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・本編
228 5月──【校外演習∶古の聖域調査】聖遺物3つ
5月──【校外演習∶古の聖域調査】聖遺物3つ
マル達がユイ先生達と合流するとそこには──
「さっきまであんなに仲良くしてたじゃないかっ!」
「ど、どうしたらいいんだよ、」
「攻撃しちゃいけないよな、でも……このままじゃ……」
──グルルルッ!!
──ガァアアア!!!!
──プルル……グ、ガ、……ギギィギ……!!
──((魔物達が攻撃してきたらあんなに可愛がってたくせに攻撃するのか?))
さっきまでファンシーほのぼのだった場所にいた可愛い魔物達が、他の生徒達を襲っていた。
彼らの見た目は紫色の煙を纏うと骨が鳴る音と共に唸り声を上げて苦しそうに目を瞑って耐えるが、しだいに生徒達よりも体が大きくなっていく。地面に爪をたて、生徒達を威嚇し始めた。
【夢喰いのパピヨン・テディ(精霊種)】
【Before】背中に蝶の羽が生えた、手のひらサイズの「動くぬいぐるみ」のようなクマ。鼻を鳴らして生徒の膝に乗り、悪い夢やストレスを食べてくれる癒やし系。
【After】「悪夢の増幅者」へ変貌。羽が鋭利なカミソリ状になり、サイズも熊本来の大きさに。食べたストレスを「負の衝撃波」として吐き出し、周囲の生徒に「精神的な絶望感(デバフ)」を振りまく。
【旋律の鈴鳴り小鳥(風・音種)】
【Before】尾羽が五線譜のような模様の小鳥。鳴き声が「風鈴」のように涼やかで、彼らが歌うと周囲のマナが安定する、聖域の調律師。
【After】「超音波の暗殺者」へ変貌。目つきが鋭くなり、可愛かった歌声が「鼓膜を裂く超音波」に。羽を振るだけで《真空の刃》を飛ばし、音を反響させる礼拝堂エリアでは回避不能な広域攻撃を仕掛けてくる。
ヤッシーくんとヌヌくんのセッションで、この『不協和音』をかき消さないと、全員耳がやられちゃうね。
【虹色のアロマ・スライム(水・草種)】
【Before】キャンディのようにカラフルで半透明なスライム。常に良い香りを漂わせ、触ると「ぷにぷに」して冷たくて気持ちいい。ルルくんとも仲良くなれそうな子。
【After】「溶解の腐食スライム」へ変貌。色がドス黒い紫に濁り、良い香りが「意識を失わせる毒ガス」に。粘着性が増し、触れるもの全てを腐らせる強酸性へと変化。物理攻撃が効かず、床一面に広がって足場を奪ってくる。
ルルくんが「るるの友達をいじめないで!」って泣きながら、自分の体で毒を吸収して浄化しようとするけど、危ないからってケースが止めた。ケースはマルに気づき何があったか聞いてる様だった。
【星屑のガーディアン・タートル(土・光種)】
【Before】甲羅が「夜空の星座」のように光る、子犬サイズのカメ。動きがゆっくりで、生徒が座っても怒らない。甲羅からお花が咲いていることもある。
【After】「暴走する重戦車」へ変貌。甲羅が岩石のように巨大化し、突進速度が異常にアップ。甲羅の星座から「全方位レーザー(偽りの聖光)」を乱射し、硬すぎて生半可な攻撃では傷一つつかない鉄壁の障害物になる。
さっきの青い花……あれって[マネヌーン]か。
──……こいつの硬さ、普通じゃない。ケース、俺が抑える。お前は……その『中身』を救う方法を探せ。
──うん。わかったけど、……どうすれば、あ。みんな! 聴いてくれー!
どこもかしこもパニックになってる。調査員の中にもこの状況に混乱してる人とニヤリと笑うヤツがいた。
俺はテック先生にその事を話すと「分かった。調査員は怪しいと思ってたから確信が持てた。お前はユイ先生の所に」って事で3班に戻る。
「マルくんが魔物達は偽物の聖遺物でこうなっちゃったって言うから、魔物達に危害を加えるんじゃなくて保護する様にって、皆に言ってたよ」
「俺らは調査員達が言うには別の所にも聖遺物を発見したらしい。で、そこに向かう事になった。確か1~5班までで他はコッチの魔物をおさえる」
──なにぃ?! 我は行かねばっ!
──魔物をおさえるなら、摩擦属性持ってる人! 集まってくれ!
何人かが《ゼロ・フリクション》地面の摩擦をゼロにして、デンくんが《スライド・ヴァル》見えてる範囲の摩擦を消去。魔物達は攻撃を空振りし続ける。ゴゴくんも摩擦と罠を使って魔物達を保護!
1年A組∶摩擦罠∶笛鏡∶ゴブリン∶ゴゴくん∶ゴブル・ルゴァ
1年C組∶摩擦紫電∶短杖弓∶魔族3∶デンくん∶ゴバザッドル・デンケルバ
──結界属性はコッチ!
モブ生徒たちが集まり、《合唱魔法》で《アヴァロン・ヴァル》呪い系を弾こうとしてるけど、高次元類の紫の煙には効いて無いようで魔物達はまだ凶暴化している。
《キューブ・リス》…敵を透明な立方体の中に閉じ込める
《ドーム・リス》…仲間全員を包み込む半球状の防護壁
で、自分達や魔物達を隔離する。
──傷つけないような罠で捕獲を!
網等で魔物達を捕まえてる。
1年B組∶炎罠∶剣弦∶ドワーフ∶ガラくん∶ラバド・ガラ
1年C組∶罠反射∶斧太鼓∶リザードマン∶アッシュ∶ヌスゥェーア・シュルルセ
──突進してくるのか! 盾や土で俺達を守ってくれ!
各場所で魔物対応してる人達の所に向かう!
1年E組∶風土∶爪盾∶鳥獣人∶ソラクン∶ソラ・ラッサッレ
1年A組∶氷土重力∶鎚本∶ドワーフ∶マーくん∶ラカッド・インャマ
1年A組∶土草聖∶槍双剣∶エルフ∶ジュリ∶シュンリ・ジュリーワ
1年C組∶吸収土∶魔銃玉∶竜人∶レガくん∶レガード・ノッォード
1年D組∶土反射∶短剣剣∶ダークエルフ∶ウーくん∶リ・ウェディ
1年D組∶土毒∶杖大剣∶ドワーフ∶ニュー∶アャヤサ・ニューデラ
1年E組∶土時空∶鎚刀∶ドワーフ∶ダダくん∶ドーンガ・デァダダ
1年E組∶光土胞子∶拳鎚∶猪獣人∶リギアくん∶ダッァッド・リギア
──この子、怪我してる回復しなきゃ!
──オレも怪我した!
1年B組∶光水再生∶杖短杖∶妖精∶キラっち∶フリアャラト・キラキラ
1年C組∶雷光磁気∶尻尾糸∶鯱獣人∶ナドくん∶ナグールッバ・ドレーィ
《治療回復》を出来る子達も忙しそうに働く。
──((さっきのハムスター、アイツも俺を襲ってきた。……殺すのは簡単だ。何度も殺ってきた……・・・駄目だ。自分は──))
──君、危ない!《シェル》! 大丈夫?! 他の班のヒト達が原因解明に行くって言ってたから僕達でココを魔物達も守ろう!
──・・・ありがとう。そうだな、やれる事はやらないと
──君っ、何処へ?!
──自分のやるべき事を。俺の名前はガドル・ベルク、あんたは、
──僕はE組のロベルトだよ。ロベルト・ラルルグ、頑張ってきてね!
1年E組∶水草∶魔導具弓∶人間ノ∶ラル∶ロベルト・ラルルグ
1~5班が集まり聖域の中にはいるとそこは【迷宮化】していた。ついてきた調査員達もまさか! と驚いてる。俺がテック先生に怪しいと伝えた人達はメイチャンに祓ってもらうと彼らは気絶したので縛って置いてる。
やっぱりセリァナラの部下──簒奪者達が調査員達をのっといて操ってたらしい。
何が目的なのか分からないが──そういや……
それより各班行動しようとしたけど一部、《転移座標》がズレて別の班の所へ。
【鏡面回廊──クリスタル・コリドー】
場所: 入口から続く、巨大な魔導水晶が並ぶ通路。
ギミック:【真実を映す拒絶】
水晶が「侵入者の魔力」を鏡のように反射して、自分と同じ属性の攻撃を撃ち返してくる!
1年A組∶聖星刻∶弓単杖∶人間ノ∶ケース∶ワィーレ・ケース
1年A組∶水氷透視∶杖鏡∶エルフ1∶ワーチャン∶トィン・ヌルィニ・ワグーッツン
ここは結構厄介だな。
いくつもの[魔導水晶]が壁や天井にもある。
それが怪しく光るとワーチャンに向かって《水氷》が飛んでくる。彼は未来視で、無駄なく回避つつケースは《星詠の指揮棒》で反射光を星座のように繋いで無力化する。
その間に、ワーチャンが、《水氷透視》偽りの光を見抜き、真の[聖なる手鏡]を奪還。
【虚無の供物台──ヴォイド・アルター】
場所: 重力が乱れている、浮遊石が浮かぶ中央広場。
ギミック:【魔力枯渇の砂時計】
部屋の中央にある砂時計が落ち切るまで、マナを強制的に吸い取られるデバフエリア!
1年A組∶水吸収流記∶本∶スライム∶ルルくん∶ルル・プルルン
1年A組∶闇重力∶短剣柱∶ギガント∶ガドくん∶ガドル・ベルク
1年A組∶爆炎紫電恒星∶拳∶エレメンタル∶フレアくん∶フレア・ヴォルカ
ガドくんの《重力》で浮遊石を固定して足場を作り、フレアくんの《爆炎》を推進力にして砂時計を止めに行くさながら空中アクションみたいな展開で下にはルルくんが落ちてきたフレアくんを受け止める?
「わっ、あちち!」
「ゴメンゴメン!」
止めに行ったけど、ただぶつかっただけだったみたいでまだ砂が落ちていた。
──((こんな場所で時間を食うわけには行かない……!))
ガドくんが《重力》をねじ伏せ、吸い取られたMPを逆流させてそのまま[時の砂時計]を手にいれると外に出された。
外で待っていたマルに[時の砂時計]を渡すとガドくんは魔物達の所へ走っていく!
その道中で横から突進してきた魔物にぶつかりながらガドくんはその魔物を抱き抱える。
それは光るハムスター……だった個体だった。
今は苦しそうに唸り、ガドくんの手のひらサイズが豚ぐらいデカくなっていた。何処かに暴れて行かないように、ガドくんはその魔物を抱きかかえたまま耐える。
──ガドくんっ! みんな、こっち!
さっき《水魔法》を使ってくれたラルが数人の友達を連れてやってきた。
彼らはガドくんが抱える魔物を《結界》で保護したあと、ガドくんの怪我を治す。彼は「自分はいい……」とか言ってたけどほほ強制的に治療に。実際、かなり怪我してたからね。
──((本当に彼らが、……いや、今は関係ない事を考えるのはよそう。))
【さざめきの地下礼拝堂──エコー・チャペル】
場所: 聖域の地下。全ての「音」が物理的な衝撃波に変わる特殊な空間。
ギミック:【共鳴破壊の鐘】
一定以上の音量(魔力音)を出すと、聖域全体を揺るがす破壊音が鳴り響く!
1年B組∶光導光∶太鼓∶豚獣人∶ヌヌくん∶オィエモ・ハ・ヌヌ
1年B組∶音振動共振∶拡声器∶ハーフドワーフ∶ヤッシーくん∶YMDHZS・ヤッシ
1年B組∶血忘却∶拳糸∶魔造人形∶ユイ先生∶クルルイ・ユイルト
1年B組∶闇断鎖∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ
あ、(. ❛ ᴗ ❛.)がここはGeminiさんに書いてもらいました。って。
5月──【地下礼拝堂の不協和音:闇の咆哮と聖なるビート】
聖域の地下深く。冷たく湿った空気が肌を刺す【さざめきの地下礼拝堂】。
ここは、少しの足音さえも壁に反響し、鋭い衝撃波となって空気を震わせる異質な空間だ。
「……ここ、ヤバイぜ。オイラのスピーカーが勝手に共鳴してやがる」
「プン、チキ、……リズムが、狂う。不快な、音だね」
ヤッシーくんが拡声器【アイアン・ドレッド】を握り直し、ヌヌくんが太鼓のバチを構える。
部屋の中央には、禍々しい紫のマナを纏った巨大な【共鳴破壊の鐘】が鎮座していた。
聖遺物[黄金の杯]の呪いに呼応し、鐘が「ギギギ……」と不気味な低音を放つたびに、天井から石礫が降り注ぐ。
「ソレに触れては、イケません。一定以上の音量波形を検知シタ瞬間、ココは崩壊シマス。静寂を、維持して……」
ユイ先生が淡々と警告するが、その背後から「ククク……」という場違いな笑い声が響いた。
「案ずるな、聖なる人形よ。この場に満ちる『深淵のノイズ』……我が魔刀が、血を求めて疼いておるわ!」
「うわっ?! 9班のカッチャン?! なんでここにいんだよ!」
「クッ……我が“深淵の導き”が、この地に眠る大いなる闇を察知したのだ。案ずるな、この『不協和音』、我が真名の咆哮で上書きしてくれようぞ!」
ヤッシーくんの制止も聞かず、カッチャンが魔刀【宵闇の断罪】を抜き放つ。
「ちょ、カッチャン待て! ここでデカい声出したら──」
「聴けッ! 終焉の調べ!《極夜の鎮魂歌──ナイトメア・レクイエム》──ッ!!」
──ゴォォォォンッ!!!!!!
カッチャンの絶叫が礼拝堂に響き渡った瞬間、中央の鐘が真っ赤に発光。
鼓膜を突き破るような超重低音の衝撃波が、四方八方から襲いかかる!
「あぁぁぁもう! 始まったな?! ヌヌ、やるぞブラザー! 呪いの音をノイズキャンセリングだ!」
「分かった、よ!《天響の鼓動──ソーラー・ビート》──連打ッ!」
──ドンドコドコドコ!!
ヌヌくんが太鼓を激しく叩き、ヤッシーくんが拡声器で逆位相の音波をぶつける。
ユイ先生も指先から魔力の糸を伸ばし、空間の振動を論理的に繋ぎ止める。
「右、45度カラ衝撃波! ヌヌ、アクセントを……。ヤッシー、重低音デ、相殺シテ!」
「オゥヨ! 重低音の真髄、見せてやるぜ!」
聖なるビートとド派手な重低音が、呪いの鐘と真っ向からぶつかり合う。
その中心で、自分の出した音の跳ね返りに吹っ飛ばされたカッチャンが白目を剥いていた。
「……グフッ。よもや、我が咆哮がこれほどまでの物理演算を伴うとは……。だが、これでこそ我が宿敵……!」
「……(呆れながらシャッターを切る)。カッチャン、自爆してる場合じゃないよ。ほら、ヌヌくんたちが道を作った。鐘の奥にある[祈りの鈴]を回収するんだ!」
ロッグ先輩の指示で、フラフラのカッチャンが(なぜかドヤ顔で)鐘の背後にある[祈りの鈴]を掴み取る。
その瞬間、礼拝堂を支配していた狂気の共鳴がピタリと止まり、澄んだ鈴の音がシャラン……と響いた。
「……ふぅ。一時はどうなるかと思ったぜ。カッチャン、お前マジで勘弁しろよな!」
「フッ……。我が咆哮が、聖遺物を呼び覚ます鍵──トリガーとなったのだ。感謝するが良い……(鼻血を拭きながら)」
こうして3班(+乱入者)は、命からがら一つ目の遺物を手に入れたのだった。
なんとか無事に?[祈りの鈴]を手に入れて戻ってマルに渡すと彼は少し疲れた様子で受け取る。あと、2つか。
マル達がユイ先生達と合流するとそこには──
「さっきまであんなに仲良くしてたじゃないかっ!」
「ど、どうしたらいいんだよ、」
「攻撃しちゃいけないよな、でも……このままじゃ……」
──グルルルッ!!
──ガァアアア!!!!
──プルル……グ、ガ、……ギギィギ……!!
──((魔物達が攻撃してきたらあんなに可愛がってたくせに攻撃するのか?))
さっきまでファンシーほのぼのだった場所にいた可愛い魔物達が、他の生徒達を襲っていた。
彼らの見た目は紫色の煙を纏うと骨が鳴る音と共に唸り声を上げて苦しそうに目を瞑って耐えるが、しだいに生徒達よりも体が大きくなっていく。地面に爪をたて、生徒達を威嚇し始めた。
【夢喰いのパピヨン・テディ(精霊種)】
【Before】背中に蝶の羽が生えた、手のひらサイズの「動くぬいぐるみ」のようなクマ。鼻を鳴らして生徒の膝に乗り、悪い夢やストレスを食べてくれる癒やし系。
【After】「悪夢の増幅者」へ変貌。羽が鋭利なカミソリ状になり、サイズも熊本来の大きさに。食べたストレスを「負の衝撃波」として吐き出し、周囲の生徒に「精神的な絶望感(デバフ)」を振りまく。
【旋律の鈴鳴り小鳥(風・音種)】
【Before】尾羽が五線譜のような模様の小鳥。鳴き声が「風鈴」のように涼やかで、彼らが歌うと周囲のマナが安定する、聖域の調律師。
【After】「超音波の暗殺者」へ変貌。目つきが鋭くなり、可愛かった歌声が「鼓膜を裂く超音波」に。羽を振るだけで《真空の刃》を飛ばし、音を反響させる礼拝堂エリアでは回避不能な広域攻撃を仕掛けてくる。
ヤッシーくんとヌヌくんのセッションで、この『不協和音』をかき消さないと、全員耳がやられちゃうね。
【虹色のアロマ・スライム(水・草種)】
【Before】キャンディのようにカラフルで半透明なスライム。常に良い香りを漂わせ、触ると「ぷにぷに」して冷たくて気持ちいい。ルルくんとも仲良くなれそうな子。
【After】「溶解の腐食スライム」へ変貌。色がドス黒い紫に濁り、良い香りが「意識を失わせる毒ガス」に。粘着性が増し、触れるもの全てを腐らせる強酸性へと変化。物理攻撃が効かず、床一面に広がって足場を奪ってくる。
ルルくんが「るるの友達をいじめないで!」って泣きながら、自分の体で毒を吸収して浄化しようとするけど、危ないからってケースが止めた。ケースはマルに気づき何があったか聞いてる様だった。
【星屑のガーディアン・タートル(土・光種)】
【Before】甲羅が「夜空の星座」のように光る、子犬サイズのカメ。動きがゆっくりで、生徒が座っても怒らない。甲羅からお花が咲いていることもある。
【After】「暴走する重戦車」へ変貌。甲羅が岩石のように巨大化し、突進速度が異常にアップ。甲羅の星座から「全方位レーザー(偽りの聖光)」を乱射し、硬すぎて生半可な攻撃では傷一つつかない鉄壁の障害物になる。
さっきの青い花……あれって[マネヌーン]か。
──……こいつの硬さ、普通じゃない。ケース、俺が抑える。お前は……その『中身』を救う方法を探せ。
──うん。わかったけど、……どうすれば、あ。みんな! 聴いてくれー!
どこもかしこもパニックになってる。調査員の中にもこの状況に混乱してる人とニヤリと笑うヤツがいた。
俺はテック先生にその事を話すと「分かった。調査員は怪しいと思ってたから確信が持てた。お前はユイ先生の所に」って事で3班に戻る。
「マルくんが魔物達は偽物の聖遺物でこうなっちゃったって言うから、魔物達に危害を加えるんじゃなくて保護する様にって、皆に言ってたよ」
「俺らは調査員達が言うには別の所にも聖遺物を発見したらしい。で、そこに向かう事になった。確か1~5班までで他はコッチの魔物をおさえる」
──なにぃ?! 我は行かねばっ!
──魔物をおさえるなら、摩擦属性持ってる人! 集まってくれ!
何人かが《ゼロ・フリクション》地面の摩擦をゼロにして、デンくんが《スライド・ヴァル》見えてる範囲の摩擦を消去。魔物達は攻撃を空振りし続ける。ゴゴくんも摩擦と罠を使って魔物達を保護!
1年A組∶摩擦罠∶笛鏡∶ゴブリン∶ゴゴくん∶ゴブル・ルゴァ
1年C組∶摩擦紫電∶短杖弓∶魔族3∶デンくん∶ゴバザッドル・デンケルバ
──結界属性はコッチ!
モブ生徒たちが集まり、《合唱魔法》で《アヴァロン・ヴァル》呪い系を弾こうとしてるけど、高次元類の紫の煙には効いて無いようで魔物達はまだ凶暴化している。
《キューブ・リス》…敵を透明な立方体の中に閉じ込める
《ドーム・リス》…仲間全員を包み込む半球状の防護壁
で、自分達や魔物達を隔離する。
──傷つけないような罠で捕獲を!
網等で魔物達を捕まえてる。
1年B組∶炎罠∶剣弦∶ドワーフ∶ガラくん∶ラバド・ガラ
1年C組∶罠反射∶斧太鼓∶リザードマン∶アッシュ∶ヌスゥェーア・シュルルセ
──突進してくるのか! 盾や土で俺達を守ってくれ!
各場所で魔物対応してる人達の所に向かう!
1年E組∶風土∶爪盾∶鳥獣人∶ソラクン∶ソラ・ラッサッレ
1年A組∶氷土重力∶鎚本∶ドワーフ∶マーくん∶ラカッド・インャマ
1年A組∶土草聖∶槍双剣∶エルフ∶ジュリ∶シュンリ・ジュリーワ
1年C組∶吸収土∶魔銃玉∶竜人∶レガくん∶レガード・ノッォード
1年D組∶土反射∶短剣剣∶ダークエルフ∶ウーくん∶リ・ウェディ
1年D組∶土毒∶杖大剣∶ドワーフ∶ニュー∶アャヤサ・ニューデラ
1年E組∶土時空∶鎚刀∶ドワーフ∶ダダくん∶ドーンガ・デァダダ
1年E組∶光土胞子∶拳鎚∶猪獣人∶リギアくん∶ダッァッド・リギア
──この子、怪我してる回復しなきゃ!
──オレも怪我した!
1年B組∶光水再生∶杖短杖∶妖精∶キラっち∶フリアャラト・キラキラ
1年C組∶雷光磁気∶尻尾糸∶鯱獣人∶ナドくん∶ナグールッバ・ドレーィ
《治療回復》を出来る子達も忙しそうに働く。
──((さっきのハムスター、アイツも俺を襲ってきた。……殺すのは簡単だ。何度も殺ってきた……・・・駄目だ。自分は──))
──君、危ない!《シェル》! 大丈夫?! 他の班のヒト達が原因解明に行くって言ってたから僕達でココを魔物達も守ろう!
──・・・ありがとう。そうだな、やれる事はやらないと
──君っ、何処へ?!
──自分のやるべき事を。俺の名前はガドル・ベルク、あんたは、
──僕はE組のロベルトだよ。ロベルト・ラルルグ、頑張ってきてね!
1年E組∶水草∶魔導具弓∶人間ノ∶ラル∶ロベルト・ラルルグ
1~5班が集まり聖域の中にはいるとそこは【迷宮化】していた。ついてきた調査員達もまさか! と驚いてる。俺がテック先生に怪しいと伝えた人達はメイチャンに祓ってもらうと彼らは気絶したので縛って置いてる。
やっぱりセリァナラの部下──簒奪者達が調査員達をのっといて操ってたらしい。
何が目的なのか分からないが──そういや……
それより各班行動しようとしたけど一部、《転移座標》がズレて別の班の所へ。
【鏡面回廊──クリスタル・コリドー】
場所: 入口から続く、巨大な魔導水晶が並ぶ通路。
ギミック:【真実を映す拒絶】
水晶が「侵入者の魔力」を鏡のように反射して、自分と同じ属性の攻撃を撃ち返してくる!
1年A組∶聖星刻∶弓単杖∶人間ノ∶ケース∶ワィーレ・ケース
1年A組∶水氷透視∶杖鏡∶エルフ1∶ワーチャン∶トィン・ヌルィニ・ワグーッツン
ここは結構厄介だな。
いくつもの[魔導水晶]が壁や天井にもある。
それが怪しく光るとワーチャンに向かって《水氷》が飛んでくる。彼は未来視で、無駄なく回避つつケースは《星詠の指揮棒》で反射光を星座のように繋いで無力化する。
その間に、ワーチャンが、《水氷透視》偽りの光を見抜き、真の[聖なる手鏡]を奪還。
【虚無の供物台──ヴォイド・アルター】
場所: 重力が乱れている、浮遊石が浮かぶ中央広場。
ギミック:【魔力枯渇の砂時計】
部屋の中央にある砂時計が落ち切るまで、マナを強制的に吸い取られるデバフエリア!
1年A組∶水吸収流記∶本∶スライム∶ルルくん∶ルル・プルルン
1年A組∶闇重力∶短剣柱∶ギガント∶ガドくん∶ガドル・ベルク
1年A組∶爆炎紫電恒星∶拳∶エレメンタル∶フレアくん∶フレア・ヴォルカ
ガドくんの《重力》で浮遊石を固定して足場を作り、フレアくんの《爆炎》を推進力にして砂時計を止めに行くさながら空中アクションみたいな展開で下にはルルくんが落ちてきたフレアくんを受け止める?
「わっ、あちち!」
「ゴメンゴメン!」
止めに行ったけど、ただぶつかっただけだったみたいでまだ砂が落ちていた。
──((こんな場所で時間を食うわけには行かない……!))
ガドくんが《重力》をねじ伏せ、吸い取られたMPを逆流させてそのまま[時の砂時計]を手にいれると外に出された。
外で待っていたマルに[時の砂時計]を渡すとガドくんは魔物達の所へ走っていく!
その道中で横から突進してきた魔物にぶつかりながらガドくんはその魔物を抱き抱える。
それは光るハムスター……だった個体だった。
今は苦しそうに唸り、ガドくんの手のひらサイズが豚ぐらいデカくなっていた。何処かに暴れて行かないように、ガドくんはその魔物を抱きかかえたまま耐える。
──ガドくんっ! みんな、こっち!
さっき《水魔法》を使ってくれたラルが数人の友達を連れてやってきた。
彼らはガドくんが抱える魔物を《結界》で保護したあと、ガドくんの怪我を治す。彼は「自分はいい……」とか言ってたけどほほ強制的に治療に。実際、かなり怪我してたからね。
──((本当に彼らが、……いや、今は関係ない事を考えるのはよそう。))
【さざめきの地下礼拝堂──エコー・チャペル】
場所: 聖域の地下。全ての「音」が物理的な衝撃波に変わる特殊な空間。
ギミック:【共鳴破壊の鐘】
一定以上の音量(魔力音)を出すと、聖域全体を揺るがす破壊音が鳴り響く!
1年B組∶光導光∶太鼓∶豚獣人∶ヌヌくん∶オィエモ・ハ・ヌヌ
1年B組∶音振動共振∶拡声器∶ハーフドワーフ∶ヤッシーくん∶YMDHZS・ヤッシ
1年B組∶血忘却∶拳糸∶魔造人形∶ユイ先生∶クルルイ・ユイルト
1年B組∶闇断鎖∶魔刀∶鼠獣人∶カッチャン∶サッラ・カカッハ
あ、(. ❛ ᴗ ❛.)がここはGeminiさんに書いてもらいました。って。
5月──【地下礼拝堂の不協和音:闇の咆哮と聖なるビート】
聖域の地下深く。冷たく湿った空気が肌を刺す【さざめきの地下礼拝堂】。
ここは、少しの足音さえも壁に反響し、鋭い衝撃波となって空気を震わせる異質な空間だ。
「……ここ、ヤバイぜ。オイラのスピーカーが勝手に共鳴してやがる」
「プン、チキ、……リズムが、狂う。不快な、音だね」
ヤッシーくんが拡声器【アイアン・ドレッド】を握り直し、ヌヌくんが太鼓のバチを構える。
部屋の中央には、禍々しい紫のマナを纏った巨大な【共鳴破壊の鐘】が鎮座していた。
聖遺物[黄金の杯]の呪いに呼応し、鐘が「ギギギ……」と不気味な低音を放つたびに、天井から石礫が降り注ぐ。
「ソレに触れては、イケません。一定以上の音量波形を検知シタ瞬間、ココは崩壊シマス。静寂を、維持して……」
ユイ先生が淡々と警告するが、その背後から「ククク……」という場違いな笑い声が響いた。
「案ずるな、聖なる人形よ。この場に満ちる『深淵のノイズ』……我が魔刀が、血を求めて疼いておるわ!」
「うわっ?! 9班のカッチャン?! なんでここにいんだよ!」
「クッ……我が“深淵の導き”が、この地に眠る大いなる闇を察知したのだ。案ずるな、この『不協和音』、我が真名の咆哮で上書きしてくれようぞ!」
ヤッシーくんの制止も聞かず、カッチャンが魔刀【宵闇の断罪】を抜き放つ。
「ちょ、カッチャン待て! ここでデカい声出したら──」
「聴けッ! 終焉の調べ!《極夜の鎮魂歌──ナイトメア・レクイエム》──ッ!!」
──ゴォォォォンッ!!!!!!
カッチャンの絶叫が礼拝堂に響き渡った瞬間、中央の鐘が真っ赤に発光。
鼓膜を突き破るような超重低音の衝撃波が、四方八方から襲いかかる!
「あぁぁぁもう! 始まったな?! ヌヌ、やるぞブラザー! 呪いの音をノイズキャンセリングだ!」
「分かった、よ!《天響の鼓動──ソーラー・ビート》──連打ッ!」
──ドンドコドコドコ!!
ヌヌくんが太鼓を激しく叩き、ヤッシーくんが拡声器で逆位相の音波をぶつける。
ユイ先生も指先から魔力の糸を伸ばし、空間の振動を論理的に繋ぎ止める。
「右、45度カラ衝撃波! ヌヌ、アクセントを……。ヤッシー、重低音デ、相殺シテ!」
「オゥヨ! 重低音の真髄、見せてやるぜ!」
聖なるビートとド派手な重低音が、呪いの鐘と真っ向からぶつかり合う。
その中心で、自分の出した音の跳ね返りに吹っ飛ばされたカッチャンが白目を剥いていた。
「……グフッ。よもや、我が咆哮がこれほどまでの物理演算を伴うとは……。だが、これでこそ我が宿敵……!」
「……(呆れながらシャッターを切る)。カッチャン、自爆してる場合じゃないよ。ほら、ヌヌくんたちが道を作った。鐘の奥にある[祈りの鈴]を回収するんだ!」
ロッグ先輩の指示で、フラフラのカッチャンが(なぜかドヤ顔で)鐘の背後にある[祈りの鈴]を掴み取る。
その瞬間、礼拝堂を支配していた狂気の共鳴がピタリと止まり、澄んだ鈴の音がシャラン……と響いた。
「……ふぅ。一時はどうなるかと思ったぜ。カッチャン、お前マジで勘弁しろよな!」
「フッ……。我が咆哮が、聖遺物を呼び覚ます鍵──トリガーとなったのだ。感謝するが良い……(鼻血を拭きながら)」
こうして3班(+乱入者)は、命からがら一つ目の遺物を手に入れたのだった。
なんとか無事に?[祈りの鈴]を手に入れて戻ってマルに渡すと彼は少し疲れた様子で受け取る。あと、2つか。
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