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・6章 ほかのひと
2 落胆
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皆と違って修学旅行は楽しみじゃなかった。行き先は海外の夢の国だった。海外に行くのもなんか夢の国に行くのも趣味に合わないってかマジで仮病使って休もうとしたけど、妹がなんかのキャラクターグッズを買ってきて! ってゴリ押し──脅迫してきて行かざるおえなかった。
気分はサゲサゲ、また飛行機にも乗ってないのに早く家に帰りたかった。最新ネトゲとかやりたかったのに……はあって思ってた。
飛行機に乗って窓の外を眺める。他のクラスメイト達は友達とワイワイはしゃいだりして煩い。寝れないなー……なんて外を眺めてたら──丸い円盤みたいないやアレは──……
その瞬間僕達は光に包まれた──今思えばアレは魔法陣──
目潰しかってぐらい光が徐々に治まった時目を開けると僕達は、ゲームの中でよく見る神殿に居た。飛行機は……? 他の皆も困惑してる中僕は真正面を見た。そこには中世の兵士達の中にピンクのドレスを着た女の人頭にティアラがあってお姫様──つまりこれは《勇者召喚》なのでは?! とひとりでに確信した!
これが本物なら全く乗り気じゃなかった修学旅行に行く筈だったけど、夢にまで見た“異世界転移モノ”で魔法とかぶっ放せる! って事だよな! と他の人は悲しい顔をしたり怒ったりしてるのを横目にひとりワクワクしていた!
姫様──モォースト様はお決まりの「魔王を倒して勇者様」と「石版に手を置くとスキルが分かる儀式」をする事になった。前の方から他の人達が自分のスキルを発見しては攻撃スキルを自慢気に話してた。僕もつよつよなスキルが手に入るだろうとわくわくドキドキしていた。
『はあ……まぁ、訓練すれば戦闘参加には出来ますよ。頑張ってくださいね!』
落胆の声……僕のスキルは《鑑定》だった。武器を選べば武器スキルは手に入るけど他の人みたいに《最上級魔法》とかそういうのが良かった。
《鑑定》…対象に使うと人物、物全て鑑定結果が表示される。商人や職人に人気のスキル。
……って言われてもな。空を見上げて雲を見る──《鑑定》[空気中の水蒸気が冷やされてできた小さな水滴や氷のつぶがたくさん集まったものです……]地面を見て《鑑定》[石を敷き詰めて舗装した道路のことで、石を畳のように一面に敷き詰めることからこのように……]やる気がガクッと落ちてどーでもいいや。
ふと横に居たクラスメイトを《鑑定》してみた。
名前:ケイ
種族:人間(──)
性別∶男
見た目:黒髪黒目
一人称:うち
二人称:あんた
背:162
歳:16
武器:ナイフ
《ナイフ》《暗殺》《笑顔》《無心》
代々暗殺家系に生まれた天才。幼少の頃から仕事をしている。親族に──が居て──に技の習得を教え込まれた。
趣味は家庭菜園で祝日は新しい苗を買いに行ってる。
うわ、ケイっていつもニコニコしてるやつだよな。ええ、漫画でしか見ない様な設定のマジで居るんだ……怖いから近づかないでおこう。所々見れないのはスキルのレベル不足、つまり格上とかの相手や物には熟練度を上げていけないと行けないらしい。まぁ、やることも無いしというかやる気が。だから暇つぶしに《鑑定》しまくって熟練度を上げていきますか~……
+メモ
名前:トシ
種族:人間
性別∶男
見た目:茶髪黒目
一人称:僕
二人称:貴方
背:157
歳:16
武器:鞭
《鞭》《鑑定》
気分はサゲサゲ、また飛行機にも乗ってないのに早く家に帰りたかった。最新ネトゲとかやりたかったのに……はあって思ってた。
飛行機に乗って窓の外を眺める。他のクラスメイト達は友達とワイワイはしゃいだりして煩い。寝れないなー……なんて外を眺めてたら──丸い円盤みたいないやアレは──……
その瞬間僕達は光に包まれた──今思えばアレは魔法陣──
目潰しかってぐらい光が徐々に治まった時目を開けると僕達は、ゲームの中でよく見る神殿に居た。飛行機は……? 他の皆も困惑してる中僕は真正面を見た。そこには中世の兵士達の中にピンクのドレスを着た女の人頭にティアラがあってお姫様──つまりこれは《勇者召喚》なのでは?! とひとりでに確信した!
これが本物なら全く乗り気じゃなかった修学旅行に行く筈だったけど、夢にまで見た“異世界転移モノ”で魔法とかぶっ放せる! って事だよな! と他の人は悲しい顔をしたり怒ったりしてるのを横目にひとりワクワクしていた!
姫様──モォースト様はお決まりの「魔王を倒して勇者様」と「石版に手を置くとスキルが分かる儀式」をする事になった。前の方から他の人達が自分のスキルを発見しては攻撃スキルを自慢気に話してた。僕もつよつよなスキルが手に入るだろうとわくわくドキドキしていた。
『はあ……まぁ、訓練すれば戦闘参加には出来ますよ。頑張ってくださいね!』
落胆の声……僕のスキルは《鑑定》だった。武器を選べば武器スキルは手に入るけど他の人みたいに《最上級魔法》とかそういうのが良かった。
《鑑定》…対象に使うと人物、物全て鑑定結果が表示される。商人や職人に人気のスキル。
……って言われてもな。空を見上げて雲を見る──《鑑定》[空気中の水蒸気が冷やされてできた小さな水滴や氷のつぶがたくさん集まったものです……]地面を見て《鑑定》[石を敷き詰めて舗装した道路のことで、石を畳のように一面に敷き詰めることからこのように……]やる気がガクッと落ちてどーでもいいや。
ふと横に居たクラスメイトを《鑑定》してみた。
名前:ケイ
種族:人間(──)
性別∶男
見た目:黒髪黒目
一人称:うち
二人称:あんた
背:162
歳:16
武器:ナイフ
《ナイフ》《暗殺》《笑顔》《無心》
代々暗殺家系に生まれた天才。幼少の頃から仕事をしている。親族に──が居て──に技の習得を教え込まれた。
趣味は家庭菜園で祝日は新しい苗を買いに行ってる。
うわ、ケイっていつもニコニコしてるやつだよな。ええ、漫画でしか見ない様な設定のマジで居るんだ……怖いから近づかないでおこう。所々見れないのはスキルのレベル不足、つまり格上とかの相手や物には熟練度を上げていけないと行けないらしい。まぁ、やることも無いしというかやる気が。だから暇つぶしに《鑑定》しまくって熟練度を上げていきますか~……
+メモ
名前:トシ
種族:人間
性別∶男
見た目:茶髪黒目
一人称:僕
二人称:貴方
背:157
歳:16
武器:鞭
《鞭》《鑑定》
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