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7話 月曜の章 「激情の叫びと甘いベーゼは突然に」
レヴィアユーレ編
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ーーーその翌日、黒く纏った暗黒の城、ダーキル城ではssrリボルバーを未だに探し求めるゴードル達。
そこでふと思いついたのがクリスティア学園の存在だった。
ゴードル
「クリスティア学園は実は世界各地では殆ど名を知られていない、恐らく生徒達にとっても私たちにとても謎めいた学園ではあるだろう。」
レヴィアユーレ
「そして、それを証明するのはこれと言うことですわね。」
そう言って白い華やかなデザインの封筒の中から1枚の手紙を取り出す。
ヤヌス
「ん?どれ、貸せよ!...んお?これは、...入学試験の案内?どこで拾ったんだよ?」
そう言ってレヴィアユーレに聞き出すと、
レヴィアユーレ
「...それは、4月の最初ぐらいだったかしら?散策の途中である施設にたまたま通りかかったのだけど...」
そうレヴィアユーレは淡々と話を続けた。
ーー
レヴィアユーレ
「(...何となくその中に入ってみたけどとっても古臭かったのその建物と庭。ヘドが出そうだったわ。そう思っていたらその白薄な建物の中から一人の女が出てきたから影に隠れてじっとその女を見ていたわ。)」
女性は両肩で担いでいた二袋の巾着袋を一本の木の隣にくっ付けるように置いた。
30代後半の女性
「...ふぅーー!これでゴミの処分は終わったねぇ。あとは買い物ついでに捨ててけばよし!」
30代後半の男性
「ユリア?ちょいといいか?」
ユリア
「おお!なにさね?バルス。」
そうしてコンクリートでできた建物の中から出てきた男性は
ユリアと名を呼ぶ。
ユリアもバルスと名を呼ぶ。
バルス
「ちょいと狩りへ出掛けてくる、留守を頼んだぜ?」
ユリア
「あいよ!....大丈夫かね、あの子たち...。しっかりやってるといいんだけど...。」
バルス
「大丈夫!あいつらはきっとやっていける。...例え俺たちと敵対する立場になっても、な?」
ユリア
「あ...、...そうだね。あの子達はきっとやってけるね。今日の晩は大盛りの奴を用意しとくよ!だから早く帰ってきな!」
そう言うユリアの表情は不安とは逆にとても笑顔だった。
バルスもがっしりと笑うと二人は互いに手を降りユリアは中に、バルスは車へと狩り道具を持ちながら向かった。
二人が居なくなるとその後風が吹き上げて、古いのか一袋だけ縫い目が破れた巾着袋の中から1通の封筒が出て来て、
レヴィアユーレの顔に当たる。
レヴィアユーレ
「あいた!?....んもぅー、なんなのよ..。..ん?封筒?」
ーー
レヴィアユーレ
「そうして中身を開けたらそれが入っていたの。」
ヤヌス
「..それはわーったけど、これと学園の事と何が関係あるんだ?」
レヴィアユーレ
「ふふーん♪よくぞ聞いたわ!実はその手紙、人目を隠して忍び込ませたみたいね。しかも送り主は不明。運送屋に頼らずに自身である特定の”39人”に、誰にも知られずに送っていたのよねぇ。なんとも言えない不自然さがあるわぁん。」
ヤヌス
「?けどよー、その特定ってのはその39人の情報を知った上で届けたって言うことなのか?」
レヴィアユーレ
「そこはさっぱり私も全然?けど、興味は持ったわ。それはゴードル様もですわよねぇ?」
そういうとゴードルに真正面に向かって同意を求める。
するとゴードルは立ち上がり、一番近い王座の左後ろの窓まで歩きながらこういった。
ゴードル
「そんな事よりリボルバーを優先するぞ、...と言いたいところだがそこしか当てがないと言うのもある。けれど元々興味が沸いていた。」
そう言って窓の前に止まり、外を見上げる。
一旦言葉を切ると、後ろを振り返り、ヤヌスとレヴィアユーレの方を向く。
ゴードル「今は直接学園をさ迷うのはやめよう。...時に5月の終わり頃に下の学年生徒共々カルマ城の北に位置するイヤハル渓谷で3日を過ごすという。...どういうことか分かるか?」
というとヤヌスは、
ヤヌス「?..ああ、なるほどな。そこで”君主”の配下という火種を消して行くのか?」
ゴードル「左様...。そこで確実に聞き出せ。さもなくば眠らせてから連れ出せばいい。..頼んだぞ。」
ヤヌス「へへ!上等だぜ!」
レヴィアユーレ「承知しましたわ。」
そうして二人が城を去る姿を見つめるとフフッと微笑を見せたのだった。
ーー
そこでふと思いついたのがクリスティア学園の存在だった。
ゴードル
「クリスティア学園は実は世界各地では殆ど名を知られていない、恐らく生徒達にとっても私たちにとても謎めいた学園ではあるだろう。」
レヴィアユーレ
「そして、それを証明するのはこれと言うことですわね。」
そう言って白い華やかなデザインの封筒の中から1枚の手紙を取り出す。
ヤヌス
「ん?どれ、貸せよ!...んお?これは、...入学試験の案内?どこで拾ったんだよ?」
そう言ってレヴィアユーレに聞き出すと、
レヴィアユーレ
「...それは、4月の最初ぐらいだったかしら?散策の途中である施設にたまたま通りかかったのだけど...」
そうレヴィアユーレは淡々と話を続けた。
ーー
レヴィアユーレ
「(...何となくその中に入ってみたけどとっても古臭かったのその建物と庭。ヘドが出そうだったわ。そう思っていたらその白薄な建物の中から一人の女が出てきたから影に隠れてじっとその女を見ていたわ。)」
女性は両肩で担いでいた二袋の巾着袋を一本の木の隣にくっ付けるように置いた。
30代後半の女性
「...ふぅーー!これでゴミの処分は終わったねぇ。あとは買い物ついでに捨ててけばよし!」
30代後半の男性
「ユリア?ちょいといいか?」
ユリア
「おお!なにさね?バルス。」
そうしてコンクリートでできた建物の中から出てきた男性は
ユリアと名を呼ぶ。
ユリアもバルスと名を呼ぶ。
バルス
「ちょいと狩りへ出掛けてくる、留守を頼んだぜ?」
ユリア
「あいよ!....大丈夫かね、あの子たち...。しっかりやってるといいんだけど...。」
バルス
「大丈夫!あいつらはきっとやっていける。...例え俺たちと敵対する立場になっても、な?」
ユリア
「あ...、...そうだね。あの子達はきっとやってけるね。今日の晩は大盛りの奴を用意しとくよ!だから早く帰ってきな!」
そう言うユリアの表情は不安とは逆にとても笑顔だった。
バルスもがっしりと笑うと二人は互いに手を降りユリアは中に、バルスは車へと狩り道具を持ちながら向かった。
二人が居なくなるとその後風が吹き上げて、古いのか一袋だけ縫い目が破れた巾着袋の中から1通の封筒が出て来て、
レヴィアユーレの顔に当たる。
レヴィアユーレ
「あいた!?....んもぅー、なんなのよ..。..ん?封筒?」
ーー
レヴィアユーレ
「そうして中身を開けたらそれが入っていたの。」
ヤヌス
「..それはわーったけど、これと学園の事と何が関係あるんだ?」
レヴィアユーレ
「ふふーん♪よくぞ聞いたわ!実はその手紙、人目を隠して忍び込ませたみたいね。しかも送り主は不明。運送屋に頼らずに自身である特定の”39人”に、誰にも知られずに送っていたのよねぇ。なんとも言えない不自然さがあるわぁん。」
ヤヌス
「?けどよー、その特定ってのはその39人の情報を知った上で届けたって言うことなのか?」
レヴィアユーレ
「そこはさっぱり私も全然?けど、興味は持ったわ。それはゴードル様もですわよねぇ?」
そういうとゴードルに真正面に向かって同意を求める。
するとゴードルは立ち上がり、一番近い王座の左後ろの窓まで歩きながらこういった。
ゴードル
「そんな事よりリボルバーを優先するぞ、...と言いたいところだがそこしか当てがないと言うのもある。けれど元々興味が沸いていた。」
そう言って窓の前に止まり、外を見上げる。
一旦言葉を切ると、後ろを振り返り、ヤヌスとレヴィアユーレの方を向く。
ゴードル「今は直接学園をさ迷うのはやめよう。...時に5月の終わり頃に下の学年生徒共々カルマ城の北に位置するイヤハル渓谷で3日を過ごすという。...どういうことか分かるか?」
というとヤヌスは、
ヤヌス「?..ああ、なるほどな。そこで”君主”の配下という火種を消して行くのか?」
ゴードル「左様...。そこで確実に聞き出せ。さもなくば眠らせてから連れ出せばいい。..頼んだぞ。」
ヤヌス「へへ!上等だぜ!」
レヴィアユーレ「承知しましたわ。」
そうして二人が城を去る姿を見つめるとフフッと微笑を見せたのだった。
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