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抹殺対象
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下半身が潰された。とても気持ちが悪い......
痛いのには慣れた。そう、慣れたのだ。
そうなんだけれども、意識がある状態で身体を潰されるのはキッツい。
何度か潰されたりしてるから潰される感覚にも慣れてるのでは? と思われそうだが、実はそうではない......自分の身体がグチュッと逝く感覚には、何度やっても慣れそうにないくらいの不快感が襲ってくる。
そのギリギリ我慢出来なさそうな気持ち悪さをどうにかして我慢し、自分の上に乗った豚鬼の無防備な首に手を掛ける。
「全身潰せなくて残念だったね。もし今ので全損させられてたらお前の勝ちだったけど......中途半端にしか潰すことが出来なかったお前負けだよ」
自分の言葉が聞こえているのか、理解しているのかはわからないがそう声を掛けてから一息に首をひきちぎった。
そこから急いで豚鬼の傷口に手を突っ込み、血を吸い出して軽くしてから身体の上から退かす。
『レベルが2上がりました』
潰された下半身の再生を待ちながらレベルアップを告げるアナウンスを聞く。ようやく下半身の感覚が戻ってきた。
「......パンツとズボンの中が血と体液かなんかでぐっちゃぐちゃだ......気持ち悪ぅ......」
切り離されてない時はこんな風になるんだね。これからはプレス系の攻撃は何がなんでも避けよう。そう誓った。
「一旦前の部屋に戻って洗おう......このまま行くのはさすがに嫌だ。今度あの豚鬼に遭遇したときは叩きつけか突きで仕留めよう......」
勝利もレベルアップも喜べず、ゲンナリした気分のまま部屋に戻って洗濯。下半身だけ脱いだ残念な格好で汚してしまった下着を洗うような真似をするなんて......と余計に気分が凹んでしまったのは言うまでもない。
オーガオーク、オーガ、オーク......この三種類は見つけ次第殺す。敵がたくさん居たとしても、最初に殺す。
「はぁ......自分のだからまだマシだけど......血と体液ってなかなか落ちないんだなぁ......はぁ......」
物理攻撃力が洗濯をするのにも作用してくれているので汚れは落としやすい。だけどやっぱり洗濯力よりも物理攻撃力の方が強すぎるので初手でパンツが嫌な音を立てたから、細心の注意を払いながら洗うハメになりかなり疲れたが、最後の方には慣れたのかやりやすくなっていた。
「乾くまで寝よう......色々と疲れた......」
ヌンチャクを壁に突き刺して物干し竿にしてそこに干した。ではおやすみなさい。
◆◆◆
「んっ......どれくらい寝たかな? 洗いものはっと......おし、だいぶ乾いてる」
生乾きといえる程度の乾き具合いだったが先程までのお漏らし状態を体験しているので、もうこれは完全に乾いていると言っても過言ではないと思えるくらいになっている。
「よし......行くか」
気を取り直して二回目の五十一層へと進んだ。
「フンっ!!」
醜悪な狼人間の巣窟と化していた五十一階層。
もちろんサーチアンドデストロイを実行していく。
──────────────────────────────
アークウルフ(ウー)マン
レベル:65~68
──────────────────────────────
若干狼寄りの動きをする人間と思ってもらえばいい。コイツらは自分と相性がいいのか、楽に倒せるボーナスステージだ。
土属性を持っているのか土の弾丸や汚泥もそこそこ飛んでくるが、これらも全く驚異にはならない。
「キャインッ」
「ガウァーー」
金砕棒とヌンチャク棒フォルムを使い、無双ゲームのようにバッサバッサと倒していく。
数だけは非常に多かったので時間は結構掛かってしまったが、被弾したのは両手で数えられる程度に抑えられたから血液的にも経験値的にもとても美味しい階層だったと言える。
ワーウルフの集落みたいな階層だったから余計に気になる。この階層の門番的なあの豚鬼は本当になんだったんだろうか......
『レベルが5上がりました』
よしよし、順調にあがってる。レベルも上がり難くなってきてるし、こういう経験値がそこそこ高くて数が多い楽な敵はいいな。
血を吸い取り、使えそうなアイテムを回収。
最後に魔法の訓練を兼ねてモンスターの死体を燃やした。
火炎放射器のように炎を出そうとするも、今の自分に出来たのは身体か武器に炎を纏わせるだけだったので、仕方なく毛皮に火をつけて燃やす。ただの放火魔だった。
「悔しいから道中で練習してみよう......ダメだったら最悪ババアか悪魔さんにポイントを払って魔法を教えてもらうしかないかなぁ......」
飛ばせないならただ任意で起こせる人体発火現象でしかない。ここに来て今まで魔法をほとんど使ってこなかったツケが回ってくるとは......
「はぁ......次に行こう......」
イマイチ気分が上がらない。モチベーションを上げるのが難しい。
下に降りるまでに切り替えなきゃ......
◆◇原初ノ迷宮第五十二層◇◆
階段を降りた先にまた門番的な存在が居るかもしれない。そう思いながら気を張って進むも今回はそんなモノは居なかった。拍子抜けだ。
でも敵はたくさん居るのが感じられる。
敵と戦う前にポイントを使って敏捷と物攻を上げておく。本当に敏捷さんは有能。敵が多くても強くても、当たらなければどうって事ないからね。
スキルは数個レベルが上がっいたが、一つよくわからないのがある。あと何か洗濯ってのも生えていた。嬉しいけどそういうのもスキルになるのね......知らなかったよ。
種族は......無視しよう。アレは知らない子。
「よし! これでいいか。さぁ張り切って殺るぞー!!」
強引にテンションを上げ先へ進む――
「アハハッ......無理にテンション上げる必要なかったね!! さァ死ね豚野郎共!!!」
進んだ先にはオークがたくさん居た。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
悪魔闘人
Lv:67→74
HP:100%
MP:100%
物攻:130→140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:130→140
幸運:10
残SP:6→20→0
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残226.1L
不死血鳥
部分魔化
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv7
鈍器(統)Lv1
棒術Lv5
小剣術Lv4
簡易鑑定
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv6
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv4
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
鬼蜘蛛糸の耐刃シャツ
快適なパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック
厚手の肩掛け鞄
微速のベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
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痛いのには慣れた。そう、慣れたのだ。
そうなんだけれども、意識がある状態で身体を潰されるのはキッツい。
何度か潰されたりしてるから潰される感覚にも慣れてるのでは? と思われそうだが、実はそうではない......自分の身体がグチュッと逝く感覚には、何度やっても慣れそうにないくらいの不快感が襲ってくる。
そのギリギリ我慢出来なさそうな気持ち悪さをどうにかして我慢し、自分の上に乗った豚鬼の無防備な首に手を掛ける。
「全身潰せなくて残念だったね。もし今ので全損させられてたらお前の勝ちだったけど......中途半端にしか潰すことが出来なかったお前負けだよ」
自分の言葉が聞こえているのか、理解しているのかはわからないがそう声を掛けてから一息に首をひきちぎった。
そこから急いで豚鬼の傷口に手を突っ込み、血を吸い出して軽くしてから身体の上から退かす。
『レベルが2上がりました』
潰された下半身の再生を待ちながらレベルアップを告げるアナウンスを聞く。ようやく下半身の感覚が戻ってきた。
「......パンツとズボンの中が血と体液かなんかでぐっちゃぐちゃだ......気持ち悪ぅ......」
切り離されてない時はこんな風になるんだね。これからはプレス系の攻撃は何がなんでも避けよう。そう誓った。
「一旦前の部屋に戻って洗おう......このまま行くのはさすがに嫌だ。今度あの豚鬼に遭遇したときは叩きつけか突きで仕留めよう......」
勝利もレベルアップも喜べず、ゲンナリした気分のまま部屋に戻って洗濯。下半身だけ脱いだ残念な格好で汚してしまった下着を洗うような真似をするなんて......と余計に気分が凹んでしまったのは言うまでもない。
オーガオーク、オーガ、オーク......この三種類は見つけ次第殺す。敵がたくさん居たとしても、最初に殺す。
「はぁ......自分のだからまだマシだけど......血と体液ってなかなか落ちないんだなぁ......はぁ......」
物理攻撃力が洗濯をするのにも作用してくれているので汚れは落としやすい。だけどやっぱり洗濯力よりも物理攻撃力の方が強すぎるので初手でパンツが嫌な音を立てたから、細心の注意を払いながら洗うハメになりかなり疲れたが、最後の方には慣れたのかやりやすくなっていた。
「乾くまで寝よう......色々と疲れた......」
ヌンチャクを壁に突き刺して物干し竿にしてそこに干した。ではおやすみなさい。
◆◆◆
「んっ......どれくらい寝たかな? 洗いものはっと......おし、だいぶ乾いてる」
生乾きといえる程度の乾き具合いだったが先程までのお漏らし状態を体験しているので、もうこれは完全に乾いていると言っても過言ではないと思えるくらいになっている。
「よし......行くか」
気を取り直して二回目の五十一層へと進んだ。
「フンっ!!」
醜悪な狼人間の巣窟と化していた五十一階層。
もちろんサーチアンドデストロイを実行していく。
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アークウルフ(ウー)マン
レベル:65~68
──────────────────────────────
若干狼寄りの動きをする人間と思ってもらえばいい。コイツらは自分と相性がいいのか、楽に倒せるボーナスステージだ。
土属性を持っているのか土の弾丸や汚泥もそこそこ飛んでくるが、これらも全く驚異にはならない。
「キャインッ」
「ガウァーー」
金砕棒とヌンチャク棒フォルムを使い、無双ゲームのようにバッサバッサと倒していく。
数だけは非常に多かったので時間は結構掛かってしまったが、被弾したのは両手で数えられる程度に抑えられたから血液的にも経験値的にもとても美味しい階層だったと言える。
ワーウルフの集落みたいな階層だったから余計に気になる。この階層の門番的なあの豚鬼は本当になんだったんだろうか......
『レベルが5上がりました』
よしよし、順調にあがってる。レベルも上がり難くなってきてるし、こういう経験値がそこそこ高くて数が多い楽な敵はいいな。
血を吸い取り、使えそうなアイテムを回収。
最後に魔法の訓練を兼ねてモンスターの死体を燃やした。
火炎放射器のように炎を出そうとするも、今の自分に出来たのは身体か武器に炎を纏わせるだけだったので、仕方なく毛皮に火をつけて燃やす。ただの放火魔だった。
「悔しいから道中で練習してみよう......ダメだったら最悪ババアか悪魔さんにポイントを払って魔法を教えてもらうしかないかなぁ......」
飛ばせないならただ任意で起こせる人体発火現象でしかない。ここに来て今まで魔法をほとんど使ってこなかったツケが回ってくるとは......
「はぁ......次に行こう......」
イマイチ気分が上がらない。モチベーションを上げるのが難しい。
下に降りるまでに切り替えなきゃ......
◆◇原初ノ迷宮第五十二層◇◆
階段を降りた先にまた門番的な存在が居るかもしれない。そう思いながら気を張って進むも今回はそんなモノは居なかった。拍子抜けだ。
でも敵はたくさん居るのが感じられる。
敵と戦う前にポイントを使って敏捷と物攻を上げておく。本当に敏捷さんは有能。敵が多くても強くても、当たらなければどうって事ないからね。
スキルは数個レベルが上がっいたが、一つよくわからないのがある。あと何か洗濯ってのも生えていた。嬉しいけどそういうのもスキルになるのね......知らなかったよ。
種族は......無視しよう。アレは知らない子。
「よし! これでいいか。さぁ張り切って殺るぞー!!」
強引にテンションを上げ先へ進む――
「アハハッ......無理にテンション上げる必要なかったね!! さァ死ね豚野郎共!!!」
進んだ先にはオークがたくさん居た。
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吉持ㅤ匠
悪魔闘人
Lv:67→74
HP:100%
MP:100%
物攻:130→140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:130→140
幸運:10
残SP:6→20→0
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残226.1L
不死血鳥
部分魔化
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv7
鈍器(統)Lv1
棒術Lv5
小剣術Lv4
簡易鑑定
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv6
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv4
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
鬼蜘蛛糸の耐刃シャツ
快適なパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック
厚手の肩掛け鞄
微速のベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
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