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不思議な世界へ
第3雨、眠りの申し子
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みう「わ、私、みうって言います
助けてくれてありがとうございます!」
むー「私、むー……」
ちょっと眠そうに
虚ろな目で答える
みう「あの、私、迷っちゃって……」
むー「大丈夫よ……」
羊のツノを持つ少女は
ゆっくり横になると
むー「ちょっとだけ……ちょっとだけ……」
と言いながら
目をゆっくり閉じた
みう「え?あの……」
スースーと寝息を立てて
眠ってしまった
みう「あの~?お姉さん……?」
むー、は片目を開けて
むー「ちょっと寝たら、連れてってあげるね」
そう言うと、再び眠りに落ちる……
知らない森で
気持ちよさそうに眠る少女と
途方に暮れていると
また別の人の声が聞こえてくる
???「あ、いたいた」
そこには猫耳をピクピクさせた
少女が立っている
???「あれ?迷子?」
みう「あ、はい!えっと……
私みうって言います……」
みはや「私、みはや!
みはやにゃんって呼んでね!」
みう「み、みはやさん……」
みはや「にゃあぁぁ~」
猫耳の少女は猫のようなあくびをすると
みはや「むーちゃん寝てると移るのよね」
と顔を少し振り
みはや「みうちゃんもおいで」
寝ている羊少女を背負って歩き出した
森を少し進むと
小さなお城が見えてくる
ちょっとした遊園地の
小さなお城のような見た目の建物に
入っていく
みう「わぁ~お城?」
みはや「んー?お城かなぁ?」
みう「ちがうの?」
みはや「一応?」
するとお城の長い通路を歩いていると
柱と柱の間を
駆け抜ける男性が
去り際に
こちらに向かって
??「可愛い!可愛い!可愛い!」
と去っていた
みう「え?え?」
むー「まおさんは、あれが普通だよ」
みはやの背中で眠そうにつぶやく
彼は走り抜けながら
すれ違う人に可愛いなどを
投げかけてくる人らしい……
みはや「気にせず行くよ~」
と再び歩き始める
助けてくれてありがとうございます!」
むー「私、むー……」
ちょっと眠そうに
虚ろな目で答える
みう「あの、私、迷っちゃって……」
むー「大丈夫よ……」
羊のツノを持つ少女は
ゆっくり横になると
むー「ちょっとだけ……ちょっとだけ……」
と言いながら
目をゆっくり閉じた
みう「え?あの……」
スースーと寝息を立てて
眠ってしまった
みう「あの~?お姉さん……?」
むー、は片目を開けて
むー「ちょっと寝たら、連れてってあげるね」
そう言うと、再び眠りに落ちる……
知らない森で
気持ちよさそうに眠る少女と
途方に暮れていると
また別の人の声が聞こえてくる
???「あ、いたいた」
そこには猫耳をピクピクさせた
少女が立っている
???「あれ?迷子?」
みう「あ、はい!えっと……
私みうって言います……」
みはや「私、みはや!
みはやにゃんって呼んでね!」
みう「み、みはやさん……」
みはや「にゃあぁぁ~」
猫耳の少女は猫のようなあくびをすると
みはや「むーちゃん寝てると移るのよね」
と顔を少し振り
みはや「みうちゃんもおいで」
寝ている羊少女を背負って歩き出した
森を少し進むと
小さなお城が見えてくる
ちょっとした遊園地の
小さなお城のような見た目の建物に
入っていく
みう「わぁ~お城?」
みはや「んー?お城かなぁ?」
みう「ちがうの?」
みはや「一応?」
するとお城の長い通路を歩いていると
柱と柱の間を
駆け抜ける男性が
去り際に
こちらに向かって
??「可愛い!可愛い!可愛い!」
と去っていた
みう「え?え?」
むー「まおさんは、あれが普通だよ」
みはやの背中で眠そうにつぶやく
彼は走り抜けながら
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