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第六章 初めての 異世界旅行は エルフ村
第91話 俺、また何かやっちゃいました……(不本意)
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全員が揃い、クレアの方も作業? が終わったみたいなのでそれぞれが席に着いた。
さて、改めて今日の参加者だが……。
俺。
教会の巫女(と天使)であるソフィア、その教会のシスターであるモニカ。
今井商会の代表の娘で本人も商人であるアキナ。
人形職人であるイズレの娘、ディニエル。
魔道具職人のベイラ、有名な武具職人であるヴェイグルの娘でもあるな。
祖父であるガレムのおもちゃ屋を手伝っていて、商品の開発とかもしているユズ。
このお城の王女様であるクレア、とそのメイドであるメアリさん。
それと、俺が雇っているリューナ。
それと、ディニエルがエルフ、ベイラがドワーフ、リューナが魔族だな。
うん、改めて考えると本当に色々な人たちが集まったな。
本題に入る前にまずは、全員が軽く自己紹介することにした。
今回はディニエルがいるから、俺も参加できるぞ!
……なんて思ったけど、ディニエルから
「問題ない。父から聞いた」
と言われてしまった。
……まあ特に面白いことを言うわけでもないし、いいんだけどさ。
各自が自分の事を話す中で、リューナがドラゴンの魔物から魔族になった、といった説明では皆驚いていたな。
その中でも特にディニエルが反応していて、それがすごく気になった。
声とかは発していないんだけど、その話を聞いた時は一瞬目を見開いていた感じだったし、その後は少し体が前のめりになっていた。
……彼女の琴線に触れる何かがあったのだろうか?
後で聞いてみようかな。
ちなみに、俺がリューナを雇うことになったという下りは、へー、くらいの感じで流された。
それと、ディニエルの挨拶は、
「ディニエル。イズレの娘。よろしく」
と、実にシンプルな感じだった。
◇
さて、全員の自己紹介も終わったし、次は……。
……あれ? 今日って、何のために集まったんだ?
アキナが、俺から試練の話を聞いたから集めることにした、っとは言っていたけど、その目的は聞いてないな。
ま、まあ、俺の試練が切っ掛けだし、それに関する話だろう。
「さて、それじゃあ今日は、わたしが進行役をさせてもらうわね。皆、前に話したハクトの試練については覚えているかしら?」
アキナが皆に確認すると、皆は同意したり、うなずいたりしていた。
……アキナは、ちゃんと皆に伝えてくれたんだな。
ただ、やっぱり一度は俺から伝えたいな。
そう思い、アキナにお願いしてその時間を作ってもらった。
俺がこの世界に残りたいと思った理由と、一方で元の世界に戻りたい理由とか、魔皇の城で話したのと同じような内容を話した。
皆はそれに対して、まだまだ俺と色々できるのが嬉しい、みたいな感じで、好意的な反応を返してくれた。
「皆、ありがとうな。そう言ってくれて嬉しいよ」
と、思わず感謝の言葉が出た。
「わたしも、こっちの世界にもいたいと思ってくれて嬉しいわ。もちろん、商会のことを除いてもよ! それで、そんなハクトには色々な手伝いが必要だと思って、今日は皆を集めたの。これも、前に連絡したから大丈夫だと思うけど」
ああ、やっぱり俺の試練を手伝うために皆を集めてくれたんだな。
やっぱり、アキナには感謝しないとな。
「というわけで最初の議題は、ハクトがこっちで生活する家についてよ!」
……あれ?
「ちょ、ちょっと待った! アキナ、俺の手伝いって、試練についてじゃないのか?」
「ええ、もちろんそれも後で話し合う予定よ。でもまずは、ハクトが今後生活していく上で必要な準備を手伝おうと思ったの。全く常識が異なる世界から来たんだもの、何をすればいいか分からないことが色々と出てくると思ってね。それに、そっちの方が試練に集中できるでしょ?」
……確かに、どこかの国に旅行するなら表面的な知識があればよさそうだけど、そこに定住するとなれば色々な知識が必要そうだし、手続きとかもしなくちゃだもんな。
俺一人でそれをやるのは、ちょっと大変そうだ。
「……そうだな。それを手伝ってもらうのは助かるよ。けど、家ってどういうことだ? 確かに、今住んでいるところは出ていく必要があるけど、その後はしばらくアパートとかでも借りようかと思ってたんだけど」
住む場所をどにかしないと、と思いつつ街を散策した時に、入居者募集中! と書かれた紙を見かけたので、この世界にもアパート、ないしそれに近い形態のものはあるみたいだからな。
……最悪、魔皇の城に用意してもらった部屋に住むってこともできるけど、なんというか居候って感じがして落ち着かなそうだ。
「そうね。確かに、普通の人であればそれでいいかもしれないわ。けど、今のハクトはそうじゃないもの」
「いや、確かに俺の周りにはすごい人たちがいっぱいいるけど、俺自身の身分は一般庶民だよ」
……ちょっと口座にお金がいっぱいある気がするけど、それ以外には特に重要な立場で仕事をしてるとかはないしな。
たまに誰かの手伝いをしているだけって現状は、フリーター的な感じだろう。
今までは観光客的な感じでよかったけど、これからこっちの世界でも生活するなら仕事も探さないとだしな。
「……そう考えると、アキナの商会で雇ってもらいたくなるかもな」
「……どうしてそんな発言が出てきてのか不思議だけど、ちょっとそれは難しくなったわね。わたしとしても残念だけど」
え?
……俺、何かやらかしちゃったんだろうか?
というか、履歴書を出す前にお祈りメールが届いてしまった……。
「というか、ハクトが普通の人だって思っている人は、ここには一人もいないわよ。それに、アオイから聞いたわ。まだ正式には発表していないけど、魔界では異世界親善大使って肩書で活動するのよね? つまり、外交で一番偉い人ってことじゃない!」
「それは本当なのですわ? それなら、私の国でもその肩書で活躍して欲しいのですわ! 国の公式な賓客として、正式に迎えるのですわー!」
……あれ?
俺としては、芸能人とかがやってる、あの親善大使のつもりだったんだけど。
そう言った人たちについて、国が公式に賓客扱いとかは、しないよな?
……まさか。
「えっと、聞きたいんだけど、親善大使って、この世界にある?」
「そういった呼び名は聞いたことがないけど、親善のための大使、つまり外交官ってことよね? それならもちろんあるわよ!」
……あ、これ、俺がやらかしちゃったパターンだ。
そういえば、俺が異世界親善大使ってのはどうだ? って言った時に、魔皇の皆がちょっとびっくりしてのも、あっさりそれに決まったのも、そういうことだったからか。
……どうしよう。
「あー、えっとな。俺の世界で親善大使っていうのは……」
と、とりあえず世間で有名な人が宣伝のために与えられる肩書、みたいな説明をした。
◇
その後、クレアをメインにして皆で話し合った。
結果として、国が正式に保証する肩書として、異世界親善大使を名乗ることになった。
……偉い立場っていうのは落ち着かないけど、今後活動する上でやっぱりそう言った立場が必要だとクレアに力説された結果だ。
それに、どこかの国の外交官、といった扱いではなく、異世界から来た、この世界で親善の為に活動する、国が身分を保証する人物、という扱いにしてくれるみたいだ。
それなら、俺が何かやらかしても国に責任は問われにくいだろうし、誰かに任命されたわけじゃないからいつでも辞められそう、ということで納得することにした。
「さて、ハクトの肩書が正式に決まったことだし、元の議題に戻るわよ! ……というか、正式にそういった肩書を名乗るなら、ちゃんとした住まいは絶対に必要になるわよね」
……うん、まあそうなるよな。
さて、改めて今日の参加者だが……。
俺。
教会の巫女(と天使)であるソフィア、その教会のシスターであるモニカ。
今井商会の代表の娘で本人も商人であるアキナ。
人形職人であるイズレの娘、ディニエル。
魔道具職人のベイラ、有名な武具職人であるヴェイグルの娘でもあるな。
祖父であるガレムのおもちゃ屋を手伝っていて、商品の開発とかもしているユズ。
このお城の王女様であるクレア、とそのメイドであるメアリさん。
それと、俺が雇っているリューナ。
それと、ディニエルがエルフ、ベイラがドワーフ、リューナが魔族だな。
うん、改めて考えると本当に色々な人たちが集まったな。
本題に入る前にまずは、全員が軽く自己紹介することにした。
今回はディニエルがいるから、俺も参加できるぞ!
……なんて思ったけど、ディニエルから
「問題ない。父から聞いた」
と言われてしまった。
……まあ特に面白いことを言うわけでもないし、いいんだけどさ。
各自が自分の事を話す中で、リューナがドラゴンの魔物から魔族になった、といった説明では皆驚いていたな。
その中でも特にディニエルが反応していて、それがすごく気になった。
声とかは発していないんだけど、その話を聞いた時は一瞬目を見開いていた感じだったし、その後は少し体が前のめりになっていた。
……彼女の琴線に触れる何かがあったのだろうか?
後で聞いてみようかな。
ちなみに、俺がリューナを雇うことになったという下りは、へー、くらいの感じで流された。
それと、ディニエルの挨拶は、
「ディニエル。イズレの娘。よろしく」
と、実にシンプルな感じだった。
◇
さて、全員の自己紹介も終わったし、次は……。
……あれ? 今日って、何のために集まったんだ?
アキナが、俺から試練の話を聞いたから集めることにした、っとは言っていたけど、その目的は聞いてないな。
ま、まあ、俺の試練が切っ掛けだし、それに関する話だろう。
「さて、それじゃあ今日は、わたしが進行役をさせてもらうわね。皆、前に話したハクトの試練については覚えているかしら?」
アキナが皆に確認すると、皆は同意したり、うなずいたりしていた。
……アキナは、ちゃんと皆に伝えてくれたんだな。
ただ、やっぱり一度は俺から伝えたいな。
そう思い、アキナにお願いしてその時間を作ってもらった。
俺がこの世界に残りたいと思った理由と、一方で元の世界に戻りたい理由とか、魔皇の城で話したのと同じような内容を話した。
皆はそれに対して、まだまだ俺と色々できるのが嬉しい、みたいな感じで、好意的な反応を返してくれた。
「皆、ありがとうな。そう言ってくれて嬉しいよ」
と、思わず感謝の言葉が出た。
「わたしも、こっちの世界にもいたいと思ってくれて嬉しいわ。もちろん、商会のことを除いてもよ! それで、そんなハクトには色々な手伝いが必要だと思って、今日は皆を集めたの。これも、前に連絡したから大丈夫だと思うけど」
ああ、やっぱり俺の試練を手伝うために皆を集めてくれたんだな。
やっぱり、アキナには感謝しないとな。
「というわけで最初の議題は、ハクトがこっちで生活する家についてよ!」
……あれ?
「ちょ、ちょっと待った! アキナ、俺の手伝いって、試練についてじゃないのか?」
「ええ、もちろんそれも後で話し合う予定よ。でもまずは、ハクトが今後生活していく上で必要な準備を手伝おうと思ったの。全く常識が異なる世界から来たんだもの、何をすればいいか分からないことが色々と出てくると思ってね。それに、そっちの方が試練に集中できるでしょ?」
……確かに、どこかの国に旅行するなら表面的な知識があればよさそうだけど、そこに定住するとなれば色々な知識が必要そうだし、手続きとかもしなくちゃだもんな。
俺一人でそれをやるのは、ちょっと大変そうだ。
「……そうだな。それを手伝ってもらうのは助かるよ。けど、家ってどういうことだ? 確かに、今住んでいるところは出ていく必要があるけど、その後はしばらくアパートとかでも借りようかと思ってたんだけど」
住む場所をどにかしないと、と思いつつ街を散策した時に、入居者募集中! と書かれた紙を見かけたので、この世界にもアパート、ないしそれに近い形態のものはあるみたいだからな。
……最悪、魔皇の城に用意してもらった部屋に住むってこともできるけど、なんというか居候って感じがして落ち着かなそうだ。
「そうね。確かに、普通の人であればそれでいいかもしれないわ。けど、今のハクトはそうじゃないもの」
「いや、確かに俺の周りにはすごい人たちがいっぱいいるけど、俺自身の身分は一般庶民だよ」
……ちょっと口座にお金がいっぱいある気がするけど、それ以外には特に重要な立場で仕事をしてるとかはないしな。
たまに誰かの手伝いをしているだけって現状は、フリーター的な感じだろう。
今までは観光客的な感じでよかったけど、これからこっちの世界でも生活するなら仕事も探さないとだしな。
「……そう考えると、アキナの商会で雇ってもらいたくなるかもな」
「……どうしてそんな発言が出てきてのか不思議だけど、ちょっとそれは難しくなったわね。わたしとしても残念だけど」
え?
……俺、何かやらかしちゃったんだろうか?
というか、履歴書を出す前にお祈りメールが届いてしまった……。
「というか、ハクトが普通の人だって思っている人は、ここには一人もいないわよ。それに、アオイから聞いたわ。まだ正式には発表していないけど、魔界では異世界親善大使って肩書で活動するのよね? つまり、外交で一番偉い人ってことじゃない!」
「それは本当なのですわ? それなら、私の国でもその肩書で活躍して欲しいのですわ! 国の公式な賓客として、正式に迎えるのですわー!」
……あれ?
俺としては、芸能人とかがやってる、あの親善大使のつもりだったんだけど。
そう言った人たちについて、国が公式に賓客扱いとかは、しないよな?
……まさか。
「えっと、聞きたいんだけど、親善大使って、この世界にある?」
「そういった呼び名は聞いたことがないけど、親善のための大使、つまり外交官ってことよね? それならもちろんあるわよ!」
……あ、これ、俺がやらかしちゃったパターンだ。
そういえば、俺が異世界親善大使ってのはどうだ? って言った時に、魔皇の皆がちょっとびっくりしてのも、あっさりそれに決まったのも、そういうことだったからか。
……どうしよう。
「あー、えっとな。俺の世界で親善大使っていうのは……」
と、とりあえず世間で有名な人が宣伝のために与えられる肩書、みたいな説明をした。
◇
その後、クレアをメインにして皆で話し合った。
結果として、国が正式に保証する肩書として、異世界親善大使を名乗ることになった。
……偉い立場っていうのは落ち着かないけど、今後活動する上でやっぱりそう言った立場が必要だとクレアに力説された結果だ。
それに、どこかの国の外交官、といった扱いではなく、異世界から来た、この世界で親善の為に活動する、国が身分を保証する人物、という扱いにしてくれるみたいだ。
それなら、俺が何かやらかしても国に責任は問われにくいだろうし、誰かに任命されたわけじゃないからいつでも辞められそう、ということで納得することにした。
「さて、ハクトの肩書が正式に決まったことだし、元の議題に戻るわよ! ……というか、正式にそういった肩書を名乗るなら、ちゃんとした住まいは絶対に必要になるわよね」
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