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・7章 すらいむ
1 ばれてーら
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思い立ったら吉日と《星魔法》の移動系のスキルを使って【南側大陸】に渡った。ハルナ達に着けた俺が彼女達の居場所を教えてくれる。と言っても彼女達からすればただの少年。まぁ、《テレポート》スキル持ちと言っておこう。それでそこら辺の人から勇者のいる【街】を教えてもらったって──
【南側大陸】の1番デカい【王都】についた。色々と探ってみると黒い噂ばっかりで勇者を《召喚》するだけでもかなり被害が出るらしい。生贄ってやつ?
ま、そんなんだから召喚したやつは《召喚》した勇者に首輪をつけてるはず。ハルナ達についてたらかなり良くない。場合によっては自害とか命令されたら──それも後々解決方法が見つかったけど。
それからハルナ達に会いに行ったらギャル系の二人組みに可愛がられ──そこからは謎の取り合いになってその後はこの【国】の姫──ハルナ達を《召喚》した張本人モォースト・ルィビーナって奴が現れた。会ったときは【異世界語】話してくるから??? だったからハルナ達の後ろに隠れてたらギャルの1人ヒナに助けてもらった。それからは“休みの日”には皆で遊んだり2人でデートに行ったり、なんか俺ってばモテ期来てる?! って浮かれてたんだけど……それから3年ぐらい経って──その日も“いつもと変わらない予定”だった。
だいたい玄関ホールで駄弁って【城下町】に繰り出す。
その日も──
「カオくん次はあーしとデートしよー?」
「え、ユナが先に約束したんだけどぉ」
「そうなの? じゃああーしも一緒に行く!」
「デートの意味知ってる?」
ヒナが次の遊びを誘ってきたんだけど、ユメの幼馴染ユナとも仲良くなって遊びに行こう! って予定があった。
左にユナが、右にヒナが腕を掴んできてグラグラと引っ張る……ちょっと酔いそう、なんて思ってたら──
男組が帰ってきた。コウヤ達は上位組の人達だけど皆いい奴らで彼らともよく遊んでた。
けど。
「ソイツから皆離れろッ!!」
その中の1人が俺を指差して叫んだ。しまいには彼の武器──鞭を構えて。玄関ホールには他の人達も居てなんだなんだとざわめく。
「トシ?! おま、何やってんだ!!」
「カオくんに鞭振る気ぃ?! あーし達が許さないんだから!」
「ソイツは──魔王なんだ! だから離れろッ」
トシって奴は俺を睨んだまま俺を魔王と再び叫んだ。何故バレた。けど色んなスキルがあるんだ、いつかはバレるか。意外と冷静な俺と困惑する皆。そりゃそうだよね。勇者なのに仲良くしてたのが魔王だって言われたら。
ちなみに【南側大陸】に来てからほぼ《捕食》してきた。勇者達のステータスがどんなのか知らないけどそう簡単には殺されないと思う。
「てかなんでカオくんが魔王っていうの?」
「僕のスキルは《鑑定》と《レーダー》だ、だから──」
彼の話を聞いてなるほどな。と理解した。じゃあ誤魔化すのは無理だね。それに周りも俺から離れて警戒してるし。ハルナ達はまだ俺の事を信じてるらしい。
「カオーウ、本当に魔王なのか……?」
「普通の少年にしか見えないけど」
「カオくん……嘘、だよね」
「私は信じないんだからっ! こんなにもいっぱい遊んで仲良くなったのに!!」
悲痛なハルナ達の叫び──ハルナ達と仲良くなれて良かった。
俺は椅子から立ち上がってトシの前まで移動した。
「あー、……俺が“現”魔王だよ」
「魔王ってマジか」
「どうすりゃいいんだ」
「嘘……」
ザワザワ、正直に言ったら余計にざわついた。
【南側大陸】の1番デカい【王都】についた。色々と探ってみると黒い噂ばっかりで勇者を《召喚》するだけでもかなり被害が出るらしい。生贄ってやつ?
ま、そんなんだから召喚したやつは《召喚》した勇者に首輪をつけてるはず。ハルナ達についてたらかなり良くない。場合によっては自害とか命令されたら──それも後々解決方法が見つかったけど。
それからハルナ達に会いに行ったらギャル系の二人組みに可愛がられ──そこからは謎の取り合いになってその後はこの【国】の姫──ハルナ達を《召喚》した張本人モォースト・ルィビーナって奴が現れた。会ったときは【異世界語】話してくるから??? だったからハルナ達の後ろに隠れてたらギャルの1人ヒナに助けてもらった。それからは“休みの日”には皆で遊んだり2人でデートに行ったり、なんか俺ってばモテ期来てる?! って浮かれてたんだけど……それから3年ぐらい経って──その日も“いつもと変わらない予定”だった。
だいたい玄関ホールで駄弁って【城下町】に繰り出す。
その日も──
「カオくん次はあーしとデートしよー?」
「え、ユナが先に約束したんだけどぉ」
「そうなの? じゃああーしも一緒に行く!」
「デートの意味知ってる?」
ヒナが次の遊びを誘ってきたんだけど、ユメの幼馴染ユナとも仲良くなって遊びに行こう! って予定があった。
左にユナが、右にヒナが腕を掴んできてグラグラと引っ張る……ちょっと酔いそう、なんて思ってたら──
男組が帰ってきた。コウヤ達は上位組の人達だけど皆いい奴らで彼らともよく遊んでた。
けど。
「ソイツから皆離れろッ!!」
その中の1人が俺を指差して叫んだ。しまいには彼の武器──鞭を構えて。玄関ホールには他の人達も居てなんだなんだとざわめく。
「トシ?! おま、何やってんだ!!」
「カオくんに鞭振る気ぃ?! あーし達が許さないんだから!」
「ソイツは──魔王なんだ! だから離れろッ」
トシって奴は俺を睨んだまま俺を魔王と再び叫んだ。何故バレた。けど色んなスキルがあるんだ、いつかはバレるか。意外と冷静な俺と困惑する皆。そりゃそうだよね。勇者なのに仲良くしてたのが魔王だって言われたら。
ちなみに【南側大陸】に来てからほぼ《捕食》してきた。勇者達のステータスがどんなのか知らないけどそう簡単には殺されないと思う。
「てかなんでカオくんが魔王っていうの?」
「僕のスキルは《鑑定》と《レーダー》だ、だから──」
彼の話を聞いてなるほどな。と理解した。じゃあ誤魔化すのは無理だね。それに周りも俺から離れて警戒してるし。ハルナ達はまだ俺の事を信じてるらしい。
「カオーウ、本当に魔王なのか……?」
「普通の少年にしか見えないけど」
「カオくん……嘘、だよね」
「私は信じないんだからっ! こんなにもいっぱい遊んで仲良くなったのに!!」
悲痛なハルナ達の叫び──ハルナ達と仲良くなれて良かった。
俺は椅子から立ち上がってトシの前まで移動した。
「あー、……俺が“現”魔王だよ」
「魔王ってマジか」
「どうすりゃいいんだ」
「嘘……」
ザワザワ、正直に言ったら余計にざわついた。
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