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1話 日曜の章「軌跡の始まり」
エース編 4
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ーー
学園長
「えー、新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。我々一同も深く歓迎致します。」
学園長は新入生に挨拶と歓迎の言葉をかけ、次に指導理論と応援の言葉を伝える。
学園長
「この、クリスティア学園で、軍に入るための訓練と知識を高め、一人前の兵士となるよう日々精進をしてほしいと思います。
そして、学園生活を迎えるに辺り、この学園の教育理念があります。それらを志して臨んでほしいと思います。
その理念は...『 "愛をもて 勇気をもて 希望をもて"』
勿論、辛いこと、悲しいこと、逃げ出したいことだって誰にでもあること、でも、独りじゃない、仲間がいる。
そして、これは、私自身の理念だが、
"仲間を信じろ 自分の選んだ答えを信じろ"
これをいつも胸に抱えて過ごしています。
私も、ここにいる全校一同もあなた方を応援致します。
どうか、あなた方に幸あるように...これでわたしの話を終わります。」
そう言い終わり壇上の左側の階段まで行き、舞台を降りる前に一礼をして、学園長は自分の席に戻った。
そして、エースは思ったのだ。果たして自分はこの中でやっていけるのだろうか。
いや、ここで弱気になってはいけない。ここでしっかり頑張っていかなければ、そう、この世界に平和が訪れるように、そして、行方がわからない両親の顔を見るために。
入学式が終わり、新入生面々はそれぞれの教室に案内される。
初めて見る教室にエースはとても驚いた顔をした。
エース(学校もいったことなかったから教室を見たのも初めてだ。)
これから使う教室は廊下と同じ赤カーペットの床と廊下側の外壁と同じ白い石膏の石壁、白い石膏の天井にシャンデリアのついた高級モダンで、机も椅子も黒く塗られた木製で出来ている立派なものだ。広さは前後と隣との机間2台分入るほどの広さだ。
そんな教室に入った後、エースら13人は教官の指示に従い決められた席についた。
全員が座ったことを確認すると、教官がその図太い声で話し始める。
ユキムラ
「よし、全員座ったな?それじゃ、入学おめでとう!これからこのクラスを受け持つことになった、"ユキムラ・リューザキ"だ!!これからよろしくな!」
と、快く自己紹介をしてくれた。教官は一見怖そうな茶髪の大男だけれども、イメージと似合うようで違った温厚で男気が溢れている。
そして、紹介し終わると、生徒の自己紹介を明日やること、さらに、明日は楽しいものを用意するから待っていろ等、今後の予定を次々と教官の口に出た。
それが終わり、これで今日のスケジュールが全て終わる。
この学園は全寮制、10分後くらいしたら、寮に案内される予定だ。なのでそれまで、時間がある。
エースは教室の窓際に移動しようと、席を立って窓際に移動したとき、誰かとぶつかってしまい、エースは相手のほうへと体がよろけてしまった。
エースは、相手の上に乗っかる感じで床へと倒れてしまった。
ふと、エースは立ち上がろうと手を床に置いたときなにか柔らかい感触がして、揉んだり回したりした。
その手はちょうどエースの顔と同じ位置にあった。
そして、ごめん、大丈夫?と言おうとして顔をあげると、その女子の顔とそれより近くにある2つの丸い物体が目に飛び込んできた。
エース「あ、あ....。」
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学園長
「えー、新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。我々一同も深く歓迎致します。」
学園長は新入生に挨拶と歓迎の言葉をかけ、次に指導理論と応援の言葉を伝える。
学園長
「この、クリスティア学園で、軍に入るための訓練と知識を高め、一人前の兵士となるよう日々精進をしてほしいと思います。
そして、学園生活を迎えるに辺り、この学園の教育理念があります。それらを志して臨んでほしいと思います。
その理念は...『 "愛をもて 勇気をもて 希望をもて"』
勿論、辛いこと、悲しいこと、逃げ出したいことだって誰にでもあること、でも、独りじゃない、仲間がいる。
そして、これは、私自身の理念だが、
"仲間を信じろ 自分の選んだ答えを信じろ"
これをいつも胸に抱えて過ごしています。
私も、ここにいる全校一同もあなた方を応援致します。
どうか、あなた方に幸あるように...これでわたしの話を終わります。」
そう言い終わり壇上の左側の階段まで行き、舞台を降りる前に一礼をして、学園長は自分の席に戻った。
そして、エースは思ったのだ。果たして自分はこの中でやっていけるのだろうか。
いや、ここで弱気になってはいけない。ここでしっかり頑張っていかなければ、そう、この世界に平和が訪れるように、そして、行方がわからない両親の顔を見るために。
入学式が終わり、新入生面々はそれぞれの教室に案内される。
初めて見る教室にエースはとても驚いた顔をした。
エース(学校もいったことなかったから教室を見たのも初めてだ。)
これから使う教室は廊下と同じ赤カーペットの床と廊下側の外壁と同じ白い石膏の石壁、白い石膏の天井にシャンデリアのついた高級モダンで、机も椅子も黒く塗られた木製で出来ている立派なものだ。広さは前後と隣との机間2台分入るほどの広さだ。
そんな教室に入った後、エースら13人は教官の指示に従い決められた席についた。
全員が座ったことを確認すると、教官がその図太い声で話し始める。
ユキムラ
「よし、全員座ったな?それじゃ、入学おめでとう!これからこのクラスを受け持つことになった、"ユキムラ・リューザキ"だ!!これからよろしくな!」
と、快く自己紹介をしてくれた。教官は一見怖そうな茶髪の大男だけれども、イメージと似合うようで違った温厚で男気が溢れている。
そして、紹介し終わると、生徒の自己紹介を明日やること、さらに、明日は楽しいものを用意するから待っていろ等、今後の予定を次々と教官の口に出た。
それが終わり、これで今日のスケジュールが全て終わる。
この学園は全寮制、10分後くらいしたら、寮に案内される予定だ。なのでそれまで、時間がある。
エースは教室の窓際に移動しようと、席を立って窓際に移動したとき、誰かとぶつかってしまい、エースは相手のほうへと体がよろけてしまった。
エースは、相手の上に乗っかる感じで床へと倒れてしまった。
ふと、エースは立ち上がろうと手を床に置いたときなにか柔らかい感触がして、揉んだり回したりした。
その手はちょうどエースの顔と同じ位置にあった。
そして、ごめん、大丈夫?と言おうとして顔をあげると、その女子の顔とそれより近くにある2つの丸い物体が目に飛び込んできた。
エース「あ、あ....。」
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