人間よりも魔族の方が待遇が良さそうだったので魔王へのスカウトを受けようと思います

ジミー凌我

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プロローグ①

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 俺の名前は名前はマドカ。15歳。
 辺境にある村で毎日ごろごろ寝て過ごし、親に言われた時に嫌々畑仕事を手伝うふりをしてほぼ手伝わないだけのニート生活を15年ほど続けていたある日。
 母親に呼ばれたけど行かなかったら、俺の部屋まで来て怒鳴ってきた。
「あんた!もう15歳にもなるんだから働きに村の外に行きなさい!王都にでも行けば仕事なんていくらでもあるし、何だったらあんた力だけはなぜか強いんだから、冒険者にでも登録してきなさい!じゃないとあんたの部屋燃やすわ!」
 と。
 まあ確かに、何回か家の仕事を手伝ったとき、畑を耕せと言われれば物を持つのはだるいから手でやってたし、物を運べと言われれば、何度も往復して運ぶのはめんどくさかったから、どれだけ物があっても1回で運び切るようにはしていた。
 この間暇つぶしに少し大きめの岩に頭突きしてみたら、岩、木端だったし。
 とりあえず、何の思い入れもなかったのでその日のうちに村を出て、王都に向かった。
 パンとナイフとランプを持って。
 王都までは歩いて1ヶ月くらいだったし、野宿や途中の村で宿を借りるのもめんどくさかったから、走っていった。
 王都に着いたのは、3日後、寝ずに走り続ければ3日で着くんだなぁって感動したけど、バターを持ってくるのを忘れて辛かった今日この頃の俺でした。
「はぁ、めんどくさい」
 王都に着いた俺は、まず冒険者登録をするためにギルドに向かった。
 初めての街だったが、外観とか本当にどうでもよかったので感で頭のおかしそうなやつが多そうなところに向かったら、すぐにギルドについた。
「ここで冒険者登録するんですか?」
 ギルドの前に立ってる屈強な鎧を着た男の人に聞いてみた。
「あ?田舎もんか?このギルドでランキングトップ100位以内に入る俺様に、話しかけるんじゃねぇよ雑魚が!!」

 ズドォーン!

「あ、すみませーん。冒険者登録したいんですけど」
 受付にいる、なぜか目を丸くしてる可愛い系のおねえさんに声をかける。
「え、あ、はい。ここで登録可能ですよ。ーーーえーと、入り口で何かあったんですか、?何か大きな音しましたけど、、」
「いえいえ、誰かが盛大にこけたみたいですよ?」
 笑顔でおねえさんに答える。
「あ、はぁ、じゃ、じゃあこちらの用紙に記入をお願いします。」
 ふむふむ、なになに、、ふんふん。これでいいか。カキカキっと。
「お願いしまーす。」
「はい。それではこちらで承ります。では、こちらの水を手ですくっていただくと、手に吸収されますので、一滴だけ染み出してくる雫をこちらの紙に垂らしてください。」
「これをすくえばいいんすね~。」
 おお、手に吸収された!
 おおぉ、手から染み出してきた!
 垂らしと、、、
「こ、これは!!!」
 おねえさんが急に叫んだ。


 ざわざわーーざわざわ
「おい、あいつランキング83位のテレスコだぜ。」
「なんであんなところで項垂れてるんだ?」
「なんか、見なれない奴と話してる途中で急に大きな音がして、テレスコが崩れ落ちたらしいぜ。」
 テレスコのか細い声が聞こえる、、
「俺が、この俺様が、、この街で1万人を越える冒険者のトップ100にいる俺様が、あんな、、あんな田舎もんに、、そんな馬鹿な、、、」
 そう呟くテレスコはなぜか先ほど身につけていた屈強な鎧を着ていなかった。。。
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