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1分完結 ちゃぼ茶のショートショート「自撮り」
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外から野球部の掛け声が聞こえる放課後
少し薄暗い教室で私は勉強をしている彼にちょっかいを出していた
メガネをかけた彼に私は聞く
好きな人いないの?
彼は「好きな人って色々あるだろ、家族としてとか友達としてとか…」
ノートを書きながらこっちも向かずごちゃごちゃ言う
じゃー恋人としては?だるそうに私は聞く
私はちゃんと答えないだろうと思いながら窓の外を見ていると
書いていたシャーペンの音が聞こえなくなった
彼は小さく、外から聞こえる部活の掛け声にかき消されそうな声で
「髪の毛切ったら最初に伝えたい人かな」
またシャーペンの音が無言の教室に広がる
私は小さくため息を吐く、私が期待してた、はっきりとしない答え…でも質問をめんどくさそうに答える彼を見て思い出していた
そうだった…わたしはこんなめんどくさい性格も、好きだった
そんな自分に対して呆れていると
「あ!」
私はつい大きな声をあげてしまった
彼は気にせずノートを見続けていた
一方で、私は思い出していた
昨日彼から美容室の鏡の前で慣れない自撮りの写真が送られてきたことを
再び見た彼の右手に持つシャーペンは動いていなかった
少し薄暗い教室で私は勉強をしている彼にちょっかいを出していた
メガネをかけた彼に私は聞く
好きな人いないの?
彼は「好きな人って色々あるだろ、家族としてとか友達としてとか…」
ノートを書きながらこっちも向かずごちゃごちゃ言う
じゃー恋人としては?だるそうに私は聞く
私はちゃんと答えないだろうと思いながら窓の外を見ていると
書いていたシャーペンの音が聞こえなくなった
彼は小さく、外から聞こえる部活の掛け声にかき消されそうな声で
「髪の毛切ったら最初に伝えたい人かな」
またシャーペンの音が無言の教室に広がる
私は小さくため息を吐く、私が期待してた、はっきりとしない答え…でも質問をめんどくさそうに答える彼を見て思い出していた
そうだった…わたしはこんなめんどくさい性格も、好きだった
そんな自分に対して呆れていると
「あ!」
私はつい大きな声をあげてしまった
彼は気にせずノートを見続けていた
一方で、私は思い出していた
昨日彼から美容室の鏡の前で慣れない自撮りの写真が送られてきたことを
再び見た彼の右手に持つシャーペンは動いていなかった
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