女プロゴルファーはつらいよ

兼穂しい

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女プロゴルファーはつらいよ

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凌旭(りょうきょく)カントリークラブ。

日本有数のゴルフ場として名を馳せるこの場所を、涼子と織田が回るのは久しぶりのことだった。

「いい天気になってよかったですね。」

織田はそれには答えず黙って指を1本立てた。

(きた。)

賭けの誘いである。

勝てばこの老人から100万貰える。

負ければこの老人の宿泊している部屋で"19番ホール"の相手をしなければならない。

織田は素人にしては中々上手いほうだ。

だが涼子だってプロである。

(なめやがって。プロの凄さを思い知らせてやる。)

相手の目を真っすぐ見つめて頷く。

賭けは成立である。

ティーショットを打つ涼子。

男の欲望をそそるようにミニスカートがひらめく。

その奥にジッと目を凝らす織田。



*     *     *



激しいプレーだった。

ゴルフではない。

ついさっきまで繰り広げられた"19番ホール"のことである。

ベッドから足を下ろし、そっと爪先をスリッパに通す涼子。

(シャワーを浴びよう・・・)

不意に尻を撫でられる。

振り向くと織田の目が爛々と輝いている。

(起きてたんだ・・・)

さっきまで酷使し続けていたにもかかわらず、そのイチモツは隆々とそびえたっている。
軽く溜息をつく涼子。

足をベッドの上に戻すと織田の上に跨り、ヌラヌラと濡れて光る極太グリップを自らの茂みの奥へと誘った。

(オジイチャンのくせに・・・)

涼子の形の良い乳房がゆっさゆっさとリズミカルに揺れる。



*     *     *



高いびきをかいている織田。

それを確認してそっと部屋から逃げ出す涼子。

跡をつけられていないか何度も振り返り、エレベーターで上の階を目指す。

時刻は午後8時を回ろうとしていた。

(ギリギリ間に合った・・・)

エレベーター近くのドアをノックをする。

ドアを開いたのは好色そうな顔をした男。

「やあいらっしゃい。涼子さん、相変わらずお綺麗ですね。」

涼子の顔から爪先まで舐め回すように眺める。。

「徳川さんもお元気そうで。」

「さあ、中へどうぞ。」



*     *     *



一糸纏わぬ姿でベッドに横たわる涼子の足をM字に広げる徳川。

顔、形の良い乳房、性器をガン見し続ける。

「恥ずかしいです・・・」

「涼子さん、我が社のゴルフウェアのCMの件ですが実力はもちろんのことスタイルも重要となってくるのです。その為には、その、、、チェックが必要なのです!」

徳川のいやらしい指先が、掌が、涼子の乳房や性器を執拗に撫でまわす。

見る見るうちに膨張する徳川のイチモツ。

茂みの奥へ突っ込もうとするが涼子の手がそれをブロック。

欲望の切っ先が涼子の手の甲を滑りヌルヌルした線を描いた。

「あぁ!?」

「社長、CMの件はどうなるんでしょう。それが決まらないと私・・・」

興奮して無理矢理に涼子の手を引き剥がし、一気に挿入する徳川。

「決まり!決まりだから!涼子さんんんんんんんんんn!」

欲望の肉筆が、涼子の茂み奥深くで契約成立の印を何度も、何度も、何度も、刻みつける。

「あぁぁぁ!ぎっ気持ちいぃいぃいいいい!唯奈ちゃんと同じくらい気持ちいぃぃぃぃいぃ!」

唯奈とは、涼子と人気を二分する女子プロゴルファーである。

「セックスしたい女子プロゴルファーランキング」で、この二人は常に上位を争っている。

(こいつ、唯奈も抱いていたのか・・・)

徳川の"チェック"は午前0時を過ぎても執拗に続いた。



*     *     *



高いびきをかいている徳川。

それを確認してそっと部屋から逃げ出す涼子。

跡をつけられていないか何度も振り返り、エレベーターで1階ロビーを目指す。

時刻は朝の8時を回ろうとしていた。

(大変な一日だった・・・)

エレベーターのドアが開き、ギョッとする涼子。

正面のソファに織田が座っていたのだ。

その隣には見覚えのある女。

唯奈である。

「ああ、気持ちよかったよ。もう徳川の所へ行きなさい。」

織田に促され、頷いてエレベーターへ向かう唯奈。

一瞬、涼子と目が合い気まずそうな顔をした。

「・・・織田さん、これって・・・」

「いやあ悪い悪い。徳川とは学生時代からの付き合いでな。今評判の若手美人プロゴルファーの味比べをしようって話になってな。で、こうなった次第。あぁ、CMの話はホントじゃからな。」

「・・・・・。」

「じゃ、ワシの部屋へ戻ろうか。」

「今日は・・・用事が・・・」

「ワシの誘いより大切な用事かね?」

涼子の尻を軽く握りながら尋ねる。

財界の大物の織田には逆らえない。

織田の宿泊階へとゆっくり上昇し始めるエレベーター。

激しく舌を絡ませ逢う二人を乗せながら。

涼子の尻を両の掌でワニャワニャと揉みしだきながら耳元で何事か囁く織田。

「え・・・、それはちょっと・・・」

「向こうも了承済みだ。決定な。」

そのイベントは涼子にとって未経験のものだった。



*     *     *



織田との激しいプレイが終わりベッドの上で息も絶え絶えの涼子。

部屋のドアがノックされる。

「お、来た。」

織田が素っ裸のままドアへ向かう。

やって来たのは徳川と唯奈だった。

「じゃ、始めようか。」

唯奈を促し裸にすると徳川自らも裸になった。

唯奈に覆い被さる織田。

涼子の足を開き密着を図る徳川。

「ホントにやったことないの?」

織田が涼子に尋ねる。

「・・・はい・・・。」

「じゃあ唯奈は涼子ちゃんとキスして。」

促されるまま涼子と舌を絡ませる唯奈。

その間も徳川は涼子の性器をガン見しながら激しく腰を動かし続ける。

残った織田は涼子の上体を起こし背中に回り込み後ろから乳房を激しく揉みしだく。

もがき喘ぐ涼子。

「ほらっ!今日は涼子ちゃんの初4P記念日だぁ!」

カプセル薬でドーピングした二匹のケダモノが唯奈、涼子の内側、外側を貪り、白くネバついたもので染め上げてゆく。

留まることを知らぬ老人達の激しい腰使い。

それはあたかも、オンナ達の美しい身体をコースに見立てて無数の白色スモークボールを打ち続けるかのようだった。



*     *     *



テレビを眺める織田と徳川。

CMで涼子の魅力的な肢体がこれでもかと映し出される。

「結局、CMは涼子ちゃんに決まったんだな。」

「そりゃそうだよ。あれだけのコトをさせちゃったんだから。」

「それに引き換え、唯奈ちゃんは最近活躍してないな。」

「知らないの?明智の子を産んで今はフランスかイタリアにいる。」

「また明智は孕ませたのか!まったくあいつは・・・」

部屋のドアがノックされる。

「お、噂をすれば・・・」

やって来たのは明智だった。

「よぉ、久しぶりだな。少し太ったか?」

「少しな。それより例の二人のDVD観せろよ。」

例の二人とは北山憂、菊池結花のことである。

人気、実力面で中沢涼子、姫野唯奈に並び称される「四天王」で「セックスしたい女子プロゴルファーランキング」の上位にランキングされている。

小さな水着の憂、結花の二人が男の劣情をそそる表情、ポーズで大画面の中から三匹の性獣を挑発し続ける。

「二人とも幼い顔してるが中々いいな。」と明智。

「だろ?いい身体だったぜ。」と織田。

「最近のお気に入りだもんな。」と徳川。

三匹の性獣と二人の美少女プロゴルファーがこれからラウンドを回る。

二人とも子供ではないので"19番ホール"のことは織り込み済みである。

「よし決めた。二人とも孕ませる。」

「おいおい、俺と徳川が終わってからにしてくれよな・・・」

「四天王全制覇だ。」

「全制覇?涼子ちゃんは?」

「涼子とは明日勝負することになってる。向こうが勝てば俺が1億払って、俺が勝てば孕んでくれるって渋々了承してくれたぜ。その場合は唯奈みたいに海外で極秘出産が条件だけどな。」

豪快に笑う明智。


*     *     *


1階ロビーで談笑する憂と結花。

「今日、ゴルフが終わったらその後は・・・。」

「うん・・・。仕方ないよ。お金の為だ。割り切って頑張ろう!」

23歳になったばかりの二人。

この後ベッドの上で二人の年齢を上回るラウンド数のハードプレイが待ち受けているコトをまだ知らない。

エレベーターのドアが開き、にこやかな表情の性獣達が現れた。

フル勃起の明智のスラックスの前には既に先走り汁のシミが浮き出ている。





凌旭(りょうきょく)カントリークラブ。

日本有数のゴルフ場として名を馳せるこの場所を、一部の関係者はこう呼ぶ。

凌辱カントリークラブ。


~ Fin ~
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