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第49話 沖縄 3
飛行機は定刻通りに那覇空港に降り立った。着陸の時に衝撃があるのかと思ったが、そうでもなかった。それよりも、着陸後に一気に減速する方がスリルがあった。
飛行機を出たところで待ち合わせているので、荷物を持って他の乗客と一緒にボーディング・ブリッジに降り立つと、むわっとした熱気に包み込まれた。夏だ。いや、地元も夏だったが。
一人で突っ込みながら通路まで行くと、先に降りていた奈都が可愛らしく手を振った。
「お疲れー。どうだった?」
「奈都には内緒」
「どうして!」
奈都が血相を変える。沖縄に来ても、奈都は奈都のままだ。安心して長い息を吐くと、奈都に怪訝な顔をされた。
窓から外を見ると、夏の雲が浮かんでいた。曇りと言えば曇りだろうか。陰っていたが、しばらく眺めていたら強い日差しが降り注いだ。
絢音と涼夏がやって来て、合流してすぐに出口に向かって歩き出した。ここから先は全員未体験なので、行動力のある人たちに任せたい。
「飛行機、ちょっと揺れたけど、あんなもん? それとも、あれは揺れた内には入らない?」
涼夏が思い出すように言った。確かに、フライト中、一度だけベルト着用のサインが出て、ガクンと機体が下がった。一瞬ひやっとしたが、周りを見ても誰一人慌てた様子はなかった。
「まあ、あんなもんじゃない?」
奈都が何でもないようにそう言って、隣で絢音も明るい表情で頷いた。
機内では何をしていたか話しながら外に出る。普通だとスーツケースの受け取りに時間がかかるらしいが、全部リュックに押し込んだおかげでスムーズだ。
那覇空港からの移動手段は、レンタカーとモノレールが一般的らしいが、私たちは高校生なので、もちろん車という選択肢はない。本日の最初にして一番の目的地は、瀬長島ウミカジテラスである。空港のすぐ南にある小さな島に、白いショップが建ち並んでいて、見た目にも可愛く、リゾート気分を味わえる素敵な場所だ。そこへの移動手段として、涼夏はレンタサイクルを提唱した。
「そっから市街に戻ることとか、ホテルの場所とか、ホテルから国際通りの距離とか考えたら、レンタサイクルはすごく便利という結論に至りました」
事前にそう聞かされていて、みんなそれに賛同してスマホにアプリもインストールした。アプリで予約をすると、そこに表示されたパスコードで自転車が借りられるらしい。アプリのマップ上から、どこに何台あって、バッテリーがどれだけ残っているか、また返却可能な台数などもわかるようになっている。事前にみんなで動画を見たのだが、文明ヤバイという感想しかなかった。
生憎那覇空港にはステーションがなく、一番近いステーションはゆいレールで一駅先の赤嶺だった。一駅くらい歩こうと思っていたが、空港から一歩外に出た瞬間、涼夏ががっくりと肩を落として決め台詞を吐いた。
「暑いの無理」
「いや、ここ沖縄だから! ずっと暑いから!」
奈都が慌てた様子でそう言って、絢音がくすっと笑った。涼夏が眩しそうに空を見上げて、うっすらと微笑んだ。
「世の中には意味のある暑さと、意味のない暑さがある。ここから赤嶺まで二キロ歩いて、得られるものは何もない」
二キロなど、普通に歩けば二十分弱。みんなで喋りながら歩いたらあっという間という算段だったが、涼夏の想像よりだいぶ暑かったようだ。実際、周りに何もない道を歩くのは退屈そうだし、私もこの炎天下の中を歩きたくない。
「じゃあ、ゆいレール使う?」
「四人ならタクシーの方が安いし速いでしょ」
涼夏が当たり前のようにそう言って、タクシー乗り場に歩き出した。
そこでタクシーという選択肢が出て来るのがさすがである。普通にバスかゆいレールを考えたが、確かにタクシーなら一メーターか二メーターで行けそうだ。
「涼夏といると、普通にタクシーを使うから、何だかリッチになった気分」
奈都が嬉しそうにそう言って、涼夏がおどけるように手を広げた。
「一番安い手段を提案してるつもりだが」
「そうなんだけどね」
そんなわけで、運転手さんには近距離で申し訳ないが、赤嶺まで乗せてもらい、あっと言う間に到着した。赤嶺には三ヶ所もレンタサイクルのステーションがあり、無事にバッテリー残量の多い自転車を四台確保できた。
「この駅の重要度はわからないけど、こんなにあるなら、空港にも作ってくれればいいのにね」
施錠と開錠を確認しながらそうぼやくと、絢音が同じように自転車の動作を確認しながら言った。
「観光客向けじゃないのかも」
「調べたら、ゆいレールの次の駅にもあるし、その次の駅にもあるよ? 空港にだけないのは、何か理由がある気がする」
「返そうと思って空港まで行ったら埋まってたとか、上手く使えなかった時の挽回が難しいからかも」
「ありそう」
ああだこうだ言いながら、自転車に乗る。電動自転車は初めてだが、踏み込んだ時に急発進するのが少し驚いたくらいで、すごく楽だった。
「坂が楽だって聞くけど、瀬長島までには坂はなさそうだね」
「きっとその先、嫌っていうほどあるよ」
「今回のプランは、海から離れる予定もあるの?」
「わからん」
国道沿いにしばらく単調な道が続いたが、瀬長島の看板で右に折れると、南国の木の生えた道に出た。右手に空港、左手に青い海が広がっていてテンションが上がった。
「これは沖縄!」
「ただし、暑い」
滴り落ちる汗を拭う。奈都はリュックからスポーツドリンクを取り出して飲み、絢音は帽子をかぶり直した。
ウェルカムの看板を通り過ぎると、いよいよ瀬長島に入る。入ると言っても、ずっと立派な道が続いているので、どこからが島なのかよくわからないが、海岸線沿いに走っていると写真で見た白い家々が見えてきた。段差を利用して造られていて、立体的に密集している。
「テンション上がってきた!」
ワクワクしながら言うと、涼夏がにっこりと笑った。
「テンションの高い千紗都、可愛い」
「私、結構いつもテンション高いから、いつも可愛いね」
「千紗都はいつも可愛いけど、いつもテンション高いようには見えんな」
適当な場所に自転車を駐めて、敷地に入る。背中の方から大きな音がしたので、振り返ると今まさに飛行機が着陸するところだった。テラスから間近で飛行機を見ながら食事を楽しめるようだ。
「日本にもこんな場所があるんだ」
私がそう呟くと、奈都が「沖縄だけどね」と苦笑した。無言で帰宅部の仲間に解説を求めると、絢音が得意気に頷いた。
「つまり、沖縄は日本じゃない」
「そんなこと言ってないから!」
「ナッちゃん、面白いなぁ」
からかったつもりはないが、奈都は不満げに頬を膨らませた。そもそもよくわからないことを言ったのは奈都の方だと思うが、まあ可愛いから放っておこう。
階段を上ったり下りたりして一通り店を眺めていたら、汗だくで死にそうになった。ひとまずお腹を満たそうと、ハンバーガーとカレーで決を採った結果、ハンバーガーになった。
「沖縄って感じがするしね」
奈都が声を弾ませる。どうやら奈都の中では、沖縄は日本ではないらしい。もちろん、四十七都道府県の中で一番文化や風土が独特なのは確かだし、私たちもそれを楽しみに来ているから、理解できなくもない。
「アー・ユー・ア・ハンバーガー?」
話を合わせるために英語で聞いてみると、奈都は力強く「イエス!」と頷いた。元気でよろしい。
「ハンバーグラーみたいな感じかな」
仲間に尋ねるように呟くと、涼夏が可愛らしく首を傾げた。
「それはなんだ?」
「顔がハンバーガーみたいなキャラ、いなかったっけ?」
「知らんなぁ」
私も自信がなかったので、ひとまずその話は終わりにした。まずは腹ごしらえだ。
飛行機を出たところで待ち合わせているので、荷物を持って他の乗客と一緒にボーディング・ブリッジに降り立つと、むわっとした熱気に包み込まれた。夏だ。いや、地元も夏だったが。
一人で突っ込みながら通路まで行くと、先に降りていた奈都が可愛らしく手を振った。
「お疲れー。どうだった?」
「奈都には内緒」
「どうして!」
奈都が血相を変える。沖縄に来ても、奈都は奈都のままだ。安心して長い息を吐くと、奈都に怪訝な顔をされた。
窓から外を見ると、夏の雲が浮かんでいた。曇りと言えば曇りだろうか。陰っていたが、しばらく眺めていたら強い日差しが降り注いだ。
絢音と涼夏がやって来て、合流してすぐに出口に向かって歩き出した。ここから先は全員未体験なので、行動力のある人たちに任せたい。
「飛行機、ちょっと揺れたけど、あんなもん? それとも、あれは揺れた内には入らない?」
涼夏が思い出すように言った。確かに、フライト中、一度だけベルト着用のサインが出て、ガクンと機体が下がった。一瞬ひやっとしたが、周りを見ても誰一人慌てた様子はなかった。
「まあ、あんなもんじゃない?」
奈都が何でもないようにそう言って、隣で絢音も明るい表情で頷いた。
機内では何をしていたか話しながら外に出る。普通だとスーツケースの受け取りに時間がかかるらしいが、全部リュックに押し込んだおかげでスムーズだ。
那覇空港からの移動手段は、レンタカーとモノレールが一般的らしいが、私たちは高校生なので、もちろん車という選択肢はない。本日の最初にして一番の目的地は、瀬長島ウミカジテラスである。空港のすぐ南にある小さな島に、白いショップが建ち並んでいて、見た目にも可愛く、リゾート気分を味わえる素敵な場所だ。そこへの移動手段として、涼夏はレンタサイクルを提唱した。
「そっから市街に戻ることとか、ホテルの場所とか、ホテルから国際通りの距離とか考えたら、レンタサイクルはすごく便利という結論に至りました」
事前にそう聞かされていて、みんなそれに賛同してスマホにアプリもインストールした。アプリで予約をすると、そこに表示されたパスコードで自転車が借りられるらしい。アプリのマップ上から、どこに何台あって、バッテリーがどれだけ残っているか、また返却可能な台数などもわかるようになっている。事前にみんなで動画を見たのだが、文明ヤバイという感想しかなかった。
生憎那覇空港にはステーションがなく、一番近いステーションはゆいレールで一駅先の赤嶺だった。一駅くらい歩こうと思っていたが、空港から一歩外に出た瞬間、涼夏ががっくりと肩を落として決め台詞を吐いた。
「暑いの無理」
「いや、ここ沖縄だから! ずっと暑いから!」
奈都が慌てた様子でそう言って、絢音がくすっと笑った。涼夏が眩しそうに空を見上げて、うっすらと微笑んだ。
「世の中には意味のある暑さと、意味のない暑さがある。ここから赤嶺まで二キロ歩いて、得られるものは何もない」
二キロなど、普通に歩けば二十分弱。みんなで喋りながら歩いたらあっという間という算段だったが、涼夏の想像よりだいぶ暑かったようだ。実際、周りに何もない道を歩くのは退屈そうだし、私もこの炎天下の中を歩きたくない。
「じゃあ、ゆいレール使う?」
「四人ならタクシーの方が安いし速いでしょ」
涼夏が当たり前のようにそう言って、タクシー乗り場に歩き出した。
そこでタクシーという選択肢が出て来るのがさすがである。普通にバスかゆいレールを考えたが、確かにタクシーなら一メーターか二メーターで行けそうだ。
「涼夏といると、普通にタクシーを使うから、何だかリッチになった気分」
奈都が嬉しそうにそう言って、涼夏がおどけるように手を広げた。
「一番安い手段を提案してるつもりだが」
「そうなんだけどね」
そんなわけで、運転手さんには近距離で申し訳ないが、赤嶺まで乗せてもらい、あっと言う間に到着した。赤嶺には三ヶ所もレンタサイクルのステーションがあり、無事にバッテリー残量の多い自転車を四台確保できた。
「この駅の重要度はわからないけど、こんなにあるなら、空港にも作ってくれればいいのにね」
施錠と開錠を確認しながらそうぼやくと、絢音が同じように自転車の動作を確認しながら言った。
「観光客向けじゃないのかも」
「調べたら、ゆいレールの次の駅にもあるし、その次の駅にもあるよ? 空港にだけないのは、何か理由がある気がする」
「返そうと思って空港まで行ったら埋まってたとか、上手く使えなかった時の挽回が難しいからかも」
「ありそう」
ああだこうだ言いながら、自転車に乗る。電動自転車は初めてだが、踏み込んだ時に急発進するのが少し驚いたくらいで、すごく楽だった。
「坂が楽だって聞くけど、瀬長島までには坂はなさそうだね」
「きっとその先、嫌っていうほどあるよ」
「今回のプランは、海から離れる予定もあるの?」
「わからん」
国道沿いにしばらく単調な道が続いたが、瀬長島の看板で右に折れると、南国の木の生えた道に出た。右手に空港、左手に青い海が広がっていてテンションが上がった。
「これは沖縄!」
「ただし、暑い」
滴り落ちる汗を拭う。奈都はリュックからスポーツドリンクを取り出して飲み、絢音は帽子をかぶり直した。
ウェルカムの看板を通り過ぎると、いよいよ瀬長島に入る。入ると言っても、ずっと立派な道が続いているので、どこからが島なのかよくわからないが、海岸線沿いに走っていると写真で見た白い家々が見えてきた。段差を利用して造られていて、立体的に密集している。
「テンション上がってきた!」
ワクワクしながら言うと、涼夏がにっこりと笑った。
「テンションの高い千紗都、可愛い」
「私、結構いつもテンション高いから、いつも可愛いね」
「千紗都はいつも可愛いけど、いつもテンション高いようには見えんな」
適当な場所に自転車を駐めて、敷地に入る。背中の方から大きな音がしたので、振り返ると今まさに飛行機が着陸するところだった。テラスから間近で飛行機を見ながら食事を楽しめるようだ。
「日本にもこんな場所があるんだ」
私がそう呟くと、奈都が「沖縄だけどね」と苦笑した。無言で帰宅部の仲間に解説を求めると、絢音が得意気に頷いた。
「つまり、沖縄は日本じゃない」
「そんなこと言ってないから!」
「ナッちゃん、面白いなぁ」
からかったつもりはないが、奈都は不満げに頬を膨らませた。そもそもよくわからないことを言ったのは奈都の方だと思うが、まあ可愛いから放っておこう。
階段を上ったり下りたりして一通り店を眺めていたら、汗だくで死にそうになった。ひとまずお腹を満たそうと、ハンバーガーとカレーで決を採った結果、ハンバーガーになった。
「沖縄って感じがするしね」
奈都が声を弾ませる。どうやら奈都の中では、沖縄は日本ではないらしい。もちろん、四十七都道府県の中で一番文化や風土が独特なのは確かだし、私たちもそれを楽しみに来ているから、理解できなくもない。
「アー・ユー・ア・ハンバーガー?」
話を合わせるために英語で聞いてみると、奈都は力強く「イエス!」と頷いた。元気でよろしい。
「ハンバーグラーみたいな感じかな」
仲間に尋ねるように呟くと、涼夏が可愛らしく首を傾げた。
「それはなんだ?」
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