2 / 161
第一章 知り合いが どんどん増える 一週間
第2話 主人公は(一応)チートを手に入れた!
しおりを挟む
西洋風な教会の中に転移された俺は、目の前に現れた天使に応接室のような部屋に連れていかれた。
道中、「すみません、つい、またぶぶ漬けを勧めてしまいました」と謝罪された。実はぶぶ漬けが好きだったりするのだろうか?
◇
部屋に着くと着席を促され、彼女も対面に座った。
「すぐに再会した理由なのですが、あなたの転移先が私の担当する教会に指定されたようです」
「担当? 指定? どういうこと?」
「そうですね、何から説明しましょうか……」
彼女によると、天使たちは存在を偽り、創造神からの神託を受けたり交信する技能を持った巫女ということになっているらしい。
彼女たちは、総本山である大聖堂から派遣されたという形で、それぞれ主要な教会を担当してる、ということみたいだ。
そして俺の転移先だが、なんと創造神がサイコロを振って決めたらしい(神がサイコロを振った!)。
「というか自己紹介をしてなかったな。俺の名前は仲吉 百人__はくと__#、こっちの世界だとハクトって呼んでもらえばいいのかな? それと、年齢は21歳」
「そうでしたね。私はソフィアという名前を与えられています。年齢は……。おっと、自然な流れで女性に年齢を聞き出そうとするとは、やりますね」
「そんな意図まったくないからね!?」
完全な誤解である。
「ただ、創造神様に作られてから長い時間が経っているので、何歳になるのか忘れてしまいましたが」
「そうなのね……。ってそうだ! 転移されるギリギリになって調整がどうとか言っていたが、ちゃんと教えてくれ」
確かこちらの世界にいても大丈夫なように調整されるとか、何やらチートがどうとか言っていたような……。
「ああ、漫画に意識が向いていたため言い忘れてしまい、最後に説明した部分ですね」
「言い忘れとかいっちゃったよ、おい」
やはりこの天使、ソフィアはどこか抜けているようだ。
「簡単に言いますと、会話に困らないよう、こちらの言葉が分かるようにすること、この世界に存在する魔力に順応できる身体にすること、ですね。その際に特殊な技能に目覚めるのですが、ハクトさんの場合は、魔力に対しての適性がとても高くなっています。とはいえ、魔法を使うためには魔力の感覚をつかむ練習など必要ですが」
「おおう、めちゃくちゃチートっぽそう……」
「異世界ファンタジーの作品でよくある表現で言いますと、読み書きが可能なタイプの翻訳スキル、最高レベルの魔力適正、魔力操作のスキル持ち、MPがほぼ無限、といったところでしょうか。様々な漫画を読んでいたことが役に立ちましたね」
どことなく得意げなソフィアを横目にしながら、少し考えてみるか。
まず、異世界でよくある翻訳スキル。
まあこの世界はスキルが存在するわけではなさそうだが、これでこちらでの読み書きには苦労しなさそうで助かる。
次に、魔力に対する適性がすごく高い。
ソフィアが例に挙げた、最高レベルの魔力適正や魔力操作というスキルから、少しの練習とかで魔法が使えるようになるのだろうか。
そしてMPがほぼ無限、つまり魔力が使い放題ということだ。
正直チートすぎてドン引きしているが、こちらで生活していくうえで、使えるに越したことはないと思っておくか。
「チートとかじゃなく、普通に魔法が使えるくらいが良かったな……。まあともあれ、魔法が使えるってのは便利そうだ。教えてもらえれば使えるようになるのかな?」
「そうですね。魔力の使い方に関しては、また後日時間をとって行いましょう」
そして、この世界や、俺が現在いる国である、ウィズダム王国の常識について簡単に教わった。
この世界では、今俺がいるところを人間界と呼び、さっきまでいた天界と、魔族の住む魔界が存在するらしい。
とても少ない確率とはいえ、たまに異世界から人が迷い込んでくることがあり、地球の文化や知識が持ち込まれているようだ。
とはいえ希少なことには変わりなく、自ら異世界人と名乗るようであれば、
「私が突然そう言われたら気の毒そうな顔をしますね」
とのことだった。気の毒って、おい。
また、あちらとこちらの時間の流れは全く違うようで、そこそこ最近の知識も持ち込まれているようだ。
いわゆる現代知識チートで無双してやるぜ! みたいなのは難しそうかな?
それと、今まではいなかったが、現代知識で兵器を作ってやるぜ! のようにあまりにも危険な事をやらかしそうであればすぐに封印され、準備が整い次第、元の世界に強制送還されるらしい。
異世界系によく出てくる魔物や各種ギルド等も存在しており、ソフィアが今まで読んできた物語を例にいろいろ説明してもらえた。
彼女の表情変化は小さいのだが、やはり説明後の表情はどことなく得意げだった。
それと、帰るまでの半年間、この教会のすぐ横にある巡礼者用の宿泊所に泊まって大丈夫だそうだ。
転移の魔法などがあるため、すべての部屋が埋まるということはあまりないらしい。
◇
「とりあえず以上で簡単な説明は終わりです。夜間は天界にいますが、日中はこの部屋で仕事をしています。何かわからないことがあれば、その都度聞いていただけたらと思います。さて、時間も遅くなりましたので、残りの詳しい説明は明日以降改めて行いますね。では宿泊所に案内しましょうか」
外に出ると既に日が沈んでいた。
夕食をどうしようかと思ったが、ソフィアが宿泊所の調理場で食事を作ってくれることになった。
ちなみに食材は、漫画を出した時と同じように、何もない空間から取り出していた(空間魔法らしい)。
「たびたび漫画のレシピを参考にして食事を作ってます。天使に食事は必ずしも必要ではありませんが」
とのことで、少し心配したけど普通においしかったです。
完成した料理はぶぶ漬け! なんてオチはなく、鉄板ナポリタンだった。
パンツァー・フォー!
◇
食事を終え、片付けが済んだ後
「それではまた明日。いろいろと必要なものもあるでしょうし、まずは街を案内しましょうか」
と明日の予定を言うと天界に帰って行った。
さて、これから半年どう過ごしていくかな、と考えながらベッドで寝っ転がっていたが、いろいろ疲れていたようで気づけば寝てしまっていた。
道中、「すみません、つい、またぶぶ漬けを勧めてしまいました」と謝罪された。実はぶぶ漬けが好きだったりするのだろうか?
◇
部屋に着くと着席を促され、彼女も対面に座った。
「すぐに再会した理由なのですが、あなたの転移先が私の担当する教会に指定されたようです」
「担当? 指定? どういうこと?」
「そうですね、何から説明しましょうか……」
彼女によると、天使たちは存在を偽り、創造神からの神託を受けたり交信する技能を持った巫女ということになっているらしい。
彼女たちは、総本山である大聖堂から派遣されたという形で、それぞれ主要な教会を担当してる、ということみたいだ。
そして俺の転移先だが、なんと創造神がサイコロを振って決めたらしい(神がサイコロを振った!)。
「というか自己紹介をしてなかったな。俺の名前は仲吉 百人__はくと__#、こっちの世界だとハクトって呼んでもらえばいいのかな? それと、年齢は21歳」
「そうでしたね。私はソフィアという名前を与えられています。年齢は……。おっと、自然な流れで女性に年齢を聞き出そうとするとは、やりますね」
「そんな意図まったくないからね!?」
完全な誤解である。
「ただ、創造神様に作られてから長い時間が経っているので、何歳になるのか忘れてしまいましたが」
「そうなのね……。ってそうだ! 転移されるギリギリになって調整がどうとか言っていたが、ちゃんと教えてくれ」
確かこちらの世界にいても大丈夫なように調整されるとか、何やらチートがどうとか言っていたような……。
「ああ、漫画に意識が向いていたため言い忘れてしまい、最後に説明した部分ですね」
「言い忘れとかいっちゃったよ、おい」
やはりこの天使、ソフィアはどこか抜けているようだ。
「簡単に言いますと、会話に困らないよう、こちらの言葉が分かるようにすること、この世界に存在する魔力に順応できる身体にすること、ですね。その際に特殊な技能に目覚めるのですが、ハクトさんの場合は、魔力に対しての適性がとても高くなっています。とはいえ、魔法を使うためには魔力の感覚をつかむ練習など必要ですが」
「おおう、めちゃくちゃチートっぽそう……」
「異世界ファンタジーの作品でよくある表現で言いますと、読み書きが可能なタイプの翻訳スキル、最高レベルの魔力適正、魔力操作のスキル持ち、MPがほぼ無限、といったところでしょうか。様々な漫画を読んでいたことが役に立ちましたね」
どことなく得意げなソフィアを横目にしながら、少し考えてみるか。
まず、異世界でよくある翻訳スキル。
まあこの世界はスキルが存在するわけではなさそうだが、これでこちらでの読み書きには苦労しなさそうで助かる。
次に、魔力に対する適性がすごく高い。
ソフィアが例に挙げた、最高レベルの魔力適正や魔力操作というスキルから、少しの練習とかで魔法が使えるようになるのだろうか。
そしてMPがほぼ無限、つまり魔力が使い放題ということだ。
正直チートすぎてドン引きしているが、こちらで生活していくうえで、使えるに越したことはないと思っておくか。
「チートとかじゃなく、普通に魔法が使えるくらいが良かったな……。まあともあれ、魔法が使えるってのは便利そうだ。教えてもらえれば使えるようになるのかな?」
「そうですね。魔力の使い方に関しては、また後日時間をとって行いましょう」
そして、この世界や、俺が現在いる国である、ウィズダム王国の常識について簡単に教わった。
この世界では、今俺がいるところを人間界と呼び、さっきまでいた天界と、魔族の住む魔界が存在するらしい。
とても少ない確率とはいえ、たまに異世界から人が迷い込んでくることがあり、地球の文化や知識が持ち込まれているようだ。
とはいえ希少なことには変わりなく、自ら異世界人と名乗るようであれば、
「私が突然そう言われたら気の毒そうな顔をしますね」
とのことだった。気の毒って、おい。
また、あちらとこちらの時間の流れは全く違うようで、そこそこ最近の知識も持ち込まれているようだ。
いわゆる現代知識チートで無双してやるぜ! みたいなのは難しそうかな?
それと、今まではいなかったが、現代知識で兵器を作ってやるぜ! のようにあまりにも危険な事をやらかしそうであればすぐに封印され、準備が整い次第、元の世界に強制送還されるらしい。
異世界系によく出てくる魔物や各種ギルド等も存在しており、ソフィアが今まで読んできた物語を例にいろいろ説明してもらえた。
彼女の表情変化は小さいのだが、やはり説明後の表情はどことなく得意げだった。
それと、帰るまでの半年間、この教会のすぐ横にある巡礼者用の宿泊所に泊まって大丈夫だそうだ。
転移の魔法などがあるため、すべての部屋が埋まるということはあまりないらしい。
◇
「とりあえず以上で簡単な説明は終わりです。夜間は天界にいますが、日中はこの部屋で仕事をしています。何かわからないことがあれば、その都度聞いていただけたらと思います。さて、時間も遅くなりましたので、残りの詳しい説明は明日以降改めて行いますね。では宿泊所に案内しましょうか」
外に出ると既に日が沈んでいた。
夕食をどうしようかと思ったが、ソフィアが宿泊所の調理場で食事を作ってくれることになった。
ちなみに食材は、漫画を出した時と同じように、何もない空間から取り出していた(空間魔法らしい)。
「たびたび漫画のレシピを参考にして食事を作ってます。天使に食事は必ずしも必要ではありませんが」
とのことで、少し心配したけど普通においしかったです。
完成した料理はぶぶ漬け! なんてオチはなく、鉄板ナポリタンだった。
パンツァー・フォー!
◇
食事を終え、片付けが済んだ後
「それではまた明日。いろいろと必要なものもあるでしょうし、まずは街を案内しましょうか」
と明日の予定を言うと天界に帰って行った。
さて、これから半年どう過ごしていくかな、と考えながらベッドで寝っ転がっていたが、いろいろ疲れていたようで気づけば寝てしまっていた。
43
あなたにおすすめの小説
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 番外編『旅日記』
アーエル
ファンタジー
カクヨムさん→小説家になろうさんで連載(完結済)していた
【 異世界生活〜異世界に飛ばされても生活水準は変えません〜 】の番外編です。
カクヨム版の
分割投稿となりますので
一話が長かったり短かったりしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる