どっきりわくわく残念な俺物語!

ポテトメーン

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⑧旅の恥は掻き捨て 「おいおいふざけんな!掻き捨てられた方は迷惑だ!ペットのうんこ同様、持ち帰れ!」

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今から13年くらい前の話。
俺は、のんびり田舎道を散歩していたら、一人の観光客と遭遇した。
その観光客は、年配だった。そして俺に道を尋ねてきた。
俺はその観光客が関西圏の人だとすぐに分かった。
なぜなら、イントネーションが関西弁だったからである。
その関西圏の年配観光客は、初めての北海道だったそうで、非常にテンションが上がっていた。
めちゃくちゃ俺にプライベートな質問してくるし、いらないお菓子まで押し付けてきた。正直めんどくさかった。
当時は、スマホが普及し始めたばかりで、みんな持っていたわけではなかった。
カーナビもソコソコ発達していたが、その人は歩きだった。
ど田舎で、目印らしい目印のない道を的確に、目的地までにたどり着けるのは、地元の人間しかいなかった。
ゆえに観光客は目的地までの道を、地元の人に聞くしか、たどり着くまでの手段がなかった。
この頃、俺の友達は、道を尋ねられた際、必ず嘘の道を教え、観光客を困らせ、ほくそ笑むいい趣味をしていた。
が、俺は純白なハートの持ち主なので、誠実に目的地までのルートを教えた。
が、あまりにも、このおっさん関西人の俺へのプライベートな質問が多く、俺の純白のハートはだんだんが灰色になっていった……
無駄にテンションの高い関西人との、膨大な世間話を含む道案内が終わり、俺はやっと別れられる……と思った。
別れ際、関西のテンション高すぎ観光おじさんは、とてつもない一言を放ち、俺の純白なハートを真っ黒に染めた。
「北海道は、デッカイドー^^」
たぶん俺は、この時完全に人殺しの目をしていたと思う。完全に殺意が湧いた。でも大人な俺は必死に理性で殺意を食い止めたため、人殺しにはならずに済んだ。
しかし、おじさんにはあきれ果てて、優しさの欠片もない冷徹な一言を放って、その場を立ち去った。
「おじさんのギャグ、寒いから、どっか移動」
ある意味殺すよりひどい事をしたかもしれない。
おじさんを殺さずには澄んだが、俺の凍り付いた一言で、おじさんの放ったギャグ、そしておじさんのテンションを完全に殺した。

俺も嘘の観光案内して、ほくそ笑んでたほうが、平和だったかもなー!
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