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俺達の聖戦チョコレートウォー
チョコレートの回答
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というわけで、野原さんが気になるんだけど、この気持ちをスパっと言っちまうか?
そんなことをモヤモヤと考えながら、自分の机の上にうずくまる俺。
そして、再び野原さん達を見る。
ん? いつのまにか教室に入ってきた蛇野が、茶道さん達と楽しそうに話している?
しかし、あんなに楽しそうな顔をしている蛇野を見るのはゲームをしてる時くらしか見ないな?
それは別にいいとして、野原さんも何やら楽しそうだ⁈
へ、蛇野の野郎っ⁈
俺は蛇野のコミュ能力に激しく嫉妬した………。
と、蛇野が俺を手招きしている?
何かしらんが野原さんとお話できる千載一遇のチャンス!
ナイスだっ、流石『スネーク』っ、我がゲームチームきっての諜報係よ!
俺は素早く立ち上がると、蛇野達の元へダッシュで駆け寄る。
「きたきた、おい野原さんがお前に話したいことがあるってよ?」
なんだろう?
机に座っている野原さんに視線を向けると、何やら恥ずかしそうにしている?
「あ、あの野原さんお久りぶり。えっと、この間の子猫ちゃんどんな感じかな?」
野原さんの顔が急にパアッと明るくなる。
うんうん、いい話題だったようだ! 傘の柄をネコにするくらい、好きだからね。
「あ、あの子はね、元気にしてるよ? あの時は手伝ってくれてありがとうね!」
「あ、いやいや当然のことをしたまでだよ。ところであの子の名前は何て名前にしたの?」
「えっ⁈ な、名前はね。 は、ハナちゃんかな?」
野原さんの顔が何故か急に真っ赤になる。
今のどこに真っ赤になる要素があるんだ?
俺は訳が分からず、第三者の蛇野と茶道さんの顔を見る。
蛇野は楽しそうにニヤニヤしている……。
くっ……、この馬鹿は無視しておこう……。
茶道さんは「頑張ってフラン!」と野原さんにエールを送っていた?
駄目だ、野原さんの心情がよくわからん……。
そんな雰囲気の中、野原さんは再びもじもじしながら、俺に話しかけてきた。
「あっ、あの『チョコレート』はどうでした?」
俺は昨日の、『宣戦布告入りの狂気を感じるホワイトチョコレート』を思い出し、身震いしてしまう…。
なっ、何故、野原さんがあの異物のことをっ⁈
「あ、アレね」
「うん……」
「量が多くて、家族三人で食べたんだ」
正直、俺はあの見た目で既にお腹いっぱいだった。
って? 何故か茶道さんの目つきが若干鋭くなった?
蛇野は笑いをこらえ、プルプル震えている?
「あ、味はどうだったかな……?」
野原さんは、たどたどしい言葉で俺に質問してくる。
これは新種の拷問か何かかな? どうしてこうなった?
そして何故だろう? 茶道さんから無言の圧力を感じる。
「おっ、美味しかった……よ?」
何故か後半の言葉がかすれてしまった。
真面目な話、味は美味しかった。
真ん中にモカクリームとアーモンドなどのナッツ系がふんだんに入っていて抜群の上手さで、不覚にも愛情を感じてしまった……。
「そ、そうなんだ! と、ところで、あの文字については……」
何故か嬉しそうな野原さんと茶道さん?
蛇野は相変わらず笑いをこらえ、プルプル震えている? こ、コイツ? 何か知っているならサクっと言わんかい⁈
「ん、んー『チョコレートウォー』だからね。あの宣戦布告に答えるなら、『決着を付けよう』が俺の回答かな?」
「えっ? 具体的にどおいうこと?」
野原さんは俺の回答に食い下がってくる?
なっ、何故?
チラッ……
俺は茶道さんを見ると、真剣な顔をして俺達のやり取りを聞いている?
蛇野は口を手で塞ぎ、さっきより激しくプルプルしている………。
や、野郎っ⁈ 後で覚えてろよっ!
「? えっえーとね。あの件に関しては、俺がやっているFPSのゲームで白黒勝負をつけようかなと思っているんだ」
「な、成程……。立花君ゲーム好きだもんね。わかったわ、私も心して準備しないとね。で、立花君、お願いがあるんだけどいい?」
な、なんだ?
「あっ? うん?」
俺はもう何が何だかわからなくて、曖昧な返事をした。
「あのね、私にも立花君がやっている、そのゲームを教えてほしいの……」
?
間髪いれず、茶道さんもその会話に割り込んでくる。
「そういうことなら立花君、私にも教えていだだけるかしら?」
えっ?
「面白そうだし、俺も混ぜてくれよ?」
俺が混乱している最中、今度は蛇野まで会話に参戦してくる⁈
結果、俺らは四人で話し合いをし、毎週、日曜日固定で女性二人に対し、ゲームのレクチャーをすることになった。
いや、結果的にめっちゃ嬉しんだけどね……。
キーンコーンカーンコーン……
そうこうしているうちにチャイムがなり、一限目の授業が始まり、四人とも固定の席に着く。
この日、俺は頭の整理が追い付かなくて、授業の内容はまるで頭に入らなかった。
放課後、蛇野に教えてもらって理解できたのは、あのチョコレートの差出人が野原さんだったってことだけだった……。
……野原さんもゲームがしたかったってことで良いんだろうか?
そんなことをモヤモヤと考えながら、自分の机の上にうずくまる俺。
そして、再び野原さん達を見る。
ん? いつのまにか教室に入ってきた蛇野が、茶道さん達と楽しそうに話している?
しかし、あんなに楽しそうな顔をしている蛇野を見るのはゲームをしてる時くらしか見ないな?
それは別にいいとして、野原さんも何やら楽しそうだ⁈
へ、蛇野の野郎っ⁈
俺は蛇野のコミュ能力に激しく嫉妬した………。
と、蛇野が俺を手招きしている?
何かしらんが野原さんとお話できる千載一遇のチャンス!
ナイスだっ、流石『スネーク』っ、我がゲームチームきっての諜報係よ!
俺は素早く立ち上がると、蛇野達の元へダッシュで駆け寄る。
「きたきた、おい野原さんがお前に話したいことがあるってよ?」
なんだろう?
机に座っている野原さんに視線を向けると、何やら恥ずかしそうにしている?
「あ、あの野原さんお久りぶり。えっと、この間の子猫ちゃんどんな感じかな?」
野原さんの顔が急にパアッと明るくなる。
うんうん、いい話題だったようだ! 傘の柄をネコにするくらい、好きだからね。
「あ、あの子はね、元気にしてるよ? あの時は手伝ってくれてありがとうね!」
「あ、いやいや当然のことをしたまでだよ。ところであの子の名前は何て名前にしたの?」
「えっ⁈ な、名前はね。 は、ハナちゃんかな?」
野原さんの顔が何故か急に真っ赤になる。
今のどこに真っ赤になる要素があるんだ?
俺は訳が分からず、第三者の蛇野と茶道さんの顔を見る。
蛇野は楽しそうにニヤニヤしている……。
くっ……、この馬鹿は無視しておこう……。
茶道さんは「頑張ってフラン!」と野原さんにエールを送っていた?
駄目だ、野原さんの心情がよくわからん……。
そんな雰囲気の中、野原さんは再びもじもじしながら、俺に話しかけてきた。
「あっ、あの『チョコレート』はどうでした?」
俺は昨日の、『宣戦布告入りの狂気を感じるホワイトチョコレート』を思い出し、身震いしてしまう…。
なっ、何故、野原さんがあの異物のことをっ⁈
「あ、アレね」
「うん……」
「量が多くて、家族三人で食べたんだ」
正直、俺はあの見た目で既にお腹いっぱいだった。
って? 何故か茶道さんの目つきが若干鋭くなった?
蛇野は笑いをこらえ、プルプル震えている?
「あ、味はどうだったかな……?」
野原さんは、たどたどしい言葉で俺に質問してくる。
これは新種の拷問か何かかな? どうしてこうなった?
そして何故だろう? 茶道さんから無言の圧力を感じる。
「おっ、美味しかった……よ?」
何故か後半の言葉がかすれてしまった。
真面目な話、味は美味しかった。
真ん中にモカクリームとアーモンドなどのナッツ系がふんだんに入っていて抜群の上手さで、不覚にも愛情を感じてしまった……。
「そ、そうなんだ! と、ところで、あの文字については……」
何故か嬉しそうな野原さんと茶道さん?
蛇野は相変わらず笑いをこらえ、プルプル震えている? こ、コイツ? 何か知っているならサクっと言わんかい⁈
「ん、んー『チョコレートウォー』だからね。あの宣戦布告に答えるなら、『決着を付けよう』が俺の回答かな?」
「えっ? 具体的にどおいうこと?」
野原さんは俺の回答に食い下がってくる?
なっ、何故?
チラッ……
俺は茶道さんを見ると、真剣な顔をして俺達のやり取りを聞いている?
蛇野は口を手で塞ぎ、さっきより激しくプルプルしている………。
や、野郎っ⁈ 後で覚えてろよっ!
「? えっえーとね。あの件に関しては、俺がやっているFPSのゲームで白黒勝負をつけようかなと思っているんだ」
「な、成程……。立花君ゲーム好きだもんね。わかったわ、私も心して準備しないとね。で、立花君、お願いがあるんだけどいい?」
な、なんだ?
「あっ? うん?」
俺はもう何が何だかわからなくて、曖昧な返事をした。
「あのね、私にも立花君がやっている、そのゲームを教えてほしいの……」
?
間髪いれず、茶道さんもその会話に割り込んでくる。
「そういうことなら立花君、私にも教えていだだけるかしら?」
えっ?
「面白そうだし、俺も混ぜてくれよ?」
俺が混乱している最中、今度は蛇野まで会話に参戦してくる⁈
結果、俺らは四人で話し合いをし、毎週、日曜日固定で女性二人に対し、ゲームのレクチャーをすることになった。
いや、結果的にめっちゃ嬉しんだけどね……。
キーンコーンカーンコーン……
そうこうしているうちにチャイムがなり、一限目の授業が始まり、四人とも固定の席に着く。
この日、俺は頭の整理が追い付かなくて、授業の内容はまるで頭に入らなかった。
放課後、蛇野に教えてもらって理解できたのは、あのチョコレートの差出人が野原さんだったってことだけだった……。
……野原さんもゲームがしたかったってことで良いんだろうか?
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