ほのぼの学園百合小説 キタコミ!

水原渉

文字の大きさ
316 / 387

Chit-Chat! 43

しおりを挟む
<作者より>
2022年7月のツイートをまとめた、短いトーク集です。
時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。
実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。
また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1

涼夏「暑い……なんでこんなに暑いのに学校があるんだ……」
千紗都「今年は梅雨明けが早かったしね」
涼夏「うながっぱですら休んでるのに!」
千紗都「えっ? 何それ」
涼夏「夏休みはまだか……」
千紗都「うながっぱって何?」
涼夏「でも、帰宅部活動はしたいな。帰宅は通学とセットだ」

  2

奈都「チサに、近寄らないでってあしらわれたい」
絢音「そんなこと、言われたことがない」
奈都「私、よく言われるけど」
絢音「何を言うと言われるの?」
奈都「チサの咀嚼音が聞きたいとか真顔で言ったら言われるんじゃない?」
絢音「千紗都の咀嚼音が聞きたいとか、思ったことがなかったよ」

  3

千紗都「おはよー」
奈都「おはよ。今日も可愛いね。キスしたい」
千紗都「暑いもんね」
奈都「暑いとキスしたくなるの?」
千紗都「暑いから頭おかしいこと言うのもわかるって意味だけど」
奈都「ひどいし!」
千紗都「数少ないアイデンティティだから大事にしてね」
奈都「残酷だ……」

  4

絢音「昨日、38度までしか行かなかったって!」
涼夏「体温超えたら同じだ」
絢音「地球には何度も40度アタックして欲しいね!」
涼夏「せんでいい。暑いの好きなの?」
絢音「全然?」
涼夏「すっごい好きそうな感じなのに」
絢音「涼夏ほど苦手じゃないね。青空綺麗だし」
涼夏「ポジティブだ」

  5

涼夏「私、制服で汗をかくのが嫌い」
千紗都「プールだと元気だもんね」
涼夏「Tシャツで通学したい」
千紗都「カニの」
涼夏「いや、カニのじゃなくていいけど」
千紗都「卒業まで我慢」
涼夏「高校卒業したら、もうちょっとオシャレなの着たいな」
千紗都「我が儘な女だ」
涼夏「カニは部屋着に」

  6

涼夏「名古屋港でみんなでセグウェイ乗りたい」
千紗都「またマニアックな遊びを見つけてきたね」
絢音「すぐ行こう」
涼夏「結構する」
絢音「決行する?」
千紗都「欠航? 港だけに」
涼夏「卒業してからかな」
絢音「セグウェイ自体が生産終了になったはずだから、心配だ」
涼夏「そうなの?」

  7

涼夏「お金さえあれば帰宅部でやりたいことはたくさんある」
千紗都「例えば?」
涼夏「リアル脱出ゲーム」
絢音「やりたい!」
千紗都「やりたいことリストを作ろう」
絢音「リビングにやりたいことボード置いて、みんな思い付いたら書くとか」
涼夏「面白そう!」

  8

絢音「Take your timeって英語を覚えた」
涼夏「千紗都と絢音が色々仕入れてくれるから、私の英語力はかわずのぼり」
絢音「なまずだね」
涼夏「どこで使うの?」
絢音「ごゆっくりって意味」
涼夏「トイレに入る時に使う」
絢音「トイレからは速やかに出て」
涼夏「確かにそうだ」

  9

涼夏「じゃ、また明日」
千紗都「帰宅部も、方向性の違いで解散か」
涼夏「方向性違うから! 違うのは方向!」
千紗都「帰る家が違う帰宅部なんて、違う曲を演奏してる吹奏楽部みたいなものだから!」
涼夏「そう?」
千紗都「そうでもない。じゃあ、また明日」

  10

涼夏「朝キャン、朝シャン、朝チュン、どれがいい?」
千紗都「朝キャンって何?」
涼夏「朝からキャンプ」
千紗都「嫌。朝チュンは?」
涼夏「朝からスズメがチュンチュン鳴いてる」
千紗都「可愛い。じゃあ、それで」
涼夏「千紗都と朝チュン」
千紗都「それ、主語はスズメでしょ?」

  11

千紗都「奈都可愛いな」
奈都「夏川って誰? 声優さん?」
千紗都「奈都、可愛いな! 耳がおかしいでしょ!」
奈都「そっちこそ、目がおかしいでしょ!」
千紗都「なんで! 奈都、可愛いじゃん!」
奈都「そんなわけないよね?」
千紗都「ひねくれてるなぁ」
奈都「どこが!」

  12

千紗都「お腹の赤ちゃん、撫でていい?」
奈都「いないから!」
千紗都「奈都って、宿さないよね」
奈都「約100%の人が宿さないから!」
千紗都「涼夏は宿しがち」
奈都「涼夏は約0%だから」
千紗都「奈都とは違うベクトルで頭がおかしい」
奈都「待って。さらっと私の頭がおかしいって言った?」

  13

絢音「このメイク真似したい! とか、あるの?」
涼夏「そうだね。最近はもっぱらYouTube」
絢音「そうなんだ」
涼夏「基本は真似だよ」
絢音「それはわかるかも。私は涼夏か千紗都の真似をしよう」
涼夏「絢音は絢音に似合うメイクを見つけよう。むしろ私が探す」
絢音「心強い」

  14

涼夏「板垣は死んだけど、何が死ななかった? 自由?」
絢音「まず、板垣退助を紐解こう」
涼夏「うん」
絢音「私の予想だと、板垣退助は毎日朝ご飯を食べていた」
涼夏「それ大事?」
絢音「凶悪犯罪人の実に100%近くがパンを食べたことがある!」
涼夏「そういうのじゃなくて!」
絢音「自由だよ」

  15

千紗都「シルクのナイトキャップが髪にいいらしい」
奈都「それをつけて寝てるチサは見たくないけど、さらさらツヤツヤのチサは好きだよ」
千紗都「美味しいところだけ持って行くから、陰で努力しろって言った?」
奈都「言ってないから!」
千紗都「枕カバー変えるだけでも違うって」
奈都「へー」

  16

千紗都「猫っぽい動きで奈都に構ってもらおう」
奈都「ワクワク」
千紗都「とりあえず、叩く」
奈都「痛い痛い!」
千紗都「飽きたように去る」
奈都「……」
千紗都「追いかけてよ」
奈都「猫なんて、追いかけても逃げるだけでしょ」
千紗都「それでも!」
奈都「面倒な猫だなぁ」

  17

千紗都「猫から甘え方を学んでる」
涼夏「夜寝てる時に、ベッドに潜り込んでくる千紗都可愛い」
千紗都「参考にする」
涼夏「首とか舐めてきたら可愛い」
千紗都「首を舐める」
涼夏「やってみる?」
千紗都「うん」
涼夏「どうぞ」
千紗都「……」
涼夏「しないし」
千紗都「猫だしね。気まぐれ」

  18

絢音「紀貫之から甘え方を学んでるって?」
千紗都「猫」
絢音「おいでおいでー」
千紗都「すりすり」
絢音「可愛い」
涼夏「私の時と違う!」
絢音「なでなで」
千紗都「ガブッ」
絢音「痛いっ!」
涼夏「結構本気で噛んだぞ?」
絢音「歯形がついた」
千紗都「猫っぽい?」
涼夏「甘えてるか?」

  19

千紗都「奈都、日焼け止めくらい塗ってる?」
奈都「うん」
千紗都「ならいいけど。ちゃんと塗ってる?」
奈都「たぶん」
千紗都「ならいいけど。塗り方とか勉強してる?」
奈都「えっ? それはしてない」
千紗都「我流なの!?」
奈都「日焼け止めの塗り方に流儀とかあるの?」
千紗都「知らない」

  20

奈都「過去と未来のすべてのチサを、この手で救いたい!」
千紗都「それは、金魚すくいみたいな感じ?」
奈都「そのすくうじゃない」
千紗都「まあ、過去はだいぶ助けられた。未来はどうだろう」
奈都「未来も助けるから!」
千紗都「そうなんだ。期待してるね」
奈都「うん」
千紗都「どうしたの?」

  21

千紗都「絢音と展示会に行ってから、奈都が一段とおかしい」
絢音「心打たれるものはあったね」
千紗都「感受性豊かだよね、あの子」
絢音「野阪千紗都は一つ上の領域にシフトして、ただの概念になっちゃったの」
千紗都「……」
絢音「野阪千紗都は、心で感じるものなの」
千紗都「絢音、大丈夫?」

  22

奈都「チサは、この宇宙と一切の因果関系がない存在なのに、何の違和感もなく私たちの世界に紛れ込んでるね」
絢音「うん。可愛い」
奈都「チサは、未知の力を発揮するそぶりをまったく見せないね」
絢音「未知の可愛さだけどね」
奈都「わかる。超越してる」
千紗都「大丈夫かな、この人たち……」

  23

千紗都「今朝、蝉が鳴いてた」
涼夏「千紗都が鳴かせたの?」
千紗都「うっわ、あいつ鳴いてる! だっさ! くすくす」
涼夏「完全にヤなヤツじゃん!」
千紗都「私は鳴かせてない」
涼夏「千紗都、そんなふうにハブられてたんだ……」
千紗都「いや、そんなふうじゃない」
涼夏「なら良かった」

  24

絢音「スリランカが破産したって」
涼夏「どこ? インドの方?」
絢音「そう。島国」
涼夏「日本」
絢音「マダガスカル」
涼夏「バルバドス」
絢音「なんでそんなマイナーなとこ来た?」
涼夏「海が綺麗」
絢音「フィジー」
涼夏「オーストラリア」
絢音「それは大陸」

  25

千紗都「おはよー」
奈都「おはよ。もじもじ」
千紗都「どうしたの?」
奈都「うん。昨日、チサのおっぱいのこと考えてたら、なんだか緊張して」
千紗都「そうなんだ。あっ、私落とし物したから、先に行ってて」
奈都「何を?」
千紗都「奈都のことを好きだった気持ち」
奈都「落とさないで!」
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

ツルギの剣

Narrative Works
青春
 室戸岬沖に建設された海上研究都市、深水島。  舞台はそこに立つ女子校、深水女子高等学校から始まる。  ある日、深水女子高等学校の野球部に超野球少女が入部した。  『阿倍野真希』と呼ばれる少女は、ささいなことから本を抱えた少女と野球勝負をすることになった。  勝負は真希が勝つものと思われていたが、勝利したのは本の少女。  名前を『深水剣』と言った。  そして深水剣もまた、超野球少女だった。  少女が血と汗を流して戦う、超能力野球バトル百合小説、開幕。 ※この作品は複数のサイトにて投稿しています。

百合短編集

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

私がガチなのは内緒である

ありきた
青春
愛の強さなら誰にも負けない桜野真菜と、明るく陽気な此木萌恵。寝食を共にする幼なじみの2人による、日常系百合ラブコメです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

義姉妹百合恋愛

沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。 「再婚するから」 そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。 次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。 それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。 ※他サイトにも掲載しております

美人生徒会長は、俺の料理の虜です!~二人きりで過ごす美味しい時間~

root-M
青春
高校一年生の三ツ瀬豪は、入学早々ぼっちになってしまい、昼休みは空き教室で一人寂しく弁当を食べる日々を過ごしていた。 そんなある日、豪の前に目を見張るほどの美人生徒が現れる。彼女は、生徒会長の巴あきら。豪のぼっちを察したあきらは、「一緒に昼食を食べよう」と豪を生徒会室へ誘う。 すると、あきらは豪の手作り弁当に強い興味を示し、卵焼きを食べたことで豪の料理にハマってしまう。一方の豪も、自分の料理を絶賛してもらえたことが嬉しくて仕方ない。 それから二人は、毎日生徒会室でお昼ご飯を食べながら、互いのことを語り合い、ゆっくり親交を深めていく。家庭の味に飢えているあきらは、豪の作るおかずを実に幸せそうに食べてくれるのだった。 やがて、あきらの要求はどんどん過激(?)になっていく。「わたしにもお弁当を作って欲しい」「お弁当以外の料理も食べてみたい」「ゴウくんのおうちに行ってもいい?」 美人生徒会長の頼み、断れるわけがない! でも、この生徒会、なにかちょっとおかしいような……。 ※時代設定は2018年頃。お米も卵も今よりずっと安価です。 ※他のサイトにも投稿しています。 イラスト:siroma様

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

処理中です...