扇屋の梟

音羽夏生

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躾 ※

12

 その男は、汗に濡れた梟の体を後ろから抱き上げ、胡座をかいた自分の上に座らせる形に腰を持ち上げる。
 そして、だらしなく綻びた花蕾に天を指して聳り立つ自身を押し当てると、腰を支える手を離し一気に突き刺した。

「あああああぁぁっ!!」

 凄まじい形と大きさのものに、珊瑚珠で熟れた花筒を激しく擦り上げられ、息が詰まるような衝撃に梟は喉を振り絞って絶叫した。
 串刺しにされた体は小刻みに震えるばかりで、滂沱の涙を流したまま彷徨う目は虚空を見つめている。
 それでも望んでいたものを与えられた花筒は、捩じ込まれた凶器に待ちかねたように吸いつき、啜り上げる。
 その飢えたような動きは屈強な男でも耐え難いほどで、梟を貫いた男はいくらも経たずに白い胸に回した腕に力を込め、指先に触れた突起を捻り上げながら、最奥に熱い精を大量に叩きつけた。

「いやあっ、ああああぁぁ!!」

 大珠との戯れで爛れたように敏感になっている内襞を、こそげるような勢いで精液に舐め叩かれ、あられもない嬌声が迸った。
 閉じることもできない唇は、荒い呼吸で乾ききっている。

(もう、無理、だ……)

 胸と後ろと前と。三点を同時に責められ、脳を焼き尽くす快楽にとうとう梟の理性は陥落した。
 長引かされた絶頂が欲しくて欲しくて、もうそれしか頭にない。
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