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4話 月曜の章 「一人学園を出たものが...」
マリカ編&ヒロタ編 4
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ーー
マリカ「失礼しまーす。」
マリカはゲイルから頼まれ、教官達に事情を話すため職員室へと訪ねた。中には1学年の教官とほか学年教官3人、学園長が居座っていた。マリカはその中へ入り扉を閉めると、ユキムラは「噂をすれば....。」とマリカをみてそう言う。
マリカ「?...あのー、なんすか?」
ユキムラ
「あーいや、実は一人学園長の許可なく学園を抜け出した剣達者なやつがいるからどうしましょうっていうね?」
マリカ
「は?いや、つーかなんでそれを?」
ミラ
「ユキムラさんと話をしてたの。私もユキムラさんもなにかと予感はしてたからね。そうだろうと思ったわ。」
マリカ
「...ていうかセンコー達エスパー?マジ怖いんですけど...。」
そういうと金髪の男性教官がいきりと立って、カズネの態度に注意する。
レオンハルト
「カズネ、言葉遣いがなってないぞ!センコーではなく教官というように!教師に対しての態度がなってない!」
ユーレン、アユミ「まぁまぁまぁ。」
ナオマサ「.....はぁ..。」
態度の悪いマリカに説教を入れるレオンハルトにユーレンとアユミは勢いを止めるように落ち着かせ、その状況にナオマサは溜め息をつく。
マリカ
「まぁそれはともかくそこまでお察しがいいなら話は早いっすね。ていうことでセンコー達、その...リューマって人を連れ戻してほしいんだけど....。」
マリカはレオンハルトの説教を無視し、発言を続ける。
ユキムラ「んー.......。」
ミラ「...........。」
ユキムラ
「...マリカ君だっけ?折り入って頼みがある。」
マリカ「?」
それを聞いた二人はお互いの目を見て、そうしてマリカに向き直る。
ーーー
ーーー部活終わりの夜、ヒロタ達四人は誰にも見つからずに
東門までたどり着くと、ふと、後ろから誰かの呼び声が聞こえた。
「おーい。」
ヒロタ「?マリカ?」
と、四人は一斉に後ろを振り向いた。
なんと四人と同じ、武器を持ってここまで来たのだった。
ふと、ヒロタがマリカに聞いた。
ヒロタ「お前、なんでここに...」
マリカ「あんた達の武器は?」
ヒロタ「え?」
マリカ
「アタシも一緒に行くわー、力は多い方が良いっしょ?」
カスミ「マリカちゃん!」
エース「確か同じルームメイトだったか。」
カスミ
「うん、私とセスルちゃんと同じルームメイトなんだよ~~。特にセスルちゃんとマリカちゃんは大の仲良しなの~。」
マリカ
「ちょっ!逆、逆なんですけど!?あいついっつもアタシがなんかするたびガミガミいってくるし、平日の朝昼寝したいのに寝させてくれないし~。」
ゲイル「つーかそれはお前が悪い。」
ヒロタ
「同感、それじゃ授業さぼりといってるようなものだしな。」
カスミがそう言うと、マリカは否定的な発言をして、セスルのことが嫌いだと言わんばかりに頬を膨らませながら愚痴を垂れ流す。それに、ゲイルとヒロタが昼寝の事を指摘すると、
マリカはうるさいうるさいといってのけ、強引に話を変えて、四人に持っている武器を確認し合おうと呼び掛ける。
五人はそれぞれ確認しあう。
エースは赤がベースの両手剣、ヒロタは青がベースの画期的なブレードにゲイルは橙色の持ち手が特徴の曲剣。
カスミは椅子の身長くらいの大きさの楊弓という小さな弓に
"霊符"という、特別な力が働いている符。
そして、マリカの武器は小柄でキュートな見た目に反して先っぽが鋭いボウガンだ。
五人はそれぞれ得物を見物し終わると、
ヒロタは「急ごう、こうしてるうちにもリューマが危ない。」
といい、四人もそうだなと改めて気持ちを切り替え、東門を越えて学園を一時的に出ていった。そうしてしばらく道なりに歩きだす
ーーー
マリカ「失礼しまーす。」
マリカはゲイルから頼まれ、教官達に事情を話すため職員室へと訪ねた。中には1学年の教官とほか学年教官3人、学園長が居座っていた。マリカはその中へ入り扉を閉めると、ユキムラは「噂をすれば....。」とマリカをみてそう言う。
マリカ「?...あのー、なんすか?」
ユキムラ
「あーいや、実は一人学園長の許可なく学園を抜け出した剣達者なやつがいるからどうしましょうっていうね?」
マリカ
「は?いや、つーかなんでそれを?」
ミラ
「ユキムラさんと話をしてたの。私もユキムラさんもなにかと予感はしてたからね。そうだろうと思ったわ。」
マリカ
「...ていうかセンコー達エスパー?マジ怖いんですけど...。」
そういうと金髪の男性教官がいきりと立って、カズネの態度に注意する。
レオンハルト
「カズネ、言葉遣いがなってないぞ!センコーではなく教官というように!教師に対しての態度がなってない!」
ユーレン、アユミ「まぁまぁまぁ。」
ナオマサ「.....はぁ..。」
態度の悪いマリカに説教を入れるレオンハルトにユーレンとアユミは勢いを止めるように落ち着かせ、その状況にナオマサは溜め息をつく。
マリカ
「まぁそれはともかくそこまでお察しがいいなら話は早いっすね。ていうことでセンコー達、その...リューマって人を連れ戻してほしいんだけど....。」
マリカはレオンハルトの説教を無視し、発言を続ける。
ユキムラ「んー.......。」
ミラ「...........。」
ユキムラ
「...マリカ君だっけ?折り入って頼みがある。」
マリカ「?」
それを聞いた二人はお互いの目を見て、そうしてマリカに向き直る。
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ーーー部活終わりの夜、ヒロタ達四人は誰にも見つからずに
東門までたどり着くと、ふと、後ろから誰かの呼び声が聞こえた。
「おーい。」
ヒロタ「?マリカ?」
と、四人は一斉に後ろを振り向いた。
なんと四人と同じ、武器を持ってここまで来たのだった。
ふと、ヒロタがマリカに聞いた。
ヒロタ「お前、なんでここに...」
マリカ「あんた達の武器は?」
ヒロタ「え?」
マリカ
「アタシも一緒に行くわー、力は多い方が良いっしょ?」
カスミ「マリカちゃん!」
エース「確か同じルームメイトだったか。」
カスミ
「うん、私とセスルちゃんと同じルームメイトなんだよ~~。特にセスルちゃんとマリカちゃんは大の仲良しなの~。」
マリカ
「ちょっ!逆、逆なんですけど!?あいついっつもアタシがなんかするたびガミガミいってくるし、平日の朝昼寝したいのに寝させてくれないし~。」
ゲイル「つーかそれはお前が悪い。」
ヒロタ
「同感、それじゃ授業さぼりといってるようなものだしな。」
カスミがそう言うと、マリカは否定的な発言をして、セスルのことが嫌いだと言わんばかりに頬を膨らませながら愚痴を垂れ流す。それに、ゲイルとヒロタが昼寝の事を指摘すると、
マリカはうるさいうるさいといってのけ、強引に話を変えて、四人に持っている武器を確認し合おうと呼び掛ける。
五人はそれぞれ確認しあう。
エースは赤がベースの両手剣、ヒロタは青がベースの画期的なブレードにゲイルは橙色の持ち手が特徴の曲剣。
カスミは椅子の身長くらいの大きさの楊弓という小さな弓に
"霊符"という、特別な力が働いている符。
そして、マリカの武器は小柄でキュートな見た目に反して先っぽが鋭いボウガンだ。
五人はそれぞれ得物を見物し終わると、
ヒロタは「急ごう、こうしてるうちにもリューマが危ない。」
といい、四人もそうだなと改めて気持ちを切り替え、東門を越えて学園を一時的に出ていった。そうしてしばらく道なりに歩きだす
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