃待機:【自由組】(第13~第18小隊)
 ワーチャンやユーキたちが、防衛線が突破されそうになった地点へ即座に急行する「火消し」役。
【特殊運用:敵陣深く】
【遊撃:隠密・攪乱ユニット】(カッチャン、ヤァヤ、ゲッタン、眼鏡君)
 陣形には加わらず、影に潜んで渓谷の奥──敵の背後へ侵入。ボスの首を狙う。

 もらった資料はこんな感じだね。
 いつかの影に凄む魔物が居たけど一番最初に攻めてきたね。とりあえず《氷魔法》で地面や壁の影をほとんど無くしつつ、【前衛:金剛ユニット】が戦いやすく誘導する。

──《ミラー・ヴァル》!
──《アイス・リス》!
──《グレイシア・ヴァル》!!

──我々も行くぞ!
──応ッ


 魔物の大軍隊が目視でも分かるぐらい砂埃をあげて迫ってくる。この辺出身の兵士達はその脅威さに青い顔になってるが、生徒達はなんか、ウキウキしてる。そりゃもう、魔法をぶっ放したくて!
【BL学園内】では試合があっても毎回、使える級が決まってたり1割の力制限とかかかってるから、こうやって開放的な魔法をぶっ放せるってのは皆ワクワクしてるんだよね。

【前衛:金剛ユニット】
3年∶聖∶弓∶人間∶ケース∶ワィーレ・ケース
3年∶雷∶拳∶豚獣人∶イデチャン∶ヨヲ・ワ・ゲェイデ
3年∶土∶鎚∶ドワーフ∶ダダくん∶ドーンガ・デァダダ
3年∶炎∶剣∶犬獣人∶リィちゃん∶グリィ・タンリィ

《氷魔法》で周囲の影がない戦場で影に潜められない魔物達は牙を剥き出しに突進してくる……!

「じゃあ! 行くよー!」
「応ッ!」

 リィちゃんのいつもの掛け声と共に最前線でのぶつかり合いが始まった。

「斬り込めー!《エル・フェニックス・ブレイブ》!」
「《エル・トール・デストロイヤー》!!!!」
「《グランド・ヴァル》!!」
「《レイ・リス》!」

 うん、眩しっ、ちゅどーんといたる所から大爆発、魔物の残骸が飛び散る。後に続こうとしてた各兵士団の足が止まる。

──な、なんて凄さだ
──あの技を1人で使ってそのまままた戦ってるなんて信じられない。
──ただの子供達と思ってたのは駄目だな、立派な戦士達だ……!
──我々は彼らのサポートにまわれ!


【魔物の群れ:『忘却の災厄』】
【雑魚:岩殻の餓鬼】
 数: 約3,000体
 特徴: 渓谷の岩に擬態する小鬼。皮膚が非常に硬い岩石で覆われており、並の剣や火球は弾かれます。
 狙い: 数で押し寄せ、防衛線の「壁」を物理的に削り取る。
 対抗策: ケースの衝撃波や、イデチャンの電撃(岩の隙間に通す)など、高出力の「ヴァル級物理・貫通魔法」が有効。

──《テンペスト・ヴァル》!
──水よ!《エル・ポセイドン》!!
──《エル・ゼウス》ッ

 他の生徒達も魔法をバンバン撃って雑魚とはいえ数が多い敵を《風》で集めて《水濡れ》させて《雷》で全滅して、いい連携が取れてるね!


【中ボス(空軍):翼持つ捕食者】
 数: 約500体
 特徴: 巨大な猛禽類に蛇の尾が生えた魔物。上空から「魔力を吸収する霧」を吐き出し、遠距離魔法の威力を減衰させます。
 狙い: Bエリアの【掃討ユニット】を上空から急襲し、砲撃を止めさせる。
 対抗策: メイチャンの光速射撃や、第5~7小隊(風・音属性)による空中迎撃。
【風・音属性:伝令・索敵小隊】
【第5小隊】
3年∶風∶爪∶鴉獣人∶ユーくん∶ガラ・ユーラタ
2年∶雷∶脚∶兎獣人∶エリちゃん∶ラスクール・ギエリ
1年∶風∶扇子∶エルフ∶ハマちゃん∶ハマッレャ・カワッメ
2年∶風氷∶魔石∶妖精∶テニャ∶ダイャマル・ティニャ

「私が空にいる限り《スカイ・ビジョン・ヴァル》!《テンペスト・ヴォルテックス・ヴァル》お前達に好き勝手にさせない……」
「空を統べる静かなる翼、万象を運ぶ目に見えぬ奔流よ。乱れたる因果を風にのせ、あるべき場所へと還そう。智慧の栞を今ここに。嵐よ、運命の頁をめくれ……。《エル・ストーム・ブリンガー》!!」

 空からの翼持つ捕食者による攻撃に、ほぼユーくん1人で殲滅しちゃったよ。
 敵の遠距離魔法の威力を減衰させるがあるけど、ユーくんの場合そこら辺の岩や木々の破片とか相手に刺したりして魔法だけの攻撃じゃないからいけたんだな。
 空の警戒はほぼ、ユーくんに任せる事に。

──先輩かっけー……
──俺達も負けてられねぇな!
──うんっ!

──彼は化け物か
──あり得ない、少年1人で翼持つ捕食者を相手になんて……!


【中ボス∶強襲:影這いの大百足】
 数: 50体∶エリート個体
 特徴: 全長10mを超える巨体。影の中に潜り込み、地形を無視して移動する。
 狙い: 防衛線を潜り抜け、Cエリアの救護・補給班を直接狙う。
 対抗策: カッチャンやヤァヤの闇魔法で「影から引きずり出す」、あるいはミナートが解析して潜伏場所を特定する。
【遊撃:隠密・攪乱ユニット】
3年∶闇∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ
2年∶草光∶拳∶人間∶ゲットメラ・ドンゲット∶ゲッタン
1年∶光闇∶魔銃∶エルフ∶ヤァヤ∶ヤァヤメル・ソム
1年∶草∶筆杖∶人間∶眼鏡くん、カミッチ氏∶クサ・カゥーラ・カミッチ
【聖・水属性:救護・浄化小隊】
【第10小隊】
3年∶光水∶杖∶妖精∶キラっち∶フリアャラト・キラキラ
1年∶光雷∶杖∶ゴブリン∶ミラくん∶ベベルティニ・ミッラ
1年∶光∶鎚∶亀獣人∶ユンくん∶ユン・ユ・ユン
2年∶光水風∶杖∶ノーム∶メロン∶スェーシ・メロント


「あっ! 影の波形を見つけたよぉ! 3秒後に左から出る!」

 ミナートの《解析》による座標を《全共有》ヤァヤが魔銃で《影を固定する弾》を撃ち込み、敵を実体化させると──

「ククク……我が領域へようこそ」
 
 カッチャンがカッコつけながら不敵に嗤いながら魔刀で魔物の足を全て斬り!

──うわああっ、気持ち悪いー!! こっち来ないでッ《ライトニング・ヴァル》
──ミラくん凄い威力だったよ!
──へっ、えっ?

 ミラくんが気持ち悪い動きをしてた魔物相手にパニックを起こしながらも的確に敵を殺していく、それを仲間に褒められてた。
 なんか眼鏡君静かじゃない……? って思って見たら、味方が余裕すぎて皆の戦う姿──他の場所でもミナートが映像を送ってくるのもあって──スケッチを黙々と描いてる、まぁ、ある意味ひ、必要なのかもしれない。

──後ろが狙われていたのか?! あの子供たちの連携、目でも追えん……!
──鼠殿達が居なければ危なかったな




──《ロケットパンチ・リス》
──《チクビーム・ヴァル》
──ギャルンの技って個性的だよな
──マスター スキ ダッタカラ《ドリルミサイル・リス》

──吹っ飛ばすよ~《ゴロゴロ・リス》
──うわー、またガドーくんが敵を跳ね飛ばしてる
──吹っ飛んだ敵は我々が対処します!

──プキュー!
──聖獣様!
──助かります……傷跡がない、凄い
──ププ~プキュ~♪
──ち、力が湧いてくる……!

──闇に呑まれよ《エル・エレシュキガル》フ、決まったな

──すぐ治すから《エル・グラティア》
──みんな頑張って《エル・オーラ》!

 各場所から色んな声とコッチが余裕のよっちゃんだね!
 でも空が紫かがっていくのは不吉……かもな

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