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8話 月曜の章「互いに想い打ち解ける合宿へと」
エース編 1
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ーーー5月の終わり頃、四季の中で一番多い種類の花が咲き誇る春の季節が終わろうとしていた。
そんな中、クランメイズ唯一無二の渓谷、”イヤハル渓谷”の木々が一部分多くは生えてない場所に数十以上の少し小さい建物がびっしりと並んでいる。
そして、それらの西側に半面崖で覆われている露天風呂の風呂場もある。そんなコテージたちの目の前に
平ったい土のうえで一斉に木刀を使って修練に励んでいるエース達39人と鬼のように冷徹に厳しく指導するレオンハルト教官。
レオンハルト
「そこ気を緩めるな!!」
マリカ「ハイハイ~...。」
スワリ
「つーか、レオンハルトからのシゴキで、やる気でねー...。」
ドラク
「だよなー、やるならミラ教官がいいよなー、かっこよくてセクシーな性格とあのダイナマイトなボディーをずっと...うぇへへ//。」
殆どの生徒達がしっかりとはきはき返事をするのに対して、
マリカはやや気だるげにそう返事をした。
そして、スワリとドラクがそう不満げにそういうとレオンハルトにいかにも目が光らすように恐ろしき形相で、
レオンハルト
「なんだと?不満か?それでは毎日24時間共にしようではないか...。そして鍛練にも24時間付き合ってもらおうか!」
というと、二人は「す、スミマセン!!」と言葉を返した。
エースはそんなやりとりに一切耳を持たずに鍛練に集中して挑んだ。
ーー
ーー
エイト「はぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!」
サイファー「....。」
右手を後ろへ持っていきサイファーの目の前で握っていた右手を瞬時に開くと押し込むようにサイファーの胸に手を押し当てる。
反対に彼はエイトのその拳を片手で受け流して、もう片方の手で小指からチョップを食らわすとエイトの左手でそれを抑え込む。
エイトとサイファーはそうして攻撃手段を出していく、守りに徹するをどんどんと繰り返していく。
ケイト「おりゃーーー!!」
マリー「ひゃぁ...!」
ケイト「え!?おとととッ!?どわぁっっ!?」
ケイトは右足で足技を繰り出すが、マリーが咄嗟にしゃがんだためその反動で右足を上げたまま後ろに倒れこんでしまう。
ユキムラ
「おいおい...。このペアで組ませたのは失敗かねぇ...。」
エース「はぁッッ!!」
カグツチ
「さすがエース殿、拳のやり合いも強いか...しかしこれはいかがか!?」
エース「!...うぁぁ!?」
一方でカグツチとエースはペアで互いの拳を休ませることなく相手へとどんとぶつけ合う。
しかし、カグツチに隙をつかれると襟元をつかみとられて最後には背負い投げをされてしまい呆気なく倒されてしまう。
ーー
ーー
アユミ
「みんな~、初めての実践レッスンだけど、術の詠唱時は根を詰めすぎずに落ち着いて集中してねぇ。そうしたら上手く良い魔法が出せるからね~。」
エース
(...集中、集中...!でも、どうしても気になるッ...!あいつが気になって集中できない。)
エースは同じく詠唱をしているアギトをチラッとアユミに声をかけられるまでずっと見続けた。
アギト「......。」
そんなアギトは皆と同じく薬指と小指だけが閉じた状態の右手の中指と人指し指を鼻と額の間にくっつけて特に何もして来ずに詠唱に集中しているようだった。
ーー
ーートレイ「.....。」ダンッ
ツル「......。」ダンッ
やはり弓道部であるトレイとツルの研ぎ澄まされた精神力と集中力はどこかしら精錬されており的に当たった矢の音が無心だがとても純真な音であった。
するとトレイはとなりにいたツルに話しかける。
トレイ
「ツルの弓は容姿とは反対に勇ましく迷いがない。私の宿敵として不足がありませんね。」
ツル
「いえ、ツルはまだまだ未熟者です。トレイもいつも見せる優しさとは裏腹に集中力と落ち着きのある指さばきで正直真似ができません。このツルは、あなたを追い越せるよう精進します!」
エイト
(か、可愛いのに、かっこいい....//)
ーー
ーーすべての鍛練が終わる頃には日はすっかりと赤くなった。すると、ミラは生徒達に呼び掛けをする。
ミラ
「はーい、あんた達ー、全員こっちに集合して?」
マサノリ「お?なんだ?」エンリル「ごはんなのか~?」
ヒロタ
「はぁ、マジつかれたぜ~。誰か癒しをクレ~ヨン...。」
アリス
「激しく同意略して禿同そして語尾がどうでも良い。」
イルマ「なのだー。」
ランス「ローゼ、お疲れ。」ローゼ「ランスもお疲れ様。 」
セスル「あなた達ちゃんと静かに整列しなさい!!」
マリカ「んなことばっかいうと老けるんじゃね?」
セスル「なっ!?なんですって!」
ミラ「ちょっとあんた達?...はぁ..。」
そうしてミラが鼻指フックと言うとっておきでマリカを悶絶させ黙らせると全員が静かになる。
ミラ
「やっと静かになったわね。それじゃこれからの事を話すわよ?」
その後ミラが口を開いて今後の事を話しだした。
ユーシス「.....。」
エース
「?どうした?さっきから俺の顔をじーっと見て...。」
ユーシス「...いや、何でもない。」
(...入学式の時からおかしい....ずっと奴の事ばかり...。これは奴の正体を確かめたほうが良いか...。)
そうしてユーシスは右手側の遠くにいるアギトを見つめながらそう思ったのだった。
ーー
そんな中、クランメイズ唯一無二の渓谷、”イヤハル渓谷”の木々が一部分多くは生えてない場所に数十以上の少し小さい建物がびっしりと並んでいる。
そして、それらの西側に半面崖で覆われている露天風呂の風呂場もある。そんなコテージたちの目の前に
平ったい土のうえで一斉に木刀を使って修練に励んでいるエース達39人と鬼のように冷徹に厳しく指導するレオンハルト教官。
レオンハルト
「そこ気を緩めるな!!」
マリカ「ハイハイ~...。」
スワリ
「つーか、レオンハルトからのシゴキで、やる気でねー...。」
ドラク
「だよなー、やるならミラ教官がいいよなー、かっこよくてセクシーな性格とあのダイナマイトなボディーをずっと...うぇへへ//。」
殆どの生徒達がしっかりとはきはき返事をするのに対して、
マリカはやや気だるげにそう返事をした。
そして、スワリとドラクがそう不満げにそういうとレオンハルトにいかにも目が光らすように恐ろしき形相で、
レオンハルト
「なんだと?不満か?それでは毎日24時間共にしようではないか...。そして鍛練にも24時間付き合ってもらおうか!」
というと、二人は「す、スミマセン!!」と言葉を返した。
エースはそんなやりとりに一切耳を持たずに鍛練に集中して挑んだ。
ーー
ーー
エイト「はぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!」
サイファー「....。」
右手を後ろへ持っていきサイファーの目の前で握っていた右手を瞬時に開くと押し込むようにサイファーの胸に手を押し当てる。
反対に彼はエイトのその拳を片手で受け流して、もう片方の手で小指からチョップを食らわすとエイトの左手でそれを抑え込む。
エイトとサイファーはそうして攻撃手段を出していく、守りに徹するをどんどんと繰り返していく。
ケイト「おりゃーーー!!」
マリー「ひゃぁ...!」
ケイト「え!?おとととッ!?どわぁっっ!?」
ケイトは右足で足技を繰り出すが、マリーが咄嗟にしゃがんだためその反動で右足を上げたまま後ろに倒れこんでしまう。
ユキムラ
「おいおい...。このペアで組ませたのは失敗かねぇ...。」
エース「はぁッッ!!」
カグツチ
「さすがエース殿、拳のやり合いも強いか...しかしこれはいかがか!?」
エース「!...うぁぁ!?」
一方でカグツチとエースはペアで互いの拳を休ませることなく相手へとどんとぶつけ合う。
しかし、カグツチに隙をつかれると襟元をつかみとられて最後には背負い投げをされてしまい呆気なく倒されてしまう。
ーー
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アユミ
「みんな~、初めての実践レッスンだけど、術の詠唱時は根を詰めすぎずに落ち着いて集中してねぇ。そうしたら上手く良い魔法が出せるからね~。」
エース
(...集中、集中...!でも、どうしても気になるッ...!あいつが気になって集中できない。)
エースは同じく詠唱をしているアギトをチラッとアユミに声をかけられるまでずっと見続けた。
アギト「......。」
そんなアギトは皆と同じく薬指と小指だけが閉じた状態の右手の中指と人指し指を鼻と額の間にくっつけて特に何もして来ずに詠唱に集中しているようだった。
ーー
ーートレイ「.....。」ダンッ
ツル「......。」ダンッ
やはり弓道部であるトレイとツルの研ぎ澄まされた精神力と集中力はどこかしら精錬されており的に当たった矢の音が無心だがとても純真な音であった。
するとトレイはとなりにいたツルに話しかける。
トレイ
「ツルの弓は容姿とは反対に勇ましく迷いがない。私の宿敵として不足がありませんね。」
ツル
「いえ、ツルはまだまだ未熟者です。トレイもいつも見せる優しさとは裏腹に集中力と落ち着きのある指さばきで正直真似ができません。このツルは、あなたを追い越せるよう精進します!」
エイト
(か、可愛いのに、かっこいい....//)
ーー
ーーすべての鍛練が終わる頃には日はすっかりと赤くなった。すると、ミラは生徒達に呼び掛けをする。
ミラ
「はーい、あんた達ー、全員こっちに集合して?」
マサノリ「お?なんだ?」エンリル「ごはんなのか~?」
ヒロタ
「はぁ、マジつかれたぜ~。誰か癒しをクレ~ヨン...。」
アリス
「激しく同意略して禿同そして語尾がどうでも良い。」
イルマ「なのだー。」
ランス「ローゼ、お疲れ。」ローゼ「ランスもお疲れ様。 」
セスル「あなた達ちゃんと静かに整列しなさい!!」
マリカ「んなことばっかいうと老けるんじゃね?」
セスル「なっ!?なんですって!」
ミラ「ちょっとあんた達?...はぁ..。」
そうしてミラが鼻指フックと言うとっておきでマリカを悶絶させ黙らせると全員が静かになる。
ミラ
「やっと静かになったわね。それじゃこれからの事を話すわよ?」
その後ミラが口を開いて今後の事を話しだした。
ユーシス「.....。」
エース
「?どうした?さっきから俺の顔をじーっと見て...。」
ユーシス「...いや、何でもない。」
(...入学式の時からおかしい....ずっと奴の事ばかり...。これは奴の正体を確かめたほうが良いか...。)
そうしてユーシスは右手側の遠くにいるアギトを見つめながらそう思ったのだった。
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