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・2章 ほかのひと
1 不穏
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「メイヴェール様! 報告に上がりました!」
「話せ」
「はっ! 大陸の西側付近で人々の様子がおかしいと」
「どういう意味だ……? 病気、戦か?」
「い、いえ……なんでも皆々“無口”になってしまったと」
「む、無口……?」
数ヶ月前から部下の報告でこの【セラート大陸】【西側大陸】で人々の様子がおかしいと報告が来ていたのだが、それが無口になったと。……意味が分からないが部下の方もピンと来てない様子だった。
「それでその報告だけではないだろう?」
「ええ、えー……っと、」
「なんだ。」
「皆々、無口なんですが、たまーに聞いたことが無い、言語を喋るようです」
「ふむ。エルフやドワーフ語でもあるまいな?」
「はい。……大昔にあった、【異世界語】に近いと報告が」
「なんと、キース・ルガの目撃があったのか?!」
「い、いえ……そこはなんとも、」
異世界人、大昔は魔王との戦いで《召喚》されてた存在……今やふとした瞬間この【世界】二迷い込んでいた者──
しかし、それが本当で、手懐けられれば利益が出る。彼らのもたらす知識や技術は素晴らしいもの──アーティファクトになる。が、【西側大陸】には異世界人由来のモノは無かったはず、何故そんな言語を使ってるのだ?
「ふむ……そこは【街】なのか?」
「一応規模では【村】だと報告が、住人は老若男女含めて30人程度で【マヌードカゴケ】奥に……」
「妙だな、あんな魔物が頻繁に出る場所に……?」
「別の報告で近隣の【村】で盗賊被害があったそうで数人の生き残りは逃げ出したらしいんですが──……」
領主の部屋で一人きりになって窓の外を見る。此処から【魔物の森】は馬車で3日ほどの距離がある。ちょっとした【山】を越え、その奥に本来“ヒト”が住むような場所ではないのはあそこ付近に住む住人なら知っている。
大昔に規模は小さいが【迷宮の入り口】が出来たそうだ。当時の報告では、地下5階ほどの小さなものだった。出る魔物もスライム、ゴブリンと言った新人冒険者が倒せるものだった。といっても、あまり価値が無い迷宮だったらしく入り口を塞いだのにその後も獣系の魔物や、はたまた魔獣まで出現するようになり【魔物の森】と呼ばれるようになった。
魔獣まで出るというのはほぼ無いがそれにしても危険な【森】に違いなく、そんな場所に住む、か。
盗賊被害は数年前から何件か報告に上がっていてこちらでも兵の見回りや他の領主達との対策の場を、開いたりしてたが……そういえば、あそこの地域は確かトンローヴ伯爵だったな。
彼は前の集まりでは部下を連れてよく見回りに行ってると報告していた。ならばトンローヴ伯爵に無口になった人々や【魔物の森】近くの【村】について聞いてみるのが良さそうだな。
部下を呼びトンローヴ伯爵渡す手紙を持たせた。
+メモ
【セラート大陸】…この【世界】にある大陸の一つ季節は春みたいな気候が多く過ごしやすい
【西側大陸】…【王都】から距離が遠く【村】が多い。盗賊と魔物の被害が昔から多く
【異世界語】…何言ってるのか分からない
【マヌードカゴケ】…かなり【森】近くの【山】とあいまって薄暗いし入るのに躊躇する。
魔物も住んでるし、盗賊も住処にしてる。
迷宮…地下30階ないと、盛り上がらない。地下10階でも低級魔物なら初心者用に使われたりする。
いつものダンジョンマスター(DM)達が管理している。
名前:メイヴェール
種族:ハーフエルフ
性別∶女
見た目:赤い髪青い目
一人称:私
二人称:貴様
背:179
歳:見た目20代後半
武器:槍
《槍》《交渉》《鼓舞》《指揮》
「話せ」
「はっ! 大陸の西側付近で人々の様子がおかしいと」
「どういう意味だ……? 病気、戦か?」
「い、いえ……なんでも皆々“無口”になってしまったと」
「む、無口……?」
数ヶ月前から部下の報告でこの【セラート大陸】【西側大陸】で人々の様子がおかしいと報告が来ていたのだが、それが無口になったと。……意味が分からないが部下の方もピンと来てない様子だった。
「それでその報告だけではないだろう?」
「ええ、えー……っと、」
「なんだ。」
「皆々、無口なんですが、たまーに聞いたことが無い、言語を喋るようです」
「ふむ。エルフやドワーフ語でもあるまいな?」
「はい。……大昔にあった、【異世界語】に近いと報告が」
「なんと、キース・ルガの目撃があったのか?!」
「い、いえ……そこはなんとも、」
異世界人、大昔は魔王との戦いで《召喚》されてた存在……今やふとした瞬間この【世界】二迷い込んでいた者──
しかし、それが本当で、手懐けられれば利益が出る。彼らのもたらす知識や技術は素晴らしいもの──アーティファクトになる。が、【西側大陸】には異世界人由来のモノは無かったはず、何故そんな言語を使ってるのだ?
「ふむ……そこは【街】なのか?」
「一応規模では【村】だと報告が、住人は老若男女含めて30人程度で【マヌードカゴケ】奥に……」
「妙だな、あんな魔物が頻繁に出る場所に……?」
「別の報告で近隣の【村】で盗賊被害があったそうで数人の生き残りは逃げ出したらしいんですが──……」
領主の部屋で一人きりになって窓の外を見る。此処から【魔物の森】は馬車で3日ほどの距離がある。ちょっとした【山】を越え、その奥に本来“ヒト”が住むような場所ではないのはあそこ付近に住む住人なら知っている。
大昔に規模は小さいが【迷宮の入り口】が出来たそうだ。当時の報告では、地下5階ほどの小さなものだった。出る魔物もスライム、ゴブリンと言った新人冒険者が倒せるものだった。といっても、あまり価値が無い迷宮だったらしく入り口を塞いだのにその後も獣系の魔物や、はたまた魔獣まで出現するようになり【魔物の森】と呼ばれるようになった。
魔獣まで出るというのはほぼ無いがそれにしても危険な【森】に違いなく、そんな場所に住む、か。
盗賊被害は数年前から何件か報告に上がっていてこちらでも兵の見回りや他の領主達との対策の場を、開いたりしてたが……そういえば、あそこの地域は確かトンローヴ伯爵だったな。
彼は前の集まりでは部下を連れてよく見回りに行ってると報告していた。ならばトンローヴ伯爵に無口になった人々や【魔物の森】近くの【村】について聞いてみるのが良さそうだな。
部下を呼びトンローヴ伯爵渡す手紙を持たせた。
+メモ
【セラート大陸】…この【世界】にある大陸の一つ季節は春みたいな気候が多く過ごしやすい
【西側大陸】…【王都】から距離が遠く【村】が多い。盗賊と魔物の被害が昔から多く
【異世界語】…何言ってるのか分からない
【マヌードカゴケ】…かなり【森】近くの【山】とあいまって薄暗いし入るのに躊躇する。
魔物も住んでるし、盗賊も住処にしてる。
迷宮…地下30階ないと、盛り上がらない。地下10階でも低級魔物なら初心者用に使われたりする。
いつものダンジョンマスター(DM)達が管理している。
名前:メイヴェール
種族:ハーフエルフ
性別∶女
見た目:赤い髪青い目
一人称:私
二人称:貴様
背:179
歳:見た目20代後半
武器:槍
《槍》《交渉》《鼓舞》《指揮》
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