ほのぼの学園百合小説 キタコミ!

水原渉

文字の大きさ
144 / 387

Chit-Chat! 13

しおりを挟む
<作者より>
2021年8月のツイートをまとめた、短いトーク集です。
時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。
実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。
また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1

千紗都「今日の定例会は、青春について話し合います。題して青春会議」
涼夏「青春会議!」
絢音「千紗都、面白い……」
涼夏「くくっ……」
千紗都「真面目に! 私たちはもっと青春するべきだと思うの」
涼夏「青春する……真顔で……」
絢音「面白い……っ!」
千紗都「もうっ! 真面目にやって!」

  2

絢音「千紗都さんの青春とは、例えばどんなものがありますか?」
千紗都「海に向かって走る」
涼夏「海に向かって……走る……」
千紗都「影絵で大きなハートを作る」
絢音「もうダメ。千紗都、可愛い」
涼夏「可愛い」
千紗都「じゃあ、具体的な日時を決めます」
涼夏「えっ? 本当にやるの?」

  3

千紗都「おはよー」
絢音「おはよ。ここ10年で一番の可愛さだね」
千紗都「昨日もそんなようなことを言われた覚えがある」
絢音「ここ10年で一番と言われた昨日を上回る可愛さだね」
千紗都「明日は?」
絢音「みずみずしさが感じられる素晴らしい千紗都」

  4

千紗都「なでなで」
奈都「ひえっ! なんでお尻触るの!?」
千紗都「わからない」
奈都「わからないことはしないで!」
千紗都「確かにお尻は触ったけど、問題はないと考えている」
奈都「問題だから!」
千紗都「?」
奈都「反応おかしいから!」

  5

涼夏「千紗都は、やりたいスポーツとかある?」
千紗都「ないかな」
涼夏「……」
千紗都「中学の時、バドミントンやってた」
涼夏「知ってる」
千紗都「涼夏は?」
涼夏「ないかな。エアホッケーとか?」
千紗都「ゲーセンにあるやつ? あれ、スポーツなの?」
涼夏「わからん。汗はかく」

  6

千紗都「おはよー」
奈都「うわっ、髪縛ってる」
千紗都「暑すぎて」
奈都「可愛い」
千紗都「行こっか」
奈都「はぁ、日頃は隠されてるチサのうなじ」
千紗都「奈都、どんどん頭がおかしくなってくね」
奈都「帰宅部のせいだよ?」
千紗都「えー」

  7

奈都「フリート、お前、死ぬのか?」
千紗都「……」
奈都「最後に何か投稿しようかな」
千紗都「……」
奈都「何?」
千紗都「ううん。興味深く観察してる」
奈都「動物園的な表現やめて」
千紗都「言い得て妙だね」
奈都「難しい言葉使わないで」

  8

千紗都「川遊びをしたことがない」
涼夏「私もないな」
絢音「川はないねー」
奈都「私はあるよ」
千紗都「そっか。じゃあ、3人で遊ぼう」
涼夏「オッケー」
奈都「オッケーじゃないから! 意味わかんないから!」
千紗都「そう?」
絢音「みんな面白いなぁ」

  9

千紗都「いよいよ涼夏のお料理チャンネルを始める日が来た」
涼夏「来てないから」
千紗都「動画編集は絢音がする」
絢音「頑張るね。千紗都は何する?」
千紗都「作ったものを食べる」
絢音「大事だね」
千紗都「収益化したら、そのお金で遊ぶ」
涼夏「最低だ、この人」
絢音「可愛いね」

  10

千紗都「白い空の大部分を青い雲が覆ってるね」
奈都「……うん」
千紗都「木が鳴いてる」
奈都「蝉、かな」
千紗都「奈都、頭で暑さがおかしくなっちゃったんだよ」
奈都「そうなんだ。可哀想に」
千紗都「誰が?」
奈都「チサでしょ?」
千紗都「私は普通」
奈都「それが普通だと、余計に心配」

  11

千紗都「なでなで」
奈都「ひいっ! だから、お尻を触らない!」
千紗都「スカートの表面は撫でたけど、お尻を触ったという認識はない」
奈都「同じ理屈で胸を触られたら嫌でしょ?」
千紗都「……」
奈都「ねっ?」
千紗都「最近よく見る理屈なのに、奈都には通用しない」

  12

千紗都「涼夏、何か面白い話して」
涼夏「とっておきの話をしよう」
千紗都「期待」
涼夏「タイトル、まんじゅうこわい」
千紗都「知ってる。その話、知ってる……」
涼夏「昔、若者たちが怖いものの話をしていました」
千紗都「普通に話し始めたし!」

  13

千紗都「おはよー」
奈都「おはよ。私、チサのおはよー、好き」
千紗都「昨日、奈都が勧めてくれた動画見たよ」
奈都「あー、うん。それは嬉しいけど、私のおはよー好きにも反応してほしいな」
千紗都「変わってるね」
奈都「もっと私に優しくして」
千紗都「結構優しくしてるつもりだけど」

  14

涼夏「よくグループで通話するじゃん?」
千紗都「そうだね」
涼夏「ナッちゃんはなかなか会えないから、声の人って感じになってきた」
千紗都「いやいや、可愛いよ?」
涼夏「中の人的な。声の出演」
千紗都「この人、変なこと言ってる」
絢音「ごめん。ちょっとわかる」
千紗都「えー」

  15

涼夏「うわっ! 明治だ!」
千紗都「本当だ!」
奈都「えっ? 何? どうしたの?」
涼夏「前に帰宅部で昭和を探す遊びをしててね」
千紗都「明治は古いね」
奈都「帰宅部、楽しそうだね」
涼夏「楽しいよ。ナッちゃんもおいで」

  16

涼夏「うわぁ! 大正だ!」
千紗都「ヤバイ。これはヤバイ」
涼夏「レアすぎ。写真撮ろう」
千紗都「撮ろう撮ろう」
奈都「どうしよう。すごく楽しそうだけど、テンションについていけない」
涼夏「ほら、ナッちゃんも一緒に撮るよ!」

  17

奈都「ペンギンカフェに来ました」
千紗都「可愛いね」
奈都「チサ、ちょっとぬいぐるみ抱いて」
千紗都「いいけど」
奈都「可愛い。パシャパシャ」
千紗都「奈都も撮ってあげるね」
奈都「私は別に……」
千紗都「いや、撮らせて」
奈都「はぁ、チサ可愛いなぁ。壁紙にしよう」
千紗都「おーい」

  18

千紗都「こいつ、なんだっけ?」
奈都「ディズニーのじゃない?」
千紗都「はまペン」
奈都「違うね」
千紗都「ムロオのペンギン」
奈都「あれは帽子かぶってる」
千紗都「畜生ペンギン」
奈都「ディズニーのだって」
千紗都「サンリオじゃない?」

  19

千紗都「こいつ、抱き心地がいいなぁ」
奈都「いいなぁ」
千紗都「ペンギンに嫉妬しないで!」
奈都「してないから!」
千紗都「一緒に寝たい」
奈都「いいなぁ」
千紗都「ピングー」
奈都「知ってるじゃん!」
千紗都「知ってるけど……」

  20

涼夏「あっ……」
千紗都「あ?」
涼夏「暑いの無理……」
千紗都「可愛い。今来たばっかりだから。むしろ、地下鉄の駅を出た刹那だから」
涼夏「涼しいところで休憩しよう」
千紗都「まだ何もしてないし!」
涼夏「人類の生息できる温度じゃない」

  21

涼夏「プレミアムフライデー!」
千紗都「そんなのもあったね」
絢音「プレミアムなことしよう」
千紗都「プレミアムなアイスを食べる」
絢音「いいね」
涼夏「誰か今日は違うって突っ込んで」
千紗都「毎日がプレミアムみたいな、ポジティブジョークかと思った」

  22

千紗都「おはよー」
奈都「おはよ」
千紗都「空は青空なんだけど、全体的に雲がかかってて、所々に灰色の雲も浮かぶ怪しい空模様だね」
奈都「あー、うん」
千紗都「風は少し強めで、夏の強い暑さは感じなくて、生ぬるい感じだね」
奈都「なんでそんな説明調なの?」

  23

絢音「ナツは、ギニアはどこにあるか知ってる?」
奈都「ギニアかー。名前からするとアフリカっぽい」
絢音「正解。じゃあ、アフリカはどこにあるか知ってる?」
奈都「ヨーロッパの南の方? 地球?」
絢音「そうだね。じゃあ、地球がどこにあるか知ってる?」
奈都「あと2手くらいで詰みそう……」

  24

涼夏「物騒な事件が多くて千紗都が心配だから、猫みたいに部屋飼いする」
千紗都「外に出たい」
涼夏「我慢して。千紗都は可愛いから、危険度が他の人より高い」
千紗都「それを涼夏が言う? 学年一番人気の自覚はありますか?」
涼夏「千紗都は壁を作ってるから、私より1ミリくらい人気が低いだけ」

  25

奈都「チサが壁を作ってるって聞いた!」
千紗都「嬉しそうだね」
奈都「50メートルくらいの壁を作って、巨大な外敵の侵入を防ごう!」
千紗都「そうだね」
奈都「なんでそんなに反応が冷たいの?」
千紗都「壁を作ってるから」
奈都「ちょっとウケたけど、私には門を開いてお願い」
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

義姉妹百合恋愛

沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。 「再婚するから」 そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。 次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。 それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。 ※他サイトにも掲載しております

ツルギの剣

Narrative Works
青春
 室戸岬沖に建設された海上研究都市、深水島。  舞台はそこに立つ女子校、深水女子高等学校から始まる。  ある日、深水女子高等学校の野球部に超野球少女が入部した。  『阿倍野真希』と呼ばれる少女は、ささいなことから本を抱えた少女と野球勝負をすることになった。  勝負は真希が勝つものと思われていたが、勝利したのは本の少女。  名前を『深水剣』と言った。  そして深水剣もまた、超野球少女だった。  少女が血と汗を流して戦う、超能力野球バトル百合小説、開幕。 ※この作品は複数のサイトにて投稿しています。

百合短編集

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話

釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。 文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。 そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。 工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。 むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。 “特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。 工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。 兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。 工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。 スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。 二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。 零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。 かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。 ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

私がガチなのは内緒である

ありきた
青春
愛の強さなら誰にも負けない桜野真菜と、明るく陽気な此木萌恵。寝食を共にする幼なじみの2人による、日常系百合ラブコメです。

処理中です...